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セラミック治療後に痛みが!原因と対処法、セルフケアの仕方

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目次

1. セラミック治療とは
1-1. セラミック治療の特徴とメリット
2. セラミック治療後に痛くなる原因
2-1. 治療直後に生じる痛みの原因
2-2. 治療から時間が経過した後の痛みの原因
2-2-1. 噛み合わせの異常・歯ぎしり
2-2-2. 2次虫歯
2-2-3. 歯根の炎症
3. セラミック治療後に痛みがあるときの対処法
3-1. 患部を冷やす
3-2. 鎮痛剤を服用する
3-3. 刺激しないようにする
3-4. 歯科医院を受診する
4. セラミック治療後のセルフケアの仕方
4-1. 刺激を与えない
4-2. 優しくブラッシングする
4-3. 補助清掃用具を使用する
4-4. 食生活を見直す
4-5. 生活習慣を見直す
5. まとめ

こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」です。
セラミック治療を受けた後に、予想していなかった痛みやしみるような症状を感じて不安になっていませんか。セラミック治療後の痛みは、治療直後に現れる一時的なものから、時間が経過してから生じるものまで、さまざまなパターンがあります。
本記事では、セラミック治療後の痛みの原因から具体的な対処法まで、詳しく解説いたします。

1. セラミック治療とは

セラミック治療を行った女性

セラミック治療とは、虫歯や亀裂・欠損などで損なわれた歯の機能を、高耐久で自然な美しさを持つセラミック素材で補修する治療方法です。
セラミックの歯の素材は陶材です。従来の銀歯とは異なり、セラミックは天然歯と見分けがつかないほどの色合いや透明感、質感を再現できるため、審美性を重視する方に人気です。

1-1. セラミック治療の特徴とメリット

セラミック治療の最大の特徴は、優れた審美性です。天然歯が持つ透明感や光沢を忠実に再現でき、周囲の歯と調和した自然な仕上がりを実現できます。また、色調の調整も可能で、患者さまの希望に合わせた美しい歯を作製することができます。
生体親和性の高さも重要な特徴です。セラミックは金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がなく、歯茎の変色や炎症を引き起こすリスクも低いです。
耐久性においても優れていて、適切なケアをおこなえば10年以上の長期使用が可能です。銀歯と比較しても遜色ない強度を持っています。プラークが付着しにくいので、虫歯や歯周病の予防効果も期待できます。

2. セラミック治療後に痛くなる原因

セラミック治療後に痛くなる原因

セラミック治療後に痛みが出る原因はさまざまです。痛みが出るタイミングによって考えられる原因も異なります。以下に、セラミック治療後に痛みが出る原因を解説します。

2-1. 治療直後に生じる痛みの原因

セラミック治療直後に感じる痛みには、いくつかの明確な原因があります。最も一般的なのが、治療時の刺激によって神経が過敏になっているケースです。
セラミック治療の際には、詰め物や被せ物をする前に虫歯部分を削ります。このときの振動や熱により、神経が過敏になって治療の直後に痛みを感じることがあります。
冷たい飲み物や食べ物、甘いもの、酸っぱいものなどが触れただけでも鋭い痛みを感じることがあります。
また、接着剤による刺激も痛みの原因のひとつです。セラミックを歯に接着する際に使用される歯科用接着剤の成分が、一時的に神経を刺激することがあります。接着時の圧力や化学的な刺激により、治療直後に違和感や痛みを感じることも少なくありません。
多くの場合、痛みや違和感は2週間程度で徐々に改善していきます。神経の過敏状態が落ち着くにつれて、痛みも軽減されていくのが一般的なパターンです。

2-2. 治療から時間が経過した後の痛みの原因

治療から数週間〜数か月経過してから現れる痛みが出るケースも少なくありません。ここでは、治療から時間が経過したときに出る痛みの原因を解説します。

2-2-1. 噛み合わせの異常・歯ぎしり

時間が経過しているケースでは、噛み合わせの不調和がもっとも多い原因のひとつです。セラミックの高さや形態が適切でない場合、特定の部分に過度な咬合力が集中します。ダメージが蓄積され、結果として歯に痛みやしみる症状が出る可能性があるでしょう。
また、歯ぎしりや食いしばりによる影響も原因のひとつとして挙げられます。歯ぎしりや食いしばりは、歯やあごに250〜300kg程度の力をかけるため歯の痛みにつながりやすいです。
強大な力が継続的にセラミックと歯に加わることで、歯根や周囲組織にダメージを与え、結果として痛みを引き起こします。

2-2-2. 2次虫歯

セラミックと歯の境界部分が接着不良や経年劣化により隙間ができると、そこから細菌が侵入し、二次虫歯を引き起こす可能性があります。また、境界部分に段差が生じるとプラークが蓄積しやすくなるため、歯茎の炎症や歯周病を引き起こすことも少なくありません。

2-2-3. 歯根の炎症

治療時に神経を残した場合、時間の経過とともに神経が炎症を起こし根尖性歯周炎を発症することがあります。持続的な鈍痛や咬合時の痛みが症状として現れます。

3. セラミック治療後に痛みがあるときの対処法

セラミック治療後に鎮痛剤を服用するイメージ

セラミック治療後に痛みが出た場合、対処法を知っていれば適切に対応することが可能です。以下に、痛みがでた際の対処法を紹介します。

3-1. 患部を冷やす

痛みがある部分を頬の外側から冷やすことで、炎症を抑えて痛みを軽減できます。氷のうや冷たいタオルを使用し、数分間冷やすと効果的です。
ただし、直接氷を当てるのではなく、薄いタオルで包んでから使用しましょう。15分程度の冷却を数時間おきにおこなうことで炎症反応を抑制し、痛みの軽減が期待できます。

3-2. 鎮痛剤を服用する

市販の解熱鎮痛剤を使用すると、一時的に痛みの緩和が可能です。抗炎症作用がある鎮痛剤は、歯の炎症による痛みに効果的です。

3-3. 刺激しないようにする

痛みがあるときに硬いものや辛いもの・酸味が強いもの・熱かったり冷たかったり温度があるものなどをセラミック治療後の歯で噛むと、痛みが増す可能性があります。痛みや違和感があるときは、症状が落ち着くまで常温で柔らかい食品を選びましょう。

3-4. 歯科医院を受診する

セルフケアで改善しない場合や、痛みが強い場合には、速やかに歯科医院を受診することが重要です。セラミックの高さが適切でない場合、専用の器具を使用して微調整をおこないます。過剰な負荷が軽減されるため、痛みの改善が期待できるでしょう。
また、知覚過敏による痛みが原因の場合、露出している象牙質をコーティングする薬剤を塗布します。フッ化物配合の知覚過敏抑制剤や、象牙細管を封鎖する専用薬剤を使用することで、外部刺激による痛みを軽減できます。

4. セラミック治療後のセルフケアの仕方

優しくブラッシングする女性

セラミック治療後、適切なセルフケアを行うことで、痛みの軽減や治療効果の維持につながります。治療直後から日常的に実践できるケア方法を詳しく解説していきます。

4-1. 刺激を与えない

セラミック治療を受けた当日は、麻酔が効いている間は熱い飲み物や食事を避けましょう。麻酔で感覚が鈍くなっているため、やけどや頬を噛むリスクが高まります。食事は、麻酔が切れた後に摂るようにしましょう。
また、硬い食べ物や粘着性の高い食品も控えることが重要です。

4-2. 優しくブラッシングする

セラミック治療後のブラッシングは、通常よりも優しくおこなうことが大切です。毛先が柔らかい歯ブラシを選び、強い力で磨かないよう注意してください。
治療部位周辺はプラークが残らないように丁寧に磨くようにしましょう。また、歯磨き粉は粗い研磨剤が配合されているとセラミックや歯茎が傷付く原因となるため、研磨剤の少ないものを選択します。
フッ素配合のものを使用すると、虫歯予防にも効果的です。ブラッシング後は、ぬるま湯でうがいをおこない口腔内を清潔に保つように心がけましょう。

4-3. 補助清掃用具を使用する

歯と歯の間の清掃には、デンタルフロスや歯間ブラシが有効です。歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れが取り切れないため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。口内を清潔に保つためには、補助清掃用具の使用が不可欠です。
フロスは無理に押し込まず、ゆっくりと歯茎のラインに沿って動かすようにしましょう。歯間ブラシを使用する場合は、適切なサイズを選ぶことが重要です。サイズが合わないものを無理に使用すると、歯茎や治療部位を傷つける可能性があります。
不安な場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談して適切なサイズを確認しましょう。

4-4. 食生活を見直す

治療後しばらくは、硬い食べ物や粘着性の高い食品は避けましょう。硬いキャンディー、ガムなどは特に注意が必要です。また、極端に熱い飲み物や冷たい飲み物も、知覚過敏を引き起こす可能性があるため控えめにしましょう。
治療直後は、神経や歯茎などの周辺組織も過敏になっているため、過度な刺激は与えないように心がけることが大切です。柔らかく栄養価の高い食品を積極的に摂取することで回復を促進します。
また、ビタミンCやカルシウムを豊富に含む食品は、歯茎の健康維持にも効果的です。

4-5. 生活習慣を見直す

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、セラミックに過度な負荷がかかり破損や痛みの原因となる可能性があります。対処法として、就寝時にマウスピースを使用することで、無意識の歯ぎしりから治療部位を保護できます。
また、喫煙は血行を悪化させ、治癒を遅らせる要因となります。可能な限り禁煙を心がけ、アルコールの摂取も控えめにすることが望ましいでしょう。
十分な睡眠と規則正しい生活リズムを維持すると、体の自然治癒力が高まるためトラブルが起きにくい環境に整えることができます。

5. まとめ

セラミック治療が上手くいって喜んでいる女性

セラミック治療後の痛みは、さまざまな原因で引き起こされます。治療時の刺激による一時的な痛みは多くのケースで自然に改善しますが、持続的な痛みや噛んだときに痛みがある場合は適切な対処が必要です。
根本的な解決には歯科医院での専門的な診断と治療が不可欠です。噛み合わせの調整や知覚過敏治療、場合によっては根管治療など原因に応じた適切な治療により痛みの改善が期待できます。
セラミック治療を検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、審美歯科治療、セラミック治療に特に注力しながら、虫歯・歯周病治療、顎関節症治療、口腔がん検診など、さまざまな診療を行っています。
ホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

岡山大学 歯学博士
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
稲熊尚広

2025年07月10日 12:00
イナグマ歯科外観
イナグマ歯科駐車場

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お問い合わせはこちら >> 052-806-1181
イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
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愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114 番地
電話番号 052-806-1181
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