名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミックならイナグマ歯科

名古屋市天白区の歯医者【イナグマ歯科】は、審美歯科治療、セラミックで評判、おすすめの歯医者です。
虫歯治療、歯周病、顎関節症治療、口腔がん検診も行う歯医者です。
 

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セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには?

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名古屋市天白区にある歯医者 院長 歯学博士 稲熊尚広です。
セラミック治療を受けたあと、セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには、食事や日頃のお手入れに注意が必要です。セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べたり、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。食事の際には特に注意しましょう。

また、日頃のお手入れも、セラミックの状態を保つ上で重要です。
セラミックは耐久性に優れていますが、瞬間的に強い衝撃が加わると破損するリスクがあります。

セラミック治療後の食事に関する注意点

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治療から3時間経過してから食事する

セラミック治療後、3時間ほど経過してから食事したほうがよいとされています。時間は治療内容と麻酔の使用に大きく左右されます。

麻酔は、痛みの度合いや患者様の耐性に応じて使用されるため、効果の持続時間には個人差があり、1時間から5時間程度麻酔が効いている場合があります。こどもの場合は使用量が少ないので約1~2時間程度麻酔が効いています。

虫歯治療で麻酔を使用したあとは、2~3時間待ってから食事したほうがよいでしょう。重要なのは、口内のしびれが完全になくなり、感覚が正常に戻ってから食事することです。

麻酔を使用せずに詰め物や被せ物をした場合は、使用されたセメントが固まるまでの約60分は食事を避けましょう。治療した部分を安定させ、持続性を高めるために重要です。

治療後24時間は硬いものを食べない

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セラミックは、歯科専用のレジンセメントというセラミックに特化した接着剤で装着するのが一般的です。紫外線光によってすぐに固まりますが、あくまでも初期固定の段階で完全には硬化してません。

セメントの種類によっては、完全に固まるまでに最大24時間かかることがあります。そのため、セラミックを装着した直後は、硬い食べ物は避けたほうがよいでしょう。

硬い食べ物を完全に避けることは難しいので、治療後24時間は反対側の歯で食事するように心がけてください。セラミックとご自身の歯が完全に一体化したあとは、いつもどおり食事を楽しめます。

また、セラミックを装着した直後は、歯と歯の間にきつさを感じることがあります。セラミックが適切に適合し、正しい位置にある場合でも起こり得ることです。

通常、数日で慣れて気にならなくなるので、治療部位を触ることは避けてください。

24時間が経過しても極端に硬いものは避ける

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セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べると、セラミック部分が破損するリスクがあります。例えば、アーモンドや氷のような食べ物は、強く噛むことでセラミックにダメージを与える可能性があります。硬いせんべいなども同様に、歯が欠けやすいため注意が必要です。

セラミックは日常的な使用による負荷には耐えられますが、瞬間的に大きな力がかかると欠けることがあります。治療後は極端に硬い食べ物を避け、セラミックに過度な負担をかけないようにしましょう。
 

刺激を与えない

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刺激の強い食べ物や飲み物は避けましょう。具体的には、硬い食べ物や辛い食べ物、熱いもの、冷たいものの摂取を控えることをお勧めいたします。

歯がしみる場合、歯磨きを避けようとするかもしれません。

しかし、口内を清潔に保つことは、細菌の増殖を防ぐうえで非常に重要です。歯磨きは優しく、かつ丁寧に行いましょう。

痛みやしみる症状があっても、適切なオーラルケアを続けることで症状が改善されることがあります。

歯周病治療を受ける

定期検診

セラミック治療後に歯が痛む・しみるなどの症状が現れた場合、歯茎の退縮によって神経が露出している可能性があります

歯周病治療によってセラミック周辺の歯茎の状態が改善されれば、症状も軽減することが可能です。

虫歯治療を受ける

子供むし歯

 

セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れた場合、二次虫歯の可能性があります。特に、噛み合わせに問題がなく、治療からしばらく時間が経過してから症状が現れた場合は、二次虫歯の可能性が高いです。

 

ナイトガードを装着する

スポーツマウスを作りたい

歯ぎしりや食いしばりがある方は、セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れる可能性があります。ナイトガードを装着して、歯にかかる負荷を軽減しましょう。

ナイトガードは、就寝中に使用するマウスピースのことで、歯や顎にかかる力を和らげるクッションの役割を果たします。

歯ぎしりや食いしばりは、セラミック治療を受けた歯だけでなく、歯茎や顎関節にも悪影響を及ぼす可能性があります。放置するとさまざまな問題を引き起こすため、ナイトガードの装着を検討しましょう。

神経を除去する

根の先から膿が出る

痛む・しみる症状が改善されないときは、神経を除去することも検討する必要があります。神経を取り除くと痛みなどの感覚がなくなるので、虫歯の進行に気づきにくくなります。また、神経がなくなった歯は栄養を受け取ることができず、脆くなり欠けやすくなります。歯の寿命を縮める要因となるため、可能であれば神経は残すことが望ましいのですが、耐え難い痛みやしみる症状が続き、ほかの治療で改善されない場合、神経を除去することが最良の選択肢となります。

セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】までご相談ください。

セラミックの歯を割れないようにする方法

セラミックの歯を割れないようにするには、次のような方法があります。

1.歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着する

2.硬い食べ物を頻繁に食べる場合は、セラミックを入れていない側で噛むなど注意する

3.堅焼のおせんべいやアメを噛み砕いたりするのは控える

4.かみ合わせが悪い場合は、定期的に歯科を受診してかみ合わせに問題がないかこまめにチェックを行う

セラミックは硬い素材ですが、衝撃には強くありません。かみ合わせが悪いと、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているため、セラミックの歯が割れてしまう可能性が高くなります。また、セラミックの製造過程での精密加工の不備や欠陥がある場合、歯の強度が低下して割れたり欠けたりすることがあります。
セラミック歯の寿命は長く、10年以上持つのが一般的ですが、ケアの状況や取り扱いが悪かったりすると、比較的早くに寿命を迎えることもあります。セラミック歯が割れたり欠けたりした場合は、早めに歯科医師に相談し、適切な治療を行うことが必要です。

セラミックの歯が割れる原因

セラミックの歯が割れる原因として多いのは、かみ合わせが悪いことです。セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃がかかった際に十分に吸収できず、欠けたり割れたりすることがあります。かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。
セラミックはお茶碗や湯のみと同じで硬度は高いものの、落としたり強い衝撃が外部から与えられると割れてしまうことがあります。 そのため、かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。

セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。 セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
また、セラミックは保険診療の補綴物の素材と比べると、非常に頑丈で劣化しにくいですが、それでも長期間使用し続けると徐々に劣化が進みます。劣化したセラミックに噛み合わせの力が加わることで、割れる、欠ける、といったトラブルが起こります。
セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 
 歯学博士 稲熊尚広 までご相談くださ
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2024年04月29日 20:20

セラミッククラウンについて

オールセラミッククラウン

ジルコニアオールセラミッククラウンってなに?

ジルコニアオールセラミッククラウンとは、内側部分にジルコニア(酸化ジルコニウム)を使用し、上からセラミック(陶器)を焼き付けて作製された被せ物(クラウン)です。 ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれ、強度が高く、耐久性に優れています。ジルコニアのキャップにセラミックを焼き付けたジルコニアオールセラミッククラウンと、冠全体がジルコニア素材で出来たフルジルコニアクラウンの2種類があります。 ジルコニアオールセラミッククラウンは、透明感があり、歯の色調の再現性が高いセラミックを焼き付けて審美性のある素材です。色はどんな色でも可能で、透明感のあるグラデーションのある自然な歯の色に再現できます。

ジルコニアオールセラミッククラウンのメリットはなに?

1.天然の歯に近い美しさがあり、天然の歯と見分けがつかないほど白く綺麗です。

2.清潔感のある白い歯が可能。

3.好みの色調を出すことができ、歯の色調再現性に優れています。表面は透き通ったような透明感があり、歯全体のグラデーションや自然な艶・光沢のある質感、歯の白さ・明るさを自由に表現、デザインすることが可能。

4.天然歯との境目がきれい

5.経年経過でほとんど着色、変色がない
6.汚れや歯垢(プラーク) が付着しにくい
7.品質は長期に安定し、虫歯になりにくい
8.金属アレルギーのリスクがない
9.素材に金属を一切使用していないので、銀歯のように歯の根元や歯茎が黒くなることがない
10.審美性とかみ合わせも抜群という機能性を兼ね備えている
11.汚れがつきにくく、変色しにくいため、歯周病にもなりにくく、歯や歯ぐきをキレイな状態を長期間保つことができる
12.耐久性があり、丈夫な素材

ジルコニアオールセラミッククラウンのデメリットはなに?

1.極度に強い衝撃を受けると割れることがごくまれにある
2.自費診療のため費用が高額

セラミッククラウンの寿命はどれぐらい?

セラミッククラウンの寿命は、セラミックの種類や個人差によって異なりますが、一般的には10年〜20年くらい使用できるケースが多いです。 ジルコニアセラミックの寿命は、耐久性の高さから10年〜20年程度です。ジルコニアセラミックは、天然歯よりも硬いため、噛み合う歯を痛めてしまう可能性があります。
寿命は10年程度ですが、素材自体が寿命を迎えるわけではなく、接着に使用した歯科用セメントの劣化や歯ぐきの退縮により審美的に問題が出て、交換することが多いです。
ジルコニアはセラミックの中で最も硬く、耐久性に優れています。
耐久性が高いため、前歯や奥歯など幅広い範囲で使用できます。また、インプラントの人工歯の部分やブリッジとしても使用されています。 ジルコニアとセラミックはどちらもセラミックですが、強度や色調が異なります。
前歯に適しているのはセラミック、奥歯に適しているのはジルコニアと言えます。
前歯に向く見た目の自然さ、美しさはセラミックが優れ、物を噛む役目の奥歯は強度面でジルコニアの方が優れているためです。
ジルコニアはセラミックよりも強度に優れるため、顔に強い衝撃を受けても割れる心配がほとんどありません。
一方、オールセラミックの強度はジルコニアや銀歯に劣るため、強い衝撃を受けたときに割れる可能性があります。

前歯には、オールセラミッククラウンの方がいい?

前歯をオールセラミックにすることで、口元の美しさを際立たせてくれます。では、オールセラミックとは、どのような素材なのでしょうか?
誰にでも適用性があるのでしょうか?
 オールセラミックの治療とは、金属を使わずに白いセラミック製の被せ物で治療を行う方法です。自然な白さで、金属アレルギーの方でも安心して治療が受けられることが嬉しいポイントです。美しく白い前歯であなたも笑顔にさらに自信が持てるはずです。


 まとめ

この記事では、前歯のオールセラミックの治療についてご紹介してきました。美しい前歯で自信のある笑顔を取り戻したい人には、適した治療方法といえるでしょう。また、歯の変色が気になっていた方にもおすすめです。前歯でお悩みの方は、ぜひ一度、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】に相談してみてください。
 

2024年01月01日 21:55

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イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
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