名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミックならイナグマ歯科

名古屋市天白区の歯医者【イナグマ歯科】は、審美歯科治療、セラミックで評判、おすすめの歯医者です。
虫歯治療、歯周病、顎関節症治療、口腔がん検診も行う歯医者です。
 

HOMEブログページ2024年 ≫ 9月 ≫

2024年9月の記事:

イナグマ歯科が解説する!口腔外科手術後の痛みの持続時間と最適な管理法【親知らず・腫瘍手術

唇のできもの

名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科として、イナグマ歯科では親知らずの抜歯治療も専門的に行っています。今回は、親知らずの抜歯についての詳しい情報と、その重要性についてご紹介します。

目次

  1. 口腔外科手術後の痛みの一般的な持続時間

    • 1.1 軽度の手術
    • 1.2 中程度の手術
    • 1.3 大規模な手術
  2. 口腔外科手術後の痛みを管理する方法

    • 2.1 痛み止めの使用
    • 2.2 冷却
    • 2.3 食事と飲み物の管理
    • 2.4 良好な口腔衛生
    • 2.5 定期的なフォローアップ
  3. 痛みが長引く場合の考慮点

    • 3.1 感染症
    • 3.2 術後の合併症
    • 3.3 個々の体質
  4. まとめ

口腔外科に関するよくある質問(FAQ)

口腔外科の痛みはどのくらい続くのか?


口腔外科の治療を受ける際、痛みの持続時間についての不安は非常に多くの患者さんが抱える共通の悩みです。特に親知らずの抜歯や腫瘍の摘出、インプラント手術など、口腔外科手術は痛みや不快感を伴うことが多いです。この記事では、口腔外科の手術後に感じる痛みの持続時間について詳しく解説し、その痛みを管理するための方法も紹介します。

口腔外科手術後の痛みの一般的な持続時間

口腔外科手術後の痛みは、手術の種類や患者さんの個々の状態によって異なりますが、一般的には以下のようなパターンが見られます。

軽度の手術

舌がん

軽度の口腔外科手術(例えば、小さな歯の抜歯や簡単な切開)は、通常、術後1〜3日の間に痛みがピークに達し、その後次第に軽減します。このタイプの手術後の痛みは、比較的短期間で収束しやすいです。痛みのピークは手術後24〜48時間以内に訪れることが多く、その後は徐々に和らいでいく傾向があります。

中程度の手術

中程度の手術(例えば、親知らずの抜歯や簡単な腫瘍の摘出)では、痛みが手術後3〜7日間続くことがあります。このタイプの手術では、術後の腫れや痛みが比較的長引くことがありますが、適切な痛み管理やアフターケアによって、多くの場合、1週間以内に改善します。

 大規模な手術

大規模な口腔外科手術(例えば、大きな腫瘍の摘出や複雑なインプラント手術)では、痛みや不快感が手術後1〜2週間以上続くことがあります。特に、手術範囲が広い場合や、手術後のケアが難しい場合には、痛みが長引く可能性があります。しかし、適切な医療管理と痛み対策によって、多くの患者さんは通常、2週間以内に大幅に改善します。

 口腔外科手術後の痛みを管理する方法

痛みの管理は、回復をスムーズに進めるために非常に重要です。以下に、口腔外科手術後の痛みを軽減するための方法を紹介します。

 痛み止めの使用

医師から処方される痛み止め(例えば、鎮痛剤や抗炎症剤)は、術後の痛みを管理するために非常に効果的です。痛み止めは、指定された用量と頻度で服用することが重要です。自己判断での用量変更や中止は避けるべきです。

冷却

手術後24〜48時間は、術部位に冷却パッドを当てることで腫れや痛みを軽減することができます。冷却は血管を収縮させ、炎症を抑えるのに役立ちます。ただし、冷却は術後48時間を過ぎると効果が薄れるため、その後は温湿布に切り替えることも考慮しましょう。

食事と飲み物の管理

術後は、刺激の少ない食事を心がけ、熱い飲み物や辛い食事は避けるべきです。やわらかくて冷たい食べ物(例えば、ヨーグルトやスープ)は、痛みを和らげるのに役立ちます。アルコールやカフェインを含む飲み物は、回復を遅らせる可能性があるため、控えることが推奨されます。

良好な口腔衛生

術後の口腔内の清潔を保つことも重要です。適切な歯磨きと、医師の指示に従ったうがい薬の使用が推奨されます。清潔を保つことで、感染のリスクを減らし、痛みの軽減に繋がります。

 定期的なフォローアップ

歯科検診

術後の定期的な診察は、痛みの原因を特定し、適切な治療を行うために重要です。痛みが予想以上に長引いたり、増加したりする場合は、早めに医師に相談することが大切です。

痛みが長引く場合の考慮点

術後の痛みが通常の範囲を超えて長引く場合には、以下の点を考慮する必要があります。

感染症

手術後に痛みが長引く場合、感染症が原因である可能性があります。感染症の兆候(例えば、発熱や術部位の赤み、膿の排出など)がある場合は、早急に医師に相談しましょう。

術後の合併症

まれに、術後に合併症(例えば、ドライソケットや異常な出血)が発生することがあります。これらの症状は痛みを長引かせる可能性があるため、早期の診察と適切な対処が必要です。

個々の体質

個々の体質や痛みの感受性により、痛みの持続時間が異なる場合があります。特に慢性的な痛みやアレルギー反応がある場合は、専門医の診断が求められます。

まとめ

口腔外科手術後の痛みの持続時間は、手術の種類や患者さんの状態によって異なりますが、一般的には数日から数週間の間に痛みが軽減するのが通常です。痛みの管理には適切な痛み止めの使用、冷却、食事管理、良好な口腔衛生、定期的なフォローアップが効果的です。痛みが長引く場合には、感染症や術後の合併症が考えられるため、早めに医師に相談することが重要です。

口腔外科手術を受ける際には、手術後の痛みや不安についても十分に理解し、適切な対策を講じることで、スムーズな回復を目指しましょう。さらに詳しい情報やご相談は、名古屋市天白区のイナグマ歯科までお気軽にお問い合わせください。
 

口腔外科・口腔癌のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・口腔癌診断のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

口腔外科のページ→click here
唇のできもののページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月15日 10:49

全セラミッククラウンガイド:審美歯科・ジルコニア治療のメリット・デメリット完全解説

歯を鏡で見る女性

名古屋 天白区の歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  • 全セラミッククラウンとは?

    • セラミックの材料とその特性
    • リチウムジシリケート、ジルコニア、ファントムセラミックの特徴
  • 全セラミッククラウンの特徴

    • 2.1. 優れた審美性
    • 2.2. 高い生体親和性
    • 2.3. 高い耐久性
    • 2.4. 変色しにくい
    • 2.5. 自然な触感と咬み心地
  • 全セラミッククラウンのメリット

    • 3.1. 高い審美性
    • 3.2. 生体親和性の高さ
    • 3.3. 優れた耐久性
    • 3.4. 変色しにくい
    • 3.5. 自然な触感と咬み心地
  • 全セラミッククラウンのデメリット

    • 4.1. 高いコスト
    • 4.2. 製作に時間がかかる
    • 4.3. 適用部位の制限
    • 4.4. 一部の治療には不向き
  • 全セラミッククラウンの治療プロセス

    • 5.1. 初期診察と相談
    • 5.2. 型取り
    • 5.3. 仮歯の装着
    • 5.4. クラウンの製作
    • 5.5. 最終調整と装着
  • 全セラミッククラウンのメンテナンス

    • 6.1. 毎日の歯磨き
    • 6.2. 定期的な歯科検診
    • 6.3. 適切な食生活
  • まとめ

    • 全セラミッククラウンの選択と相談の重要性

全セラミッククラウンの特徴

全セラミッククラウンは、審美歯科治療の中で非常に人気の高い選択肢です。金属を一切使用せず、完全にセラミックで作られているため、自然な歯に近い見た目と優れた機能性を提供します。この記事では、全セラミッククラウンの特徴、メリット、デメリット、およびその治療プロセスについて詳しく解説します。

1. 全セラミッククラウンとは?

セラミック歯

全セラミッククラウンとは、金属を一切使用せずに、すべてセラミック材料で作られた歯の被せ物のことです。セラミックは、自然な歯のような透明感と光沢があり、審美的に非常に優れています。具体的には以下のようなセラミック材料が使用されます:

  • リチウムジシリケート: 高い強度と優れた審美性を兼ね備えており、前歯から奥歯まで幅広く使用されています。
  • ジルコニア: 非常に高い強度を持ち、奥歯などの高い圧力がかかる部位に適しています。
  • ファントムセラミック: 自然な歯に非常に近い透明感があり、審美的な要求が高い場合に選ばれます。

これらの材料は、見た目の美しさだけでなく、耐久性や生体親和性も優れており、多くの患者さんに支持されています。

2. 全セラミッククラウンの特徴

全セラミッククラウンは、以下のような特徴を持っています。

2.1. 優れた審美性

全セラミッククラウンは、自然な歯のような透明感と色合いを持ちます。セラミックの光の透過性により、自然な歯とほとんど区別がつかないほど美しい仕上がりが得られます。特に前歯の治療においては、その見た目の自然さが非常に重要です。歯の色合いや形状を細かく調整できるため、自然な笑顔を演出できます。

2.2. 高い生体親和性

セラミックは体内での相性が良く、アレルギー反応を起こすことが少ない材料です。金属を含まないため、金属アレルギーのリスクがなく、口腔内の他の組織とも調和しやすいです。この特性により、長期間にわたって快適に使用できるのが特徴です。生体親和性が高いため、敏感な口腔内でも安心して使用できます。

2.3. 高い耐久性

セラミック歯

全セラミッククラウンは、最新のセラミック技術によって非常に強度が高く、日常的な使用に耐えることができます。特にジルコニアセラミックは、高い硬度と強度を持ち、奥歯やブリッジに使用されることが多いです。適切なメンテナンスを行うことで、長期間の使用が可能です。耐久性が高いため、耐摩耗性や耐圧性も優れています。

2.4. 変色しにくい

全セラミッククラウンは、時間が経っても色が安定しています。飲食物や喫煙によって変色することが少ないため、長期間にわたって美しい歯の色を維持できます。特にコーヒーや紅茶、タバコなどが歯の変色の原因になることがありますが、全セラミッククラウンはこれらの影響を受けにくいです。

2.5. 自然な触感と咬み心地

セラミックは、その硬さと形状が自然な歯に近いため、咬み心地が非常に良好です。食事をする際に違和感が少なく、自然な感覚で使用できます。また、適切に調整された全セラミッククラウンは、噛み合わせの問題も最小限に抑えることができます。

3. 全セラミッククラウンのメリット

セラミック歯

全セラミッククラウンには、以下のようなメリットがあります。

3.1. 高い審美性

全セラミッククラウンは、その自然な光沢と色合いで、天然の歯とほとんど区別がつかないほど美しい仕上がりを提供します。特に前歯の治療においては、その見た目の自然さが非常に重要です。笑顔や会話に自信を持たせ、外見の美しさを保つことができます。

3.2. 生体親和性の高さ

セラミックは金属を含まないため、アレルギーや感作反応を引き起こすリスクが低いです。また、歯肉との適合性が良く、口腔内の健康を守りやすいです。金属アレルギーや金属感が気になる方にとっては、非常に安心できる選択肢となります。

3.3. 優れた耐久性

最新のセラミック技術により、セラミッククラウンは非常に強度が高く、日常的な使用に耐えることができます。ジルコニアセラミックやリチウムジシリケートなどの素材は、硬さと耐久性を兼ね備えており、長期間の使用が可能です。

3.4. 変色しにくい

全セラミッククラウンは、色が安定しており、飲食物や喫煙による変色が少ないです。これにより、長期間にわたって美しい外観を維持することができます。定期的なケアを行うことで、より長く美しい状態を保つことができます。

3.5. 自然な触感と咬み心地

セラミッククラウンは、その硬さと形状が自然な歯に近く、咬み心地も良好です。食事をする際に違和感が少なく、自然な感覚で使用できます。また、適切に調整されたセラミッククラウンは、噛み合わせの問題も最小限に抑えることができます。

4. 全セラミッククラウンのデメリット

全セラミッククラウンには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。

4.1. 高いコスト

全セラミッククラウンは、材料費や製作過程の精度が高いため、他の材料に比べてコストが高くなることがあります。特に全セラミッククラウンやジルコニアセラミックは、製造コストが高いため、治療費も高くなる傾向があります。予算に応じた治療法の選択が必要です。

4.2. 製作に時間がかかる

demerit

セラミッククラウンの製作には、型取りや焼き付け、調整などが含まれるため、治療に時間がかかることがあります。特に全セラミッククラウンの製作には数日から数週間を要することがあります。治療計画に余裕を持って取り組む必要があります。

4.3. 適用部位の制限

全セラミッククラウンは非常に高い強度を持っていますが、特に大きな力がかかる部位では適用に制限があることがあります。例えば、奥歯においては、ジルコニアなどのより強固なセラミックが選ばれることが多いです。治療部位や噛み合わせの状態によっては、他の素材との組み合わせが推奨されることがあります。

4.4. 一部の治療には不向き

セラミッククラウンは優れた審美性を持つ一方で、硬すぎて他の歯を傷つける可能性があるため、一部の治療には不向きな場合もあります。また、歯の削りすぎや不適切な調整が行われると、隙間から虫歯が発生するリスクがあるため、専門の歯科医師による適切な施術が重要です。

5. 全セラミッククラウンの治療プロセス

全セラミッククラウンの治療プロセスは、以下のステップで進行します。

5.1. 初期診察と相談

最初に歯科医師とカウンセリングを行い、治療の目的や希望を伝えます。口腔内の状態を確認し、適切な治療計画を立てます。この段階で、全セラミッククラウンのメリットやデメリットについても詳しく説明を受けることができます。

5.2. 型取り

治療に必要な精密な型取りを行います。これにはデジタル技術を用いた方法もあり、より正確な型取りが可能です。型取りの結果を基に、全セラミッククラウンの製作が開始されます。

5.3. 仮歯の装着

型取りの後、仮歯を装着します。仮歯は治療が完了するまでの間、機能的な歯を提供します。仮歯の状態で噛み合わせや見た目を確認し、最終的なクラウンの調整を行います。

5.4. クラウンの製作

全セラミックのクラウンを製作します。これには数日から数週間がかかることがあります。製作過程では、セラミック材の選定や色合いの調整が行われます。

5.5. 最終調整と装着

完成した全セラミッククラウンを口内に装着し、噛み合わせや見た目の最終調整を行います。適切なフィット感と美しい仕上がりを確認し、治療が完了します。

6. 全セラミッククラウンのメンテナンス

全セラミッククラウンの寿命を延ばすためには、適切なメンテナンスが必要です。以下の点に注意して、全セラミッククラウンを長持ちさせましょう。

6.1. 毎日の歯磨き

歯並び気になる女性

全セラミッククラウンの表面は滑らかで汚れが付きにくいですが、周囲の歯や歯茎の健康を保つために、毎日の歯磨きとフロスの使用が推奨されます。特にクラウンと歯との境目の部分は注意してケアすることが重要です。

6.2. 定期的な歯科検診

定期的な歯科医師によるチェックアップを受けることで、クラウンの状態を確認し、問題があれば早期に対応します。定期検診により、クラウンの維持管理や口腔内の健康状態を把握することができます。

6.3. 適切な食生活

硬い食べ物や酸性の飲み物は、全セラミッククラウンに影響を与える可能性があるため、食生活の見直しも大切です。例えば、硬い食べ物を避けることで、クラウンの破損や磨耗を防ぐことができます。

7. まとめ

全セラミッククラウンは、その優れた審美性と高い耐久性から、多くの患者さんに支持されています。金属を使用しないため、生体親和性も高く、口内の健康を保ちやすいのが特徴です。しかし、治療にかかるコストや製作時間、適用部位に制限があることも考慮する必要があります。

全セラミッククラウンを選ぶ際は、専門の歯科医師としっかり相談し、自分に最適な治療方法を選ぶことが重要です。信頼できる歯科医院で専門のアドバイスを受け、あなたの笑顔と口腔の健康を長く保つために、最適な治療法を見つけましょう。


審美歯科治療・ホワイトニングなら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・ホワイトニングのイナグマ歯科までご相談ください。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

審美歯科のページ→click here
セラミック治療のページ→click here
ホームホワイトニングのページ →click here
嚙み合わせ2のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月14日 23:49

おすすめセラミック歯科治療ガイド|審美性・耐久性・治療プロセスを徹底解説

ミラーで見る女性

名古屋 天白区の歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
 

目次

  1. セラミック歯とは?

    • 1.1. 全セラミック(オールセラミック)
    • 1.2. メタルボンド(メタルセラミック)
    • 1.3. ジルコニアセラミック
    • 1.4. ハイブリッドセラミック
  2. セラミック歯の特徴

    • 2.1. 審美性
    • 2.2. 生体親和性
    • 2.3. 高い耐久性
    • 2.4. 変色の少なさ
  3. セラミック歯のメリット

    • 3.1. 高い審美性
    • 3.2. 生体親和性の高さ
    • 3.3. 優れた耐久性
    • 3.4. 変色しにくい
    • 3.5. 自然な触感と咬み心地
  4. セラミック歯のデメリット

    • 4.1. 高いコスト
    • 4.2. 製作に時間がかかる
    • 4.3. 適用部位の制限
    • 4.4. 一部の治療には不向き
  5. セラミック歯の治療プロセス

    • 5.1. 初期診察と相談
    • 5.2. 型取り
    • 5.3. 仮歯の装着
    • 5.4. クラウンの製作
    • 5.5. 最終調整と装着
  6. セラミック歯のメンテナンス

    • 6.1. 毎日の歯磨き
    • 6.2. 定期的な歯科検診
    • 6.3. 適切な食生活
  7. まとめ

セラミック歯とは?

セラミック歯は、歯科治療において用いられる人工歯の一種で、主に審美性と耐久性に優れた材料として選ばれています。セラミック歯の特徴やメリットについて理解することは、治療法選びや口腔内の健康管理において非常に重要です。この記事では、セラミック歯の基本的な概念から、具体的な特徴やメリットまで、詳細に解説します。

1. セラミック歯とは?

セラミック歯

セラミック歯は、陶磁器やセラミック材料で作られる人工の歯で、歯科補綴物として使用されます。主に以下のような材質が用いられます:

  • 全セラミック(オールセラミック): 完全にセラミックで作られたクラウンやインレー。自然な歯のような透明感と色合いが特徴です。
  • メタルボンド(メタルセラミック): 内部に金属を持ち、その上にセラミックを焼き付けたクラウン。強度が高く、耐久性に優れています。
  • ジルコニアセラミック: 高強度のジルコニアセラミックで作られる補綴物。非常に硬く、耐久性が高いです。
  • ハイブリッドセラミック: セラミックと樹脂を混合した素材で、適度な硬さと審美性を兼ね備えています。

セラミック歯は、見た目が自然で、金属アレルギーのリスクが低いことから、特に審美歯科で人気があります。

2. セラミック歯の特徴

セラミック歯の主要な特徴について、以下に詳しく説明します。

2.1. 審美性

セラミック歯の最大の特徴は、その優れた審美性です。セラミックは自然な歯と同じように光を透過し、歯の色合いと質感を忠実に再現できます。これにより、前歯の治療や目立つ部分の修復に最適です。全セラミッククラウンやメタルボンドクラウンは、自然な歯のような美しい仕上がりを提供し、笑顔に自信を持たせてくれます。

2.2. 生体親和性

セラミックは、体内での相性が良く、アレルギー反応を起こしにくい材料です。金属を含まないため、金属アレルギーや口内炎を引き起こすリスクが少ないです。また、セラミックは口腔内の他の組織とも調和しやすいため、長期間にわたって快適に使用できます。

2.3. 高い耐久性

セラミック歯

現代のセラミック技術では、非常に強度の高いセラミック材が使用されており、耐久性に優れています。特にジルコニアセラミックは、高い硬度と強度を持ち、奥歯やブリッジに使用されることが多いです。全セラミッククラウンも、適切なメンテナンスを行うことで長期間の使用が可能です。

2.4. 変色の少なさ

セラミック歯は、色が安定しており、時間が経っても変色しにくい特徴があります。飲食物や喫煙によって変色することが少ないため、長期間にわたって美しい歯の色を維持できます。

3. セラミック歯のメリット

セラミック歯には多くのメリットがあります。以下に、主なメリットを挙げてみましょう。

3.1. 高い審美性

セラミックは、その自然な光沢と色合いで、天然の歯とほとんど区別がつかないほど美しい仕上がりを提供します。特に前歯の治療においては、その見た目の自然さが非常に重要です。笑顔や会話に自信を持たせ、外見の美しさを保つことができます。

3.2. 生体親和性の高さ

セラミックは金属を含まないため、アレルギーや感作反応を引き起こすリスクが低いです。また、歯肉との適合性が良く、口腔内の健康を守りやすいです。金属アレルギーや金属感が気になる方にとっては、非常に安心できる選択肢となります。

3.3. 優れた耐久性

鏡を見る女性

最新のセラミック技術により、セラミック歯は非常に強度が高く、日常的な使用に耐えることができます。ジルコニアセラミックやリチウムジシリケートなどの素材は、硬さと耐久性を兼ね備えており、長期間の使用が可能です。

3.4. 変色しにくい

セラミック歯は、色が安定しており、飲食物や喫煙による変色が少ないです。これにより、長期間にわたって美しい外観を維持することができます。定期的なケアを行うことで、より長く美しい状態を保つことができます。

3.5. 自然な触感と咬み心地

セラミック歯は、その硬さと形状が自然な歯に近く、咬み心地も良好です。食事をする際に違和感が少なく、自然な感覚で使用できます。また、適切に調整されたセラミック歯は、噛み合わせの問題も最小限に抑えることができます。

4. セラミック歯のデメリット

セラミック歯には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。以下に、主なデメリットを挙げてみましょう。

4.1. 高いコスト

女性歯科医師

セラミック歯は、材料費や製作過程の精度が高いため、他の材料に比べてコストが高くなることがあります。特に全セラミッククラウンやジルコニアセラミックは、製造コストが高いため、治療費も高くなる傾向があります。予算に応じた治療法の選択が必要です。

4.2. 製作に時間がかかる

セラミック歯の製作には、型取りや焼き付け、調整などが含まれるため、治療に時間がかかることがあります。特に全セラミッククラウンの製作には数日から数週間を要することがあります。治療計画に余裕を持って取り組む必要があります。

4.3. 適用部位の制限

セラミック歯は非常に高い強度を持っていますが、特に大きな力がかかる部位では適用に制限があることがあります。例えば、奥歯においては、ジルコニアなどのより強固なセラミックが選ばれることが多いです。治療部位や噛み合わせの状態によっては、他の素材との組み合わせが推奨されることがあります。

4.4. 一部の治療には不向き

セラミック歯は優れた審美性を持つ一方で、硬すぎて他の歯を傷つける可能性があるため、一部の治療には不向きな場合もあります。また、歯の削りすぎや不適切な調整が行われると、隙間から虫歯が発生するリスクがあるため、専門の歯科医師による適切な施術が重要です。

5. セラミック歯の治療プロセス

セラミック歯の治療プロセスは、以下のステップで進行します。

5.1. 初期診察と相談

最初に歯科医師とカウンセリングを行い、治療の目的や希望を伝えます。口腔内の状態を確認し、適切な治療計画を立てます。この段階で、セラミック歯のメリットやデメリットについても詳しく説明を受けることができます。

5.2. 型取り

セラミック治療 女性

治療に必要な精密な型取りを行います。これにはデジタル技術を用いた方法もあり、より正確な型取りが可能です。型取りの結果を基に、セラミック歯の製作が開始されます。

5.3. 仮歯の装着

型取りの後、仮歯を装着します。仮歯は治療が完了するまでの間、機能的な歯を提供します。仮歯の状態で噛み合わせや見た目を確認し、最終的なクラウンの調整を行います。

5.4. クラウンの製作

セラミックのクラウンを製作します。これには数日から数週間がかかることがあります。製作過程では、セラミック材の選定や色合いの調整が行われます。

5.5. 最終調整と装着

完成したセラミッククラウンを口内に装着し、噛み合わせや見た目の最終調整を行います。適切なフィット感と美しい仕上がりを確認し、治療が完了します。

6. セラミック歯のメンテナンス

セラミック歯の寿命を延ばすためには、適切なメンテナンスが必要です。以下の点に注意して、セラミック歯を長持ちさせましょう。

6.1. 毎日の歯磨き

歯並び気になる女性

セラミッククラウンの表面は滑らかで汚れが付きにくいですが、周囲の歯や歯茎の健康を保つために、毎日の歯磨きとフロスの使用が推奨されます。特にクラウンと歯との境目の部分は注意してケアすることが重要です。

6.2. 定期的な歯科検診

定期的な歯科医師によるチェックアップを受けることで、クラウンの状態を確認し、問題があれば早期に対応します。定期検診により、クラウンの維持管理や口腔内の健康状態を把握することができます。

6.3. 適切な食生活

硬い食べ物や酸性の飲み物は、セラミッククラウンに影響を与える可能性があるため、食生活の見直しも大切です。例えば、硬い食べ物を避けることで、クラウンの破損や磨耗を防ぐことができます。

7. まとめ

セラミック歯は、その優れた審美性と高い耐久性から、多くの患者さんに支持されています。金属を使用しないため、生体親和性も高く、口内の健康を保ちやすいのが特徴です。しかし、治療にかかるコストや製作時間、適用部位に制限があることも考慮する必要があります。

セラミック歯を選ぶ際は、専門の歯科医師としっかり相談し、自分に最適な治療方法を選ぶことが重要です。信頼できる歯科医院で専門のアドバイスを受け、あなたの笑顔と口腔の健康を長く保つために、最適な治療法を見つけましょう。
 

審美歯科治療・ホワイトニングなら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・ホワイトニングのイナグマ歯科までご相談ください。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

審美歯科のページ→click here
セラミック治療のページ→click here
ホームホワイトニングのページ →click here
嚙み合わせ2のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月13日 21:40

歯科治療で使用するジルコニアとは?メリットや値段も解説!

zirconia teeth

目次

1. 歯科治療で使用するジルコニアとは?
2. ジルコニアのメリット
2-1. 強度や耐久性に優れている
2-2. 虫歯の再発予防になる
2-3. 審美性に優れている
2-4. 変色が起こりにくい
2-5. 身体に優しい
2-6. 幅広い治療で利用できる
3. ジルコニアのデメリット
3-1. 自由診療になる
3-2. 噛み合う歯を傷つけるリスクがある
3-3. 他のセラミック素材よりも審美性に劣る
4. ジルコニアとオールセラミックの違い
4-1. 強度と耐久性
4-2. 審美性
5. ジルコニアの値段
6. まとめ


こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」です。
セラミック治療は、詰め物や被せ物を目立たないように作成でき、虫歯の再発予防効果も高いなどメリットの多い歯科治療です。セラミックには複数の種類があり、その中のひとつにジルコニアが存在します。
ジルコニアにはどのような特徴があり、オールセラミックとはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、歯科治療で使用するジルコニアのメリットやデメリット、費用などを解説します。

1. 歯科治療で使用するジルコニアとは?

ジルコニアの歯
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれる素材です。装飾品のイメージがあるかもしれませんが、歯科においてはセラミックやインプラントなどの治療で使用されています。
ジルコニアが人工ダイヤモンドと呼ばれる理由は、ダイヤモンドのような丈夫さと美しさを兼ね備えているからです。セラミックにはさまざまな素材がありますが、ジルコニアは圧倒的に丈夫な素材とされています。
歯には食べ物を噛む際に大きな負荷がかかるため、丈夫なジルコニアは詰め物・被せ物に使用されることが多いです。また、審美性も高いことから保険診療の銀歯よりも目立ちにくいという理由で選ぶ方もいるでしょう。

2. ジルコニアのメリット

ジルコニアのメリット
歯科治療においてジルコニアを選ぶことにはどんなメリットがあるのでしょうか。

2-1. 強度や耐久性に優れている

どの種類のセラミックもある程度の強度や耐久性を備えていますが、ジルコニアはセラミックの中でももっとも強度と耐久性に優れています。強い噛む力に耐えることができるため、奥歯の治療に使用することも可能でしょう。
また、歯ぎしりや食いしばりなど、歯へ強い負担がかかる癖がある場合もジルコニアが選ばれます。

2-2. 虫歯の再発予防になる

詰め物・被せ物の治療では、再発予防が非常に重要です。金属の素材は口腔内で唾液に長年晒されていると、素材が溶け出してしまいます。元の歯との間に隙間が生じ、そこから細菌が侵入して虫歯が再発するリスクがあります。
一方で、ジルコニアは経年劣化による変形が起こりにくい素材です。元の歯にピッタリと密着するため、虫歯が再発するリスクを軽減できます。

2-3. 審美性に優れている

ジルコニアには、天然歯のような白さと透明感があります。オールセラミックなどと比較するとジルコニアは審美性に劣るといわれていましたが、技術の進化によって天然歯に近い色に調整できるようになっています。
そのため、天然歯に近い自然な仕上がりが期待できます。また、汚れが付着しにくいため、長く使用しても綺麗な状態を維持しやすいです。

2-4. 変色が起こりにくい

金属を長く使用していると、素材が溶け出して歯茎が着色されるメタルタトゥーが起こるリスクがあります。歯茎が黒っぽく着色されるため、見た目の印象に影響を与えるでしょう。
メタルタトゥーは歯磨きなどでは落とすことができず、レーザーやピーリングによる治療が必要です。
ジルコニアは金属ではないので、歯茎が着色される心配はありません。

2-5. 身体に優しい

ジルコニアは金属のように長年の使用により素材が溶け出すことはなく、身体に優しい素材です。金属の素材は長年の使用で素材が溶け出し、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。
ジルコニアはメタルフリーなので金属アレルギーの心配は必要ありません。安全に長期間使用することができます。

2-6. 幅広い治療で利用できる

ジルコニアは、詰め物や被せ物、インプラントやブリッジなど、人工歯の素材として使用されています。歯科治療では強度の高さは非常に重要なので、ジルコニアは幅広い治療に使用可能です。
上述しましたが非常に硬度が高いので、どの部位の治療にも使用できるでしょう。

3. ジルコニアのデメリット

ジルコニアのデメリット
歯科治療でジルコニアを使用すると多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。デメリットについても理解し、素材選びを行いましょう。

3-1. 自由診療になる

ジルコニアによる歯科治療には保険が適用されず、自由診療になります。そのため、治療費は患者さまの全額負担です。
銀歯は保険診療で保険が適用されるため、比較すると費用は高くなります。治療費を抑えたいと考える方にとってはデメリットになるでしょう。

3-2. 噛み合う歯を傷つけるリスクがある

ジルコニアは非常に硬度が高い素材です。天然歯よりも硬いため、噛み合う天然歯を傷つけるリスクがあることは理解しておかなければなりません。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方や、奥歯への使用も可能ですが、天然歯の状態も定期的に確認する必要があるでしょう。

3-3. 他のセラミック素材よりも審美性に劣る

ジルコニアは他のセラミック素材に比べると、白さや透明感などの審美性が劣るといわれています。特に、100%セラミックでできたオールセラミックと比較すると、天然歯と自然に調和しないかもしれません。
しかし、じっくり見ないと分からない程度の場合が多いです。人から見えやすい前歯に使用しても問題ないと考える方も少なくありません。

4. ジルコニアとオールセラミックの違い

ジルコニアとオールセラミックを比較する人
ジルコニアもセラミックの一種ですが、オールセラミックとは異なる素材です。オールセラミックは名前の通り、セラミックのみで作られた詰め物・被せ物です。
ジルコニアとオールセラミックでは、次のような違いがあります。

4-1. 強度と耐久性

ジルコニアは、人工ダイヤモンドと呼ばれるほどの強度と耐久性を持っています。複数あるセラミックの種類の中でも、強度の高さは際立っています。
一方で、オールセラミックは同じセラミックでも強度や耐久性がジルコニアに比べると劣ります。そもそもセラミックは陶器の素材なので、オールセラミックの場合は強い衝撃を受けると割れるリスクがあります。
強度と耐久性で考えると、ジルコニアのほうがオールセラミックより優れているといえるでしょう。

4-2. 審美性

セラミックは、天然歯に近い白さや透明感、ツヤを兼ね揃えた素材です。オールセラミックのように全てをセラミックだけで作れば、白さや透明感などを天然歯のように美しく仕上げることが可能です。
一方で、ジルコニアも審美性は決して低くはないものの、オールセラミックに比べると劣ってしまいます。前歯などの目立つ部分の治療の場合、オールセラミックを選択したいと考える方は多いかもしれません。

5. ジルコニアの値段

ジルコニアの値段を計算






セラミック治療の費用相場は、詰め物(インレー)で1本4~8万円、被せ物(クラウン)で1本8~18万円です。
しかし、ジルコニアは強度が非常に高く加工が難しいため、値段が高くなる傾向にあります。自由診療なので実際の費用は歯科医院によって異なりますが、相場は以下のとおりです。

・詰め物:1本5~10万円
・被せ物:1本10~20万円
 
ジルコニアやセラミックを検討している方は、一度歯科医院に相談してみると良いでしょう。いくつかの歯科医院で相談して見積もりをもらい、ご自身の予算や希望を考慮して、治療を受ける歯科医院を決定してください。
また、セラミック治療には保証が設けられていることが多いです。保証内容や期間も歯科医院によって異なるので、ジルコニア自体の費用だけでなく、保証内容なども確認しておくと良いでしょう。

6. まとめ

ジルコニアの歯にした女性



歯科治療で使用するジルコニアは、セラミックの中でも非常に強度が高いという特徴があります。奥歯など、咬合力が強く詰め物・被せ物が割れやすい部位には、ジルコニアを選択すると破損のリスクを抑えられるでしょう。
人工ダイヤモンドと呼ばれるほど硬い素材なので、歯にかかる強い負荷にも耐えられる可能性が高いです。
治療する箇所やご自身の希望・予算も考慮しながら、歯科医師に相談して治療で使用する素材を決めましょう。
ジルコニアによる治療を検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、審美歯科治療、セラミック治療に特に注力しながら、虫歯・歯周病治療、顎関節症治療、口腔がん検診など、さまざまな診療を行っています。
ホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。
岡山大学 歯学博士
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
稲熊尚広
2024年09月12日 12:00

親知らず抜歯後のケア完全ガイド | スムーズな回復のためのポイントと対策

ミラーで見る女性

名古屋 天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯治療のイナグマ歯科です。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  • 親知らずの抜歯後の基本的なケア

    • 1.1 初期の出血と血餅形成
      • ガーゼの使用
      • 頭を高く保つ
      • 安静にする
      • 血餅の保護
    • 1.2 痛みの管理
      • 処方された鎮痛剤の使用
      • 冷却パックの使用
    • 1.3 腫れの軽減
      • 冷却
      • 姿勢の工夫
  • 抜歯後の食事と飲み物の注意

    • 2.1 食事の選択
      • 柔らかい食事
      • 温度に注意
    • 2.2 飲み物の選択
      • 冷たい飲み物
      • ストローの使用を控える
  • 口腔ケアと衛生管理

    • 3.1 口腔ケアの方法
      • 口腔ケアの開始時期
      • 抗菌マウスウォッシュの使用
    • 3.2 避けるべき行動
      • 喫煙の中止
      • アルコールの摂取を控える
  • 合併症の兆候と対応方法

    • 4.1 感染の兆候
      • 症状
      • 対応方法
    • 4.2 ドライソケット
      • 症状
      • 対応方法
    • 4.3 神経損傷
      • 症状
      • 対応方法
  • 回復を促進するための生活習慣

    • 5.1 健康的な食事
      • 栄養バランス
      • 水分補給
    • 5.2 適度な運動
      • 軽い運動
    • 5.3 ストレスの管理
      • リラクゼーション
  • まとめ

親知らずの抜歯後の基本的なケア
 

親知らずの抜歯は、多くの人が避けて通れない歯科治療の一つです。抜歯後のケアと回復が適切に行われることで、痛みや合併症を最小限に抑え、スムーズな回復を促進することができます。本記事では、親知らずの抜歯後のケアと回復に関する詳細な情報を提供し、知っておくべきポイントを解説します。

1. 親知らずの抜歯後の基本的なケア

親知らずの抜歯後のケアは、回復の速度と品質に大きな影響を与えます。基本的なケアを守ることが重要です。以下のポイントに従ってください。

1.1 初期の出血と血餅形成

抜歯直後は、手術部位からの出血がある場合があります。以下の対策を講じることで、出血を最小限に抑えることができます:

  • ガーゼの使用: 抜歯後に提供されるガーゼを、手術部位に軽く噛んで出血を止めます。通常、30分から1時間程度この状態を維持することが推奨されます。
  • 頭を高く保つ: ベッドやソファに横になる際は、頭を高く保ち、出血を抑えるようにします。
  • 安静にする: 激しい運動や体を大きく動かすことは避け、安静を保ちましょう。

また、血餅が形成されることは正常です。血餅は傷を保護し、感染のリスクを減少させる役割を果たします。血餅が無理に取れてしまわないように、以下の注意を払います:

  • うがいやすすぎを避ける: 手術後24時間はうがいやすすぎを避け、血餅が安定するまで手術部位を保護します。
  • 吸う動作を控える: ストローを使った飲み物や喫煙は血餅を損なう可能性があるため避けましょう。

1.2 痛みの管理

抜歯後には痛みが生じることが一般的です。適切な痛み管理が回復を助けます。

  • 処方された鎮痛剤の使用: 歯科医師が処方した鎮痛剤や消炎剤を指示通りに使用します。過剰な服用は避け、指示に従って正しい用量を守ることが大切です。
  • 冷却パックの使用: 抜歯後の24~48時間は、頬に冷却パックを当てることで腫れを軽減できます。20分当てて20分休むのを繰り返すのが効果的です。

1.3 腫れの軽減

電動麻酔と表面麻酔

抜歯後には腫れが生じることがあります。腫れを軽減するためには、以下の方法が有効です:

  • 冷却: 先述の通り、冷却パックを使用して腫れを抑えます。
  • 姿勢の工夫: 睡眠時に頭を高く保つことで、腫れの進行を防ぐことができます。

2. 抜歯後の食事と飲み物の注意

食事と飲み物の選択も、回復を左右する重要な要素です。

2.1 食事の選択

抜歯後の数日は、以下のような食事を心がけましょう:

  • 柔らかい食事: スープ、ヨーグルト、プリンなどの柔らかい食品が適しています。硬い食べ物や噛むことを必要とする食品は避けましょう。
  • 温度に注意: 熱すぎる食べ物や飲み物は、手術部位を刺激する可能性があるため、適温で摂取してください。

2.2 飲み物の選択

  • 冷たい飲み物: 冷たい飲み物は腫れを軽減するのに役立ちますが、炭酸飲料や酸性の飲み物は避けましょう。
  • ストローの使用を控える: ストローを使うと吸引力で血餅が損なわれる可能性があるため、直接飲むことが推奨されます。

3. 口腔ケアと衛生管理

口腔内の衛生を保つことは、感染予防と回復を促進します。

3.1 口腔ケアの方法

  • 口腔ケアの開始時期: 手術後24時間は、口腔ケアを控えるべきです。その後、優しくブラッシングを再開し、手術部位に直接触れないようにしましょう。
  • 抗菌マウスウォッシュの使用: 歯科医師からの指示がある場合、抗菌マウスウォッシュを使用して口腔内の感染を予防します。

3.2 避けるべき行動

  • 喫煙の中止: 喫煙は傷の回復を遅らせ、感染リスクを高めるため、完全に禁煙することが望ましいです。
  • アルコールの摂取を控える: アルコールは血液の循環を促進し、出血を引き起こす可能性があるため、手術後の数日は控えましょう。

4. 合併症の兆候と対応方法

親知らずのレントゲン写真

親知らずの抜歯後には、以下の合併症が発生する可能性があります。これらの兆候に注意し、適切な対応を行うことが重要です。

4.1 感染の兆候

  • 症状: 発熱、痛みの増加、手術部位からの膿の排出などが感染の兆候です。
  • 対応方法: これらの症状が現れた場合は、速やかに歯科医師に相談し、必要な処置を受けるようにしましょう。

4.2 ドライソケット

  • 症状: 抜歯後の空洞が乾燥し、激しい痛みを伴う「ドライソケット」が発生することがあります。
  • 対応方法: ドライソケットが疑われる場合は、速やかに歯科医師の診察を受け、適切な治療を行うことが必要です。

4.3 神経損傷

  • 症状: 下顎神経に近い場合、しびれや感覚の異常が生じることがあります。
  • 対応方法: これらの症状が現れた場合も、歯科医師に相談し、適切な対処を行うことが大切です。

5. 回復を促進するための生活習慣

回復をスムーズにするためには、以下の生活習慣の見直しが効果的です。

5.1 健康的な食事

  • 栄養バランス: ビタミンCやビタミンAを豊富に含む食材を摂取し、免疫力を高めることが回復を助けます。
  • 水分補給: 十分な水分補給を行い、体内の循環を良好に保ちましょう。

5.2 適度な運動

  • 軽い運動: 回復期には軽い運動を行うことが有効です。ただし、手術部位に直接負担をかけるような運動は避けましょう。

5.3 ストレスの管理

  • リラクゼーション: ストレスが回復を遅らせることがあるため、リラクゼーションや十分な睡眠を確保することが大切です。

6. まとめ

親知らずの抜歯後のケアと回復には、基本的なケアから合併症の兆候まで、様々な要素が関わります。この記事で紹介したポイントをしっかりと守ることで、スムーズな回復が期待でき、痛みや合併症のリスクを最小限に抑えることができます。手術後のケアに関して不安がある場合や異常を感じた場合は、遠慮せずに歯科医師に相談しましょう。

名古屋市天白区のイナグマ歯科では、親知らずの抜歯後のケアに関するアドバイスやサポートを行っています。親知らずの抜歯に関するご相談や診察の予約は、ぜひ当院までご連絡ください。お口の健康を守るために、最適なサポートを提供いたします。
 

口腔外科・親知らずの抜歯のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

口腔外科のページ→click here
親知らずの抜歯のページ →click here
歯科定期検診 →click here

 

2024年09月11日 05:56

親知らず抜歯ガイド:プロセスと注意点を徹底解説

親知らずを抜きたい

名古屋 天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯治療のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

1. 親知らずの抜歯の必要性
2. 親知らずの抜歯プロセス
2.1. 診察と診断
2.2. 抜歯の計画
2.3. 抜歯手術
2.4. 術後のケア
3. 親知らずの抜歯における注意点
3.1. 合併症のリスク
3.2. 歯科医師の選択
3.3. 術後の経過観察
4. 結論

親知らずの抜歯:プロセスと注意点
 

親知らずの抜歯は、多くの人が一度は経験する可能性がある歯科治療です。親知らず、または第三大臼歯(Wisdom Teeth)は、成人期に最後に生えてくる歯で、顎の奥に位置するために様々な問題を引き起こすことがあります。ここでは、親知らずの抜歯のプロセスと、その際に留意すべき注意点について詳しく解説します。

1. 親知らずの抜歯の必要性

親知らずのレントゲン写真

親知らずが抜歯される理由はさまざまですが、主な理由には以下のものがあります。

  • 歯列の乱れ: 親知らずが生えるスペースが不足していると、隣の歯を押しのけ、歯列を乱すことがあります。
  • 歯茎の炎症(智歯周囲炎): 親知らずが完全に生えきらない場合や、部分的に埋もれている場合に発生する炎症です。
  • 虫歯や歯根の感染: 親知らずがブラッシングしにくい位置にあるため、虫歯や歯根の感染が進行しやすいです。
  • 顎関節の問題: 親知らずが不完全に生えると、顎関節に影響を及ぼすことがあります。
  • 嚢胞の形成: 親知らずの周囲に嚢胞が形成されることがあります。

これらの問題が発生した場合、親知らずの抜歯が推奨されることがあります。

2. 親知らずの抜歯プロセス

親知らずの抜歯は、以下のプロセスを経て行われます。

2.1. 診察と診断

まず、歯科医師が親知らずの状態を診察します。診察では以下の手順が含まれます。

  • 問診: 症状や痛みの有無、以前の治療歴を聞かれます。
  • 視診と触診: 親知らずの状態や周囲の歯茎の状態を確認します。
  • レントゲン撮影: 親知らずの位置や根の形状を把握するために、レントゲン撮影が行われます。これにより、親知らずの周囲の骨や歯の状態が詳細に分かります。

2.2. 抜歯の計画

診断結果に基づいて、抜歯の計画が立てられます。計画には以下の要素が含まれることがあります。

  • 抜歯の方法: 歯が完全に生えているのか、部分的に埋もれているのか、または歯根が曲がっているのかによって、抜歯の方法が決まります。
  • 麻酔の選択: 抜歯の際には局所麻酔を使用することが一般的ですが、複雑なケースでは鎮静剤や全身麻酔が選ばれることもあります。
  • 術後のケア: 抜歯後のケアや予防策についても説明されます。

2.3. 抜歯手術

歯科治療

実際の抜歯手術は、以下の手順で行われます。

  1. 麻酔: 手術部位を麻酔して痛みを感じないようにします。局所麻酔が一般的ですが、必要に応じて追加の麻酔や鎮静剤が使用されることもあります。
  2. 切開: 親知らずが完全に生えていない場合、歯茎を切開して歯が露出するようにします。
  3. 歯の分割: 大きな親知らずや埋まっている歯は、複数の部分に分割して取り出すことがあります。
  4. 歯の除去: 歯を取り出し、歯の周囲の骨や歯茎の状態を確認します。
  5. 縫合: 歯茎が切開された場合、縫合して元の状態に戻します。

2.4. 術後のケア

抜歯後のケアは、回復をスムーズにするために非常に重要です。以下の点に注意が必要です。

  • 痛みの管理: 手術後に痛みが生じることがありますが、処方された鎮痛剤を使用して管理します。
  • 腫れの軽減: 冷却パックを使用して腫れを軽減します。
  • 食事の注意: 固い食べ物や熱い飲み物は避け、柔らかい食事を摂るようにします。
  • 口腔ケア: 手術後の感染を防ぐために、口腔ケアを徹底します。特に手術部位の清潔を保つことが重要です。
  • 医師の指示: 歯科医師からの指示に従い、定期的なチェックアップを受けることが推奨されます。

3. 親知らずの抜歯における注意点

親知らずの抜歯にはいくつかの注意点があります。これらに留意することで、手術後の回復がスムーズになり、合併症のリスクを減らすことができます。

3.1. 合併症のリスク

親知らずの抜歯には、以下のような合併症のリスクがあります。

  • 感染: 手術部位が感染することがあります。感染の兆候には、発熱や膿の排出などがあります。
  • 出血: 手術後に出血が続くことがあります。出血が止まらない場合は、速やかに医師に相談してください。
  • ドライソケット: 抜歯後の穴が血餅が形成されずに乾燥すると、痛みが生じる「ドライソケット」が発生することがあります。
  • 神経損傷: 親知らずが下顎神経に近い場合、神経損傷が起こることがあります。これにより、しびれや感覚の異常が生じることがあります。

3.2. 歯科医師の選択

信頼できる歯科医師を選ぶことが重要です。専門的な知識と経験を持つ歯科医師による治療は、手術の成功率を高め、合併症のリスクを減少させます。特に複雑な症例では、経験豊富な口腔外科医の診断と治療が推奨されます。

3.3. 術後の経過観察

手術後の経過観察も重要です。定期的なフォローアップで、回復状況を確認し、問題が発生した場合に早期対応が可能になります。異常な症状が現れた場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

4. 結論

親知らずの抜歯は、多くの人にとって避けて通れない歯科治療ですが、適切なプロセスと注意点を理解しておくことが重要です。手術の前に十分な診察と計画を行い、手術後のケアを徹底することで、問題を最小限に抑えることができます。

名古屋市天白区のイナグマ歯科では、親知らずの抜歯に関する専門的な診断と治療を提供しています。親知らずの抜歯に関するご相談や診察は、ぜひ当院までご連絡ください。お口の健康を守るために、最適なサポートを提供いたします。


口腔外科・親知らずの抜歯のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

口腔外科のページ→click here
親知らずの抜歯のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月10日 01:53

親知らずの抜歯をお考えの方へ:親知らずが引き起こす7つの問題とその対策

電動麻酔と表面麻酔

名古屋 天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯治療のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  • 親知らずの抜歯

    • 親知らずが引き起こす問題
      • 歯列の乱れ
      • 歯茎の炎症(智歯周囲炎)
      • 虫歯のリスク
      • 歯根の感染
      • 顎関節の問題
      • 嚢胞の形成
      • 全身的な影響
  • 親知らずの問題に対する対処法

    • 定期的な歯科検診
    • 適切な口腔ケア
    • 痛みや炎症の対処
    • 早期の抜歯
    • 専門的な治療
  • まとめ

3-3. 親知らずの抜歯

親知らずの抜歯は、私たちの口腔衛生において重要な手術のひとつです。多くの人がこの手術を経験し、または検討していることでしょう。しかし、親知らずが引き起こす問題について理解することは、抜歯を決断する際に非常に重要です。本記事では、親知らずが引き起こす問題について詳しく解説し、その影響と対処法についてご紹介します。

3-3-1. 親知らずが引き起こす問題

親知らずを抜きたい

親知らず、または第三大臼歯(Wisdom Teeth)は、成人期に最後に生えてくる歯です。一般的に、18歳から25歳の間に生えてくることが多いですが、人によってはそれ以前やそれ以降に生えることもあります。親知らずは、進化的には食物を咀嚼するための役割を果たしていたと考えられていますが、現代の人間の顎のサイズが小さくなったため、これらの歯が生えるスペースが不足していることが多いです。このため、親知らずが引き起こす問題には様々なものがあります。

1. 歯列の乱れ

親知らずが生えてくるスペースが不足していると、隣の歯を押しのけたり、歯列全体が乱れることがあります。これにより、既に矯正治療を受けている場合でも、再び歯列が乱れる可能性があります。歯列の乱れは、咀嚼機能や見た目に影響を及ぼすだけでなく、清掃が困難になるため、虫歯や歯周病のリスクも増加します。

2. 歯茎の炎症(智歯周囲炎)

親知らずが完全に生えてこない場合や、歯茎に部分的に埋もれている場合、歯茎が炎症を起こすことがあります。これを「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」と呼びます。智歯周囲炎は、歯茎の腫れや痛み、口臭を伴い、ひどくなると感染が広がる可能性があります。治療を怠ると、顎関節にまで影響を及ぼすことがあります。

3. 虫歯のリスク

親知らずは奥の方に位置しているため、ブラッシングやフロスが難しく、虫歯になりやすいです。特に親知らずの周りの歯茎が炎症を起こしている場合、虫歯が進行しやすくなります。虫歯が進行すると、親知らずだけでなく、隣接する歯にも影響を及ぼす可能性があります。

4. 歯根の感染

親知らずの歯根が周囲の骨に感染を引き起こすことがあります。これを「歯根の感染」と呼び、激しい痛みや腫れを伴います。感染が進行すると、膿が溜まり、治療には抗生物質の服用や手術が必要になることがあります。

5. 顎関節の問題

顎関節

親知らずが適切に生えてこない場合、顎関節に圧力をかけることがあります。これにより、顎関節に痛みや違和感が生じることがあります。また、顎関節の不具合は、顎の動きに制限をかけることがあり、食事や話すことに困難を伴うことがあります。

6. 嚢胞の形成

親知らずの周囲に嚢胞(のうほう)が形成されることがあります。嚢胞は、歯の周囲にできる液体の入った袋で、成長することで骨を圧迫し、周囲の歯や骨に悪影響を及ぼすことがあります。嚢胞が大きくなると、手術による除去が必要になることがあります。

7. 全身的な影響

稀ではありますが、親知らずの問題が全身的な健康に影響を及ぼすことがあります。例えば、感染が血流に乗って全身に広がると、心臓や他の内臓に問題を引き起こす可能性があります。これを「敗血症(はいけつしょう)」と呼び、緊急の医療対応が必要です。

親知らずの問題に対する対処法

親知らずが引き起こす問題を未然に防ぐためには、以下の対処法を考慮することが重要です。

  1. 定期的な歯科検診

    定期的に歯科医師の診察を受けることで、親知らずの問題を早期に発見し、適切な対処を行うことができます。特に、親知らずが生え始めた段階での診断は重要です。

  2. 適切な口腔ケア

    親知らずの周りの歯や歯茎を清潔に保つために、十分なブラッシングとフロスの使用が必要です。歯科医師の指導に従って、特に親知らず周辺のケアを徹底しましょう。

  3. 痛みや炎症の対処

    親知らずが原因で痛みや炎症が生じている場合、冷却や市販の鎮痛剤を使用することで一時的に症状を緩和することができます。ただし、長期的な改善には歯科医師による治療が必要です。

  4. 早期の抜歯

    親知らずが問題を引き起こす可能性が高いと判断された場合、早期に抜歯を検討することが有効です。抜歯によって、将来的な問題を未然に防ぐことができます。

  5. 専門的な治療

    親知らずに関する複雑な問題がある場合は、専門の口腔外科医による治療を受けることが推奨されます。特に、親知らずが複雑に生えている場合や、感染が進行している場合には、専門的な治療が必要です。

まとめ

親知らずは、さまざまな問題を引き起こす可能性がある歯ですが、適切な対処と予防策を講じることで、これらの問題を最小限に抑えることができます。定期的な歯科検診や適切な口腔ケア、問題が発生した場合の早期対応が、親知らずに関連するトラブルを防ぐ鍵です。親知らずが引き起こす問題について十分に理解し、適切な対策を講じることで、口腔の健康を保つことができます。

親知らずに関する悩みがある方は、ぜひ専門の歯科医師に相談し、最適な対策を見つけましょう。
 

口腔外科・親知らずの抜歯のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

口腔外科のページ→click here
親知らずの抜歯のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月09日 21:59

お知らせ   R6.9.10(火曜)    PM16:45までの診療となります。 都合により時間変更する場合があります。

2024年09月08日 15:05

顎関節症治療ガイド|保存的・外科的アプローチの徹底解説

歯並び気になる女性

名古屋 天白区の歯医者・歯科・口腔外科・顎関節症のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  1. 顎関節症の概要

    • 顎関節症の症状
    • 顎関節症の原因
  2. 顎関節症の保存的治療

    • 生活習慣の改善
      • ストレス管理
      • 食事の見直し
      • 顎の使い方の改善
    • ストレッチとマッサージ
      • 顎のストレッチ
      • マッサージ
    • 装具の使用
      • 歯ぎしりの防止
      • 顎の位置の安定化
    • 医薬品の使用
      • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
      • 筋弛緩薬
  3. 顎関節症の外科的治療

    • 関節鏡手術
      • 手術の手法
      • メリットとデメリット
    • 顎関節の再建手術
      • 手術の手法
      • メリットとデメリット
    • 顎関節の再配置手術
      • 手術の手法
      • メリットとデメリット
  4. 保存的治療と外科的治療の選択

    • 保存的治療が適している場合
    • 外科的治療が適している場合
  5. まとめ

顎関節症の保存的治療と外科的治療

女性歯科医師

顎関節症(顎関節機能障害)は、顎の痛みや動きの制限、顎を動かす際の音や違和感を伴う状態で、生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があります。顎関節症の治療には多くのアプローチがあり、症状や原因によって適切な治療法が選ばれます。本記事では、顎関節症の保存的治療と外科的治療について詳しく解説し、それぞれの方法のメリットとデメリットを紹介します。


1. 顎関節症の概要

顎関節症は、顎の関節や周辺の筋肉に痛みや不快感を引き起こす障害です。顎関節症には以下のような症状が見られることがあります。

  • 顎を動かすときの痛み
  • 顎がクリックする音やポップ音
  • 顎の動きが制限される
  • 頭痛や耳鳴り、肩こりを伴うことがある

顎関節症の原因は多岐にわたりますが、ストレス、咬合不良、顎の外傷、歯ぎしりや食いしばりが一般的な原因として挙げられます。


2. 顎関節症の保存的治療

保存的治療(非外科的治療)は、顎関節症の初期段階や軽度の症例に対して推奨される治療法で、比較的リスクが低く、生活習慣の改善を伴います。以下に保存的治療の主要なアプローチを紹介します。

2.1 生活習慣の改善

顎関節症の症状を軽減するためには、生活習慣の改善が重要です。以下のポイントに注意することで、症状の緩和が期待できます。

2.1.1 ストレス管理

ストレスは顎関節症の症状を悪化させる一因です。ストレスを管理するためには、リラクゼーション技術を活用することが効果的です。深呼吸、瞑想、ヨガなどがストレスを軽減する助けになります。

2.1.2 食事の見直し

硬い食べ物や粘り気のある食べ物を避け、顎に負担をかけないようにしましょう。柔らかい食事を心がけ、顎の動きが少ない食事を選ぶことで、症状の軽減が期待できます。

2.1.3 顎の使い方の改善

歯科検診

顎を過度に使うことを避けるために、ガムを噛むことや、硬い物を噛むことは控えましょう。また、顎を頻繁に動かさないようにすることも重要です。

2.2 ストレッチとマッサージ

顎の筋肉の緊張を和らげるために、ストレッチやマッサージが有効です。以下の方法を試してみましょう。

2.2.1 顎のストレッチ

顎を開ける運動や、顎を左右に動かす運動が有効です。顎をゆっくりと開け閉めし、可動域を広げる運動を行います。これにより筋肉の緊張がほぐれ、症状の軽減が期待できます。

2.2.2 マッサージ

顎周辺の筋肉をマッサージすることで、血流が改善され、痛みが軽減することがあります。優しく揉みほぐすことで、筋肉の緊張を和らげることができます。

2.3 装具の使用

マウスピース

顎関節症の治療には、ナイトガードやマウスガードなどの装具が使用されることがあります。これにより以下の効果が期待できます。

2.3.1 歯ぎしりの防止

ナイトガードを使用することで、歯ぎしりや食いしばりによる顎関節への負担を軽減します。特に夜間に使用することで、顎の負担を減少させることができます。

2.3.2 顎の位置の安定化

装具を使用することで、顎の位置を安定させることができます。これにより、顎関節への負担を減少させることができます。

2.4 医薬品の使用

顎関節症の症状を緩和するために、医薬品が使用されることがあります。以下のような薬が処方されることがあります。

2.4.1 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

痛みや炎症を軽減するために使用されます。イブプロフェンやナプロキセンなどが含まれます。NSAIDsは短期間の使用に適しています。

2.4.2 筋弛緩薬

筋肉の緊張を和らげるために使用されることがあります。筋弛緩薬は筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減するのに役立ちます。


3. 顎関節症の外科的治療

保存的治療で症状が改善しない場合や、顎関節症が重度である場合には、外科的治療が検討されます。外科的治療にはいくつかのアプローチがあり、それぞれの方法について詳しく解説します。

3.1 関節鏡手術

関節鏡手術は、顎関節内の異常を修正するための手術で、最小限の切開で行います。

3.1.1 手術の手法

関節鏡手術では、小さな切開を行い、関節鏡という器具を使用して顎関節内を視察します。異常が発見された場合、関節鏡を通じて修正を行います。

3.1.2 メリットとデメリット

顎関節

メリットとしては、侵襲が少なく、回復が比較的早いことが挙げられます。デメリットとしては、手術が難しい場合や、症状が複雑な場合には十分な改善が得られない可能性があります。

3.2 顎関節の再建手術

顎関節の再建手術は、顎関節の構造を再建する手術で、顎関節の損傷が深刻な場合に行われます。

3.2.1 手術の手法

顎関節の再建手術では、顎関節の損傷を修復し、関節の機能を回復させるために、人工関節や移植片を使用することがあります。手術後のリハビリが必要です。

3.2.2 メリットとデメリット

メリットとしては、顎関節の機能を回復させることができる点が挙げられます。デメリットとしては、手術が大がかりであり、回復に時間がかかることがあります。また、術後の合併症のリスクも考慮する必要があります。

3.3 顎関節の再配置手術

顎関節の再配置手術は、顎関節の位置を調整するための手術です。顎関節が不適切な位置にある場合に行われます。

3.3.1 手術の手法

顎関節の再配置手術では、顎関節の位置を正しい位置に戻すために手術を行います。手術後は、顎の動きを正常にするためのリハビリが必要です。

3.3.2 メリットとデメリット

メリットとしては、顎関節の位置が正しくなることで、症状の改善が期待できる点が挙げられます。デメリットとしては、手術後に痛みや腫れが続く可能性があるため、回復には時間がかかることがあります。


4. 保存的治療と外科的治療の選択

女性

顎関節症の治療法を選択する際には、症状の重度、患者の健康状態、治療の目的を考慮する必要があります。以下のポイントを参考に、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

4.1 保存的治療が適している場合

  • 症状が軽度または中等度である場合
  • 手術のリスクを避けたい場合
  • 日常生活に支障がない程度の症状である場合

4.2 外科的治療が適している場合

  • 保存的治療が効果を示さない場合
  • 症状が重度で生活に支障をきたしている場合
  • 顎関節に深刻な損傷がある場合

5. まとめ

顎関節症の治療には、保存的治療と外科的治療の2つの主要なアプローチがあります。保存的治療は生活習慣の改善やストレッチ、装具の使用など、リスクが少なく、比較的簡単に実施できる方法です。一方で、外科的治療は症状が重度である場合や保存的治療が効果を示さない場合に選ばれることが多く、専門的な手術が必要です。

顎関節症の治療は個々の症状や状況に応じて異なるため、専門の医師と相談し、自分に最適な治療法を選ぶことが重要です。名古屋市天白区のイナグマ歯科では、顎関節症に関する専門的な診断と治療を提供していますので、顎関節に関するお悩みがある方はお気軽にご相談ください。

監修: 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
 

口腔外科・顎関節症のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・顎関節症のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

口腔外科のページ→click here
顎関節症のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月08日 13:23

顎関節症対策ガイド|診断方法と効果的な治療法を徹底解説

ミラーで見る女性

名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・顎関節症のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  1. 顎関節症の診断方法

    • 1.1 症状の聴取と病歴の確認
    • 1.2 口腔内の視診
    • 1.3 顎の動きの評価
    • 1.4 レントゲン検査
    • 1.5 MRI(磁気共鳴画像)検査
    • 1.6 CT(コンピュータ断層撮影)検査
  2. 顎関節症の治療法

    • 2.1 生活習慣の改善
      • ストレス管理
      • 顎の使い方の注意
      • 姿勢の改善
    • 2.2 ストレッチとマッサージ
      • 顎のストレッチ
      • マッサージ
    • 2.3 装具の使用
      • 歯ぎしりの防止
      • 顎の位置の安定化
    • 2.4 医薬品の使用
      • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
      • 筋弛緩薬
    • 2.5 歯科治療と矯正治療
      • 歯科治療
      • 矯正治療
    • 2.6 外科的治療
      • 関節鏡手術
      • 顎関節の再建手術
  3. まとめ

 

顎関節症の診断方法と治療法

虫歯が痛い_コピー_コピー_コピー_コピー

顎関節症(顎関節機能障害)は、多くの人が抱える悩みの一つです。顎の痛みや不快感が日常生活に支障をきたすことがあります。適切な診断と治療を受けることで、症状を緩和し、生活の質を向上させることが可能です。本記事では、顎関節症の診断方法と治療法について詳しく解説します。

1. 顎関節症の診断方法

顎関節症の診断には、症状の把握から始まります。医師や歯科医師は、患者の症状や病歴を詳しく聴取し、その後、必要な検査を実施します。以下に代表的な診断方法を紹介します。

1.1 症状の聴取と病歴の確認

診断の第一歩として、医師や歯科医師は患者の症状や病歴を詳しく聴取します。主な質問内容は以下の通りです:

  • 顎の痛みや不快感の場所とその程度
  • 痛みが発生する頻度や時間帯
  • 顎を動かすときの音や違和感
  • 食事や会話などの生活における影響
  • ストレスや生活習慣に関する情報

これにより、顎関節症の可能性を絞り込み、必要な検査の指針が得られます。

1.2 口腔内の視診

口腔内の視診では、歯や歯茎、顎の状態を確認します。以下の点がチェックされます:

  • 歯並びや咬合(かみ合わせ)の状態
  • 歯の摩耗や欠け
  • 歯茎の健康状態

これにより、咬合不良や歯の問題が顎関節症に関係しているかどうかが判断されます。

1.3 顎の動きの評価

顎の動きを評価するために、医師や歯科医師は顎を開閉する動作や、顎を左右に動かす動作を観察します。これにより、顎関節の可動域や痛みの発生箇所を把握します。

1.4 レントゲン検査

3713829_s_コピー_コピー

レントゲン検査は、顎関節の構造や骨の状態を確認するために使用されます。顎関節症の診断に役立つ情報として、以下の点がチェックされます:

  • 顎関節の骨の変化や損傷
  • 顎関節の位置や構造の異常
  • 骨の変形や関節内の異常

1.5 MRI(磁気共鳴画像)検査

MRI検査は、顎関節の軟部組織の状態を詳細に見るために行われます。以下の点を確認するために使用されます:

  • 関節内の軟骨や筋肉の損傷
  • 炎症の有無
  • 顎関節内の液体の異常

MRIは、顎関節症の診断において非常に有用な検査方法です。

1.6 CT(コンピュータ断層撮影)検査

CT検査は、顎関節の詳細な骨構造を3D画像で確認するために行います。特に以下の点が評価されます:

  • 骨の変形や骨折
  • 顎関節の構造的な異常
  • 顎関節周辺の炎症や腫れ

CTは、顎関節症の複雑なケースにおいても有用です。

2. 顎関節症の治療法

28494902_s_コピー_コピー_コピー

顎関節症の治療法は、症状の原因や程度に応じて異なります。以下に代表的な治療方法を紹介します。

2.1 生活習慣の改善

顎関節症の治療には、生活習慣の改善が非常に重要です。以下のポイントに注意することが推奨されます:

  • ストレス管理:ストレスは顎関節症の主要な原因の一つです。リラクゼーション技法やストレス管理の方法を取り入れることで、症状の軽減が期待できます。
  • 顎の使い方の注意:顎を過度に使用しないように心がけましょう。ガムを噛むことや硬い食べ物を避けることが推奨されます。
  • 姿勢の改善:姿勢の改善も重要です。姿勢が悪いと顎に不必要な負担がかかることがあります。

2.2 ストレッチとマッサージ

顎の筋肉の緊張を和らげるために、ストレッチやマッサージが有効です。具体的な方法としては以下があります:

  • 顎のストレッチ:顎を開ける運動や、顎を左右に動かす運動が有効です。これにより筋肉の緊張がほぐれます。
  • マッサージ:顎周辺の筋肉をマッサージすることで、血流が改善され、痛みが軽減することがあります。

専門の理学療法士やカイロプラクターによる治療も有効です。

2.3 装具の使用

スプリント治療_コピー_コピー_コピー

顎関節症の治療には、ナイトガードやマウスガードなどの装具が使用されることがあります。これにより、以下の効果が期待できます:

  • 歯ぎしりの防止:歯ぎしりや食いしばりによる顎関節への負担を軽減します。
  • 顎の位置の安定化:顎の位置を安定させることで、顎関節への負担を減らします。

装具の使用により、顎関節症の症状が軽減されることがあります。

2.4 医薬品の使用

顎関節症の症状を緩和するために、医薬品が使用されることがあります。以下のような薬が処方されることがあります:

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):痛みや炎症を軽減するために使用されます。一般的に、イブプロフェンやナプロキセンなどが含まれます。
  • 筋弛緩薬:筋肉の緊張を和らげるために使用されることがあります。

医薬品の使用は、症状の緩和に役立つ場合がありますが、長期使用は注意が必要です。

2.5 歯科治療と矯正治療

咬合不良が顎関節症の原因である場合、以下の治療が行われることがあります:

  • 歯科治療:歯の修復や再配置により、咬合の問題を改善します。これにより顎関節への負担を軽減します。
  • 矯正治療:歯並びや咬合の改善を目的とした矯正治療が行われることがあります。矯正治療により、顎関節の負担が軽減されることがあります。

2.6 外科的治療

重度の顎関節症や他の治療法が効果を示さない場合、外科的治療が検討されることがあります。外科的治療には以下の方法があります:

  • 関節鏡手術:顎関節内の異常を修正するための手術です。関節鏡を使用して、最小限の切開で行います。
  • 顎関節の再建手術:顎関節の構造を再建する手術です。顎関節の損傷が深刻な場合に行われます。

外科的治療は最終手段であり、他の治療法が効果がない場合に検討されます。

3. まとめ

顎関節症は、顎の関節や筋肉に痛みや不快感を引き起こす状態で、診断と治療にはさまざまな方法があります。症状の理解から始まり、必要な検査を通じて診断が行われ、適切な治療が実施されます。生活習慣の改善、ストレッチやマッサージ、装具の使用、医薬品の使用、歯科治療、そして必要に応じて外科的治療が行われることで、顎関節症の症状は大いに軽減されることがあります。

顎関節症に関する疑問や不安がある場合は、専門の歯科医師に相談することをお勧めします。適切な診断と治療を受けることで、快適な生活を取り戻すことができるでしょう。
 

口腔外科・顎関節症のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・顎関節症のイナグマ歯科までご相談ください。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

口腔外科のページ→click here
顎関節症のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月08日 00:06
イナグマ歯科外観
イナグマ歯科駐車場

イナグマ歯科にお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら >> 052-806-1181
イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
所在地 〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114 番地
電話番号 052-806-1181
診療時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 12:00 15:15 ~ 18:15
土曜日 9:00 ~ 12:00
休診日 土曜日午後・日曜日・祝日
  日・祝
9:00〜12:00
15:15〜18:15

サイドメニュー

モバイルサイト

名古屋市天白区の歯医者・審美・セラミック・口腔がんならイナグマ歯科スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら