名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミックならイナグマ歯科

名古屋市天白区の歯医者【イナグマ歯科】は、審美歯科治療、セラミックで評判、おすすめの歯医者です。
虫歯治療、歯周病、顎関節症治療、口腔がん検診も行う歯医者です。
 

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2024年4月の記事:

80代女性外れた古い金属の被せものをセラミック冠にやり替えた症例1

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名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科 院長 歯学博士 稲熊尚広 です。

80代女性 外れた古い金属の被せものをセラミック冠にやり替えた症例1


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患者様                    80代女性

治療期間                   1週間

費用                     246000円(税込み)(2本で)

セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)

  • 天然歯を削ります
  • 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
  • かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
  • 自費診療(保険適用外治療)となります
  • 一時的に知覚過敏が発生する場合があります。
 

治療計画

古い金属の被せものが取れて壊れてしまったため、セラミック冠でのやり替えを希望されて来院されました。
以前の先生の被せものを入れるための削り方が取れやすい形になっていたためきれいに修正して削り直し今回新しくセラミック冠を作製しました。見た目も機能的にも非常に自然に治療が完了しました。
セラミック冠を作製する技工士さんは腕が良いために、ただ白いセラミック冠のみでなく機能的にも審美的にも優れた補綴物を入れることができました。非常に自然な仕上がりで治療を終了いたしました。美しく、適合も素晴らしい詰め物のため虫歯にもなりにくいです。再治療を避けるためにしっかりとした治療をお勧めします。
見た目も自然で機能的にも安定した治療を望む方には是非とも当院イナグマ歯科の治療をお勧めいたします。

セラミック冠でのやり替えのご相談なら、名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。
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セラミックでホワイトニングはいかがですか?

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近年では、虫歯治療のときの詰め物・被せ物として、本物の歯と変わらないくらい綺麗な見た目で歯を作ることができるセラミックが選ぶ人が多いです。

見た目の美しさの向上を求め、虫歯治療のみならず永久的なホワイトニングとしてセラミック治療を利用する人が多いです。
セラミックと言っても、様々な種類があり、それぞれ特徴と適した用途が異なります。そのため、歯科治療としてのセラミックについて詳しく説明していきます。

セラミック治療の種類

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セラミック治療には様々な種類があります。その中でも歯を白くするホワイトニングが目的の場合は、ラミネートベニヤとオールセラミッククラウンの2つの治療方法があります。これらのセラミック治療の種類別に、特徴やそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

 

 

歯のセラミック治療の特徴

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歯のセラミック治療の特徴

セラミック治療とは、欠けた歯や亀裂のある歯などの詰め物・被せ物に「美しく・丈夫で・歯との親和性の高い」セラミックという素材を使用した歯科治療のことです。 セラミックには透明感があり、歯の色を調節しやすいという特徴があります。精巧なものであれば歯医者でも見間違えてしまうこともあります。そのため、前歯など口を開けたときに目立つ部分の治療にはセラミック治療をおすすめします。

 

同様の歯科治療に使用される素材として、たとえば、保険素材を使用した場合、吸水性を持つ性質により着色や変色をしやすく、時間が経つにつれて劣化していきます。これに対しセラミックは非常に劣化しにくい素材です。着色や変色が起こりにくいため将来的に再治療のリスクが大幅に抑えられ、歯の寿命も保険治療と比較すると長くなります。

 

半永久的なホワイトニングとしてもセラミックが人気

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治療を行うときの歯科材料は、現在は金属が主流です。金属による詰め物やかぶせ物は、治療跡が目立ち誰の目にもすぐに分かってしまうのが難点です。これに対しセラミックは天然歯に近い透明感のある審美性が特徴で、口を開けたときに治療跡が目立たずに済むうえに、ナチュラルな美しい口元に近づけることができます。
このように、本物の歯に近い綺麗な見た目で歯を作ることができる審美性から、ホワイトニング目的で治療する人が増えています。
また、セラミックは強度が高く、天然の歯と同じ硬さですので嚙み合う歯を傷つけません。さらに口内での親和性が高く、金属アレルギーの方も安心して治療できることも大きな利点です。

ラミネートべニヤ

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ラミネートベニヤは歯の表側を薄く削り、付け爪のようにセラミックを貼る歯科治療です。
削る歯質が少なく済み、金属を使用しないため歯肉の色素沈着が起こらないことが特徴です。施術期間が比較的短く、痛みも少ないため人気の高い治療方法です。主に前歯の審美治療に有効とされ、前歯を白くしたい方に向いています。また、「すきっ歯」の改善など、歯の形を部分的に整えるのにも最適です。

【メリット】
歯を削る量が少なく済む
歯肉の色素沈着がない
治療時間が短い
【デメリット】
場合によっては貼り付けたところが外れたり、割れたりすることがある
保険対象外

 

 

 

オールセラミッククラウン

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オールセラミッククラウンとは、歯全体を削り、その上からセラミックのみで作られた冠を被せる治療方法です。
セラミッククラウンとは違い冠に金属を一切使用しないので、透明感が高く審美性に非常に優れています。

【メリット】
金属を使用しないため、透明感があり見た目が美しい
金属アレルギーでも使用可能
汚れが付着しにくい
年数が経っても変色しにくい
歯ぐきの見た目への影響が少ない
【デメリット】
強い衝撃を与えると割れる恐れがある
保険対象外

強く・軽く・優しいセラミック素材「ジルコニア」

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セラミック治療にジルコニア素材を使用するのが主流です。ジルコニアは人工ダイアモンドとしても有名な、陶器に似た素材です。強くて丈夫な上、耐熱性・耐久性・耐腐食性が極めて高いことから、優れた歯科素材として注目されています。

ジルコニアは金属よりも硬く強度の高い素材ですが、軽量(金属の1/3)なため、装着したときの歯にかかる負担が大幅に軽減されるという特徴があります。強度や耐久性に優れるため、金属で補強する必要がありません。そのため、光を透過しやすい透明感のある白く美しい仕上がりを目指すことも可能です。

また、生体への親和性が高いため人体に優しく、金属アレルギーの方も安心して利用できます。審美面、安全面、強度を兼ね備えた次世代のセラミックとして、口元への意識の高い方を中心に人気が高まっています。

一生涯の歯のことを考えたら、やはり、セラミック治療

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かぶせ物を選ぶ際に、価格を重視して保険治療でかぶせ物をしたものの、数年後に「かぶせ物の色が黄ばんで気になってきた」と再治療を望まれる方は少なくありません。
かぶせ物の再治療では、まず、かぶせ物を一度壊してから歯の根に立てている金属の土台も削り取り、根の治療を行っていきます。この場合、かなりの期間を要する上に、残っている歯をまた削らなければなりません。

歯は一度削ると元には戻りません。数年毎に保険のかぶせ物を繰返し治療するという方もいらっしゃいますが、治療の度にどんどん歯は小さくなるので、歯自体の寿命が尽きるスピードを速めてしまいます。最終的には部分入れ歯やインプラントなどの対応になっていくこともしばしばです。
かぶせ物の治療をする際、金銭面から見て、高額なイメージが強いセラミック治療は最初から選択肢から外してしまいがちですが、全身への影響や治療に掛かる時間も踏まえ、長い人生を視野に充分に検討することをお勧めいたします。

セラミックに関するよくある疑問・質問

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Q:セラミックは変色しない?
A:長く使用してもセラミックは変色しません。お皿(陶器)と同じ材質ですので、水分の吸収もなければ熱や水分により成分が溶け出ることもありません。色はもちろん、生体親和性も高く身体に優しい材料でもあります。

Q:セラミック治療は痛くないの?
A:セラミック治療自体は、通常行うかぶせ物治療と同様、削った箇所に型取りや噛み合わせを確認してからセラミッククラウンをセットします。そのため、セラミックだからといって特に強い痛みを感じる心配はありません。

Q:セラミックの歯は保険適用できる?
A:セラミックの歯は健康保険の適用ができません。

Q:普通のホワイトニングとセラミックの違いは?
A:一般的にイメージされる歯科医院での「オフィスホワイトニング」は、歯を削らずに薬剤の漂白効果で歯自体の色素を分解することで白くしていく治療法です。歯の形や歯の軸方向・大きさの変更はできませんが、歯を削らない分ダメージが少なく手軽な方法と言えます。ただし、オフィスホワイトニングは色戻りや変色がしやすいため、白い歯を維持するためには定期的にメンテナンスが必要です。
それに対して、「セラミック」は白い陶材などを原料とした人工の補修物を被せる治療法です。変色しないので、長く白いままの歯でいられます。また、セラミックは歯を白くすることに加え、歯並びなど気になる歯の形の修正や噛みあわせの改善といった機能回復を施すことが可能です。
ただし、機能回復としてのセラミックの場合は、クラウンタイプでないと難しい(ベニヤ不可)ので注意が必要です。

審美歯科治療、セラミック治療のことなら、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯】までご相談ください。
イナグマ歯科では、前歯の冠の保険治療は、行っておりません。

ホワイトニングとしての半永久的なセラミック治療とは?

2024年04月30日 23:43

口腔外科が取り扱う疾患

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名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、口腔外科治療に対応した歯医者です。

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。

お口の中にできものはありませんか?


  • 口内炎

  • 舌癌

  • 粘液腫
  • 口内炎_コピー
  • 舌がん
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口腔外科で扱う病気
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口腔外科は、歯の疾患から口腔がんまで、さまざまな症状に対応する診療科目です。
口腔外科で扱う主な病気には、次のようなものがあります。

1.智歯周囲炎

2.親知らずの抜歯

3.歯性感染症

4.顎関節症

5.顎顔面外傷

6.口腔粘膜疾患

7.口腔腫瘍

8.歯根嚢胞

9.口腔癌

10.舌痛症

11.ドライマウス

12.白板症

13.口内炎

14.ウイルス性粘膜疹

15.カンジダ感染症

口腔カンジダ症

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口腔カンジダ症は、口の中が赤くなる(紅斑性、委縮性カンジダ症)などの症状があります。 口腔カンジダ症は、カンジダという細菌によって引き起こされる感染症です。

口腔カンジダ症は、おもに頬の内側の粘膜や舌、口蓋(喉の手前部分)、歯ぐき、唇などが赤くただれたり、白いプツプツや赤い斑点、白い苔(こけ)状の薄皮のようなものができます。
また、喉の違和感や痛みで食事が十分にとれず、体力が低下し、他の病気になりやすくなります。
口腔カンジダ症の初期症状は、舌の表面や粘膜に白い苔状の斑点が現れることです。その後、舌や粘膜が赤く腫れ、ヒリヒリとした痛みを伴います。
口腔カンジダ症の治療には、抗真菌薬という種類のお薬が用いられます。使用を始めてから1〜2週間程で症状の改善が見られると言われています。
また、軽度であれば口腔ケアを行うことで治る場合もあります。

口腔カンジダ症の特徴的な症状には、次のようなものがあります。

白板症

1.口の中に拭くと取れる白いカスが付く
2.舌が赤くつるんとしている
3.口の端が切れる
4.唇が荒れる
5.入れ歯の下の粘膜が赤い
6.舌がひりひりして痛いが特に熱い物や刺激のある物で強くなる
7.味覚がおかしくなる(特に口の中が苦い)

 

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白板症は、口腔内の粘膜が白く変化する病変です。
舌や歯肉、頬粘膜などによくみられ、白斑状のざらざらした病変として現れます。
白板症は前がん病変ですが、がんとは区別されます。
歯磨きのとき自分で気がついたり、歯の治療のとき歯医者さんに指摘されたりして、受診される方が多いです。
白板症の特徴は次のとおりです。
1.擦っても取れず、また長期にわたって病変が残り続ける
2.白い部分の中に赤い部分が混ざって見えるものやいぼのように盛り上がっている場合もある
3.基本的に痛みはないが、赤い部分はただれ(びらん)や潰瘍のため、そこに食べ物が当たって痛んだりしみたりすることがある
白板症の治療は、一般的には経過観察か外科的に切除するかのどちらかです。
病変を全て切除することが確実な治療法です。
白板症を治す塗り薬や飲み薬はありません。
経過観察を行う場合には、がんになる可能性があるため、定期的な経過観察が重要になります。経過観察を怠ると、いつの間にかがんとなっていることがあるので、気を付けてください。

 

口腔粘液腫
 

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口腔の粘液腫(ねんえきのうほう)は、唾液腺の病気の一つです。粘液腫は腫瘍ではないため、悪性化することはなく、痛みや炎症を伴うことはほとんどありません。小さい嚢胞は自然に消えることもありますが、再発を繰り返す場合もあります。 治療法は、経過観察か摘出術です。薬で治すことはできません。頻繫にさいはつするのであれば、摘出をお勧めいたします。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因の感染症で、唇やその周りに水ぶくれができる病気です。チクチクピリピリという違和感があった後、水ぶくれができ、3〜5日程度でかさぶたになって治ります。
口唇ヘルペスは、キスなどの直接の接触のほか、食器やタオルの共用などでも感染することがあります。
最初の発症は、感染後3~7日前後になることが多くなります。
その後も、風邪、疲れ、ストレスなどによって抵抗力が低下したときに再発のリスクが高まります。
口唇ヘルペスは自然に改善する可能性があります。
多くの場合は、数日から2週間程度で症状が消失すます。。
アトピー性皮膚炎を患っているなどの肌が弱い人は、ヘルペスウイルスがうつりやすいので、症状がある場合は感染を広げないように注意が必要です。

耳下腺腫瘍

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耳下腺腫瘍は、唾液を分泌する耳下腺に発生する腫瘍です。
 
耳下腺腫瘍は、良性腫瘍と悪性腫瘍に分類されます。良性腫瘍の場合は、耳の前や耳の下あたりにピンポン玉のようなしこりが生じるのみで痛みなどの症状は伴わないのが特徴です。また、多くは急激に大きくなることはなく、発症してから数か月~数年の間で気付くようになるとされています。 一方、悪性腫瘍の場合は無症状であっても放置すると進行し転移などを起こし最終的に生命にかかわってしまうので切除が必要です。

口腔外科に関するご相談は、名古屋市天白区にある歯科・歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。 予約ページへ

名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、口内炎治療が可能な歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、患者さん一人ひとりに対して、最適な治療計画を立案します。それを踏まえて、患者さん一人一人にその立案計画をご説明し、ご理解・ご納得いただいた上で治療を進めています。

口内炎は、ものすごく痛い⁈

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    口内炎

  • ヘルペス

    ヘルペス

  • アフタ性口内炎

    アフタ性口内炎

口内炎

アフタ性口内炎
口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症です。口内炎にもいくつか種類があります。もっとも多いのがアフタ性口内炎です。発症の原因はわかっていませんが、体調が悪いときにできやすいことが知られています。、

口内炎の原因は?

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口内炎の原因はいろいろです。
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。他の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあるので、注意が必要です。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎
もっとも多くみられるのが、アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)です。
その原因は、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えらます。
アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。小さなものが2~3個群がって発生することもあります。普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。
なかなか治らないときや範囲が広いとき、また、何度も再発するときは、ベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、くすりが原因の場合もあります。

物理的刺激によって起こるカタル性口内炎

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カタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。また、味覚がわかりにくくなることもあります。

ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」

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ウイルスが原因で起こる口内炎があります。単純ヘルペスウイルスの感染が原因のヘルペス性口内炎(口唇へルペス)は、主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による口内炎が知られています。またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌は、もともと口の中に存在する常在菌のひとつですが、免疫力が低下したりすると増殖し、カンジダ性口内炎を発症することがあります。
ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みが伴うことがあります。

口内炎とその原因は?

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口内炎とは 口内炎は、口内の粘膜に起こる炎症の総称です。 頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感から生活の質を低下させます。 小さな白い円形のものから赤く腫れて潰瘍を引き起こすものがあります。
食べ物や飲み物がしみる、歯磨きのとき歯ブラシが当たると痛む、会話しづらくなるなど、不快な症状を体験した人は少なくないでしょう。

口内炎の原因はさまざまです。
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。

口内炎を早く治したいときは、ビタミンを摂取すると良いと言われます。ビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群が口内炎の緩和に特に効果的と言われています。ビタミンB群は口腔内の粘膜の健康の維持に必要で、ビタミンCは免疫系の働きを強くすると言われています。
痛みが強い場合は無理せず、歯科医院に行きましょう。なかなか治らない時や、範囲が広いとき、何度も再発する時は、ベーチェット病など、他の病気の一症状だったり、薬が原因の場合もあるので、早めにイナグマ歯科へ行きましょう。
 

その他の口内炎

特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。ニコチン性口内炎の場合は、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります。

口内炎のことなら、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。予約ページへ

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、歯の外傷、口腔外科に対応した歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、歯の外傷、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。

歯の外傷になったら、どうする?


  • 歯がぐらぐらする

  • 歯が抜けた抜けた

  • 歯がずれた

  • 歯の破折
  • はがぐらぐらする
  • はがぬけた
  • 歯がずれた
  • 歯の破折

歯の外傷

歯の破折
歯の外傷とは、歯や顔面、口唇などを激しくぶつけて傷害を負った歯のことです。交通事故や転倒、スポーツなどが原因で起こることがあります。
歯の外傷は、1~2歳の乳幼児と7~8歳の学童に多発する傾向があります。
歯の外傷の固定期間は、歯だけの動揺の場合は1~2週間、歯根破折や骨折の場合は2か月程度です。歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性があります。

歯が欠けた?歯が破折した?

歯の破折
 転倒や衝突により強い衝撃を受けると、歯が欠けることがあります。歯が欠けた部分が少ないときは、痛みなどの症状は出にくく、神経(歯髄)や歯周組織への影響も少ないことが多いです。
欠けた部分が大きい場合、歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあります。
 重度で歯が欠けて神経(歯髄)まで達する場合は、炎症が起きて強い痛みや歯肉の腫れなどが生じます。そのようなときは、早めに、歯医者を受診してください。早めの処置が必要です。
欠け方に応じて神経の処置を行います。
永久歯でも神経の処置をした後は経過をみていく必要があります。
乳歯の場合は次の永久歯に生え替わるまで定期的にチェックをしていくことが望まれます。

歯がぐらぐらになった。動揺する。歯根の破折?

はがぐらぐらする

歯を打ったことで、歯がグラグラになったり、周りの歯肉から出血することあります。

歯の動揺は、歯を支える骨の部分がダメージを受けた場合に起こります。歯の根が折れた(歯根の破折)場合にもグラグラになります。

歯医者でレントゲン写真を撮って、歯の根のが折れていないか、上顎骨、下顎骨が折れていないかを確認する必要があります。嚙み合わせが、外傷を受ける前と違って、ずれている場合は骨が折れている可能性があります。


動揺が軽度な場合は、経過観察いたしますが、明らかな動揺がみられる場合は、両サイドの歯と固定して安静を図ります。

歯根の破折や歯槽骨骨折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できない場合があります。保存が可能と判断された場合は、固定処置を行って経過をみます。歯だけの動揺の場合は1~2週間の固定ですみますが、歯根破折や骨折の場合は少し長めに(2か月程度)固定をします。

歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性もあります。

歯がずれた?

歯がずれた
乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯の陥入が多くみられます。

治療としては、歯を元の位置に戻し(整復)、両サイドの歯と連結して安静を図り(固定)、歯の周りの組織の回復を待ちます。
 一方、低年齢児の乳歯や生えたての永久歯がめり込んだ場合は、歯根がまだ未完成なため自力で再び生えてくることがありますので、無理に元の位置まで戻さずに様子をみることが多いようです。
 また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあります。永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェック(エックス線検査など)を受けることが望まれます。

歯が抜け落ちた、なくなった?

はがぬけた
歯が抜け落ちた(脱落)場合、再植を試みます。受傷から歯医者さんを受診するまでの時間が短く、歯の周りの組織の損傷が軽度で、脱落した歯の保存状態がよいほど、再植の予後も良好になることが期待されます。かみ合わせを確認しながら、脱落した歯を元の位置に戻して、固定を行います。歯肉からの出血が多い場合は縫合を行い、止血を図ります。固定は通常2~6週間くらい行います。従来、乳歯は原則として再植は行わなかったのですが、最近では再植が試みられています。  
 脱落した歯がなくなってしまったり、再植が困難だったり、歯根の破折で抜歯になったりと、外傷で歯がなくなった場合も対処が必要になります。歯の外傷はおもに上の前歯に起こりやすいので、見た目も悪くなり、また発音や食べることに影響がでます。
一方、乳歯や学齢期に永久歯がなくなった場合は、次の永久歯が生えるまで、または顎の成長が止まるまでは、調節のしやすい入れ歯タイプの装置を使うことがあります。

歯が変色した?

歯の変色

歯をぶつけたあと、歯の色が変わってくることがあります。受傷してすぐに 起こりやすい赤みをおびた変色は、神経(歯髄)の中の血管が損傷して充血や内出血を生じたものと考えられ、充血が治れば歯の色も回復することがあります。

一方、数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。さらに色が悪くなったり、根の周囲に病気ができて歯肉が腫れてくることもあります。エックス線写真などで定期的に観察していれば、根の周囲の病気を早く発見して、根の治療を行うことができます。 根尖病巣が大きくなると、歯を保存することが難しくなる場合があります。

子供の歯の外傷のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。予約ページへ

名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、親知らずの抜歯、口腔外科の治療に対応した歯医者です。

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科 院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。予約ページへ

親知らずは抜いたほうがいい?口腔外科


  • 歯科医師

  • 少し見えて横になった親知らず

  • 親知らずのレントゲン

  • 親知らずのレントゲン

  • 親知らずのレントゲン
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親知らずの歯はどこの場所?

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親知らずは、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育する歯で、中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目の最後方歯に位置しています。
18歳前後から生えてくるので、20代前半までに抜歯するのがおすすめです。
親知らずは必ずしも抜かなければいけないものではありませんが、痛みや腫れを繰り返す場合や、他の歯に影響を及ぼしてしまう可能性がある場合は抜歯を行う必要があります。
対処が遅くなればなるほど、ほかの健康な歯にも悪影響となる可能性が高くなります。

親知らずが腫れる理由は?

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親知らずの半分が歯ぐきの中に埋まっていたり、傾いていたりするので、親知らずの周りの歯ぐきの“くぼみ”に歯垢(プラーク、細菌)が溜まりやすく不潔となり、体調を崩し免疫力が落ちると、そこから炎症を起こし、周辺の歯ぐきが腫れてきます。
親知らずを原因とする歯周炎は「智歯周囲炎」と呼ばれ、通常のむし歯による歯周炎に比べ、炎症の程度が強いのが特徴です。このため、痛みがひどく、頬まで腫れた、口が開きにくいといった重い症状を引き起こしやすくなります。
親知らずが腫れたときは、大きく腫れてしまった場合は頬から氷や冷えピタで冷やすと腫れや痛みが軽減します。特に腫れが強い場合には効果的です。
また、親知らずが腫れているときは麻酔が非常に効きづらく抜くときにはとても痛い思いをします。
ですから腫れているときは抗生物質と抗炎症剤で一度患部の痛みと腫れを鎮静させて後日抜くことになります。
 

親知らずを抜くべき人は、どんな人?

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1.親知らず周囲の歯茎が腫れを繰り返している
2.親知らずが虫歯になっている
3.手前の歯が虫歯になっている
4.親知らずにより歯並びに影響が出ている
5.親知らずにより歯茎や頬の粘膜が傷つけられている
6.親知らずや周囲の歯がズキズキ痛む
7.奥歯がしみる
8.噛んだ時に親知らずが歯茎や頬の粘膜を傷つける

親知らずを抜かなくてよい場合は、ある?

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1.痛みや腫れがなくて、親知らずが正常に生えて機能している場合
2.上下の歯が真っ直ぐに生え、しっかり咬みあっている場合
3.親知らずが歯茎に完全に埋入していたり、一部だけ出ているが痛みがなかったりする場合

親知らずを放置すると、さらに痛みが増したり、虫歯・歯周病の原因となることもあるので異変を感じたら診察を受けるようにしましょう。
 

親知らずを抜くメリットは?

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1.口内トラブルのリスクが減る
2.歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなる
3.歯が無くなることで、歯を支えていた骨も痩せ始め、小顔になる可能性がある

親知らずを抜くデメリットは?

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1.正常に生えて機能している場合や、将来的に利用する可能性がある場合は、抜歯せずに残しておいたほうが良いことがある
2.年齢を重ねるにつれて歯は硬くなるため、抜歯に時間がかかる
3.20代と30代以降では回復力が違うため、年をとるほど傷口がふさがるまでに時間がかかる

親知らずの抜歯は、時間がかかる?

親知らずの抜歯は、親知らずの状態によって30分~1時間半程度で終了します。簡単な場合は普通の歯を抜くのと同様にすぐ抜けますが、歯の大部分が骨の中に埋まっていたり、歯と骨が癒着していたり、歯の根の形が複雑だったりすると抜くのにもかなりの時間がかかります。

親知らずは、何歳の時に抜くべきか?

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親知らずは18歳前後から生えてくるので、20代前半までに抜歯するのがおすすめです。年齢を重ねるにつれて歯は硬くなるため、親知らずを抜くタイミングが遅くなるほど抜歯に時間がかかるようになります。

親知らずの抜歯後は、痛い?

抜歯後2、3日後に痛みや腫れのピークがきます。痛み止めをしっかり飲んでいただければ、学校や仕事を休むほどではないという方がほとんどですが、可能であれば抜歯後1週間は大事な用事を入れないほうが良いと思われます。

抜歯後の注意

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1.抜いた部位に指、舌や食べ物、水などで触れないようにする
2.あまり強いうがいをしない
3.口をゆすぎすぎない
4.傷口を触らない
5.抜歯した穴へ舌をいれない
6.麻酔がきれる1~2時間は食事は控える
7.冷やしすぎない(1時間程度まで)
8.お薬を決められた量を飲むこと(副作用がでていない場合)
9.お風呂で長風呂をしない
10.激しい運動はしないこと
11.抜歯当日と次の日は安静に過ごす
12.抜歯後の穴に食べかすが詰まってしまった場合は、その部分に圧をかけないように軽くゆすいで落とす程度にとどめる


抜歯後1週間が経った頃から、徐々に通常の食事に戻していきましょう。消化が良く、栄養価の高い食品を選ぶことがポイントです。
 

抜歯後の歯茎は治る?

親知らずを抜歯した後に腫れが生じることがあります。
腫れは通常、痛みから少し遅れて2日後ぐらいにピークを迎えます。
抜歯後3、4日から1週間ほどで痛みや腫れは治まっていきますが、2週間ほどは若干の鈍痛が残ることもあります。
抜歯後の傷口は、一般的には1ヶ月程度で治り、6ヶ月〜1年程度で完全に穴が塞がります。

親知らずの抜歯のご相談は、名古屋市天白区にある歯科・歯医者(イナグマ歯科)院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。
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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。
口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。 顎関節症の詳細ページ

顎関節症とは

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごで音がする(関節雑音)」といった症状がでるあごの疾患です。 これらの症状は、あごの関節を構成する骨・筋肉(咬筋:こうきん・側頭筋など)・関節円板・靭帯などの異常によって生じます。顎関節症の詳細ページ

顎関節症の症状

1.顎の関節が痛む
2.大きく口を開けられない
3.顎の関節に音がする
4.ものが噛みにくい
などの症状を引き起こします。

顎関節症の原因

1.転倒して下顎をぶつけて顎関節を傷つける
2.急激なストレス
3.歯ぎしり
4.何かに熱中したり緊張して強く顎をくいしばる。
4.唇や頬の内側をかむ
などが考えられます

顎関節症の治療方法

顎関節症の治療は、

1.セルフケア
2.理学療法
3.内服治療
4.スプリント(マウスピース)治療

が一般的です。
手術や歯並びの矯正をすることはほとんどなくなりました。

顎関節症の検査の流れは?

顎関節症は、症状がどのように始まり、どのように変化したかをお聞きし、顎関節や筋肉、口の中を診査して診断されます。
必要に応じてエックス線撮影やCTによって骨の異常の有無を調べ、骨以外の関節構造や筋肉の問題についてはMRIによって調べる場合もあります。
顎関節症のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。
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2024年04月30日 00:35

歯周病

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名古屋市天白区にある歯医者 院長 歯学博士 稲熊尚広です。
歯周病は、歯を支える組織である歯肉、歯槽骨、歯根膜などに炎症が生じる疾患です。細菌の歯垢(プラーク)が歯と歯茎の境目にたまり、炎症を引き起こします。進行すると歯周ポケットが形成され、歯肉が退縮し、歯根が露出することがあります。

歯周病の主な症状


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1.歯茎の腫れや赤み:歯茎が腫れたり、赤くなったりすることがあります。

2.歯茎からの出血:歯磨きや食事時に歯茎から出血することがあります。

3.口臭や口の中の異臭:歯周病による細菌の増殖が原因で口臭や異臭が生じることがあります。

4.歯のぐらつきや歯の長さの変化:歯周病が進行すると、歯がぐらついたり、長さが変化したりすることがあります。

歯周病は放置すると、歯の失われや口腔健康の悪化につながる可能性があります。予防や早期の治療が重要です。定期的な歯科検診や適切な口腔ケア(歯磨き、フロスの使用など)が歯周病の予防に役立ちます。歯科医師と相談しながら、適切な治療プランを立てることが大切です。

歯周病の治療方法

1.歯周基本治療:歯周病の進行の度合いに関係なく、最初に行われるべき治療です。歯垢の除去や歯石の除去、歯の根面の滑らかにする治療などが含まれます。これにより、炎症の原因である歯垢が取り除かれます。

2.歯周外科治療:歯周基本治療を行った後、深い歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)が残っている場合に行われる治療です。歯周ポケットの清掃や縫合が行われ、歯周組織の回復を促します。

3.口腔機能回復治療:歯周病によって歯や歯茎が損傷した場合、その機能を回復させるための治療です。例えば、歯周再生療法やインプラント治療などが含まれます。
 

4.抗生物質の使用:炎症をコントロールするために、局所的または経口の抗生物質の使用が行われることがあります。局所的な抗生物質としては、抗生物質の含まれたうがい薬や歯周ポケットにゲルを塗る方法があります。場合によっては経口の抗生物質が必要な場合もあります。
 

これらの治療方法は、歯周病の進行度合いや症状に応じて適用されます。歯科医師との相談や診断を受けることで、最適な治療プランが立てられます。また、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの継続も重要です。個々の症状や健康状態に応じて、歯科医師と相談しながら治療を進めることをおすすめします。

歯周病の原因

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1.歯垢(プラーク)の形成:歯垢は、日常の食事や口腔内の細菌との相互作用によって形成されます。特に糖分やデンプンを多く含む食品を摂取すると、歯垢の形成が促されます。

2.細菌感染:歯垢には多くの細菌が含まれており、これらの細菌が炎症を引き起こす毒素を産生します。これにより、歯肉が炎症を起こし、歯周病が進行します。主な原因菌にはアクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス(A.a菌)、プロフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P.i菌)などがあります。

3.リスク要因:歯周病の発症リスクは、個人の生活習慣や遺伝要因、免疫系の問題などにも関連しています。喫煙、ストレス、不適切な口腔衛生、栄養不良などがリスク要因として挙げられます。

4.全身の健康状態:全身の健康状態も歯周病に影響を与えることがあります。特に糖尿病、心血管疾患、免疫不全状態などは歯周病の発症や進行に関与する可能性があります。

 

これらの要素が複合的に作用し、歯周病の発症や進行を引き起こす可能性があります。予防と早期治療の重要性を強調するために、適切な口腔衛生の維持、定期的な歯科検診、リスク要因の管理が必要です。また、歯科医師との相談やアドバイスを受けることも重要です。

歯周病の予防方法

1.適切な歯みがき:毎日2回の歯みがきを行いましょう。歯磨きにはフッ素入りの歯磨き粉を使用し、歯と歯茎の境目や歯の裏側も丁寧に磨きます。

2.フロスや間食の除去:フロスを使用して歯と歯の間の歯垢を取り除きます。また、食事後には口をすすいで食べ物の残りを取り除くことも大切です。

3.定期的な歯科検診:定期的に歯科医院を受診し、歯周状態のチェックやプロフェッショナルなクリーニングを受けましょう。歯科医師は早期の歯周病の兆候を検出し、適切な治療を提案できます。

4.バランスの取れた食事:健康な食事を心がけましょう。野菜、果物、穀物、健康的な脂肪、タンパク質をバランスよく摂取することが重要です。

5.禁煙:喫煙は歯周病のリスクを高める要因の1つです。禁煙を心がけることで、歯周病の予防につながります。

6.ストレスの管理:ストレスは免疫系に影響を与え、歯周病のリスクを高めることがあります。適切なストレス管理方法を見つけて実践しましょう。


これらの予防方法を実践することで、歯周病のリスクを低減できます。定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの習慣化が重要です。また、歯科医師のアドバイスに従い、個別のケースに合わせた予防策を立てることも大切です。

歯周病の予防においる食事の内容を考える際のポイント

1.バランスの取れた食事:栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。野菜、果物、穀物、健康的な脂肪、タンパク質をバランスよく摂取することが重要です。

2.食物繊維の摂取:食物繊維を多く含む食品(野菜、果物、穀物、豆類など)を積極的に摂取しましょう。食物繊維は噛むことによって唾液の分泌を促し、口内の清掃効果を高めます。

3.栄養素の摂取:特にビタミンCやビタミンD、カルシウムなどの栄養素をバランスよく摂取することが重要です。ビタミンCは歯茎の健康をサポートし、ビタミンDとカルシウムは歯と骨の健康を維持するのに役立ちます。

4.砂糖や甘い飲み物の制限:砂糖を多く含むお菓子や飲み物の摂取を控えましょう。砂糖は歯垢の形成を促し、歯周病の原因となる細菌の増殖を助ける可能性があります。

5.適切な水分摂取:十分な水分摂取を心がけましょう。水分は唾液の分泌を促し、口内の清掃効果を高める役割があります。

6.定期的な食事:食事の時間を規則正しくとりましょう。定期的な食事により、口内の酸性環境を抑え、歯の健康を維持することができます。

 

これらのポイントを考慮しながら、バランスの取れた食事を心がけることで、歯周病の予防に役立ちます。また、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの習慣も重要です。歯科医師のアドバイスに従い、個々の状況に合わせた食事計画を立てることもおすすめします。
 

歯周病と全身疾患の関連性について

1.心臓疾患との関連性:歯周病による慢性的な炎症は、心臓疾患との関連が示されています。歯周病の炎症性物質が血液中に放出されることで、血管内膜に炎症反応が起こり、動脈硬化や冠動脈疾患のリスクが増加する可能性があります。さらに、口腔内の細菌や炎症物質が血液中に侵入し、心臓に感染や炎症を引き起こすこともあります。

2.糖尿病との関連性:
糖尿病患者は歯周病を発症しやすく、逆に歯周病の進行が糖尿病の管理を困難にすることが示されています。歯周病による炎症は、血糖値のコントロールを妨げることがあります。また、糖尿病患者は感染に弱くなる傾向があり、歯周病による感染が全身の炎症反応を引き起こす可能性があります。

3.妊娠合併症との関連性:
妊娠中の女性の歯周病は、早産や低出生体重児のリスクを増加させる可能性があります。歯周病の炎症性物質が子宮内に入り込み、子宮内の炎症や感染を引き起こすことがあります。これにより、胎児の正常な成長が妨げられる可能性があります。

4.呼吸器疾患との関連性:
歯周病によって口腔内の細菌が呼吸器に侵入することで、肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症のリスクが増加することがあります。特に高齢者や免疫が弱い人は、歯周病による口腔内細菌の影響を受けやすくなる可能性があります。

これらの関連性は、炎症反応や口腔内の細菌が全身に及ぼす影響によるものです。ただし、歯周病と全身疾患の関連性はまだ完全に解明されていないため、より多くの研究が必要です。しかし、定期的な歯科検診と適切な口腔ケアは、歯周病と関連する全身疾患のリスクを軽減するために重要です。

2024年04月29日 22:42

セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには?

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名古屋市天白区にある歯医者 院長 歯学博士 稲熊尚広です。
セラミック治療を受けたあと、セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには、食事や日頃のお手入れに注意が必要です。セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べたり、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。食事の際には特に注意しましょう。

また、日頃のお手入れも、セラミックの状態を保つ上で重要です。
セラミックは耐久性に優れていますが、瞬間的に強い衝撃が加わると破損するリスクがあります。

セラミック治療後の食事に関する注意点

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治療から3時間経過してから食事する

セラミック治療後、3時間ほど経過してから食事したほうがよいとされています。時間は治療内容と麻酔の使用に大きく左右されます。

麻酔は、痛みの度合いや患者様の耐性に応じて使用されるため、効果の持続時間には個人差があり、1時間から5時間程度麻酔が効いている場合があります。こどもの場合は使用量が少ないので約1~2時間程度麻酔が効いています。

虫歯治療で麻酔を使用したあとは、2~3時間待ってから食事したほうがよいでしょう。重要なのは、口内のしびれが完全になくなり、感覚が正常に戻ってから食事することです。

麻酔を使用せずに詰め物や被せ物をした場合は、使用されたセメントが固まるまでの約60分は食事を避けましょう。治療した部分を安定させ、持続性を高めるために重要です。

治療後24時間は硬いものを食べない

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セラミックは、歯科専用のレジンセメントというセラミックに特化した接着剤で装着するのが一般的です。紫外線光によってすぐに固まりますが、あくまでも初期固定の段階で完全には硬化してません。

セメントの種類によっては、完全に固まるまでに最大24時間かかることがあります。そのため、セラミックを装着した直後は、硬い食べ物は避けたほうがよいでしょう。

硬い食べ物を完全に避けることは難しいので、治療後24時間は反対側の歯で食事するように心がけてください。セラミックとご自身の歯が完全に一体化したあとは、いつもどおり食事を楽しめます。

また、セラミックを装着した直後は、歯と歯の間にきつさを感じることがあります。セラミックが適切に適合し、正しい位置にある場合でも起こり得ることです。

通常、数日で慣れて気にならなくなるので、治療部位を触ることは避けてください。

24時間が経過しても極端に硬いものは避ける

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セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べると、セラミック部分が破損するリスクがあります。例えば、アーモンドや氷のような食べ物は、強く噛むことでセラミックにダメージを与える可能性があります。硬いせんべいなども同様に、歯が欠けやすいため注意が必要です。

セラミックは日常的な使用による負荷には耐えられますが、瞬間的に大きな力がかかると欠けることがあります。治療後は極端に硬い食べ物を避け、セラミックに過度な負担をかけないようにしましょう。
 

刺激を与えない

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刺激の強い食べ物や飲み物は避けましょう。具体的には、硬い食べ物や辛い食べ物、熱いもの、冷たいものの摂取を控えることをお勧めいたします。

歯がしみる場合、歯磨きを避けようとするかもしれません。

しかし、口内を清潔に保つことは、細菌の増殖を防ぐうえで非常に重要です。歯磨きは優しく、かつ丁寧に行いましょう。

痛みやしみる症状があっても、適切なオーラルケアを続けることで症状が改善されることがあります。

歯周病治療を受ける

定期検診

セラミック治療後に歯が痛む・しみるなどの症状が現れた場合、歯茎の退縮によって神経が露出している可能性があります

歯周病治療によってセラミック周辺の歯茎の状態が改善されれば、症状も軽減することが可能です。

虫歯治療を受ける

子供むし歯

 

セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れた場合、二次虫歯の可能性があります。特に、噛み合わせに問題がなく、治療からしばらく時間が経過してから症状が現れた場合は、二次虫歯の可能性が高いです。

 

ナイトガードを装着する

スポーツマウスを作りたい

歯ぎしりや食いしばりがある方は、セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れる可能性があります。ナイトガードを装着して、歯にかかる負荷を軽減しましょう。

ナイトガードは、就寝中に使用するマウスピースのことで、歯や顎にかかる力を和らげるクッションの役割を果たします。

歯ぎしりや食いしばりは、セラミック治療を受けた歯だけでなく、歯茎や顎関節にも悪影響を及ぼす可能性があります。放置するとさまざまな問題を引き起こすため、ナイトガードの装着を検討しましょう。

神経を除去する

根の先から膿が出る

痛む・しみる症状が改善されないときは、神経を除去することも検討する必要があります。神経を取り除くと痛みなどの感覚がなくなるので、虫歯の進行に気づきにくくなります。また、神経がなくなった歯は栄養を受け取ることができず、脆くなり欠けやすくなります。歯の寿命を縮める要因となるため、可能であれば神経は残すことが望ましいのですが、耐え難い痛みやしみる症状が続き、ほかの治療で改善されない場合、神経を除去することが最良の選択肢となります。

セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】までご相談ください。

セラミックの歯を割れないようにする方法

セラミックの歯を割れないようにするには、次のような方法があります。

1.歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着する

2.硬い食べ物を頻繁に食べる場合は、セラミックを入れていない側で噛むなど注意する

3.堅焼のおせんべいやアメを噛み砕いたりするのは控える

4.かみ合わせが悪い場合は、定期的に歯科を受診してかみ合わせに問題がないかこまめにチェックを行う

セラミックは硬い素材ですが、衝撃には強くありません。かみ合わせが悪いと、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているため、セラミックの歯が割れてしまう可能性が高くなります。また、セラミックの製造過程での精密加工の不備や欠陥がある場合、歯の強度が低下して割れたり欠けたりすることがあります。
セラミック歯の寿命は長く、10年以上持つのが一般的ですが、ケアの状況や取り扱いが悪かったりすると、比較的早くに寿命を迎えることもあります。セラミック歯が割れたり欠けたりした場合は、早めに歯科医師に相談し、適切な治療を行うことが必要です。

セラミックの歯が割れる原因

セラミックの歯が割れる原因として多いのは、かみ合わせが悪いことです。セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃がかかった際に十分に吸収できず、欠けたり割れたりすることがあります。かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。
セラミックはお茶碗や湯のみと同じで硬度は高いものの、落としたり強い衝撃が外部から与えられると割れてしまうことがあります。 そのため、かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。

セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。 セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
また、セラミックは保険診療の補綴物の素材と比べると、非常に頑丈で劣化しにくいですが、それでも長期間使用し続けると徐々に劣化が進みます。劣化したセラミックに噛み合わせの力が加わることで、割れる、欠ける、といったトラブルが起こります。
セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 
 歯学博士 稲熊尚広 までご相談くださ
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2024年04月29日 20:20

イナグマ歯科にお気軽にご相談ください。

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イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
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