噛み合わせの違和感を放置するリスク
噛み合わせの違和感が1週間以上続いているにもかかわらず、ほっておくのは良くありません。噛み合わせの違和感を放置するリスクについて解説します。
顎関節症になる
不適切な噛み合わせは、顎関節に大きな影響を及ぼします。
顎関節症は、噛み合わせの悪さから引き起こされる病気で、顎関節や顎の筋肉に生じた負担が原因です。顎関節症の症状は、口を開けたときにガクガクと音が鳴る、大きく口を開けれないなどです。軽度な症状であれば日常生活に大きな影響は少ないですが、放置すると次第に悪化していき、顎に痛みを感じることもあります。
頭痛や肩こりが生じる
噛み合わせの悪さは、顎関節や筋肉に負担がかかり、それとともに、首や肩の筋肉にも負担がかかります。
これに伴って、頭痛や肩こりなどの症状が引き起こされ、日常生活に支障をきたします。
消化不良を引き起こす
噛み合わせの悪さは、食事の消化にも影響があります。
良好な噛み合わせは、食物を十分にすりつぶすことが可能になります。噛み合わせが悪いと、食べ物を細かく、すりつぶせません。食物をそのまま飲み込むと、胃腸に大きな負担がかかります。胃腸は、食物を細かくするために本来すべき以上の仕事を強いられ、消化不良や胃痛などの体調不良を引き起こします。
虫歯や歯周病になる
噛み合わせの悪さは、口腔内での食物の滞留を招き、虫歯や歯周病を引き起こします。
噛み合わせが良いと、食べ物をうまくすりつぶし、食べかすが歯間に詰まるのを防ぎます。
しかし、噛み合わせが悪い場合、食べ物が十分に咀嚼されず、歯と歯の間に食べかすが詰まりやすくなります。口腔内に残った食べかすは、細菌の増殖を増やし、虫歯や歯周病の原因になります。歯周病は進行すると歯を支える骨が溶け、最終的に歯を失うことになります。また、虫歯も放置すると歯髄炎や根尖性歯周炎などの病気を引き起こす可能性があるのです。
顔の左右のバランスが歪む
顔の筋肉のバランスに影響を及ぼし、顔の形に歪みを引き起こします。
噛み合わせが変わると、、顔の筋肉のバランスが崩れ、顔全体の形が左右非対称になるのです。
このように、嚙み合わせが高いのにもかかわらず、放置し続けるのは良くありません。
嚙み合わせの相談は、名古屋市 天白区 にある 歯医者【イナグマ歯科】までご相談ください。