名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミックならイナグマ歯科

名古屋市天白区の歯医者【イナグマ歯科】は、審美歯科治療、セラミックで評判、おすすめの歯医者です。
虫歯治療、歯周病、顎関節症治療、口腔がん検診も行う歯医者です。
 

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歯医者で行ったセラミック治療症例:50代女性 古くて目立ちやすい銀歯を審美性があり虫歯になりにくい素材のセラミックで修復した症例

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名古屋 天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。

名古屋市天白区にあるイナグマ歯科では、患者様の美しい口元と健康を守るため、最先端の治療方法を提供しています。今回ご紹介するのは、50代女性患者様の「銀歯の審美的な改善と虫歯予防」を目的としたセラミックインレー治療の症例です。

この患者様は、古くて目立ちやすい銀歯が外れ、見た目と機能性に不安を感じておられました。特に、銀歯の色味が他の歯と異なり、笑顔を見せる際に気になることがありました。さらに、パラジウムインレー(銀の詰め物)は経年劣化により、歯と詰め物の境目が剥がれやすく、虫歯が再発するリスクが高まります。そこで、患者様には審美性が高く、虫歯に強い素材である「ジルコニアインレー」を提案し、治療を進めました。

治療は、まず銀歯を丁寧に取り除き、その後、虫歯の有無を確認しながら治療を行いました。精密な型取りを行い、患者様の歯にぴったりと合ったジルコニアインレーを製作。最終的には、接着力と耐久性の高いレジンセメントを用いて、患者様の歯を美しく修復しました。

治療後は、患者様にご満足いただける仕上がりとなり、見た目の美しさと機能性が大きく改善されました。このように、イナグマ歯科では、患者様のニーズに合わせた最適な治療法を提供し、より良い口腔環境を実現しています。

 

50代女性 古くて目立ちやすい銀歯を審美性があり虫歯になりにくい素材のセラミックインレーで修復した症例

before

治療前の金属の詰め物
治療途中

治療中の口腔内の歯の状態
after

治療後のセラミック歯を入れた状態

 

ご相談内容

「銀歯が1本はずれたのと昔治療した銀歯の下に虫歯ができていないか心配。古い銀歯で見た目も気になるので取り替えたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下の奥歯1本は、はずれ、もう1本は銀の詰め物「パラジウムインレー」が装着されており、周囲の歯と色味が異なるため目立っていました。
パラジウムインレーは強度が高くはずれにくい特徴がありますが、経年劣化により詰め物と歯の境目からはがれることがあり、虫歯が再発しやすい傾向にあります。

以上のことから、古い詰め物を除去して虫歯の有無を確認したのち、虫歯になりにくい材質での再治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

パラジウムインレーのメリット・デメリットを丁寧に説明したところ、患者様はお口を開けた際に見えやすい手前側2本の治療を希望されました。そこで銀の詰め物を取り除いたあと、劣化しにくく抗菌性にも優れた白い陶材「セラミック」で新たに詰め物を作製する方法を提案し、同意いただきました。

なお、今回はセラミックの中でも特に強度が高医者「ジルコニアインレー」を選択しています。

まず、痛みを抑えるために局所麻酔をし、左下奥歯1本の古い詰め物を取り除きました。その際、詰め物の下で虫歯の再発が認められたため、虫歯のみを染める薬液「う蝕検知液」を使用しながら丁寧に除去しました。

歯の形を整えたあと、削った部分がしみないよう歯の神経に近い組織「象牙質」を保護する「コーティング剤」を塗布しています。
次に、精度の高い詰め物を作製するため、細部まで再現でき変形しにくい「シリコーン印象材」で精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。

約1週間後、完成したジルコニアインレーが歯にぴったりと合っていることを確認し、噛み合わせを丁寧に調整してから、接着強度を高めるため以下の前処理を行いました。

詰め物:タンパク質を除去して接着面を加工する「エッチング処理」のあと、無水エタノールに浸した超音波洗浄
詰め物を装着する歯:歯の一番外側の層である「エナメル質」にエッチング処理を施し、象牙質に接着効果のある「ボンディング処理」

最後に接着力と耐久性のある「レジンセメント」を用いて詰め物を歯に装着し、噛み合わせにも問題がないことを確認して治療を終了しています。

この治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

  • 年齢・性別50代女性
  • 診療種別自由診療
  • 治療期間の目安約1週間
  • 治療回数の目安3回
  • 治療費総額の目安170,000円(税抜き)
    (ジルコニアインレー2本 )

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

 

目次

  1. はじめに:50代女性の歯科治療事例
  2. 銀歯の審美的な問題と虫歯リスク
    • 銀歯の目立ちやすさ
    • パラジウムインレーの問題点
  3. ジルコニアインレーとは?
    • セラミック治療のメリット
    • ジルコニアインレーの特徴
  4. 治療前のカウンセリングと診断
    • 相談内容と診断結果
    • 患者様のご希望に沿った治療計画
  5. 治療過程と使用した技術
    • 麻酔と古い詰め物の除去
    • 虫歯の再発防止と治療方法
    • 精密な型取りと仮詰め
  6. ジルコニアインレーの装着と仕上げ
    • 高精度な接着技術
    • セラミックの強度と耐久性
  7. 治療後の結果と患者様の反応
    • 仕上がりの美しさと機能性
    • 患者様からの感想
  8. 治療のリスクとアフターケア
    • 治療後の注意点
    • 定期的なメンテナンスの重要性
  9. まとめとイナグマ歯科の特徴
    • 患者様のニーズに合った最適な治療
    • 高い技術力と安心感を提供

1. はじめに:50代女性の歯科治療事例

名古屋市天白区のイナグマ歯科では、患者様一人一人に最適な治療を提供するため、最新の歯科治療技術を導入しています。本記事では、50代女性患者様の治療事例を紹介します。この患者様は、長年使用していた銀歯に不満を感じており、見た目や機能面で改善を希望されました。

治療内容は、銀歯を取り外し、虫歯が再発しにくい素材である「ジルコニアインレー」を使用して修復する方法です。この治療は、美しい仕上がりを提供するだけでなく、健康を守るためにも非常に効果的です。


2. 銀歯の審美的な問題と虫歯リスク
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銀歯の目立ちやすさ

長年使用してきた銀歯は、他の歯と色が異なり、特に笑ったときに目立つことが多いです。患者様の多くが、この見た目に不満を持っていることがあります。笑顔を見せる際に銀歯が目立つことは、心理的なストレスの原因にもなり得ます。

パラジウムインレーの問題点

パラジウムインレーは、強度が高く、長期間使用できる詰め物ですが、経年劣化によって歯と詰め物の境目が剥がれやすくなり、虫歯が再発しやすい傾向があります。さらに、銀歯は金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、長期的な使用に不安を感じる患者様も多いです。


3. ジルコニアインレーとは?

セラミック治療のメリット

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ジルコニアインレーは、セラミックの一種で、従来の金属の詰め物と比較して、非常に高い審美性と耐久性を兼ね備えています。金属ではなく、白色のセラミックを使用することで、他の歯と自然に調和します。これにより、笑顔に自信を持ち続けることができるようになります。

ジルコニアインレーの特徴

ジルコニアインレーは、非常に強い材料であり、金属よりも耐久性が高いと言われています。さらに、抗菌性にも優れており、虫歯の再発を防ぎやすいのが特徴です。また、金属アレルギーの心配がなく、口内環境をより健康的に保つことができます。


4. 治療前のカウンセリングと診断

患者様は、銀歯の色と目立ちやすさ、そして虫歯が再発するリスクを懸念されていました。診察の結果、左下の奥歯にあった銀歯が外れ、もう1本の銀歯も色が周囲の歯と異なり、目立っている状態でした。特に、パラジウムインレーは、経年劣化によって歯と詰め物の境目から剥がれやすく、虫歯の再発リスクが高まるため、取り除いて新たな治療が必要と判断されました。


5. 治療過程と使用した技術

治療は、まず局所麻酔を行い、銀歯を慎重に取り除きました。取り外した後、虫歯の再発が見つかったため、専用の薬液「う蝕検知液」を使用して虫歯部分を丁寧に除去しました。その後、歯の形を整え、象牙質を保護するコーティング剤を塗布しました。

精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。


6. ジルコニアインレーの装着と仕上げ

約1週間後に完成したジルコニアインレーが患者様の歯にぴったりとフィットすることを確認し、噛み合わせを調整しました。接着力を高めるため、詰め物と歯の接着面にエッチング処理とボンディング処理を施しました。最終的に、レジンセメントを使用してインレーをしっかりと装着し、治療を終了しました。


7. 治療後の結果と患者様の反応

治療後、患者様からは「見た目が自然で、他の歯とほぼ同じ色で仕上がっているので、自信を持って笑顔を見せられるようになった」と大変満足していただきました。また、噛み合わせにも問題はなく、機能面でも問題なく使用されています。


8. 治療のリスクとアフターケア

治療後にはいくつかのリスクが伴います。例えば、治療中に痛みが生じることがあります。また、治療後に神経が過敏になり、しばらく痛みが生じる場合もあります。しかし、これらのリスクは適切なケアと定期的な歯科検診で予防できます。


9. まとめとイナグマ歯科の特徴

まとめ

イナグマ歯科では、患者様のご要望をしっかりと理解し、最適な治療法を提供することを心がけています。ジルコニアインレーを使用した治療は、審美性だけでなく、機能性も兼ね備えた治療方法として、多くの患者様に喜ばれています。高度な技術と最新の設備を駆使し、常に患者様の健康と美しさを守るために尽力しています。


このように、イナグマ歯科の治療は、見た目の美しさと機能性を両立させることができ、患者様の自信を取り戻すお手伝いをしています。治療に関するご相談は、ぜひ一度イナグマ歯科にお越しください。

審美歯科治療・セラミック治療なら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・セラミックのイナグマ歯科までご相談ください。

監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年12月11日 21:05

セラミック歯インレーで修復した症例:60代女性 金属詰め物が何度もはずれ、その下にできた大きな虫歯を除去し強度の高いジルコニアで修復した症例

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名古屋 天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
60代女性 金属詰め物が何度もはずれ、その下にできた大きな虫歯を除去し強度の高いジルコニアで修復した症例です。

名古屋市天白区のイナグマ歯科では、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。今回ご紹介するのは、60代女性の方の症例で、何度も外れてしまった金属の詰め物に悩んでいた方が、当院で強度に優れたジルコニアでの修復を受けられたケースです。

この患者様は、他の歯科医院で治療された保険の金属の詰め物が何度も外れてしまい、その下で進行した虫歯が再発していました。虫歯が神経近くまで進んでいたため、冷たいものにしみる症状が現れており、放置しておくと痛みが悪化し、最終的には歯を失うリスクも高くなっていました。この状態に対し、当院では精密な診断と、耐久性の高いジルコニアを使用したセラミック治療をご提案しました。

当院の治療は、ただの詰め物の交換にとどまらず、虫歯の進行をしっかり取り除いた後、神経を温存するための配慮もしています。さらに、ジルコニアの特長である強度と耐久性を活かし、患者様の日常生活に支障をきたさないような治療を行いました。治療を通じて、再発リスクの低い、より長持ちする歯を提供できることを目指しています。

金属インレーがはずれて虫歯がある状態

before:保険の金属の詰め物が外れた。保険の金属の詰め物の下に虫歯を発見。

治療途中で虫歯を除去した状態

治療途中:虫歯除去し、修復。

治療後の歯:セラミックの詰め物をセットした状態

after:セラミックであるジルコニアインレーをセット。

ご相談内容

「他の歯医者で作製した保険の金属の詰め物が何度も付けてもらったが、すぐとれるので見てほしい。」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右うえの奥歯が保険の金属の詰め物「金属インレー」で治療されていましたが、レントゲン検査で虫歯の再発が認められました。虫歯は神経近くまで広がっていたため、冷たいものがしみる症状が出ていました。

虫歯が進行して神経に達すると、何もしなくても痛むようになる可能性や、最終的には歯を失うおそれもあるため、早急な治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を取り除いて神経を温存する処置をし、しばらく様子を見て痛みが出ないか確認したあと、新しい詰め物で治療する計画を立てました。

詰め物の素材として、白い陶材「セラミック」の中でも虫歯再発のリスクが低く、特に耐久性に優れ奥歯の噛みしめにも対応できる「ジルコニア」を提案しました。さらに、噛む面を覆うように広範囲を修復する詰め物「インレー」にすることで強度を高める方法を説明し、治療に同意いただいています。

まず、痛みを抑えるための麻酔をしてから虫歯を除去し、次に虫歯部分を染め出す薬液「う蝕検知液」を使用して丁寧に虫歯を取り除きます。
神経は温存できる状態だったため、歯の形を整え、削った部分がしみないよう神経に近い組織「象牙質」を保護するコーティングを施しました。そのあと細部まで正確に再現できる「シリコーン印象材」で精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。

約1週間後、完成した詰め物が歯に合っているか、噛み合わせも問題ないか確認したのち、接着強度を高めるため以下の前処理を行っています。

詰め物:タンパク質を除去し、接着面を凸凹にする「エッチング処理」を行ったあと、無水エタノールを使用した超音波洗浄
詰め物を装着する歯:タンパク質の除去と洗浄をしてから、歯の一番外側の層である「エナメル質」にエッチング処理を施し、象牙質の表面に薄い膜を作る「ボンディング処理」
※エナメル質と象牙質は組織に違いがあるため、表面処理の方法も異なります

最後に、耐久性と接着力の高い「レジンセメント」を使って詰め物を装着し、治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別60代女性
  • 診療種別自由診療
  • 治療期間の目安約3週間
  • 治療回数の目安3回
  • 治療費総額の目安85,000円(税抜き)

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

名古屋市天白区のイナグマ歯科によるジルコニア治療:金属の詰め物が外れる問題を解決

はじめに

名古屋市天白区にあるイナグマ歯科では、患者様一人一人に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。特に、金属の詰め物が外れる、虫歯が再発するなど、一般的な治療では解決が難しい問題にも対応可能です。今回ご紹介するのは、60代女性の患者様に対して行った、金属の詰め物が何度も外れ、その下にできた大きな虫歯をジルコニアで修復した症例です。

この症例を通して、ジルコニアを使用した治療がいかに効果的か、どのようにして虫歯を取り除き、耐久性に優れた修復を行ったのかを詳しく解説します。また、治療の流れやリスクについてもご説明し、ジルコニア治療のメリットについても触れていきます。


目次

  1. 金属詰め物が外れ続ける理由とそのリスク
  2. ジルコニアの特徴と治療における利点
  3. 患者様のご相談内容と診断
  4. 治療前の準備と虫歯の除去
  5. ジルコニアによる修復のステップ
  6. 治療後の経過とメンテナンスの重要性
  7. ジルコニア治療のリスクと対策
  8. イナグマ歯科の治療へのこだわり
  9. まとめ

1. 金属詰め物が外れ続ける理由とそのリスク

金属の詰め物は、一般的に耐久性が高いとされていますが、時間が経過すると外れやすくなることがあります。特に、噛み合わせが強い箇所や、物理的な衝撃を受ける場所では金属が劣化しやすく、外れる原因となります。また、金属は熱膨張の特性を持っているため、食事や飲み物の温度差で膨張し、詰め物が外れることもあります。

金属の詰め物が外れ続けると、次第にその下に虫歯が発生するリスクが高まります。虫歯は徐々に広がり、神経に達することがあります。虫歯が神経まで進行すると、痛みが生じたり、最悪の場合、歯を失うことにもつながります。このような問題に対して、早期に対応することが非常に重要です。


2.セラミック歯である ジルコニアの特徴と治療における利点

ジルコニアは、セラミックの中でも特に強度と耐久性に優れた素材です。ジルコニアは金属に似た強度を持ちながらも、金属アレルギーのリスクがなく、見た目も天然歯に近い美しい仕上がりになります。そのため、ジルコニアは特に奥歯など、強い噛み合わせが必要な部位に適しています。

ジルコニアの最大の利点は、非常に耐久性が高い点です。金属と違い、熱膨張の問題もなく、長期間にわたって安定した状態を保ちます。さらに、虫歯の再発リスクが低いため、長期間の健康を維持できることが期待できます。また、セラミック特有の美しさもあり、周囲の歯と違和感なく馴染みます。


3. 患者様のご相談内容と診断

今回の患者様は、他の歯科医院で治療した保険の金属の詰め物が何度も外れてしまい、再度付け直すことが続いていました。そのため、「金属の詰め物がすぐに外れてしまうので、見てほしい」というご相談をいただきました。

診察の結果、詰め物の下に虫歯が進行しており、冷たいものにしみる症状が出ていることが確認されました。レントゲン検査では、虫歯が神経に近い部分まで進行していることがわかり、このまま放置すれば痛みが悪化し、最終的には歯を失うリスクがあると判断しました。


4. 治療前の準備と虫歯の除去

ジルコニアによる修復を行う前に、まずは虫歯を取り除く必要があります。治療は、まず麻酔を使って患者様の痛みを和らげ、その後、進行した虫歯を丁寧に除去しました。虫歯の範囲が広かったため、う蝕検知液を使用して、見逃しがないように慎重に取り除いていきました。

虫歯部分をしっかり除去した後、神経に近い部分が保護できるようにコーティングを施し、削った部分がしみないように配慮しました。この段階で、神経を温存するための最善の処置が行われました。


5. ジルコニアによる修復のステップ

虫歯の除去が完了した後、次にジルコニアインレーを用いて修復を行います。ジルコニアインレーは、患者様の歯の形にぴったり合うように、シリコーン印象材を使って精密な型取りを行いました。その後、ジルコニアの詰め物を制作し、歯にフィットするかどうかを慎重に確認します。

ジルコニアは硬い素材ですが、その強度は非常に高く、奥歯のように強い力がかかる部位にも適しています。また、色調が自然で、美しい仕上がりが期待できます。


6. 治療後の経過とメンテナンスの重要性

ジルコニア治療が完了した後は、治療後の経過観察が重要です。詰め物がしっかりとフィットし、噛み合わせに問題がないかを確認することが求められます。噛み合わせに違和感がないか、治療後に痛みや不具合がないかをしっかりチェックします。

治療後のメンテナンスも非常に大切です。定期的な歯科チェックと、日常的な歯磨きやフロスの使用が欠かせません。これにより、虫歯の再発を防ぎ、ジルコニア修復を長持ちさせることができます。


7. ジルコニア治療のリスクと対策

ジルコニア治療にはいくつかのリスクもあります。例えば、治療中に痛みが生じることがあるほか、噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れることがあります。また、硬い素材であるため、他の歯を傷つける可能性もゼロではありません。

これらのリスクを最小限に抑えるために、治療前にしっかりとした診断を行い、治療後のケアとメンテナンスを徹底することが重要です。また、個々の患者様に最適な治療法を提案し、リスクを最小化する方法を模索します。


8. イナグマ歯科の治療へのこだわり

イナグマ歯科では、治療の精度を高めるために最新の技術と設備を導入しています。ジルコニア治療においても、患者様の口腔内に合わせて最適な治療方法を提案し、全力でサポートします。患者様が安心して治療を受けられるように、治療計画を明確にし、分かりやすい説明を心がけています。


9. まとめ

金属の詰め物が外れたり、虫歯が再発したりする問題に直面した場合、ジルコニア治療は非常に効果的な選択肢です。イナグマ歯科では、患者様一人一人の状態に合わせた最適な治療を提供し、長期的な口腔健康をサポートします。ジルコニアの強度と耐久性を活かし、虫歯の再発リスクを最小限に抑えた修復を行っています。

歯の治療に関するお悩みがあれば、ぜひイナグマ歯科までご相談ください。
 

審美歯科治療・セラミック治療なら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・セラミックのイナグマ歯科までご相談ください。

監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年12月10日 11:06

歯医者でセラミック治療|30代女性のジルコニアインレーによる虫歯修復症例

セラミック治療後の歯

名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
30代女性 隣の歯と接する面の虫歯を除去し「セラミックインレー」で修復した症例


イナグマ歯科
before
セラミック治療をする前の歯

イナグマ歯科
after

セラミック治療後の歯

セラミック治療のご相談内容

「右下の奥歯が冷たいものでしみる。セラミックできれいに治療したい。」とご相談いただきました。

セラミック治療のカウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の奥歯(第2小臼歯/5番)には、隣の歯と接触する部分に虫歯ができていました。

このまま虫歯を放置すると歯の内部が虫歯菌に感染し、痛みが生じたり神経が死んでしまったりする可能性があります。さらに隣の歯も虫歯になるおそれがあるため、早急に虫歯部分を除去する必要があると診断しました。

セラミック治療説明を行ったご提案・治療内容

虫歯を取り除いた部分の修復方法として、保険診療の歯科用プラスチックを詰める「コンポジットレジン充填」と、自由診療の白くて天然歯のように仕上がる詰め物「セラミックインレー」について説明しました。

今回は虫歯の範囲が小さいため、歯を必要以上に削らず1回で治療が終わるコンポジットレジンでの治療も可能でした。ただし、コンポジットレジンは経年劣化によって変色や汚れが付きやすくなる特徴があり、虫歯が再発するおそれがあります。

一方、セラミックインレーは劣化しづらく長期的にきれいな状態を保てる素材です。自由診療のため、保険診療のコンポジットレジンに比べて費用はかかりますが、汚れが付きにくく、再び虫歯になる可能性を低減できるといった特徴があります。

2つの治療についてお伝えしたところ、患者様は経年劣化や虫歯の発生リスクを考慮してセラミックインレーを選択されました。

まずは麻酔を行ってから、虫歯を取り残さず健康な歯質を削る量も最小限になるよう、虫歯を染め出せる染色液を使って丁寧に処置を進めています。

取り残しがないことを確認しつつ歯の形を整え、ゴム製の歯型をとる材料「シリコーン印象材」で型どりを行いました。シリコーン印象材は従来の印象材に比べて精細に型どりができるため、詰め物の適合性を高める目的で使用しています。

その後、セラミックインレーが完成するまでの間、冷たいものがしみたり痛みが発生したりしないよう虫歯を除去した部分に仮詰めの蓋をしました。1週間後に再びご来院いただき、できあがったセラミックインレーの適合状態を確認して装着し、治療を完了しました。

今回使用したのはセラミックインレーの中でも「ジルコニアインレー」と呼ばれるもので、審美性と強度が高いため、患者様の希望を考慮して選択しました。ジルコニアインレーは、10年以上長期にわたって、使用可能な丈夫な素材です。

装着時はセラミックインレーを外れにくくするための薬剤を塗布し、超音波洗浄を行ったうえで、接着力の高い歯科用セメント「レジンセメント」を用いました。
 

セラミック治療術後の経過・現在のご様子

周りの歯になじんだ自然な仕上がりで、噛み合わせも問題ありません。
現在も、メンテナンスで定期的にご通院いただいています。

セラミック治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別30代女性
  • 診療種別自由診療
  • 治療期間の目安約2週間
  • 治療回数の目安2回
  • 治療費総額の目安ジルコニアセラミックインレー 85000円(税抜き)

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

審美歯科治療・セラミック治療なら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・セラミックのイナグマ歯科までご相談ください。

監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年11月21日 07:46

20代女性の虫歯治療事例|ジルコニアインレーで強度UP!耐久性の高いセラミック修復法

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
20代女性 大きな虫歯を除去し強度の高いジルコニアインレーで修復した症例


イナグマ歯科
TEL:052-806-1181
セラミック治療前の歯

セラミック治療後の歯

名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。

セラミック治療ご相談内容

「長年歯科医院に行けておらず、右下の奥歯が冷たいものでしみるので診てほしい」とご相談いただきました。

セラミック治療のカウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下の奥歯1本が歯科用プラスチックを詰める「CR(コンポジットレジン)充填」で治療されていましたが、レントゲン検査で虫歯の再発が認められました。虫歯は神経近くまで広がっていたため、冷たいものがしみる症状が出ていました。

虫歯が進行して神経に達すると、何もしなくても痛むようになる可能性や、最終的には歯を失うおそれもあるため、早急な治療が必要であると診断しました。

セラミック治療説明を行ったご提案・治療内容

詰めてあるCRと虫歯を取り除いて神経を温存する処置をし、強度の高い新しい詰め物であるセラミックで治療する計画を立てました。

詰め物の素材として、白い陶材「セラミック」の中でも虫歯再発のリスクが低く、特に耐久性に優れ奥歯の噛みしめにも対応できる「ジルコニア」を提案しました。さらに、噛む面を覆うようにすることで強度を高める方法を説明し、治療に同意いただいています。

まず、痛みを抑えるための麻酔をしてから古いCRを除去し、次に虫歯部分を染め出す薬液「う蝕検知液」を使用して丁寧に虫歯を取り除きます。
神経は温存できる状態だったため、歯の形を整え、削った部分がしみないよう神経に近い組織「象牙質」を保護するコーティングを施しました。そのあと細部まで正確に再現できる精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。

約2週間後、完成した詰め物が歯に合っているか、噛み合わせも問題ないか確認したのち、接着強度を高めるため以下の前処理を行っています。

詰め物:タンパク質を除去し、接着面を凸凹にする「エッチング処理」を行ったあと、ボンディング材を塗布。
詰め物を装着する歯:タンパク質の除去と洗浄をしてから、歯の一番外側の層である「エナメル質」にエッチング処理を施し、象牙質の表面に薄い膜を作る「ボンディング処理」
※エナメル質と象牙質は組織に違いがあるため、表面処理の方法も異なります

最後に、耐久性と接着力の高い「レジンセメント」を使って詰め物を装着し、治療を終了しました。
 

セラミック治療術後の経過・現在のご様子

周りの歯になじんだ自然な仕上がりで、噛み合わせも問題ありません。
現在も、メンテナンスで定期的にご通院いただいています。

セラミック治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別20代女性
  • 診療種別自由診療
  • 治療期間の目安約2週間
  • 治療回数の目安2回
  • 治療費総額の目安85,000円(税抜き)

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。
 

審美歯科治療・セラミック治療なら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・セラミックのイナグマ歯科までご相談ください。

監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年11月17日 14:49

金属アレルギー30代女性のセラミックの審美的症例:イナグマ歯科

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名古屋市天白区の歯医者・歯科のイナグマ歯科です。

30代女性 金属アレルギーがある患者さんで、奥歯の金属の被せが取れてセラミックのジルコニアで審美的に噛みやすく改善した症例

天白区のイナグマ歯科 052-806-1181
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IMG_20240316_125523741_BURST000_COVER[1]_コピー_コピーセラミック治療前後の写真
 

セラミック治療のご相談内容

「左下の奥歯の金属被せ物が取れたので作り直したい。金属アレルギーがある。」とご相談いただきました。

セラミック治療のカウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下奥歯(第一大臼歯/6番)の金属の被せ物が外れていました。土台の歯には虫歯の再発は認められませんでしたが、たびたび、被せ物がはずれるとの相談をうけました。
しかし、被せ物は10年前に作製したもので劣化により表面の色が変色していたことから、患者様は再装着ではなく作り直しを希望されました。

セラミック治療のご提案・治療内容

新しい被せ物の種類として奥歯で口の中で一番嚙み合わせの時に力がかかること、金属アレルギーがあることから、セラミックの中のジルコニアを提案したところ、今回のケースでベストなものにしたいとのことでセラミックを希望されました。
以前の金属の被せものを入れるための削り方が取れやすい形になっていたため、はずれにくい形にきれいに修正して削り直しを行い、歯にぴったりと合う被せ物を作製するため精密な型取りを行いました。新しく作成するセラミック・ジルコニアの被せ物の色は様々な色の濃さをそのケースに応じて選ぶことができます。今回は、色合わせである「シェード確認」を経て、周りの歯と合わせた「A3.0」の白さでセラミックを作製することになりました。
被せ物が完成するまでの間は、機能性を配慮して仮歯を装着しました。

後日、完成したジルコニア冠を装着し、見た目や噛み合わせに問題がないことを確認して、見た目も非常に自然で嚙み合わせや前方運動、側方運動など機能的にも問題なく、治療が完了・終了しました。

審美的な見た目と自然で機能的で噛みやすい被せの治療を望む方には是非とも当院イナグマ歯科での治療をお勧めいたします。
天白区のイナグマ歯科 052-806-1181
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セラミック治療術後の経過・現在のご様子

周りの歯になじんだ自然な仕上がりで、噛み合わせも問題ありません。
現在も、メンテナンスで定期的にご通院いただいています。

セラミック治療のリスクについて

・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、被せ物が割れる可能性があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

  • 年齢・性別                30代女性
  • 診療種別                 自費診療
  • 治療期間の目安              2週間
  • 治療回数の目安              3回
  • 治療費総額の目安             165,000円
     

イナグマ歯科より

当院では、患者様のニーズにあった治療をご提案します。
歯の被せ物でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

2024年08月06日 12:02

イナグマ歯科が解説するセラミック治療の費用とリスク|80代女性の治療例

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。


セラミック治療前セラミック治療後

セラミック治療前セラミック治療後
 

患者様                    80代女性

治療期間                   1週間

回数                     2回

費用                     246000円(税込み)(2本で)

セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)

  • 天然歯を削ります
  • 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
  • かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
  • 自費診療(保険適用外治療)となります
  • 一時的に知覚過敏が発生する場合があります。
 

治療計画

古い金属の被せものが取れて壊れてしまったため、セラミック冠でのやり替えを希望されて来院されました。
以前の先生の被せものを入れるための削り方が取れやすい形になっていたためきれいに修正して削り直し今回新しくセラミック冠を作製しました。見た目も機能的にも非常に自然に治療が完了しました。
セラミック冠を作製する技工士さんは腕が良いために、ただ白いセラミック冠のみでなく機能的にも審美的にも優れた補綴物を入れることができました。非常に自然な仕上がりで治療を終了いたしました。美しく、適合も素晴らしい詰め物のため虫歯にもなりにくいです。再治療を避けるためにしっかりとした治療をお勧めします。
見た目も自然で機能的にも安定した治療を望む方には是非とも当院イナグマ歯科の治療をお勧めいたします。

セラミック冠でのやり替えのご相談なら、名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。
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セラミックでホワイトニングはいかがですか?

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近年では、虫歯治療のときの詰め物・被せ物として、本物の歯と変わらないくらい綺麗な見た目で歯を作ることができるセラミックが選ぶ人が多いです。

見た目の美しさの向上を求め、虫歯治療のみならず永久的なホワイトニングとしてセラミック治療を利用する人が多いです。
セラミックと言っても、様々な種類があり、それぞれ特徴と適した用途が異なります。そのため、歯科治療としてのセラミックについて詳しく説明していきます。

セラミック治療の種類

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セラミック治療には様々な種類があります。その中でも歯を白くするホワイトニングが目的の場合は、ラミネートベニヤとオールセラミッククラウンの2つの治療方法があります。これらのセラミック治療の種類別に、特徴やそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

 

 

歯のセラミック治療の特徴

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歯のセラミック治療の特徴

セラミック治療とは、欠けた歯や亀裂のある歯などの詰め物・被せ物に「美しく・丈夫で・歯との親和性の高い」セラミックという素材を使用した歯科治療のことです。 セラミックには透明感があり、歯の色を調節しやすいという特徴があります。精巧なものであれば歯医者でも見間違えてしまうこともあります。そのため、前歯など口を開けたときに目立つ部分の治療にはセラミック治療をおすすめします。

 

同様の歯科治療に使用される素材として、たとえば、保険素材を使用した場合、吸水性を持つ性質により着色や変色をしやすく、時間が経つにつれて劣化していきます。これに対しセラミックは非常に劣化しにくい素材です。着色や変色が起こりにくいため将来的に再治療のリスクが大幅に抑えられ、歯の寿命も保険治療と比較すると長くなります。

 

半永久的なホワイトニングとしてもセラミックが人気

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治療を行うときの歯科材料は、現在は金属が主流です。金属による詰め物やかぶせ物は、治療跡が目立ち誰の目にもすぐに分かってしまうのが難点です。これに対しセラミックは天然歯に近い透明感のある審美性が特徴で、口を開けたときに治療跡が目立たずに済むうえに、ナチュラルな美しい口元に近づけることができます。
このように、本物の歯に近い綺麗な見た目で歯を作ることができる審美性から、ホワイトニング目的で治療する人が増えています。
また、セラミックは強度が高く、天然の歯と同じ硬さですので嚙み合う歯を傷つけません。さらに口内での親和性が高く、金属アレルギーの方も安心して治療できることも大きな利点です。

ラミネートべニヤ

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ラミネートベニヤは歯の表側を薄く削り、付け爪のようにセラミックを貼る歯科治療です。
削る歯質が少なく済み、金属を使用しないため歯肉の色素沈着が起こらないことが特徴です。施術期間が比較的短く、痛みも少ないため人気の高い治療方法です。主に前歯の審美治療に有効とされ、前歯を白くしたい方に向いています。また、「すきっ歯」の改善など、歯の形を部分的に整えるのにも最適です。

【メリット】
歯を削る量が少なく済む
歯肉の色素沈着がない
治療時間が短い
【デメリット】
場合によっては貼り付けたところが外れたり、割れたりすることがある
保険対象外

 

 

 

オールセラミッククラウン

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オールセラミッククラウンとは、歯全体を削り、その上からセラミックのみで作られた冠を被せる治療方法です。
セラミッククラウンとは違い冠に金属を一切使用しないので、透明感が高く審美性に非常に優れています。

【メリット】
金属を使用しないため、透明感があり見た目が美しい
金属アレルギーでも使用可能
汚れが付着しにくい
年数が経っても変色しにくい
歯ぐきの見た目への影響が少ない
【デメリット】
強い衝撃を与えると割れる恐れがある
保険対象外

強く・軽く・優しいセラミック素材「ジルコニア」

オールセラミッククラウン

セラミック治療にジルコニア素材を使用するのが主流です。ジルコニアは人工ダイアモンドとしても有名な、陶器に似た素材です。強くて丈夫な上、耐熱性・耐久性・耐腐食性が極めて高いことから、優れた歯科素材として注目されています。

ジルコニアは金属よりも硬く強度の高い素材ですが、軽量(金属の1/3)なため、装着したときの歯にかかる負担が大幅に軽減されるという特徴があります。強度や耐久性に優れるため、金属で補強する必要がありません。そのため、光を透過しやすい透明感のある白く美しい仕上がりを目指すことも可能です。

また、生体への親和性が高いため人体に優しく、金属アレルギーの方も安心して利用できます。審美面、安全面、強度を兼ね備えた次世代のセラミックとして、口元への意識の高い方を中心に人気が高まっています。

一生涯の歯のことを考えたら、やはり、セラミック治療

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かぶせ物を選ぶ際に、価格を重視して保険治療でかぶせ物をしたものの、数年後に「かぶせ物の色が黄ばんで気になってきた」と再治療を望まれる方は少なくありません。
かぶせ物の再治療では、まず、かぶせ物を一度壊してから歯の根に立てている金属の土台も削り取り、根の治療を行っていきます。この場合、かなりの期間を要する上に、残っている歯をまた削らなければなりません。

歯は一度削ると元には戻りません。数年毎に保険のかぶせ物を繰返し治療するという方もいらっしゃいますが、治療の度にどんどん歯は小さくなるので、歯自体の寿命が尽きるスピードを速めてしまいます。最終的には部分入れ歯やインプラントなどの対応になっていくこともしばしばです。
かぶせ物の治療をする際、金銭面から見て、高額なイメージが強いセラミック治療は最初から選択肢から外してしまいがちですが、全身への影響や治療に掛かる時間も踏まえ、長い人生を視野に充分に検討することをお勧めいたします。

セラミックに関するよくある疑問・質問

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Q:セラミックは変色しない?
A:長く使用してもセラミックは変色しません。お皿(陶器)と同じ材質ですので、水分の吸収もなければ熱や水分により成分が溶け出ることもありません。色はもちろん、生体親和性も高く身体に優しい材料でもあります。

Q:セラミック治療は痛くないの?
A:セラミック治療自体は、通常行うかぶせ物治療と同様、削った箇所に型取りや噛み合わせを確認してからセラミッククラウンをセットします。そのため、セラミックだからといって特に強い痛みを感じる心配はありません。

Q:セラミックの歯は保険適用できる?
A:セラミックの歯は健康保険の適用ができません。

Q:普通のホワイトニングとセラミックの違いは?
A:一般的にイメージされる歯科医院での「オフィスホワイトニング」は、歯を削らずに薬剤の漂白効果で歯自体の色素を分解することで白くしていく治療法です。歯の形や歯の軸方向・大きさの変更はできませんが、歯を削らない分ダメージが少なく手軽な方法と言えます。ただし、オフィスホワイトニングは色戻りや変色がしやすいため、白い歯を維持するためには定期的にメンテナンスが必要です。
それに対して、「セラミック」は白い陶材などを原料とした人工の補修物を被せる治療法です。変色しないので、長く白いままの歯でいられます。また、セラミックは歯を白くすることに加え、歯並びなど気になる歯の形の修正や噛みあわせの改善といった機能回復を施すことが可能です。
ただし、機能回復としてのセラミックの場合は、クラウンタイプでないと難しい(ベニヤ不可)ので注意が必要です。

審美歯科治療、セラミック治療のことなら、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯】までご相談ください。
イナグマ歯科では、前歯の冠の保険治療は、行っておりません。

ホワイトニングとしての半永久的なセラミック治療とは?

2024年07月12日 19:20

50代女性の差し歯が取れた!名古屋市天白区イナグマ歯科でセラミック治療・ジルコニア治療症例

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
50代女性 差し歯が取れてセラミックで審美的に改善した症例

イナグマ歯科  052-806-1181
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50代女性 差し歯が取れてセラミックで審美的に改善した症例



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セラミック治療のご相談内容

「左上の前歯の差し歯が取れてしまい、見た目が気になる」とご相談いただきました。

セラミック治療のカウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の前歯(中切歯/1番)に装着されていた被せ物が差し歯ごと外れており、見た目が良くないだけでなく、しっかり噛むことができない状態でした。

見た目や噛み合わせを回復するためには、被せ物を入れる必要があります。
患者様の場合、被せ物がはずれていましたので、来院の即日に仮の歯を入れて見た目をまず回復が必要と診断しました。

セラミック治療のご提案・治療内容

診断結果を丁寧に説明した上で、見た目を回復するために、仮歯を装着してから、新しいセラミックの中のという被せ物で見た目と噛み合わせを回復する治療を提案し、同意いただきました。
患者様のご希望に沿い、新しい被せ物の材質は自然な白さがあり虫歯も再発しにくい「セラミック」の中のジルコニアを選択しています。

以前の先生の被せものを入れるための削り方が取れやすい形になっていたためきれいに修正して削り直しを行い、歯にぴったりと合う被せ物を作製するため精密な型取りを行いました。その後、今回新しくセラミック冠を作製しました。見た目も非常に自然で嚙み合わせや前方運動、側方運動など機能的にも問題なく、治療が完了しました。
セラミック冠を作製する技工士さんは腕が良いために、ただ白いセラミック冠のみでなく機能的にも審美的にも優れた補綴物を入れることができました。非常に自然な仕上がりです。美しく、適合も素晴らしい詰め物のため虫歯にもなりにくいです。再治療を避けるためにしっかりとした治療をお勧めします。
見た目も自然で機能的にも安定した治療を望む方には是非とも当院の治療をお勧めいたします。

セラミック治療術後の経過・現在のご様子

治療部位の違和感や痛みもなく、経過は良好です。セラミックを装着した歯は、自然で美しい仕上がりになりました。

現在は、定期的なメンテナンスでご通院いただいています。

セラミック治療のリスクについて

・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別  50代女性
  • 診療種別   自由診療

セラミックおよびジルコニアのご相談は、名古屋市天白区にある歯医者・歯科のイナグマ歯科 院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。
 

ジルコニアとは?

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ジルコニアは、セラミックの一種です。人工ダイヤモンドと呼ばれるほど、強度と耐久性に優れた材料です。

ジルコニアは非常に強度が高いので、噛み合わせが悪い人や食いしばり・歯ぎしりをする人でも、破損する心配がほとんどありません。強い力がかかる奥歯の治療にも、ジルコニアが使用されることが多いです。

また、金属を使用していないため金属アレルギーの心配もありません。強度、耐久性、身体へのなじみやすさから、詰め物・被せ物だけでなく、インプラントやブリッジなど、幅広い治療に使用されている素材です。

ジルコニアとセラミックは同じ?

ジルコニアはセラミックの一種です。素材の違いです。

人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアは、二酸化ジルコニウムという物質でできています。数あるセラミックのなかでも非常に高い強度を誇る素材です。

オールセラミックはジルコニアに比べて強度や耐久性が劣ります。

オールセラミックは、天然歯に近い色調や透明感があり、審美性に優れた素材です。

 

ジルコニアのメリット

強度が高い

ジルコニアは非常に強度が高い特徴があります。保険適用の詰め物・被せ物はもちろん、ほかのセラミックと比較しても強度が高いのです。

そのため、 破損する心配がほとんどなく、強い力がかかる奥歯にも使用できます。保険適用の素材やオールセラミックは、歯ぎしり・食いしばりのある人には使用できないことがあります。ジルコニアなら対応できる可能性が高い。

金属アレルギーがある人でも使用できる

12553697_xl_コピー_コピー_コピー_コピー奥歯には、耐久性の高い金属の詰め物・被せ物が選択されることがあります。

しかし、金属アレルギーがある人は、金属を使用していない素材を選ばなくてはなりません。ジルコニアは、金属アレルギーがある人でも使用できる素材です。

経年劣化しにくい

歯並び気になる_コピー_コピー口内環境は、飲食することで酸性に傾く場合があります。飲食物の温度変化の影響も受けるので、変化に弱い素材を使用すると経年劣化するでしょう。

ジルコニアは酸やアルカリ、熱に強いため、長期間使用しても劣化しにくいです。変色もしにくいので、治療時の美しい見た目を長く保てるでしょう。
 

ジルコニアのデメリット

審美性がオールセラミックに劣る

28794532_s_コピーオールセラミックは自然な艶と透明感がある素材です。色調も比較的自由に調整できるため、限りなく天然歯に近い見た目を再現できます。

ジルコニアは透明度が低いため、審美性はオールセラミックのほうが優れています。

最近では見た目を重視した透過率の高いジルコニアが登場し、以前よりも自然な見た目を再現できるようになりました。

歯を大きく削ることがある

22166007_s_コピー_コピー_コピー_コピーセラミッククラウンを作る際は、衝撃や噛む力に耐えられるようにセラミックの厚みを確保しなければなりません。十分な厚みがない場合、破損するリスクが高まるのです。

セラミックの厚みを確保するために、歯を大きく削る場合があります。

研磨や調整が難しい

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ジルコニアは非常に硬いので、研磨や調整が難しいです。
 

セラミッククラウン

セラミッククラウン

150,000~170,000円(税抜き)

「セラミッククラウン」とは、歯全体にかぶせて歯科用のセラミック(陶器)でできた人工歯で作製されたものです。「クラウン(冠)」とは歯にかぶせるという意味の「被せ物」を意味しています。セラミッククラウンは保険適用外の自費治療となり、1本あたり10万円〜15万円と治療費は高くなります。ただし、定期的なメンテナンスをしっかり行えば、10年以上使用可能です。歯並びをセラミッククラウンによって改善するセラミック矯正は色調や形、大きさを希望通りデザインすることができて、治療期間は2ヶ月から2ヶ月半と短く、白い歯と整った歯並びを同時に手に入れることができます。

オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウン

120,000~150,000円(税抜き)

内側も外側も、100%をセラミックのみで作ります。数あるセラミッククラウンの中でも、特別な美しさが再現できます。透明感と艶のある白さ、品質は長期に安定します。定期的なメンテナンスをしっかり行えば、10年以上使用可能です。

 

ジルコニアオールセラミッククラウンのメリット

 

  1. 天然の歯に近い美しさがあり、天然の歯と見分けがつかないほど白く綺麗です。

  2. 清潔感のある白い歯が可能。

  3. 好みの色調を出すことができ、歯の色調再現性に優れています。表面は透き通ったような透明感があり、歯全体のグラデーションや自然な艶・光沢のある質感、歯の白さ・明るさを自由に表現、デザインすることが可能。

  4. 天然歯との境目がきれい

  5. 経年経過でほとんど着色、変色がない

  6. 汚れや歯垢(プラーク) が付着しにくい

  7. 品質は長期に安定し、虫歯になりにくい

  8. 金属アレルギーのリスクがない

  9. 素材に金属を一切使用していないので、銀歯のように歯の根元や歯茎が黒くなることがない

  10. 審美性とかみ合わせも抜群という機能性を兼ね備えている

  11. 汚れがつきにくく、変色しにくいため、歯周病にもなりにくく、歯や歯ぐきをキレイな状態を長期間保つことができる

  12. 耐久性があり、丈夫な素材

ジルコニアオールセラミッククラウンのデメリット

  1. 極度に強い衝撃を受けると割れることがごくまれにある

  2. 自費診療のため費用が高額

ハイブリッドセラミッククラウン

ハイブリッドセラミッククラウン

80,000円(税抜き)


ハイブリッドセラミッククラウンは、セラミックと歯科用プラスチックを混ぜ合わせた材料です。オールセラミッククラウンと比べると審美性、耐久性に劣りますが、費用を抑えて白く美しい歯を保つことができます。

 

ハイブリッドセラミッククラウンのメリット

  1. セラミッククラウンに比べると費用が抑えられる

  2. オールセラミックに近い美しさ

  3. 自然な歯に近い色を再現できる

  4. 生体親和性に優れている

  5. 金属アレルギーのリスクがない

ハイブリッドセラミッククラウンのデメリット

  1. レジン(プラスチック素材)部分は強度が下がる

  2. 割れる・壊れるリスクがある

  3. レジンの部分は汚れを吸収して、経年経過により黒色・黄色、変色が起こりやすい

  4. 透明感やツヤが少なく、審美性には欠ける

イナグマ歯科  052-806-1181
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2024年05月02日 20:12
イナグマ歯科外観
イナグマ歯科駐車場

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イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
所在地 〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114 番地
電話番号 052-806-1181
診療時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 12:00 15:15 ~ 18:15
土曜日 9:00 ~ 12:00
休診日 土曜日午後・日曜日・祝日
  日・祝
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