「親知らず、抜くべき?」放置のリスクと30代までに抜歯をおすすめする理由

名古屋 天白区の歯医者・歯科・親知らずの抜歯治療・歯科口腔外科のイナグマ歯科です。院長 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
親知らず、抜くべき?抜かないべき?
「親知らずの抜歯は怖い」 「痛みはないけど、このままで大丈夫?」
親知らずは、生え方や抜歯の時期について多くの疑問や不安がつきまとう歯です。この記事では、名古屋市天白区にあるイナグマ歯科が、親知らずの基本的な知識から、抜歯を検討すべき理由、当院の親知らず治療の特徴まで、分かりやすく解説します。
親知らずとは?生えてくる平均的な年齢と種類
親知らずは、永久歯の一番奥に生える歯で、正式には「第三大臼歯」と呼ばれます。通常、上下左右に1本ずつ、合計4本生えてくることがありますが、個人差が大きく、全く生えない人もいれば、一部だけ生えてくる人もいます。
生えてくる年齢
親知らずが生え始める平均的な年齢は、10代後半から20代前半です。他の永久歯が生え揃った後に生えてくるため、顎のスペースが足りずにトラブルを起こしやすいのが特徴です。また、30代や40代になってから生えてくるケースもあり、年齢を重ねてから気づくことも珍しくありません。
親知らずの生え方の種類
親知らずの生え方は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
-
真っ直ぐ生えるケース: 他の歯と同じように真っ直ぐ生え、噛み合わせにも問題がない場合は、必ずしも抜歯の必要はありません。ただし、一番奥にあるため歯磨きが難しく、虫歯や歯周病のリスクは高まります。
-
斜めに生えるケース: 生えるスペースが足りず、手前の歯にぶつかるように斜めに生えてくるタイプです。この場合、親知らずと手前の歯の間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。
-
水平に埋まっているケース(埋伏): 歯茎の中に埋まったままで、水平に生えているタイプです。もっとも抜歯の難易度が高く、放置すると隣の歯の根を圧迫し、歯根吸収を引き起こすリスクがあります。
親知らずを30代までに抜いた方がよい理由
親知らずの抜歯は、一般的に20代のうちに検討することをおすすめします。30代を過ぎてから抜歯する場合、以下のようなさまざまなリスクが高まるからです。
1. 顎の骨が固くなり抜歯の難易度が上がる
年齢を重ねると、顎の骨が固くなり、歯と骨の密着度が増します。30代を過ぎると、親知らずの根も完全に形成されて複雑な形になることが多いため、抜歯に時間がかかり、患者様の身体的負担が大きくなります。また、抜歯時に顎の血管や神経を傷つけるリスクも高まるため、麻痺や大量出血を避けるためにも、若い時期の抜歯が推奨されます。
2. 虫歯や歯周病のリスクが急増する
親知らずが斜めに生えていると、手前の歯との間に深い歯周ポケットができ、歯ブラシが届きにくくなります。これにより、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなり、手前の健康な歯まで虫歯や歯周病になるリスクが高まります。30代は歯周病の罹患率が高まる時期でもあり、親知らずがその進行をさらに早める可能性があります。
3. 抜歯後の回復に時間がかかる
年齢が上がるにつれて、抜歯後の治癒力は低下します。若いうちの抜歯であれば痛みや腫れも比較的早く引くことが多いですが、30代以降になると回復に時間がかかり、不快な症状が長引く可能性が高まります。
イナグマ歯科の親知らず治療
「親知らずの抜歯は痛くて怖い」と感じる方もご安心ください。イナグマ歯科では、患者様の不安を最小限に抑えるため、以下のような治療を心がけています。
-
丁寧なカウンセリングと精密検査: 痛みの原因や抜歯の必要性、リスクなどを分かりやすくご説明し、ご納得いただいた上で治療に進みます。
-
痛みに配慮した治療: 麻酔を打つ際の痛みを軽減する工夫や、患者様の状態に合わせた麻酔方法を選択することで、できるだけ痛みを感じない治療を目指します。
まとめ:親知らずの違和感は放置しないで
親知らずは、放置すると隣の歯や全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、30代以降になると抜歯のリスクが高まるため、早めの受診が大切です。
「奥歯に違和感がある」「親知らずが生えているか分からない」という方は、ぜひ一度名古屋市天白区のイナグマ歯科までご相談ください。私たちと一緒に、あなたの歯と健康を守っていきましょう。
親知らずが埋まっている場合、放置すると歯並びや口腔内の健康に多大な影響を与えることがあります。名古屋市で親知らず治療をお考えの方は、早期の対応が重要です。イナグマ歯科では、親知らずの抜歯を含む口腔外科治療を専門的に行っております。親知らずに関するお悩みがある方は、ぜひ当院にご相談ください。
口腔外科・親知らずの抜歯のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・親知らずの抜歯のイナグマ歯科までご相談ください。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
イナグマ歯科の予約 →詳細はこちら
口腔外科のページ→詳細はこちら
親知らずの抜歯のページ →詳細はこちら
歯科定期検診 →詳細はこちら