イナグマ歯科が解説するセラミック治療の費用とリスク|80代女性の治療例
名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
患者様 80代女性
治療期間 1週間
回数 2回
費用 246000円(税込み)(2本で)
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
- 一時的に知覚過敏が発生する場合があります。
治療計画
古い金属の被せものが取れて壊れてしまったため、セラミック冠でのやり替えを希望されて来院されました。
以前の先生の被せものを入れるための削り方が取れやすい形になっていたためきれいに修正して削り直し今回新しくセラミック冠を作製しました。見た目も機能的にも非常に自然に治療が完了しました。
セラミック冠を作製する技工士さんは腕が良いために、ただ白いセラミック冠のみでなく機能的にも審美的にも優れた補綴物を入れることができました。非常に自然な仕上がりで治療を終了いたしました。美しく、適合も素晴らしい詰め物のため虫歯にもなりにくいです。再治療を避けるためにしっかりとした治療をお勧めします。
見た目も自然で機能的にも安定した治療を望む方には是非とも当院イナグマ歯科の治療をお勧めいたします。
セラミック冠でのやり替えのご相談なら、名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。
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セラミックでホワイトニングはいかがですか?
近年では、虫歯治療のときの詰め物・被せ物として、本物の歯と変わらないくらい綺麗な見た目で歯を作ることができるセラミックが選ぶ人が多いです。
見た目の美しさの向上を求め、虫歯治療のみならず永久的なホワイトニングとしてセラミック治療を利用する人が多いです。
セラミックと言っても、様々な種類があり、それぞれ特徴と適した用途が異なります。そのため、歯科治療としてのセラミックについて詳しく説明していきます。
セラミック治療の種類
歯のセラミック治療の特徴
歯のセラミック治療の特徴
セラミック治療とは、欠けた歯や亀裂のある歯などの詰め物・被せ物に「美しく・丈夫で・歯との親和性の高い」セラミックという素材を使用した歯科治療のことです。 セラミックには透明感があり、歯の色を調節しやすいという特徴があります。精巧なものであれば歯医者でも見間違えてしまうこともあります。そのため、前歯など口を開けたときに目立つ部分の治療にはセラミック治療をおすすめします。
同様の歯科治療に使用される素材として、たとえば、保険素材を使用した場合、吸水性を持つ性質により着色や変色をしやすく、時間が経つにつれて劣化していきます。これに対しセラミックは非常に劣化しにくい素材です。着色や変色が起こりにくいため将来的に再治療のリスクが大幅に抑えられ、歯の寿命も保険治療と比較すると長くなります。
半永久的なホワイトニングとしてもセラミックが人気
治療を行うときの歯科材料は、現在は金属が主流です。金属による詰め物やかぶせ物は、治療跡が目立ち誰の目にもすぐに分かってしまうのが難点です。これに対しセラミックは天然歯に近い透明感のある審美性が特徴で、口を開けたときに治療跡が目立たずに済むうえに、ナチュラルな美しい口元に近づけることができます。
このように、本物の歯に近い綺麗な見た目で歯を作ることができる審美性から、ホワイトニング目的で治療する人が増えています。
また、セラミックは強度が高く、天然の歯と同じ硬さですので嚙み合う歯を傷つけません。さらに口内での親和性が高く、金属アレルギーの方も安心して治療できることも大きな利点です。
ラミネートべニヤ
ラミネートベニヤは歯の表側を薄く削り、付け爪のようにセラミックを貼る歯科治療です。
削る歯質が少なく済み、金属を使用しないため歯肉の色素沈着が起こらないことが特徴です。施術期間が比較的短く、痛みも少ないため人気の高い治療方法です。主に前歯の審美治療に有効とされ、前歯を白くしたい方に向いています。また、「すきっ歯」の改善など、歯の形を部分的に整えるのにも最適です。
- 【メリット】
- 歯を削る量が少なく済む
- 歯肉の色素沈着がない
- 治療時間が短い
- 【デメリット】
- 場合によっては貼り付けたところが外れたり、割れたりすることがある
- 保険対象外
オールセラミッククラウン
オールセラミッククラウンとは、歯全体を削り、その上からセラミックのみで作られた冠を被せる治療方法です。
セラミッククラウンとは違い冠に金属を一切使用しないので、透明感が高く審美性に非常に優れています。
- 【メリット】
- 金属を使用しないため、透明感があり見た目が美しい
- 金属アレルギーでも使用可能
- 汚れが付着しにくい
- 年数が経っても変色しにくい
- 歯ぐきの見た目への影響が少ない
- 【デメリット】
- 強い衝撃を与えると割れる恐れがある
- 保険対象外
強く・軽く・優しいセラミック素材「ジルコニア」
セラミック治療にジルコニア素材を使用するのが主流です。ジルコニアは人工ダイアモンドとしても有名な、陶器に似た素材です。強くて丈夫な上、耐熱性・耐久性・耐腐食性が極めて高いことから、優れた歯科素材として注目されています。
ジルコニアは金属よりも硬く強度の高い素材ですが、軽量(金属の1/3)なため、装着したときの歯にかかる負担が大幅に軽減されるという特徴があります。強度や耐久性に優れるため、金属で補強する必要がありません。そのため、光を透過しやすい透明感のある白く美しい仕上がりを目指すことも可能です。
また、生体への親和性が高いため人体に優しく、金属アレルギーの方も安心して利用できます。審美面、安全面、強度を兼ね備えた次世代のセラミックとして、口元への意識の高い方を中心に人気が高まっています。
一生涯の歯のことを考えたら、やはり、セラミック治療
かぶせ物を選ぶ際に、価格を重視して保険治療でかぶせ物をしたものの、数年後に「かぶせ物の色が黄ばんで気になってきた」と再治療を望まれる方は少なくありません。
かぶせ物の再治療では、まず、かぶせ物を一度壊してから歯の根に立てている金属の土台も削り取り、根の治療を行っていきます。この場合、かなりの期間を要する上に、残っている歯をまた削らなければなりません。
歯は一度削ると元には戻りません。数年毎に保険のかぶせ物を繰返し治療するという方もいらっしゃいますが、治療の度にどんどん歯は小さくなるので、歯自体の寿命が尽きるスピードを速めてしまいます。最終的には部分入れ歯やインプラントなどの対応になっていくこともしばしばです。
かぶせ物の治療をする際、金銭面から見て、高額なイメージが強いセラミック治療は最初から選択肢から外してしまいがちですが、全身への影響や治療に掛かる時間も踏まえ、長い人生を視野に充分に検討することをお勧めいたします。
セラミックに関するよくある疑問・質問
Q:セラミックは変色しない?
A:長く使用してもセラミックは変色しません。お皿(陶器)と同じ材質ですので、水分の吸収もなければ熱や水分により成分が溶け出ることもありません。色はもちろん、生体親和性も高く身体に優しい材料でもあります。
Q:セラミック治療は痛くないの?
A:セラミック治療自体は、通常行うかぶせ物治療と同様、削った箇所に型取りや噛み合わせを確認してからセラミッククラウンをセットします。そのため、セラミックだからといって特に強い痛みを感じる心配はありません。
Q:セラミックの歯は保険適用できる?
A:セラミックの歯は健康保険の適用ができません。
Q:普通のホワイトニングとセラミックの違いは?
A:一般的にイメージされる歯科医院での「オフィスホワイトニング」は、歯を削らずに薬剤の漂白効果で歯自体の色素を分解することで白くしていく治療法です。歯の形や歯の軸方向・大きさの変更はできませんが、歯を削らない分ダメージが少なく手軽な方法と言えます。ただし、オフィスホワイトニングは色戻りや変色がしやすいため、白い歯を維持するためには定期的にメンテナンスが必要です。
それに対して、「セラミック」は白い陶材などを原料とした人工の補修物を被せる治療法です。変色しないので、長く白いままの歯でいられます。また、セラミックは歯を白くすることに加え、歯並びなど気になる歯の形の修正や噛みあわせの改善といった機能回復を施すことが可能です。
ただし、機能回復としてのセラミックの場合は、クラウンタイプでないと難しい(ベニヤ不可)ので注意が必要です。
審美歯科治療、セラミック治療のことなら、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯】までご相談ください。
イナグマ歯科では、前歯の冠の保険治療は、行っておりません。