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噛むと急に歯が痛い!神経が死んだ?根の膿が原因?名古屋・天白区の歯科で解説

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・歯周病・根管治療のイナグマ歯科です。

歯を噛むと急に強い痛みが走ると、誰でも驚き、心配になってしまうものです。そんなとき、頭に浮かぶのは「歯の神経が死んでしまったのか?」や「膿がたまっているのか?」という疑問ではないでしょうか。実際、歯の痛みにはいくつかの原因が考えられ、それぞれに適切な対処法があります。

痛みが急に現れると、症状が悪化してしまうのではないかと不安になりますが、原因を突き止め、早期に適切な治療を行うことで、歯を守ることができます。本記事では、噛むときに歯が痛む原因について、代表的な疾患やその特徴、治療法を詳しく解説します。痛みの種類や進行具合によって、治療方法も異なるため、症状が現れた際には、なるべく早めに歯科医院を受診し、専門的な診断を受けることが非常に重要です。

日々の生活で、歯に強い痛みが現れたときに最も大切なのは、冷静にその原因を知り、すぐに適切な対応を取ることです。噛むときの痛みが示すサインに気づき、早期に治療を行うことで、抜歯などの重篤な処置を避けることが可能です。それでは、次に噛むと歯が痛む代表的な原因について詳しく見ていきましょう。

【目次】

  1. はじめに:歯が噛むと急に痛くなったときに考えるべきこと

  2. 噛むと歯が痛い原因とは?代表的な症状と疾患

    • 歯の神経が死んでいる(失活歯)の可能性

    • 歯根の先に膿がたまっている(根尖性歯周炎)

    • 歯のひび割れ(クラックトゥース症候群)

    • 噛み合わせや歯ぎしりによる痛み

  3. 神経が死んだ歯の特徴とは?見分け方と注意点

    • 冷たいものや熱いものに反応しない

    • 色の変化(変色)

    • 痛みがなくなったのに腫れる・違和感が続く

  4. 歯の根に膿がたまるとどうなる?根尖病変の症状と進行

    • 膿がたまる原因(虫歯・神経の壊死など)

    • 痛み・腫れ・違和感のサイクル

    • 放置するとどうなるか

  5. 歯科医院での検査と診断方法

    • レントゲン・CTによる画像診断

    • 神経の生死を確認するテスト

    • 正確な診断の重要性

  6. 治療法の違い:神経が死んでいる vs 根の先に膿がある場合

    • 根管治療(歯の神経を取る治療)

    • 再根管治療や外科的処置(歯根端切除術など)

    • 抜歯が必要になるケースとは?

  7. よくあるQ&A:読者の不安に答える

    • 痛みが一時的に消えたけど治ったの?

    • 市販薬で対処できる?

    • 神経を抜いたらどうなる?

  8. まとめ:早めの受診で歯を守るために大切なこと


    1. はじめに:歯が噛むと急に痛くなったときに考えるべきこと

    歯を噛むと突然強い痛みを感じることは非常に不安な体験です。「歯の神経が死んでしまったのか?」や「膿がたまったのか?」といった疑問が頭をよぎるのは当然です。痛みの原因としては、さまざまな疾患が考えられ、痛みの性質や進行具合によって治療方法も異なります。本記事では、急な歯の痛みを引き起こす可能性のある原因を専門的に解説し、迅速に対応できる方法をお伝えします。


    2. 噛むと歯が痛い原因とは?代表的な症状と疾患

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    歯を噛んだときに発生する痛みには、いくつかの主要な原因が考えられます。以下で、それぞれの病態とその特徴について詳しく解説します。

    2.1 歯の神経が死んでいる(失活歯)の可能性

    原因: 歯の神経が死んでしまう最も一般的な原因は、深刻な虫歯です。虫歯が進行し、歯の神経にまで感染が広がると、神経が壊死し、歯の内側で膿がたまることがあります。外的な衝撃や歯のひび割れによって神経が損傷する場合もあります。

    症状:

    • 痛みの性質: 神経が死んでいる歯では、痛みが突然発生し、強烈で鋭い痛みが数秒から数分続くことがあります。痛みは噛んだり、熱いものや冷たいものに反応することで悪化しますが、進行すると温度刺激に反応しなくなることもあります。

    • 無痛性: 初期段階では痛みがほとんど感じられない場合もありますが、神経が完全に死ぬと痛みはなくなることがあります。この場合、膿が歯根の先にたまると周囲の歯茎が腫れ、再び痛みが出現します。

    2.2 歯根の先に膿がたまっている(根尖性歯周炎)

    原因: 歯の神経が死んで膿がたまる状態は「根尖性歯周炎」と呼ばれ、虫歯が進行して神経が壊死し、細菌感染が歯根に広がることが原因です。この感染により、歯の根の先(根尖部)に膿がたまり、周囲の歯茎や顎の骨に炎症を引き起こします。

    症状:

    • 急性の痛み: 噛むと歯が痛むほか、膿がたまることで強い痛みを感じます。特に歯の根元に圧力がかかると痛みが強烈になります。膿が増えることで歯茎が腫れ、熱を持つことがあります。

    • 腫れと膿: 膿が外に排出されることもあり、歯茎に膿がたまり、膿瘍として膨らむことがあります。膿が外に流れると一時的に痛みが緩和されることがありますが、根本的な治療が必要です。

    2.3 歯のひび割れ(クラックトゥース症候群)

    原因: 歯にひびが入ると、そのひびが歯の内部にダメージを与え、神経が刺激されることがあります。ひびが入る原因としては、硬い食べ物を噛んだり、外的な衝撃が加わることが挙げられます。

    症状:

    • 突然の痛み: 歯にひびが入った場合、食事中や噛んだときに突然鋭い痛みが走ることがあります。特に噛み合わせの際に痛みが発生しやすく、食べ物の硬さに反応して痛むことが多いです。

    • 症状が不定期: クラックトゥース症候群は、痛みが断続的に現れるため、患者が痛みを自覚するタイミングがバラバラです。

    2.4 噛み合わせや歯ぎしりによる痛み

    原因: 噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや食いしばりをしていると、歯や歯茎に圧力がかかり、痛みを引き起こすことがあります。これにより、歯の表面が削れたり、歯根周囲に炎症が生じることがあります。

    症状:

    • 歯全体の鈍痛: 特に起床時に歯が痛くなる場合、歯ぎしりや食いしばりが原因であることが多いです。痛みは常に感じるのではなく、朝方やストレスがかかるときに感じやすいです。


    3. 神経が死んだ歯の特徴とは?見分け方と注意点

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    歯の神経が死んでしまった場合、いくつかの典型的な特徴が現れます。神経が死んだ歯を早期に見分け、適切な治療を受けることが重要です。

    3.1 冷たいものや熱いものに反応しない

    神経が生きている歯は温度変化に敏感に反応しますが、神経が死んだ歯は冷たいものや熱いものに対して反応が鈍くなります。特に冷たい飲み物を口に含んでも痛みを感じなくなった場合は、神経が死んでいる可能性が高いです。

    3.2 歯の色の変化(変色)

    神経が死んでしまうと、歯の色が変わり始めます。初めはわずかな色の変化が見られることがありますが、進行すると歯の色が黄色や灰色に変わります。この変色は歯内での血流が途絶え、歯の色素が変化することによるものです。

    3.3 痛みがなくなったのに腫れる・違和感が続く

    痛みが一時的に収まっても、歯茎が腫れたり、膿がたまっていることがあります。歯の神経が死んだ後も、歯の根や歯茎に感染が広がっている場合、腫れや膿が出ることが多いです。こうした症状が現れると、早期に専門的な治療が必要です。


    4. 歯の根に膿がたまるとどうなる?根尖病変の症状と進行

    歯根の先に膿がたまる「根尖性歯周炎」は、進行することで深刻な合併症を引き起こすことがあります。膿が歯根周囲の組織に感染を広げることで、以下の症状や合併症を引き起こします。

    4.1 膿がたまる原因(虫歯・神経の壊死など)

    根尖病変の主要な原因は、虫歯や外的衝撃によって歯の神経が壊死し、感染が歯の根に広がることです。この過程で、歯根の先に膿が溜まり、その膿が周囲の骨や歯茎に広がります。

    4.2 痛み・腫れ・違和感のサイクル

    膿がたまると、痛みは周期的に現れることが多いです。膿が溜まることで歯茎が腫れ、膿が自然に排出されることがありますが、これだけでは完治しません。膿が残っている場合、症状は繰り返し現れることがあります。

    4.3 放置するとどうなるか

    放置すると、膿が周囲の骨に広がり、歯が支えを失う可能性があります。膿が広がることで骨吸収が進行し、最終的には抜歯が必要になる場合もあります。さらに、膿が血流に乗って他の部位に感染が広がる可能性もあるため、早期治療が不可欠です。


    5. 歯科医院での検査と診断方法

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    歯の痛みの原因を特定するためには、歯科医院での正確な検査と診断が必要です。自己判断で痛みの原因を特定することは難しく、誤った対処をすると病状が進行してしまう可能性があります。ここでは、歯科で行われる主な診断方法を紹介します。

    5.1 レントゲン・CTによる画像診断

    レントゲン検査は、歯の状態を可視化する基本的な方法です。歯の根の状態、歯茎の健康、そして膿がたまっているかどうかを確認するために使用されます。レントゲンで見つけることができるのは、歯根周囲の骨の状態や、膿瘍が発生している箇所です。一般的な歯科診療所ではパノラマレントゲンが使用されますが、より詳細な検査が必要な場合は、CTスキャン(3D画像)を使用することもあります。

    CT検査は、歯の断面や骨の構造を詳細に撮影するため、膿がどのように広がっているか、また歯の根の状態がどれくらい悪化しているかを立体的に把握することができます。この検査は特に根管治療が複雑な場合や、外科的処置が必要な場合に有効です。

    5.2 神経の生死を確認するテスト

    歯の神経が生きているか死んでいるかを確認するために、いくつかの診断テストが行われます。これには以下のテストが含まれます:

    • 冷却テスト: 歯の表面に冷却剤を塗り、歯が冷たさに反応するかどうかを確認します。反応がない場合は、神経が死んでいる可能性があります。

    • 電気テスト: 歯に微弱な電流を流し、神経が反応するかどうかをチェックします。このテストも、神経が生きているか死んでいるかを判別するために有効です。

    • 圧力テスト: 歯に圧力を加え、痛みを感じるかどうかを確認します。痛みを感じない場合、神経の死を示唆することがあります。

    5.3 正確な診断の重要性

    適切な診断を受けることは、治療の成功率を高めるために非常に重要です。例えば、神経が死んでいる場合には、根管治療が必要になりますが、膿がたまっている場合には、膿を除去するための手術が必要になることがあります。診断を誤ると、症状が悪化したり、無駄な治療を受けることになりかねません。歯科医はこれらの診断を基に、最も適切な治療法を提案します。


    6. 治療法の違い:神経が死んでいる vs 根の先に膿がある場合

    神経が死んでいる歯と、歯根の先に膿がたまっている場合では、治療方法が異なります。それぞれの病態に最適な治療方法を理解し、選択することが必要です。

    6.1 根管治療(歯の神経を取る治療)

    神経が死んでいる場合、最も一般的な治療法は根管治療です。この治療法は、歯の神経と血管が通っている根管を取り除き、感染した組織を除去します。その後、根管内を洗浄して消毒し、最終的には専用の材料で根管を充填して密封します。これにより、細菌が再度侵入するのを防ぎ、歯を保存することができます。

    根管治療は、通常1〜3回の通院で完了することが多く、治療後は歯の機能をほぼ元通りに回復させることが可能です。ただし、治療をしても感染が再発することがあるため、その場合は再治療(再根管治療)が必要になることがあります。

    6.2 再根管治療や外科的処置(歯根端切除術など)

    膿がたまっている場合や、根管治療を行っても再発した場合、再根管治療歯根端切除術が必要になります。

    • 再根管治療は、最初の根管治療で十分に感染を取り除けなかった場合や、根管内に新たな感染が生じた場合に行います。これは、既存の根管を再度治療して、再度感染を取り除く手法です。

    • 歯根端切除術は、根管の先端に膿がたまっている場合や感染が骨に広がった場合に行う外科手術です。この手術では、歯根の先端を切除して感染部分を取り除きます。その後、切除した部分を補填して治癒を促します。

    6.3 抜歯が必要になるケースとは?

    歯根が著しく破壊され、膿が広がり過ぎている場合や、治療が不可能なほど歯の損傷が進行している場合、抜歯が必要になることがあります。抜歯後は、インプラント、ブリッジ、義歯(入れ歯)などで失った歯の機能を補うことが可能です。

    抜歯を避けるためにも、早期に治療を受け、根管治療などの保存的な治療を選択することが重要です。


    7. よくあるQ&A:読者の不安に答える

    歯医者でよくあるご質問

    ここでは、読者からよく寄せられる質問を取り上げ、解答していきます。

    7.1 痛みが一時的に消えたけど治ったの?

    痛みが一時的に収まったからと言って治ったわけではありません。歯の神経が死んでいる場合や膿が溜まっている場合、痛みがなくても感染は進行している可能性があります。痛みがなくなっても、必ず歯科で確認してもらうことをお勧めします。

    7.2 市販薬で対処できる?

    市販薬は痛みを一時的に和らげることができますが、根本的な治療には歯科での対応が必要です。市販薬で痛みが治まっても、症状が悪化していく可能性があるため、早期の診察を受けることが重要です。

    7.3 神経を抜いたらどうなる?

    神経を抜いた歯は、感覚がなくなるため痛みを感じませんが、代わりに歯が脆くなります。そのため、神経を抜いた後はクラウン(かぶせ物)を被せて強度を補強することが必要です。また、神経を抜いた歯は感染のリスクが高いため、定期的に歯科でチェックを受けることが大切です。


    8. まとめ:早めの受診で歯を守るために大切なこと

    まとめ

    歯に突然痛みを感じると、非常に不安になるかもしれませんが、早期に正確な診断を受けることで、最適な治療が可能です。歯の神経が死んでいる場合や膿がたまっている場合、放置すると症状が悪化し、抜歯に至ることもあります。痛みが続く場合や異常を感じた場合は、早期に歯科を受診し、適切な処置を受けましょう。

    歯を守るためには、早期発見と早期治療が鍵です。自己判断をせず、専門医の診断を仰ぐことが重要です。

     

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2025年05月10日 08:58
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