冷たいものがしみる原因は?奥歯の大きな虫歯をジルコニアインレーで解決した20代女性の症例
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冷たいものがしみる原因は?奥歯の大きな虫歯をジルコニアインレーで解決した20代女性の症例
「冷たいものがしみる」「歯医者にずっと行けていない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
今回は、当院で実際に治療を行った20代女性の症例をご紹介します。長年の虫歯のお悩みを、見た目も機能も優れたジルコニアインレーで解決し、笑顔と自信を取り戻された素敵な事例です。
1. 治療前の悩みと診断:神経に迫る深い虫歯
患者様は「右下の奥歯が冷たいものでしみる」とご来院されました。拝見すると、古いプラスチックの詰め物(コンポジットレジン)がありましたが、レントゲン検査でその下に大きな虫歯が再発していることが判明しました。
この虫歯は神経の近くまで深く進行しており、このまま放置すると「何もしなくても痛む」ようになったり、最終的には歯を失うリスクもあるため、早急な治療が必要だと判断しました。
2. 治療計画:美しさと強度を両立するジルコニアインレー
古い詰め物と虫歯を丁寧に取り除き、神経を温存した上で、新しい詰め物で修復する計画を立てました。
新しく詰める素材としてご提案したのが**「ジルコニア」**です。ジルコニアは「白いダイヤモンド」とも呼ばれるほど強度が高く、奥歯の強い噛み合わせにも耐えられます。さらに、天然の歯のような透明感と美しさがあり、金属アレルギーの心配もありません。
噛む面を覆うことで強度を高めるジルコニアインレーという方法で、虫歯の再発リスクを抑えつつ、機能性と審美性の両立を目指しました。
3. 実際の治療プロセス:精密な処置と丁寧な接着で確実な仕上がり
まず、麻酔をして古い詰め物と虫歯を慎重に取り除きます。虫歯部分を特殊な染め出し液で確認しながら、健康な歯をできるだけ削らないよう細心の注意を払いました。神経を温存できる状態だったため、精密な型取りを行います。
約2週間後、患者様の歯にぴったり合うように製作されたインレーを装着。接着強度を最大限に高めるための丁寧な前処理を行い、耐久性の高い接着剤でしっかりと固定しました。
4. 治療後の経過:患者様の声と、その後のメンテナンス
【Before】 ()
【After】 ()
治療後は「冷たいものがしみなくなり、食事が楽しくなった」と大変喜んでいただけました。治療した歯が周りの歯に自然になじみ、見た目にも満足いただいています。
ジルコニアは非常に丈夫な素材ですが、長く良い状態を保つためには、日々の丁寧な歯磨きと、定期的なメンテナンスが欠かせません。現在も予防のために定期検診でご来院いただいており、良好な状態を維持しています。
【治療概要】
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年齢・性別: 20代女性
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治療期間: 約2週間
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治療費用: 85,000円(税抜き)※歯の状態により異なります。
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リスク: 非常にまれですが、強い歯ぎしりなどで割れる可能性があります。
最後に:あなたの歯のお悩み、私たちにご相談ください
「銀歯を白くしたい」「歯の隙間が気になる」など、歯の見た目に関するお悩みは、一人で抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。患者様一人ひとりに合わせた最適な治療法をご提案し、あなたの理想の笑顔をサポートいたします。
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院長:岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広