名古屋 天白区の歯医者・歯科・金属アレルギー・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
セラミック治療を検討されている方へ|自然な美しさと健康を両立する新しい選択肢
「銀歯が気になる」「見た目をもっと自然にしたい」「金属アレルギーが心配」——そんなお悩みをお持ちの方に注目されているのがセラミック歯による審美歯科治療です。
近年、口元の美しさへの意識が高まるとともに、「見た目」だけでなく「体へのやさしさ」や「長期的な健康維持」を重視する方が増えています。セラミック治療はそのニーズに応える審美性・安全性・機能性を兼ね備えた現代的な歯科治療です。
本記事では、名古屋市天白区のイナグマ歯科が監修し、多くの患者様から寄せられる「セラミック治療に関するよくある質問」を全30項目にわたってわかりやすく解説します。
監修を務めるのは、岡山大学 歯学博士・厚生労働省認定 臨床研修医指導医 稲熊尚広院長。長年の臨床経験と専門知識を活かし、患者さま一人ひとりに合わせた丁寧な治療を実践されています。
「セラミックってどんな素材?」「費用はどれくらい?」「デメリットはある?」「奥歯にも使えるの?」といった基本的な疑問から、「セラミック矯正との違い」「治療期間」「保証制度」「失敗を防ぐには?」といった詳しい内容まで、これからセラミック治療を検討するすべての方に役立つ情報を網羅しています。
「後悔しない治療選び」のために、ぜひ最後までお読みいただき、ご自身に合った治療法を見つける参考にしてください。
目次 セラミック歯に関するよくある質問30選【名古屋・天白区 イナグマ歯科監修】
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Q1. セラミック歯とは何ですか?天然歯との違いは?
Q2. セラミック歯にはどんな種類がありますか?
Q3. セラミック歯のメリットは?
Q4. デメリットはありますか?Q5. セラミック歯の寿命はどのくらいですか?
Q6. 銀歯との違いは?
Q7. ジルコニアとセラミックの違いは?
Q8. セラミック歯はどんな人に向いていますか?
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Q9. 治療期間はどれくらいかかりますか?
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Q10. 保険診療との違いは?
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Q11. セラミック歯の費用相場は?
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Q12. 分割払いや医療ローンは使えますか?
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Q13. 失敗例にはどんなものがありますか?
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Q14. セラミックが割れた場合の対処法は?
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Q15. 再治療が必要になるケースとは?
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Q16. 保証制度はありますか?
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Q17. セラミック矯正とは何ですか?
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Q18. 歯列矯正との違いは?
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Q19. ホワイトニングとの違いは?
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Q20. 自分の歯を削る必要はある?
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Q21. 神経を取るケースは?
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Q22. 奥歯にも使えますか?
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Q23. 咬み合わせは大丈夫?
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Q24. 口臭の原因になることは?
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Q25. メンテナンスの頻度は?
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Q26. 妊娠中・授乳中でも治療できますか?
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Q27. セラミックインレー(詰め物)とクラウン(被せ物)の違いは?
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Q28. 子どもにもセラミック治療は可能?
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Q29. 海外と日本のセラミック治療の違いは?
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Q30. 信頼できる歯科医院の選び方は?
Q1. セラミック歯とは何ですか?天然歯との違いは?
A:
セラミック歯とは、天然歯に似た色合いや質感を再現できる人工歯で、主に審美歯科治療で使われます。素材は陶材(セラミック)やジルコニアなどの金属を含まないものが主流です。天然歯に近い透明感があり、光の反射具合も自然です。加えて、変色しにくく、金属アレルギーの心配もありません。銀歯に比べて、見た目・健康面の両方で優れています。
Q2. セラミック歯にはどんな種類がありますか?
A:
セラミック歯の代表的な種類は「オールセラミック」「ジルコニア」「e.max」などです。オールセラミックは審美性に優れ、前歯に最適。ジルコニアは強度が高く、奥歯などの噛み合わせが強い部位に適しています。e.maxは強度と透明感のバランスに優れた中間タイプ。患者さまの希望や口腔内の状態に合わせて最適な素材を選ぶのが大切です。
Q3. セラミック歯のメリットは?
A:
最大のメリットは、見た目が自然で美しいこと。光の透過性が高く、周囲の歯と調和しやすいため、前歯に入れても違和感がありません。さらに、金属を使用しないため、歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーの心配がなく、長期的な健康維持にもつながります。加えて、プラーク(歯垢)が付きにくく、むし歯や歯周病予防にも貢献します。
Q4. デメリットはありますか?
A:
セラミック歯は審美性に優れますが、強い衝撃には弱い面があります。極端に硬いものを噛むと欠けたり割れたりするリスクも。また、保険が適用されない自由診療となるため、費用面では高額になる点も注意が必要です。ただし、見た目・健康・長期的な維持費用を考慮すれば、コストパフォーマンスは高いといえます。
Q5. セラミック歯の寿命はどのくらいですか?
A:
セラミック歯の平均寿命は10年〜15年程度とされていますが、日常のケアや噛み合わせの状態、装着後の生活習慣によって大きく変わります。適切なメンテナンスを続ければ20年以上持つことも。イナグマ歯科では、長期的な耐久性を考慮し、素材選びから噛み合わせ設計、アフターケアまで徹底しています。
Q6. 銀歯との違いは?
A:
銀歯(メタルクラウン)は強度がありますが、目立ちやすく、金属アレルギーのリスクも伴います。一方、セラミックは見た目が自然で、金属を使わないため体に優しいのが特徴です。また、歯ぐきとの親和性も高く、長期間使用しても黒ずみにくい点で優れています。審美性・安全性の両面で選ばれる理由がここにあります。
Q7. ジルコニアとセラミックの違いは?
A:
ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる非常に硬いセラミック素材で、耐久性が高く、特に奥歯の補綴物に最適です。一方、通常のセラミック(オールセラミックやe.max)は見た目の自然さで優れ、前歯向け。用途や部位に応じて選ぶことが重要で、イナグマ歯科では精密検査に基づいた素材提案を行っています。