シーラントのメリットとデメリットとは?
シーラントのメリット
1.むし歯を予防できる
シーラントは、むし歯になりそうな歯の溝をあらかじめ埋めておくことで、虫歯予防をします。また、シーラント剤にはフッ素が含まれているので、歯の再石灰化作用も促進、むし歯菌によって溶け出した歯の表面をもとに戻す効果もあります。
2.歯を削らずに処置可能
シーラントは、むし歯治療と異なり歯を削らずに処置が可能です。
治療内容としては、シーラントを行いたい部分を薬液で前処理し、シーラント剤を流し込んだ後、硬化処置を行います。
痛みがないため、小さいお子様でも安心して行えます。
シーラントのデメリット
1.剥がれる可能性がある
シーラントの処置を受けたあとは定期検診が必要です。
ケアの方法や、お口の環境によっては、シーラントを施した下で虫歯ができることがあります。
異常がないかチェックしてもらう意味でも、定期的は歯科医師の検診は欠かせません。
定期検診のタイミングは、3か月に1度くらいです。個人の状態によって差がありますので、歯科医師の指示に従ってください。
2.定期検診でチェックする必要がある
シーラント材は、強い力がかかってしまうと、こわれたり、取れたりすることがあります。
ただし、取れてしまっても、素材自体が溶け出したりはしない丈夫なものなので、誤って飲み込んでしまったとしても心配ありません。
シーラントが取れてむき出しになったときは、注意が必要です。破損したシーラントをそのまま放置していると、シーラントを全くしていない状態よりも虫歯になりやすいです。虫歯予防のためにシーラントの処置をしたら、お口の中の環境をチェックするための定期健診を受けるようにしましょう。
シーラントのご相談、治療は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】までご相談ください。