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名古屋  天白区の歯学博士が解説!顎の骨折から口腔癌検診まで全て対応【イナグマ歯科】

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名古屋 天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌検診のイナグマ歯科です。
監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イントロダクション

口腔外科(Oral and Maxillofacial Surgery)は、口腔(おくち)、顎、顔面に関連する疾患や外傷の治療を専門とする外科領域です。この分野は、歯科治療や一般的な外科手術とは異なり、複雑な問題に対応するための専門的な技術と知識を要します。口腔外科が担う役割とその重要性について理解することは、患者が適切な治療を受け、生活の質を向上させるために不可欠です。本記事では、口腔外科が果たす重要な役割とその影響を詳しく解説し、口腔外科が私たちの健康と幸福にどのように貢献しているかを探ります。

1-2. 口腔外科の重要性と役割

口腔外科の基本的な役割

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口腔外科は、口腔、顎、顔面の疾患や外傷を専門に治療する分野です。この領域の外科医は、複雑な手術を行い、さまざまな口腔関連の問題に対応します。具体的には、以下のような役割を担っています。

  1. 顎の骨折や外傷の治療: 交通事故やスポーツによる顎の骨折、または顎の外傷に対して手術や治療を行います。顎の骨折や外傷は、機能的な問題だけでなく、審美的な問題を引き起こすこともあります。

  2. 口腔内の腫瘍の診断と治療: 良性および悪性の腫瘍が口腔内や顎、顔面に発生することがあります。口腔外科は、腫瘍を外科的に切除し、必要に応じて補助的な治療も行います。

  3. 顎の変形や先天的な異常の修正: 先天的な顎の異常(例えば、口唇口蓋裂や顎の過度な成長など)や後天的な変形を修正する手術を行います。これにより、噛み合わせや顔のバランスが改善されます。

  4. インプラント手術: 歯を失った部分に人工歯根(インプラント)を埋め込む手術を行い、歯の機能と審美性を回復します。

  5. 顎関節症の治療: 顎関節に問題がある場合、顎関節症(TMJ)を診断し、治療や手術を行います。顎関節症は、噛むことや口を開けることに痛みや機能障害を引き起こす可能性があります。

口腔外科の重要性

口腔外科の重要性は、多くの患者にとって以下のような理由で非常に高いです。

1. 生活の質の向上

口腔外科の治療は、患者の生活の質を大きく向上させることができます。顎の骨折や歯の喪失、口腔内の腫瘍などの問題が解決されることで、患者は再び快適に食事を楽しんだり、自由に話すことができるようになります。また、顎の変形が修正されることで、自信を持って笑顔を見せることができるようになります。

2. 機能回復と痛みの軽減

口腔外科は、噛む機能や話す機能を回復させるための手術を行います。顎の骨折や顎関節症などの問題は、日常生活において痛みや不便さを引き起こすことがありますが、適切な治療によってこれらの問題が解消されます。これにより、患者はより快適に生活することができます。

3. 早期発見と治療

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口腔外科の診断と治療は、疾患の早期発見と治療を可能にします。口腔内や顎の疾患は、初期段階では軽微な症状しか現れないことが多いですが、専門医による定期的な検査や診断によって、問題が悪化する前に適切な治療を受けることができます。

4. 全身的な健康への影響

口腔外科の治療は、全身的な健康にも影響を与えることがあります。例えば、口腔内の慢性的な感染症や炎症は、全身に影響を及ぼす可能性があります。口腔外科による治療によって、これらの問題を解決することで、全身的な健康を保つことができます。

口腔外科と他の医療分野との連携

口腔外科は、単独で機能するわけではありません。他の医療分野との連携が重要です。例えば、以下のような医療分野との協力が求められます。

1. 一般歯科医との連携

一般歯科医と口腔外科医は、患者の治療において密接に連携します。一般歯科医が日常的な歯科治療や予防ケアを提供する一方で、口腔外科医は、より複雑な問題に対処します。一般歯科医からの紹介や相談を通じて、口腔外科医は患者に最適な治療を提供します。

2. 耳鼻咽喉科医との連携

口腔外科と耳鼻咽喉科(ENT)は、顎や口腔内の疾患が耳や喉に関連する場合に協力します。顎の変形や口腔内の腫瘍が、耳や喉の機能に影響を及ぼすことがあります。こうした場合、両分野の専門医が連携して治療を行います。

3. 形成外科医との連携

顎や顔面の手術を行う場合、形成外科医との連携が必要になることがあります。顎の変形や顔面の外傷に対して、口腔外科と形成外科が共同で手術を行うことで、機能的な回復とともに審美的な改善も図ります。

最新の技術と口腔外科の未来

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口腔外科の分野では、常に技術の進歩が続いています。最新の技術としては、以下のようなものがあります。

1. 3Dプリンティング技術

3Dプリンティング技術は、カスタムメイドのインプラントや手術用ガイドの作成に利用されています。この技術により、より精密な手術が可能となり、患者の回復が早まることが期待されています。

2. ロボット支援手術

ロボット支援手術は、手術の精度を向上させるための新しい技術です。ロボットアームを使用して、非常に小さな手術部位に対しても高精度な手術が可能です。

3. レーザー技術

レーザー技術は、外科手術や治療において出血を最小限に抑えるために使用されます。レーザーを用いた手術は、治癒が早く、痛みが少ないことが特徴です。

まとめ

口腔外科は、私たちの健康と幸福にとって非常に重要な役割を果たしています。複雑な口腔、顎、顔面の問題に対して高度な技術と専門知識を駆使して治療を行うことで、患者の生活の質を大幅に向上させることができます。また、最新の技術の導入により、より安全で効果的な治療が可能となり、口腔外科の未来はますます明るいものとなっています。口腔外科の重要性を理解し、必要な治療を適切に受けることが、健康で快適な生活を送るための第一歩となるでしょう。

口腔外科・口腔癌のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌診断のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年09月06日 21:23

名古屋 天白区の歯学博士が解説する口腔外科の重要性と治療法【顎の骨折から口腔癌まで対応】

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名古屋 天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌検診のイナグマ歯科です。
監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

1. イントロダクション

1-1. 口腔外科とは?

 


イントロダクション


口腔外科(Oral and Maxillofacial Surgery)は、口腔(こうくう)や顎、顔面に関連する病気や外傷を治療するための外科的アプローチを専門とする医療分野です。この分野は、単なる歯科治療を超えた広範な範囲をカバーし、顔面の骨折や腫瘍、先天的な異常など、複雑な問題に対応します。ここでは、口腔外科の基本的な概念から、その診療範囲、一般的な手術、治療法までを詳しく解説し、口腔外科がどのように私たちの生活に影響を与えるのかを探ります。

1-1. 口腔外科とは?

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口腔外科の概要

口腔外科は、口腔、顎、および顔面に関連する疾患や障害を診断し、治療するための専門的な外科手術を行う分野です。歯科医が行う通常の歯科治療とは異なり、口腔外科ではより複雑な手術が含まれることが多いです。例えば、顎の骨折、口腔内の腫瘍、先天的な顎の異常などが該当します。

歴史的背景と進化

口腔外科の歴史は、古代にまで遡ります。古代エジプトやローマ時代には、歯科治療や顎の手術が行われていた記録があります。しかし、現代の口腔外科が確立されたのは19世紀末から20世紀初頭にかけてです。技術の進歩とともに、手術の安全性や成功率が飛躍的に向上しました。今日では、口腔外科は高度な技術と専門的な知識を駆使して、多様な問題に対応しています。

口腔外科の診療範囲

口腔外科が扱う領域は広範であり、以下のような症例が含まれます:

  • 顎の骨折: 交通事故やスポーツ外傷による顎の骨折を治療します。
  • 口腔内の腫瘍: 良性および悪性の腫瘍を診断し、外科的に取り除く手術を行います。
  • 顎の変形: 先天的な異常や後天的な変形を修正する手術を行います。
  • インプラント手術: 歯の失われた部分に人工の歯を取り付ける手術を行います。
  • 顎関節症: 顎の関節に問題がある場合に、治療や手術を行います。


口腔外科の診断と治療法

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口腔外科では、まず詳細な診断が行われます。診断には、患者の症状に関する問診、視診、触診、そして必要に応じてCTスキャンやMRIなどの画像診断が含まれます。これにより、外科的介入が必要かどうかを判断し、適切な治療法を選択します。

手術の種類とその目的
  • インプラント手術: 失った歯を補うために、顎の骨に人工歯根を埋め込む手術です。これにより、自然な見た目と機能を取り戻すことができます。
  • 顎の骨折手術: 骨折した顎を整復し、固定することで正常な機能と形状を回復させる手術です。
  • 腫瘍の摘出手術: 口腔内や顎、顔面に発生した腫瘍を外科的に取り除く手術です。悪性腫瘍の場合、周囲の組織も切除することがあります。
  • 顎の矯正手術: 顎の変形を修正するための手術で、顎の位置を調整し、噛み合わせや顔のバランスを改善します。


口腔外科の重要性

口腔外科は、単なる外科的処置にとどまらず、患者の生活の質を大きく向上させる役割を担っています。例えば、顎の骨折や歯の喪失は、単に身体的な問題だけでなく、心理的なストレスや社会的な影響をもたらすことがあります。口腔外科的治療によって、患者は再び快適に食事を楽しんだり、自信を持って笑顔を見せたりすることができるようになります。

口腔外科の専門医と役割

口腔外科の専門医は、歯科医師でありながら外科手術の高度な技術を持つ医師です。専門医は、口腔外科の診断と治療に関する豊富な知識と経験を持っており、複雑な症例にも対応することができます。専門医はまた、患者に対して適切なアフターケアやリハビリテーションのアドバイスも行います。

口腔外科の未来と最新の技術

口腔外科の分野では、常に技術革新が進んでいます。最新の技術としては、ロボット手術、3Dプリンティングによるカスタムインプラントの作成、そして精密な画像診断技術が挙げられます。これらの技術は、手術の精度を向上させ、患者の回復を早めるための重要なツールとなっています。

まとめ

口腔外科は、私たちの生活の質を向上させるために重要な役割を果たしています。口腔内や顎、顔面に関する複雑な問題に対処し、患者の健康と幸福を支えるために、口腔外科の専門医は高度な技術と知識を駆使して治療を行っています。技術の進歩とともに、口腔外科の治療法も日々進化しており、これからも多くの患者にとって重要な医療分野であり続けるでしょう。
 

口腔外科・口腔癌のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌診断のイナグマ歯科までご相談ください。

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2024年09月06日 21:21

名古屋市天白区の口腔外科医による口腔癌検診と診断 | 口腔がんの安心のケア

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  • 名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌検診のイナグマ歯科です。
    監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
    目次
    1.イントロダクション

    • 1-1. 口腔癌とは?
      • 口腔癌の定義と概要
      • 口腔癌の発生部位とその特徴
    • 1-2. 口腔癌の重要性
      • 口腔癌の発生率と統計
      • 早期発見の重要性
    • 1-3. 口腔癌のリスク要因
      • 喫煙と飲酒の関連
      • 食生活と口腔健康の影響
        2.口腔癌の症状と診断
        • 2-1. 初期症状とその見分け方
          • 口腔内の異常な症状
          • 症状の進行と悪化
        • 2-2. 診断方法とそのプロセス
          • 歯科医による初期検査
          • 生検とその役割
        • 2-3. 補助的な診断手段
          • 画像診断(X線、CT、MRI)の利用
          • 細胞診と遺伝子検査
            3.口腔癌の治療方法
            • 3-1. 外科的治療
              • 手術の種類とその適応
              • 手術後のケアとリハビリテーション
            • 3-2. 放射線治療
              • 放射線治療の基本とプロセス
              • 放射線治療による副作用とその対処法
            • 3-3. 化学療法と免疫療法
              • 化学療法の効果と副作用
              • 免疫療法の最新のアプローチとその利点
  • 4.口腔癌の予後と生活の質

    • 4-1. 口腔癌の予後と生存率
      • ステージ別の予後と生存率
      • 予後に影響を与える要因
    • 4-2. 生活の質の改善
      • 食事と栄養管理のポイント
      • 発音と嚥下機能のリハビリテーション
  • 口腔癌予防と早期発見

    • 5-1. 予防策と生活習慣の見直し
      • 喫煙と飲酒のリスク管理方法
      • 健康的な食事と口腔ケア
    • 5-2. 早期発見のための定期検診
      • 定期的な口腔検診の重要性
      • 自己検査の方法とその実施
  • まとめ

    • 6-1. 口腔癌に関する総括
      • 口腔癌の理解と治療の現状
    • 6-2. 現在の治療法と今後の展望
      • 新しい治療法と技術の紹介
    • 6-3. 口腔癌予防の重要性と推奨される対策
      • 予防と早期発見の重要性

        歯科での口腔癌について

        1. イントロダクション

        1-1. 口腔癌とは?

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        口腔癌は、口の中、つまり口腔内の組織に発生する悪性腫瘍のことを指します。口腔癌には、舌癌、口唇癌、頬粘膜癌、上顎癌、下顎癌などが含まれます。これらの癌は、通常、口腔内の粘膜に悪性な細胞が異常に増殖することによって発生します。

        口腔癌の定義と概要

        口腔癌は、口の中の上皮細胞に発生する癌で、これが周囲の組織やリンパ節に転移する可能性があります。これにより、早期発見と早期治療が非常に重要になります。口腔癌は、顎骨や歯肉、舌、頬、口唇など、口腔内のさまざまな部位に発生する可能性があります。

        口腔癌の発生部位とその特徴

        口腔癌は、主に以下の部位で発生します:

      • : 舌の側面や裏に発生することが多く、痛みやしびれを伴うことがあります。
      • 口唇: 口唇の外側に発生し、しこりや潰瘍が見られることがあります。
      • 頬粘膜: 頬の内側の粘膜に発生し、白い斑点や赤い斑点が見られることがあります。
      • 歯肉: 歯肉の異常な増殖や潰瘍が見られることがあります。
         
      • 1-2. 口腔癌の重要性

        口腔癌は進行が遅い場合もありますが、無視すると重篤な状態になることがあります。そのため、早期発見と適切な治療が求められます。

        口腔癌の発生率と統計

        日本では、口腔癌の発生率は増加傾向にあり、年間の新規症例は増加しています。男性に多く見られ、特に60歳以上の高齢者に多いですが、若年層でも発生する可能性があります。早期発見が難しいため、定期的な検診が推奨されています。

        早期発見の重要性

        口腔癌の早期発見は、治療の成功率を高めるために非常に重要です。早期に発見し治療を行うことで、治療がより効果的であり、患者の生活の質も向上します。

        1-3. 口腔癌のリスク要因

        口腔癌にはいくつかのリスク要因があります。これらの要因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

        喫煙と飲酒の関連

        喫煙と飲酒は、口腔癌の主要なリスク要因です。タバコに含まれる有害物質やアルコールは、口腔内の細胞に直接的なダメージを与え、癌の発生を促進する可能性があります。特に、喫煙と飲酒を併用する場合、リスクはさらに増加します。

        食生活と口腔健康の影響

        ビタミンCやビタミンAの不足、またはバランスの取れていない食生活は、口腔癌のリスクを高めるとされています。健康的な食生活を維持し、口腔内の衛生を保つことが、口腔癌予防に寄与します。

        2. 口腔癌の症状と診断

        2-1. 初期症状とその見分け方

        口腔癌の初期症状は軽微であることが多く、他の口腔内疾患と区別がつきにくいことがあります。

        口腔内の異常な症状
      • 口内炎のような潰瘍: 治癒しない口内炎や潰瘍が見られることがあります。
      • 白い斑点(白板症): 口腔内に白い斑点や斑点が現れることがあります。
      • 痛みやしびれ: 舌や口唇に痛みやしびれを感じることがあります。
      • しこり: 口腔内にしこりや腫れが感じられることがあります。
         
      • 症状の進行と悪化

        初期段階では症状が軽微ですが、放置すると症状が進行し、痛みや出血、口腔内の機能障害が顕著になります。進行するにつれて、周囲の組織やリンパ節に転移する可能性もあります。

        2-2. 診断方法とそのプロセス

        口腔癌の診断は、複数の手段を用いて行われます。

        歯科医による初期検査

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        歯科医による口腔内の視診や触診は、口腔癌の初期兆候を発見するための重要な手段です。歯科医院での定期的な検診が早期発見に役立ちます。

        生検とその役割

        疑わしい部位からの生検(組織のサンプルを採取して検査すること)は、口腔癌の確定診断に欠かせません。生検により、細胞の異常が確認されると、口腔癌と診断されることがあります。

        2-3. 補助的な診断手段

        口腔癌の診断を確定し、病状を把握するために以下の補助的な手段が利用されます。

        画像診断(X線、CT、MRI)の利用
      • X線: 骨の状態や口腔内の異常を確認するために使用されます。
      • CTスキャン: がんの広がりを確認し、周囲の組織やリンパ節への転移の有無を評価します。
      • MRI: 詳細な画像を提供し、がんの正確な位置や広がりを把握するのに役立ちます。
         
      • 細胞診と遺伝子検査

        細胞診は、口腔内の細胞を採取してがんの有無を確認する検査です。また、遺伝子検査は、がんの原因となる遺伝子変異を特定することで、個別化治療に役立ちます。

        3. 口腔癌の治療方法

        3-1. 外科的治療

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        口腔癌の治療には、外科的手術が一般的に用いられます。

        手術の種類とその適応
      • 切除手術: 癌を含む組織を取り除く手術です。癌の進行度に応じて、局所的な切除から広範囲な切除まで行われます。
      • 再建手術: 手術後の機能回復や審美的改善のために、再建手術が行われることがあります。
         
      • 手術後のケアとリハビリテーション

        手術後は、口腔内のケアとリハビリテーションが必要です。食事の管理、口腔内の衛生維持、発音や嚥下機能のリハビリテーションが重要です。

        3-2. 放射線治療

        放射線治療は、癌の縮小や制御を目指す治療法です。

        放射線治療の基本とプロセス
      • 外部放射線治療: 外部から放射線を照射して癌を攻撃します。
      • 内部放射線治療: 放射性物質を癌の近くに配置して、局所的に放射線を照射します。
         
      • 放射線治療による副作用とその対処法

        放射線治療は、副作用として口腔内の乾燥、口内炎、味覚の変化があることがあります。これらの副作用に対処するためには、口腔ケアや対症療法が必要です。

        3-3. 化学療法と免疫療法

        化学療法の効果と副作用

        口腔癌の治療において化学療法は、癌細胞を殺すために使用される薬物療法です。化学療法は、手術や放射線治療と組み合わせて使用されることが多く、特に進行したステージの口腔癌に対して効果を発揮します。化学療法の主要な効果としては、癌細胞の増殖を抑制し、転移を防ぐことが挙げられます。例えば、シスプラチンやドセタキセルといった薬剤が使用されます。

        しかし、化学療法には副作用もあります。これには、吐き気、脱毛、口内炎、倦怠感などが含まれます。副作用の管理には、対症療法やサポート治療が必要です。最近では、薬剤の投与量や頻度を調整することで、副作用を軽減する新しい治療戦略も模索されています。

        免疫療法の最新のアプローチとその利点

        免疫療法は、体内の免疫系を活性化させて癌細胞を攻撃する治療法です。口腔癌に対する免疫療法では、免疫チェックポイント阻害剤が注目されています。これには、PD-1阻害剤やCTLA-4阻害剤が含まれ、これらは免疫系の抑制を解除し、癌細胞に対する免疫反応を高めます。

        最新の研究では、免疫療法が口腔癌の治療において良好な結果を示しており、特に治療の選択肢が限られる患者に対して有望です。免疫療法の利点には、副作用が比較的少なく、長期的な効果が期待できることが含まれます。しかし、すべての患者に効果があるわけではないため、個別の治療計画が重要です。

        4.口腔癌の予後と生活の質

        4-1. 口腔癌の予後と生存率

        ステージ別の予後と生存率
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        口腔癌の予後は、癌の進行度やステージによって大きく異なります。ステージIやIIでは、局所的な治療で良好な予後が期待できる一方、ステージIIIやIVでは、治療が難しく、予後が厳しいことがあります。一般的に、早期発見と治療が行われるほど、生存率は高くなります。

        例えば、ステージIの口腔癌の5年生存率は約80%ですが、ステージIVに進行すると、生存率は50%未満に低下することがあります。これらの統計は、治療法や患者の全体的な健康状態によっても変動します。

        予後に影響を与える要因

        口腔癌の予後に影響を与える要因には、癌のサイズや位置、リンパ節への転移の有無、患者の年齢や全身状態などがあります。早期に発見し、適切な治療を行うことが予後改善のカギです。その他、患者の生活習慣や健康管理も予後に大きな影響を与えます。

        4-2. 生活の質の改善

        食事と栄養管理のポイント

        口腔癌の治療後には、食事と栄養管理が重要です。治療により口腔内の機能が低下し、食事が困難になることがあります。栄養価の高い食事を心がけることで、体力の回復や免疫力の向上が期待できます。具体的には、たんぱく質を豊富に含む食品や、ビタミン・ミネラルを多く含む野菜や果物を摂取することが推奨されます。

        また、食事の形態を工夫することも重要です。例えば、柔らかい食事やスムージーを利用することで、嚥下機能が低下している場合でも摂取が可能となります。

        発音と嚥下機能のリハビリテーション

        口腔癌の治療後、発音や嚥下に関する機能が低下することがあります。これらの機能を回復するためには、専門的なリハビリテーションが必要です。発音の改善には、言語療法士による発音練習が効果的です。嚥下機能の回復には、嚥下訓練やリハビリテーションを受けることで、より安全に食事を摂ることが可能になります。

        5-1. 予防策と生活習慣の見直し

        喫煙と飲酒のリスク管理方法

        口腔癌の予防には、喫煙と飲酒のリスク管理が重要です。喫煙は口腔癌の主要なリスク因子であり、禁煙することでリスクを大幅に減少させることができます。また、過度の飲酒もリスクを高めるため、飲酒量を制限することが推奨されます。

        健康的な食事と口腔ケア

        健康的な食事と良好な口腔ケアは、口腔癌の予防において重要です。バランスの取れた食事を心がけ、定期的な口腔ケアを実施することで、口腔内の健康を維持することができます。フッ素入りの歯磨き粉の使用や、定期的な歯科検診が有効です。

        5-2. 早期発見のための定期検診

        定期的な口腔検診の重要性

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        口腔癌の早期発見には、定期的な口腔検診が不可欠です。歯科医による定期検診で、口腔内の異常を早期に発見し、適切な対処を行うことで、癌の進行を防ぐことができます。検診は、通常6か月ごとに受けることが推奨されます。

        自己検査の方法とその実施

        自己検査も早期発見に役立ちます。口腔内の異常を定期的にチェックし、気になる点があればすぐに歯科医に相談することが大切です。自己検査の方法としては、鏡を使って口内の異常を確認する方法や、指で口内の変化を感じ取る方法があります。

        6-1. 口腔癌に関する総括

        口腔癌の理解と治療の現状

        口腔癌についての理解が深まることで、早期発見や効果的な治療が可能になります。現在の治療法には、外科的治療、放射線治療、化学療法、免疫療法などがあり、それぞれの治療法にはメリットとデメリットがあります。個々の患者に最適な治療法を選択するためには、包括的なアプローチが必要です。

        6-2. 現在の治療法と今後の展望

        新しい治療法と技術の紹介

        現在の治療法に加え、新しい技術や治療法が開発されています。これには、遺伝子編集技術や精密医療、ロボット手術などが含まれ、口腔癌治療の精度向上と患者の負担軽減が期待されています。今後の研究と技術の進展により、より効果的で安全な治療法が提供されることが予想されます。

        6-3. 口腔癌予防の重要性と推奨される対策

        予防と早期発見の重要性

        口腔癌の予防と早期発見は、治療成功の鍵となります。喫煙や飲酒のリスクを管理し、健康的な食生活と口腔ケアを実践することで、口腔癌のリスクを低減できます。また、定期的な検診や自己検査を行い、異常を早期に発見することが重要です。
         

        口腔外科・口腔癌のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌診断のイナグマ歯科までご相談ください。

        監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年08月17日 22:28

舌唇のしこりのリスクと対処法:名古屋市天白区の歯科口腔外科医

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科のイナグマ歯科です。
監修 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
目次

  1. イントロダクション

    • 粘液腫とは何か?

    • 歯科での粘液腫の一般的な発生場所

    • 粘液腫が歯科において重要な理由

  2. 粘液腫の特徴とリスク

    • 2-1. 粘液腫の症状と診断方法

      • 見た目や感触の変化

      • 症状の進行と診断の流れ

    • 2-2. 粘液腫が引き起こす可能性のある問題

      • 食事や話すことへの影響

      • 周囲の歯や組織への影響

    • 2-3. 粘液腫と他の口腔疾患との違い

      • 良性と悪性の違い

      • 他の口腔疾患との鑑別診断

  3. 粘液腫の治療とその重要性

    • 3-1. 手術による粘液腫の除去

      • 手術のプロセスと技術

      • 手術後の回復とケア

    • 3-2. 手術を避けるリスクとその影響

      • 粘液腫を放置した場合の長期的なリスク

      • 悪化する可能性と予防策

    • 3-3. 他の治療オプションとその限界

      • 薬物治療やその他の非外科的アプローチ

      • これらのアプローチの効果と限界

  4. まとめ

    • 粘液腫の早期発見と治療の重要性

    • 歯科医との相談と定期的なチェックアップのすすめ

    • 粘液腫予防のための口腔ケアのポイント

      1.イントロダクション

      口腔内に異常を感じたとき、多くの人が考えるのは「何か悪い病気ではないか?」ということです。その中で、粘液腫(ねんえきしゅ)という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。粘液腫は、口腔内の柔らかい組織に発生する良性の腫瘍であり、見た目にはあまり目立たないこともありますが、その存在は放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。今回は、歯科口腔外科における粘液腫について、その特徴、リスク、治療方法に至るまで、詳しく解説していきます。

      1-1.粘液腫とは何か?
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      粘液腫とは、口腔内の粘膜に発生する良性の腫瘍で、主に唾液腺から発生します。通常、唾液腺に詰まった粘液が周囲の組織に影響を及ぼし、腫瘍が形成されることが多いです。具体的には、下唇の内側や口蓋、頬の内側に見られることが多く、その大きさや形状は個々によって異なります。

      1-2.歯科での粘液腫の一般的な発生場所

      歯科における粘液腫は、以下の場所に発生することが一般的です。

    • 唇の内側 - 特に下唇の内側にできることが多いです。唇を噛んだり、刺激を与えたりすることが原因となることがあります。
    • 頬の内側 - 頬の内側、頬の粘膜にできることもあります。これは頬を噛む癖がある人に見られることがあります。
    • 口蓋 - 口蓋に発生する粘液腫は、見た目に違和感を感じやすい部分であり、痛みを伴うことがあります。

      1-3.粘液腫が歯科において重要な理由
    • 粘液腫は一見すると無害な良性腫瘍ですが、放置しておくと以下の理由から重要性を増します。

    • 症状の悪化 - 腫瘍が大きくなると、痛みや違和感が増すことがあります。
    • 機能への影響 - 食事や話すことに支障をきたす場合があります。
    • 悪化の可能性 - 稀ではありますが、放置すると悪性化するリスクがゼロではありません。
      1-4.粘液腫の特徴とリスク
    • 粘液腫は、見た目や感触の違いから識別することができます。以下にその特徴とリスクについて詳しく見ていきましょう。

      2. 粘液腫の症状と診断方法
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      見た目や感触の変化

      粘液腫の初期段階では、粘膜に小さな膨らみ、しこりとして現れることが多いです。色は青白いことが一般的で、触ると柔らかい感触があります。成長してくると、サイズが大きくなり、目立つようになります。痛みはないことが多いですが、腫瘍の大きさによっては違和感を感じることがあります。

      症状の進行と診断の流れ

      症状が進行するにつれて、腫瘍の大きさが増し、食事や話すことが困難になることがあります。診断は、口腔内の視診や触診によって行われ、必要に応じて生検(組織を取り出して検査する)や超音波検査、MRIなどの画像診断が実施されます。

      2-2.しこり( 粘液腫)が引き起こす可能性のある問題

      食事や話すことへの影響

      しこり(粘液腫)が大きくなると、口腔内のスペースが狭くなり、食事や会話に支障をきたすことがあります。特に、下唇や頬の内側にできた場合、噛んだり、舌で触れたりする際に不快感を覚えることがあります。

      周囲の歯や組織への影響

      粘液腫が成長すると、周囲の歯や組織に圧力をかけ、歯並びや噛み合わせに影響を与えることがあります。また、腫瘍が周囲の組織に浸潤すると、さらなる口腔内の問題を引き起こす可能性があります。

      2-3. 粘液腫と他の口腔疾患との違い
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      良性と悪性の違い

      粘液腫は一般的に良性の腫瘍ですが、他の口腔疾患と区別することが重要です。悪性の腫瘍や他の疾患と混同しないためには、正確な診断が必要です。粘液腫の主な特徴としては、ゆっくりと成長し、周囲の組織に浸潤しないことが挙げられます。

      他の口腔疾患との鑑別診断

      粘液腫は、口腔内の他の疾患(例えば口腔癌や粘膜下腫瘍)と類似した症状を呈することがあります。正確な鑑別診断には、専門的な検査と診断が不可欠です。生検や画像診断を通じて、他の疾患との違いを明確にすることが重要です。

      粘液腫の治療とその重要性
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      粘液腫の治療は、腫瘍のサイズや位置、患者の全体的な健康状態によって異なります。以下に、主な治療法とその重要性について詳しく説明します。

      3-1. 手術による粘液腫の除去

      手術のプロセスと技術

      粘液腫の最も効果的な治療方法は、外科的に腫瘍を除去することです。手術は通常、局所麻酔下で行われ、腫瘍とその周囲の組織を完全に切除します。手術中には、腫瘍が完全に取り除かれているかを確認するために、慎重に操作が行われます。

      手術後の回復とケア

      手術後は、一定期間の安静が必要です。腫瘍の除去部位には、痛みや腫れが生じることがありますが、適切なケアと処方された薬を使用することで、回復がスムーズに進みます。手術後のフォローアップとして、定期的なチェックアップが推奨されます。

      3-2. 手術を避けるリスクとその影響

      粘液腫を放置した場合の長期的なリスク

      粘液腫を放置すると、腫瘍が大きくなり、症状が悪化する可能性があります。腫瘍が進行すると、周囲の組織に影響を及ぼし、機能障害や感染症のリスクが高まります。また、稀に悪性化することがあるため、早期の対応が重要です。

      悪化する可能性と予防策

      粘液腫の悪化を防ぐためには、定期的なチェックアップと、早期に異常を発見することが鍵です。放置せず、気になる症状が現れた場合は、すぐに歯科医に相談することが推奨されます。また、口腔内の衛生を保つことで、粘液腫のリスクを低減させることができます。

      3-3. 他の治療オプションとその限界

      薬物治療やその他の非外科的アプローチ

      粘液腫の治療には、手術が最も効果的ですが、場合によっては薬物治療や他の非外科的アプローチが試みられることもあります。例えば、局所的なステロイド治療や、レーザー治療などが選択肢として考えられます。しかし、これらのアプローチは、腫瘍を完全に除去することが難しいため、再発のリスクが高いことがあります。

      これらのアプローチの効果と限界

      薬物治療やレーザー治療は、初期の段階での粘液腫に対して効果がある場合がありますが、腫瘍が大きくなった場合や再発した場合には、外科的な手術が必要です。また、非外科的アプローチは、腫瘍のサイズや位置によっては十分な効果が得られないことがあります。

      まとめ

      粘液腫の早期発見と治療の重要性

      粘液腫は、早期に発見し、適切な治療を行うことが非常に重要です。早期に治療を行うことで、症状の悪化や再発のリスクを低減することができます。また、粘液腫は通常良性ですが、放置すると悪化する可能性があるため、注意が必要です。

      歯科医との相談と定期的なチェックアップのすすめ

      口腔内に異常を感じた場合や粘液腫の可能性がある場合には、すぐに歯科医に相談することが大切です。また、定期的な口腔内のチェックアップを受けることで、早期に問題を発見し、適切な対応を行うことができます。

      粘液腫予防のための口腔ケアのポイント

      粘液腫の予防には、口腔ケアが欠かせません。以下のポイントを意識して、日常的な口腔ケアを行いましょう。

    • 正しい歯磨き - 毎日の歯磨きを欠かさず、歯と歯茎の健康を保つことが重要です。
    • 定期的な歯科検診 - 定期的に歯科医の診察を受け、口腔内の状態を確認しましょう。
    • 口腔内の異常に注意 - 口腔内に違和感や異常を感じた場合は、すぐに専門家に相談することが大切です。
    • 粘液腫に限らず、口腔内の健康を維持するためには、日々のケアと定期的なチェックが重要です。これにより、健康的な口腔環境を保ち、様々な口腔疾患のリスクを低減することができます。
       

      口腔外科のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・粘液腫手術のイナグマ歯科までご相談ください。
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2024年08月01日 00:15

「名古屋市天白区のイナグマ歯科で対応する口腔外科治療:親知らずから口腔がんまで」

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名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、口腔外科治療に対応した歯医者です。

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。

お口の中にできものはありませんか?


  • 口内炎

  • 舌癌

  • 粘液腫
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  • 舌がん
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口腔外科で扱う病気
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口腔外科は、歯の疾患から口腔がんまで、さまざまな症状に対応する診療科目です。
口腔外科で扱う主な病気には、次のようなものがあります。

1.智歯周囲炎

2.親知らずの抜歯

3.歯性感染症

4.顎関節症

5.顎顔面外傷

6.口腔粘膜疾患

7.口腔腫瘍

8.歯根嚢胞

9.口腔癌

10.舌痛症

11.ドライマウス

12.白板症

13.口内炎

14.ウイルス性粘膜疹

15.カンジダ感染症

口腔カンジダ症

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口腔カンジダ症は、口の中が赤くなる(紅斑性、委縮性カンジダ症)などの症状があります。 口腔カンジダ症は、カンジダという細菌によって引き起こされる感染症です。

口腔カンジダ症は、おもに頬の内側の粘膜や舌、口蓋(喉の手前部分)、歯ぐき、唇などが赤くただれたり、白いプツプツや赤い斑点、白い苔(こけ)状の薄皮のようなものができます。
また、喉の違和感や痛みで食事が十分にとれず、体力が低下し、他の病気になりやすくなります。
口腔カンジダ症の初期症状は、舌の表面や粘膜に白い苔状の斑点が現れることです。その後、舌や粘膜が赤く腫れ、ヒリヒリとした痛みを伴います。
口腔カンジダ症の治療には、抗真菌薬という種類のお薬が用いられます。使用を始めてから1〜2週間程で症状の改善が見られると言われています。
また、軽度であれば口腔ケアを行うことで治る場合もあります。

口腔カンジダ症の特徴的な症状には、次のようなものがあります。

白板症

1.口の中に拭くと取れる白いカスが付く
2.舌が赤くつるんとしている
3.口の端が切れる
4.唇が荒れる
5.入れ歯の下の粘膜が赤い
6.舌がひりひりして痛いが特に熱い物や刺激のある物で強くなる
7.味覚がおかしくなる(特に口の中が苦い)

 

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白板症は、口腔内の粘膜が白く変化する病変です。
舌や歯肉、頬粘膜などによくみられ、白斑状のざらざらした病変として現れます。
白板症は前がん病変ですが、がんとは区別されます。
歯磨きのとき自分で気がついたり、歯の治療のとき歯医者さんに指摘されたりして、受診される方が多いです。
白板症の特徴は次のとおりです。
1.擦っても取れず、また長期にわたって病変が残り続ける
2.白い部分の中に赤い部分が混ざって見えるものやいぼのように盛り上がっている場合もある
3.基本的に痛みはないが、赤い部分はただれ(びらん)や潰瘍のため、そこに食べ物が当たって痛んだりしみたりすることがある
白板症の治療は、一般的には経過観察か外科的に切除するかのどちらかです。
病変を全て切除することが確実な治療法です。
白板症を治す塗り薬や飲み薬はありません。
経過観察を行う場合には、がんになる可能性があるため、定期的な経過観察が重要になります。経過観察を怠ると、いつの間にかがんとなっていることがあるので、気を付けてください。

 

口腔粘液腫
 

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口腔の粘液腫(ねんえきのうほう)は、唾液腺の病気の一つです。粘液腫は腫瘍ではないため、悪性化することはなく、痛みや炎症を伴うことはほとんどありません。小さい嚢胞は自然に消えることもありますが、再発を繰り返す場合もあります。 治療法は、経過観察か摘出術です。薬で治すことはできません。頻繫にさいはつするのであれば、摘出をお勧めいたします。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因の感染症で、唇やその周りに水ぶくれができる病気です。チクチクピリピリという違和感があった後、水ぶくれができ、3〜5日程度でかさぶたになって治ります。
口唇ヘルペスは、キスなどの直接の接触のほか、食器やタオルの共用などでも感染することがあります。
最初の発症は、感染後3~7日前後になることが多くなります。
その後も、風邪、疲れ、ストレスなどによって抵抗力が低下したときに再発のリスクが高まります。
口唇ヘルペスは自然に改善する可能性があります。
多くの場合は、数日から2週間程度で症状が消失すます。。
アトピー性皮膚炎を患っているなどの肌が弱い人は、ヘルペスウイルスがうつりやすいので、症状がある場合は感染を広げないように注意が必要です。

耳下腺腫瘍

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耳下腺腫瘍は、唾液を分泌する耳下腺に発生する腫瘍です。
 
耳下腺腫瘍は、良性腫瘍と悪性腫瘍に分類されます。良性腫瘍の場合は、耳の前や耳の下あたりにピンポン玉のようなしこりが生じるのみで痛みなどの症状は伴わないのが特徴です。また、多くは急激に大きくなることはなく、発症してから数か月~数年の間で気付くようになるとされています。 一方、悪性腫瘍の場合は無症状であっても放置すると進行し転移などを起こし最終的に生命にかかわってしまうので切除が必要です。

口腔外科に関するご相談は、名古屋市天白区にある歯科・歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。 予約ページへ

名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、口内炎治療が可能な歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、患者さん一人ひとりに対して、最適な治療計画を立案します。それを踏まえて、患者さん一人一人にその立案計画をご説明し、ご理解・ご納得いただいた上で治療を進めています。

口内炎は、ものすごく痛い⁈

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    口内炎

  • ヘルペス

    ヘルペス

  • アフタ性口内炎

    アフタ性口内炎

口内炎

アフタ性口内炎
口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症です。口内炎にもいくつか種類があります。もっとも多いのがアフタ性口内炎です。発症の原因はわかっていませんが、体調が悪いときにできやすいことが知られています。、

口内炎の原因は?

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口内炎の原因はいろいろです。
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。他の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあるので、注意が必要です。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎
もっとも多くみられるのが、アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)です。
その原因は、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えらます。
アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。小さなものが2~3個群がって発生することもあります。普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。
なかなか治らないときや範囲が広いとき、また、何度も再発するときは、ベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、くすりが原因の場合もあります。

物理的刺激によって起こるカタル性口内炎

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カタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。また、味覚がわかりにくくなることもあります。

ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」

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ウイルスが原因で起こる口内炎があります。単純ヘルペスウイルスの感染が原因のヘルペス性口内炎(口唇へルペス)は、主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による口内炎が知られています。またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌は、もともと口の中に存在する常在菌のひとつですが、免疫力が低下したりすると増殖し、カンジダ性口内炎を発症することがあります。
ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みが伴うことがあります。

口内炎とその原因は?

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口内炎とは 口内炎は、口内の粘膜に起こる炎症の総称です。 頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感から生活の質を低下させます。 小さな白い円形のものから赤く腫れて潰瘍を引き起こすものがあります。
食べ物や飲み物がしみる、歯磨きのとき歯ブラシが当たると痛む、会話しづらくなるなど、不快な症状を体験した人は少なくないでしょう。

口内炎の原因はさまざまです。
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。

口内炎を早く治したいときは、ビタミンを摂取すると良いと言われます。ビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群が口内炎の緩和に特に効果的と言われています。ビタミンB群は口腔内の粘膜の健康の維持に必要で、ビタミンCは免疫系の働きを強くすると言われています。
痛みが強い場合は無理せず、歯科医院に行きましょう。なかなか治らない時や、範囲が広いとき、何度も再発する時は、ベーチェット病など、他の病気の一症状だったり、薬が原因の場合もあるので、早めにイナグマ歯科へ行きましょう。
 

その他の口内炎

特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。ニコチン性口内炎の場合は、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります。

口内炎のことなら、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。予約ページへ

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、歯の外傷、口腔外科に対応した歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、歯の外傷、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。

歯の外傷になったら、どうする?


  • 歯がぐらぐらする

  • 歯が抜けた抜けた

  • 歯がずれた

  • 歯の破折
  • はがぐらぐらする
  • はがぬけた
  • 歯がずれた
  • 歯の破折

歯の外傷

歯の破折
歯の外傷とは、歯や顔面、口唇などを激しくぶつけて傷害を負った歯のことです。交通事故や転倒、スポーツなどが原因で起こることがあります。
歯の外傷は、1~2歳の乳幼児と7~8歳の学童に多発する傾向があります。
歯の外傷の固定期間は、歯だけの動揺の場合は1~2週間、歯根破折や骨折の場合は2か月程度です。歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性があります。

歯が欠けた?歯が破折した?

歯の破折
 転倒や衝突により強い衝撃を受けると、歯が欠けることがあります。歯が欠けた部分が少ないときは、痛みなどの症状は出にくく、神経(歯髄)や歯周組織への影響も少ないことが多いです。
欠けた部分が大きい場合、歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあります。
 重度で歯が欠けて神経(歯髄)まで達する場合は、炎症が起きて強い痛みや歯肉の腫れなどが生じます。そのようなときは、早めに、歯医者を受診してください。早めの処置が必要です。
欠け方に応じて神経の処置を行います。
永久歯でも神経の処置をした後は経過をみていく必要があります。
乳歯の場合は次の永久歯に生え替わるまで定期的にチェックをしていくことが望まれます。

歯がぐらぐらになった。動揺する。歯根の破折?

はがぐらぐらする

歯を打ったことで、歯がグラグラになったり、周りの歯肉から出血することあります。

歯の動揺は、歯を支える骨の部分がダメージを受けた場合に起こります。歯の根が折れた(歯根の破折)場合にもグラグラになります。

歯医者でレントゲン写真を撮って、歯の根のが折れていないか、上顎骨、下顎骨が折れていないかを確認する必要があります。嚙み合わせが、外傷を受ける前と違って、ずれている場合は骨が折れている可能性があります。


動揺が軽度な場合は、経過観察いたしますが、明らかな動揺がみられる場合は、両サイドの歯と固定して安静を図ります。

歯根の破折や歯槽骨骨折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できない場合があります。保存が可能と判断された場合は、固定処置を行って経過をみます。歯だけの動揺の場合は1~2週間の固定ですみますが、歯根破折や骨折の場合は少し長めに(2か月程度)固定をします。

歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性もあります。

歯がずれた?

歯がずれた
乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯の陥入が多くみられます。

治療としては、歯を元の位置に戻し(整復)、両サイドの歯と連結して安静を図り(固定)、歯の周りの組織の回復を待ちます。
 一方、低年齢児の乳歯や生えたての永久歯がめり込んだ場合は、歯根がまだ未完成なため自力で再び生えてくることがありますので、無理に元の位置まで戻さずに様子をみることが多いようです。
 また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあります。永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェック(エックス線検査など)を受けることが望まれます。

歯が抜け落ちた、なくなった?

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歯が抜け落ちた(脱落)場合、再植を試みます。受傷から歯医者さんを受診するまでの時間が短く、歯の周りの組織の損傷が軽度で、脱落した歯の保存状態がよいほど、再植の予後も良好になることが期待されます。かみ合わせを確認しながら、脱落した歯を元の位置に戻して、固定を行います。歯肉からの出血が多い場合は縫合を行い、止血を図ります。固定は通常2~6週間くらい行います。従来、乳歯は原則として再植は行わなかったのですが、最近では再植が試みられています。  
 脱落した歯がなくなってしまったり、再植が困難だったり、歯根の破折で抜歯になったりと、外傷で歯がなくなった場合も対処が必要になります。歯の外傷はおもに上の前歯に起こりやすいので、見た目も悪くなり、また発音や食べることに影響がでます。
一方、乳歯や学齢期に永久歯がなくなった場合は、次の永久歯が生えるまで、または顎の成長が止まるまでは、調節のしやすい入れ歯タイプの装置を使うことがあります。

歯が変色した?

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歯をぶつけたあと、歯の色が変わってくることがあります。受傷してすぐに 起こりやすい赤みをおびた変色は、神経(歯髄)の中の血管が損傷して充血や内出血を生じたものと考えられ、充血が治れば歯の色も回復することがあります。

一方、数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。さらに色が悪くなったり、根の周囲に病気ができて歯肉が腫れてくることもあります。エックス線写真などで定期的に観察していれば、根の周囲の病気を早く発見して、根の治療を行うことができます。 根尖病巣が大きくなると、歯を保存することが難しくなる場合があります。

子供の歯の外傷のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。予約ページへ

名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、親知らずの抜歯、口腔外科の治療に対応した歯医者です。

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科 院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。予約ページへ

親知らずは抜いたほうがいい?口腔外科


  • 歯科医師

  • 少し見えて横になった親知らず

  • 親知らずのレントゲン

  • 親知らずのレントゲン

  • 親知らずのレントゲン
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親知らずの歯はどこの場所?

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親知らずは、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育する歯で、中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目の最後方歯に位置しています。
18歳前後から生えてくるので、20代前半までに抜歯するのがおすすめです。
親知らずは必ずしも抜かなければいけないものではありませんが、痛みや腫れを繰り返す場合や、他の歯に影響を及ぼしてしまう可能性がある場合は抜歯を行う必要があります。
対処が遅くなればなるほど、ほかの健康な歯にも悪影響となる可能性が高くなります。

親知らずが腫れる理由は?

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親知らずの半分が歯ぐきの中に埋まっていたり、傾いていたりするので、親知らずの周りの歯ぐきの“くぼみ”に歯垢(プラーク、細菌)が溜まりやすく不潔となり、体調を崩し免疫力が落ちると、そこから炎症を起こし、周辺の歯ぐきが腫れてきます。
親知らずを原因とする歯周炎は「智歯周囲炎」と呼ばれ、通常のむし歯による歯周炎に比べ、炎症の程度が強いのが特徴です。このため、痛みがひどく、頬まで腫れた、口が開きにくいといった重い症状を引き起こしやすくなります。
親知らずが腫れたときは、大きく腫れてしまった場合は頬から氷や冷えピタで冷やすと腫れや痛みが軽減します。特に腫れが強い場合には効果的です。
また、親知らずが腫れているときは麻酔が非常に効きづらく抜くときにはとても痛い思いをします。
ですから腫れているときは抗生物質と抗炎症剤で一度患部の痛みと腫れを鎮静させて後日抜くことになります。
 

親知らずを抜くべき人は、どんな人?

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1.親知らず周囲の歯茎が腫れを繰り返している
2.親知らずが虫歯になっている
3.手前の歯が虫歯になっている
4.親知らずにより歯並びに影響が出ている
5.親知らずにより歯茎や頬の粘膜が傷つけられている
6.親知らずや周囲の歯がズキズキ痛む
7.奥歯がしみる
8.噛んだ時に親知らずが歯茎や頬の粘膜を傷つける

親知らずを抜かなくてよい場合は、ある?

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1.痛みや腫れがなくて、親知らずが正常に生えて機能している場合
2.上下の歯が真っ直ぐに生え、しっかり咬みあっている場合
3.親知らずが歯茎に完全に埋入していたり、一部だけ出ているが痛みがなかったりする場合

親知らずを放置すると、さらに痛みが増したり、虫歯・歯周病の原因となることもあるので異変を感じたら診察を受けるようにしましょう。
 

親知らずを抜くメリットは?

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1.口内トラブルのリスクが減る
2.歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなる
3.歯が無くなることで、歯を支えていた骨も痩せ始め、小顔になる可能性がある

親知らずを抜くデメリットは?

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1.正常に生えて機能している場合や、将来的に利用する可能性がある場合は、抜歯せずに残しておいたほうが良いことがある
2.年齢を重ねるにつれて歯は硬くなるため、抜歯に時間がかかる
3.20代と30代以降では回復力が違うため、年をとるほど傷口がふさがるまでに時間がかかる

親知らずの抜歯は、時間がかかる?

親知らずの抜歯は、親知らずの状態によって30分~1時間半程度で終了します。簡単な場合は普通の歯を抜くのと同様にすぐ抜けますが、歯の大部分が骨の中に埋まっていたり、歯と骨が癒着していたり、歯の根の形が複雑だったりすると抜くのにもかなりの時間がかかります。

親知らずは、何歳の時に抜くべきか?

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親知らずは18歳前後から生えてくるので、20代前半までに抜歯するのがおすすめです。年齢を重ねるにつれて歯は硬くなるため、親知らずを抜くタイミングが遅くなるほど抜歯に時間がかかるようになります。

親知らずの抜歯後は、痛い?

抜歯後2、3日後に痛みや腫れのピークがきます。痛み止めをしっかり飲んでいただければ、学校や仕事を休むほどではないという方がほとんどですが、可能であれば抜歯後1週間は大事な用事を入れないほうが良いと思われます。

抜歯後の注意

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1.抜いた部位に指、舌や食べ物、水などで触れないようにする
2.あまり強いうがいをしない
3.口をゆすぎすぎない
4.傷口を触らない
5.抜歯した穴へ舌をいれない
6.麻酔がきれる1~2時間は食事は控える
7.冷やしすぎない(1時間程度まで)
8.お薬を決められた量を飲むこと(副作用がでていない場合)
9.お風呂で長風呂をしない
10.激しい運動はしないこと
11.抜歯当日と次の日は安静に過ごす
12.抜歯後の穴に食べかすが詰まってしまった場合は、その部分に圧をかけないように軽くゆすいで落とす程度にとどめる


抜歯後1週間が経った頃から、徐々に通常の食事に戻していきましょう。消化が良く、栄養価の高い食品を選ぶことがポイントです。
 

抜歯後の歯茎は治る?

親知らずを抜歯した後に腫れが生じることがあります。
腫れは通常、痛みから少し遅れて2日後ぐらいにピークを迎えます。
抜歯後3、4日から1週間ほどで痛みや腫れは治まっていきますが、2週間ほどは若干の鈍痛が残ることもあります。
抜歯後の傷口は、一般的には1ヶ月程度で治り、6ヶ月〜1年程度で完全に穴が塞がります。

親知らずの抜歯のご相談は、名古屋市天白区にある歯科・歯医者(イナグマ歯科)院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。
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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。
口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。 顎関節症の詳細ページ

顎関節症とは

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごで音がする(関節雑音)」といった症状がでるあごの疾患です。 これらの症状は、あごの関節を構成する骨・筋肉(咬筋:こうきん・側頭筋など)・関節円板・靭帯などの異常によって生じます。顎関節症の詳細ページ

顎関節症の症状

1.顎の関節が痛む
2.大きく口を開けられない
3.顎の関節に音がする
4.ものが噛みにくい
などの症状を引き起こします。

顎関節症の原因

1.転倒して下顎をぶつけて顎関節を傷つける
2.急激なストレス
3.歯ぎしり
4.何かに熱中したり緊張して強く顎をくいしばる。
4.唇や頬の内側をかむ
などが考えられます

顎関節症の治療方法

顎関節症の治療は、

1.セルフケア
2.理学療法
3.内服治療
4.スプリント(マウスピース)治療

が一般的です。
手術や歯並びの矯正をすることはほとんどなくなりました。

顎関節症の検査の流れは?

顎関節症は、症状がどのように始まり、どのように変化したかをお聞きし、顎関節や筋肉、口の中を診査して診断されます。
必要に応じてエックス線撮影やCTによって骨の異常の有無を調べ、骨以外の関節構造や筋肉の問題についてはMRIによって調べる場合もあります。
顎関節症のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。
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2024年04月30日 00:35

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