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セラミックの歯の寿命は?長持ちさせる方法や寿命を迎えたときの対処法

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目次

1. セラミックの歯の寿命
1-1. ジルコニア
1-2. オールセラミック
1-3. e-max
1-4. メタルボンド
1-5. ハイブリッドセラミック
2. セラミックの歯の寿命が短くなる原因
2-1. 外部から衝激が加わった
2-2. 自身の歯に合っていない
2-3. セルフケアを怠っている
2-4. 食いしばりや歯ぎしりの習慣がある
3 セラミックの歯の寿命を長持ちさせる方法
3-1. 丁寧に口腔ケアを行う
3-2. 食いしばりや歯ぎしりを改善する
3-3. 定期的に歯科医院で検診を受ける
4. セラミックの歯が寿命を迎えたときの対処法
5. まとめ


こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」です。
セラミックは耐久性が高く、長持ちすると言われていますが「寿命はどれくらいなの?」「できるだけ長持ちさせるためにはどうしたらいいの?」と考える方も多いでしょう。セラミックを長持ちさせるためには寿命が短くなる原因を把握し、適切にケアを行うことが大切です。
この記事では、セラミックの歯の寿命を種類ごとに解説します。セラミックの歯の寿命が短くなる原因や長持ちさせる方法もご紹介しますので、セラミック治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

1. セラミックの歯の寿命

セラミックの寿命イメージ
セラミックの歯の寿命は、一般的に10〜15年ほどといわれています。保険診療で使用される銀歯の寿命は5年程度といわれているため、セラミックの歯は長持ちする傾向にあります。
ただし、患者様の歯の状態や日々のケアの仕方、歯科医師の技術によっても寿命は変動します。適切にケアを行えば、さらに長く使用できる場合もあるでしょう。また、選択する素材によっても寿命は異なります。ここでは、セラミックの歯の寿命を素材ごとに解説します。

1-1. ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど硬い素材です。そのため、強い力が加わる奥歯にも使用できます。
ただし、天然の歯よりも硬いため、噛み合わせの歯を傷つける可能性がある点には注意が必要です。ジルコニアの平均寿命は、一般的に10〜15年程度です。

1-2. オールセラミック

オールセラミックは、セラミックのみを使用して作られた素材で、審美性が高いのが特徴です。天然歯に近い透明感があるため、審美性を重視する方に選ばれています。また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できるでしょう。
オールセラミックの寿命は、10〜15年程度です。

1-3. e-max

e-maxは、ニケイ酸リチウムガラスを主成分として作られた素材です。透明感があるため、天然の歯に近い美しい仕上がりになります。また、通常のセラミックの3〜4倍の強度があるため、前歯だけでなく奥歯にも使用できます。平均寿命は10〜15年程度です。

1-4. メタルボンド

メタルボンドは、金属のフレームにセラミックを焼き付けた歯の被せ物です。内部に金属を使用しているため強度が高く、奥歯にも使用できます。また、外側にはセラミックが使用されているため、天然の歯のような見た目を再現できます。
ただし、金属を使用しているため、金属アレルギーの症状が現れるリスクがある点は留意しておきましょう。メタルボンドの平均寿命は8〜10年程度です。

1-5. ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、歯科用プラスチックのレジンとセラミックを混ぜ合わせて作られた素材です。ほかのセラミックの素材に比べて費用が安価な点が魅力です。
一方でレジンを使用しているため、長期間使用すると変色することがあります。ハイブリッドセラミックの寿命は7〜8年程度です。

2. セラミックの歯の寿命が短くなる原因

歯ぎしりをする女性
セラミックの歯の寿命は長いと言われていますが、さまざまなことが原因で寿命が短くなる場合もあります。セラミックの歯の寿命が短くなる原因は、以下のとおりです。
  • 外部から衝激が加わった
  • 自身の歯に合っていない
  • セルフケアを怠っている
  • 食いしばりや歯ぎしりの習慣がある
それぞれ詳しく解説します。

2-1. 外部から衝激が加わった

セラミックの歯に外部から衝撃が加わると破損するケースがあります。スポーツをしているときにボールが当たったり、人とぶつかったりすると、セラミックの歯が欠けたり割れたりする場合があるため注意が必要です。また、硬いものを噛んだときに欠けることもあります。

2-2. 自身の歯に合っていない

自身の歯に合っていないことで、セラミックの歯の寿命が短くなる場合もあります。自身の歯とセラミックの歯が適合していないと、汚れが溜まって、虫歯になるリスクが高まります。また、ご自身の歯に適合していないことで噛む力が偏ると、一部の歯に負担がかかる可能性があります。

2-3. セルフケアを怠っている

セルフケアを怠ることも、セラミックの歯の寿命を短くする原因の一つです。セラミックの詰め物・被せ物は人工物のため、虫歯にはなりません。
しかし、セルフケアを怠ると、セラミックの歯の土台となる天然の歯が虫歯になる可能性があります。土台となる天然の歯が虫歯になった場合には、セラミックの詰め物・被せ物を外して治療しなければなりません。そのため、この時点で寿命を迎えることになるのです。

2-4. 食いしばりや歯ぎしりの習慣がある

食いしばりや歯ぎしりの習慣も、セラミックの歯の寿命を短くする原因です。睡眠中は無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしていることが多いです。歯ぎしりや食いしばりをするとセラミックの歯に大きな力がかかるため、破損するリスクが高まります。
歯ぎしりや食いしばりはセラミックの歯だけでなく、天然の歯の寿命を短くする原因にもなるため、改善する必要があるでしょう。

3 セラミックの歯の寿命を長持ちさせる方法

歯磨きをする女性
セラミックの歯を長持ちさせる方法は、主に以下の3つです。
  • 丁寧に口腔ケアを行う
  • 食いしばりや歯ぎしりを改善する
  • 定期的に歯科医院で検診を受ける
それぞれ詳しく解説します。

3-1. 丁寧に口腔ケアを行う

しっかりと歯磨きができていないと虫歯や歯周病になり、セラミックの歯の寿命が短くなる可能性があります。
虫歯や歯周病を予防し、セラミックの歯を長持ちさせるためには、日々のケアが非常に重要です。特に、食後は丁寧に歯磨きを行いましょう。デンタルフロスや歯間ブラシなどのアイテムを使用することで、歯ブラシでは届かない細かい部分に付着した汚れも効果的に除去できます。

3-2. 食いしばりや歯ぎしりを改善する

上述のとおり、食いしばりや歯ぎしりの癖があると、セラミックの歯が破損する可能性があります。セラミックの歯を長く使用するためには、食いしばりや歯ぎしりを改善することが重要です。
睡眠中は無意識のうちに歯ぎしり・食いしばりをしていることが多く、ご自身で意識して改善することは難しいでしょう。そのような場合は、ナイトガードの使用を検討するとよいでしょう。
ナイトガードとは、就寝時に装着するマウスピースのことです。ナイトガードを装着することで、歯ぎしりや食いしばりによって歯に加わる力を分散させることができます。これによって、セラミックの歯を守ることができるのです。
また、歯ぎしりや食いしばりの原因のひとつはストレスといわれています。そのため、リラックスする時間を作るなどしてストレスを溜めないことが大切です。

3-3. 定期的に歯科医院で検診を受ける

セラミックの歯を長持ちさせるためには、定期的に歯科医院で検診を受けることも重要です。定期検診では、虫歯や歯周病などの口腔トラブルが起こっていないか、セラミックの詰め物・被せ物に異常はないかなどを確認します。
また、定期検診では歯のクリーニングも行います。歯科医院では専用の器具を使用して、ふだんの歯磨きでは落としきれない細かい部分に付着した汚れも徹底的に除去します。虫歯や歯周病になりにくい口内環境に整えることができるため、セラミックの歯の寿命を延ばすことにもつながるでしょう。

4. セラミックの歯が寿命を迎えたときの対処法

セラミックの交換のイメージ
セラミックの歯が寿命を迎えたら、新しいセラミックの詰め物・被せ物に交換するのが一般的です。交換時期の目安は、以下のとおりです。
  • 自身の歯に合わなくなったとき
  • セラミックの歯が破損したとき
  • 土台となる天然の歯が虫歯になったとき
セラミックの歯が欠けているにも関わらず使用を続けると、欠けている部分から細菌が入り込んで天然の歯が虫歯になる可能性があります。また、破損したまま使用すると口腔内を傷つける可能性もあるでしょう。
このように、セラミックの歯が寿命を迎えたにも関わらず使用を続けると口腔内のトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、寿命を迎えた場合は、速やかに歯科医師に相談しましょう。

5. まとめ

セラミック歯の女性
この記事では、セラミックの歯の寿命について解説しました。セラミックの歯の寿命は10〜15年ほどで、銀歯に比べて長いと言われています。
しかし、セラミックの歯に強い衝撃が加わったり、セルフケアを怠ったりすると寿命が短くなる場合もあります。セラミックの歯が寿命を迎えたときは、基本的に交換する必要があります。
自宅でしっかりと歯磨きをするだけでなく、定期的に歯科医院で検診を受け、セラミックの歯を長持ちさせましょう。
セラミック治療を検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、審美歯科治療、セラミック治療に特に注力しながら、虫歯・歯周病治療、顎関節症治療、口腔がん検診など、さまざまな診療を行っています。
ホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。
 
岡山大学 歯学博士
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
稲熊尚広
2024年12月12日 22:35
イナグマ歯科外観
イナグマ歯科駐車場

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イナグマ歯科
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