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毎日歯磨きしても歯石がつく理由と、歯石取りのタイミングについて解説

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・予防歯科・歯のクリーニング・歯石取り・やに取りのイナグマ歯科です。

名古屋市天白区のイナグマ歯科では、歯石取りをはじめとする予防歯科や歯のクリーニング、歯茎のケアなど、患者様の口腔健康を守るためのさまざまなサービスを提供しています。歯石は、歯を毎日丁寧に磨いていても、完全に防ぐことが難しいものです。なぜなら、歯石は食事の後に残った食べかすや唾液中の成分が時間と共に硬化し、歯垢から歯石に変わっていく過程で形成されるためです。今回は、歯石がどのように形成されるのか、その原因やメカニズム、そして歯石取りの重要性について詳しくご紹介します。

歯石がついてしまう理由は、ただ単に歯磨きを怠ったからではありません。歯磨きだけでは歯石を完全に防ぐことが難しいこともあります。歯の表面に付着した歯垢が時間をかけて硬化し、歯石として固着するのは、どうしても避けられない現象です。しかし、この歯石が放置されると、歯周病や虫歯を引き起こす原因となり、さらには口臭や歯茎の腫れなど、口腔内の不調を招くことにもつながります。

歯石取りは、こうした問題を予防するための効果的な手段です。歯科医院での定期的な歯石除去を行うことで、歯の健康を維持し、歯周病のリスクを減らすことができます。この記事では、歯石がつく原因やメカニズム、歯石取りを行うタイミングやその頻度、さらに歯石が再発しないための予防方法について詳しく解説しています。健康な歯を保つために、ぜひチェックしてみてください。

 

目次

  1. 歯を毎日磨いていても歯石がつく理由とは?

    • 歯石がつく原因とは?
    • 歯磨きだけでは歯石を防げない理由
    • 歯石ができやすい人とできにくい人の違い
  2. 歯石がつくメカニズムとその危険性

    • 歯垢が歯石に変わる過程
    • 歯石が引き起こす歯周病と虫歯のリスク
    • 口臭や歯茎の腫れなど、歯石の症状
  3. 歯石取りをしてから1か月後に再度歯石取りは必要か?

    • 1ヶ月後でも歯石は再発するのか?
    • 歯石取りの効果はどれくらい続く?
    • 歯石取りを1ヶ月後に再度受けるべき理由
  4. 歯石取りの頻度はどれくらいが理想?

    • 定期的な歯石取りの重要性
    • 歯石取りのタイミングとその間隔
    • 自宅でできる歯石予防とケア方法
  5. 歯石ができる前にできる予防法と歯磨きのコツ

    • 歯石予防に効く効果的な歯磨き方法
    • 歯間ブラシとフロスを使ったケア法
    • 歯石を防ぐための食生活と習慣
  6. 歯石取りをしても再発する理由とその対策

    • 歯石が再発する原因とは?
    • 歯石取り後のケア方法と予防策
    • 再発防止のための歯科医院でのアドバイス
  7. 歯石取りの効果が得られる歯科治療法とは?

    • 歯科医院で行うプロフェッショナルな歯石除去
    • スケーリングとルートプレーニングの違い
    • 最新技術を使った歯石取りの方法
  8. よくある質問(FAQ)

    • Q1: 歯磨きをしているのに歯石がつくのはなぜ?
    • Q2: 歯石取りをすれば必ず歯石はなくなるのか?
    • Q3: 歯石取り後、すぐに歯石は再発することがある?
    • Q4: 歯石がつかないために毎日の歯磨き以外で気をつけることは?
    • Q5: 歯石取りをしないとどうなるのか?
    • Q6: どれくらいの頻度で歯石取りをすれば良い?
  9. 歯石予防のために必要な歯科受診と定期的なクリーニング

    • 定期的な歯科検診の重要性
    • 歯科衛生士によるプロフェッショナルケア
    • クリーニングと歯石取りの違いとは?
  10. まとめ:歯石予防と健康な歯を保つための総合的アプローチ

    • 歯石を予防するための生活習慣の見直し
    • 定期的な歯科医院でのチェックアップと歯石取り
    • 健康的な歯を維持するために毎日できること
       

      歯を毎日磨いていても歯石がつく理由とは?

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      歯石がつく原因とは?

      歯石がつく理由は、歯を毎日磨いていても完全には防げないことがあります。歯石は、歯の表面に付着した歯垢が硬化したものです。歯垢(プラーク)は細菌の塊であり、食べ物の残りかすや唾液に含まれるミネラル成分が時間をかけて歯にこびりつきます。

      最初は歯垢として見えにくいものですが、時間が経つと、それがカルシウムやリンと反応して硬くなり、歯石に変わります。このプロセスが進むと、歯石は歯と歯茎の境目に固着し、歯磨きだけでは取れない状態になってしまいます。歯石がつく原因としては、歯磨きが不完全だったり、食べ物や飲み物が原因だったりすることが考えられます。

      歯磨きだけでは歯石を防げない理由

      歯石を防ぐためには、日々の歯磨きが大切ですが、歯磨きだけでは完全に歯石を防ぐことはできません。なぜなら、歯垢は目に見えない微細な状態で、歯ブラシでは取り切れない部分があるからです。特に歯と歯の間や歯の裏側、歯茎と歯の境目などは磨き残しが生じやすい場所です。

      また、歯磨き粉に含まれるフッ素や研磨剤は歯石の予防に一定の効果がありますが、完全に歯石が形成される過程を防ぐには、定期的に歯科医院で歯石取りを行う必要があります。さらに、毎日の食生活や飲み物が歯石の形成を促進することもあります。甘い食べ物や飲み物、酸性の飲料が歯石を引き起こしやすくします。

      歯石ができやすい人とできにくい人の違い

      歯石ができやすい人とできにくい人にはいくつかの違いがあります。遺伝的要素が大きいとされるものの、生活習慣や食生活、口腔ケアの状態も影響を与えます。

    • 唾液の分泌量:唾液は歯を保護する役割を持っており、唾液が少ないと歯垢がたまりやすくなります。
    • 食生活:甘いものや酸性の飲食物が多いと、歯石ができやすくなります。特に飲食後にすぐに口をすすがないと、歯垢が溜まりやすいです。
    • 歯磨きの習慣:歯磨きをしていない、または不完全にしていると、歯垢が歯石に変わる速度が早まります。
    • 歯並び:歯並びが悪いと、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすく、歯垢がたまりやすくなります。
    • これらの要因が組み合わさることで、歯石ができやすいかどうかが決まります。

      歯石がつくメカニズムとその危険性

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      歯垢が歯石に変わる過程

      歯石は、最初に歯垢が形成されることから始まります。歯垢は食べかすや細菌、唾液の成分が混ざり合ってできたものです。この歯垢が24時間以上放置されると、唾液中のカルシウムやリンなどのミネラル成分が歯垢に浸透し、硬化を始めます。この硬化した状態が歯石であり、歯に固着して取れにくくなります。

      歯石が形成される速度は個人差があり、食事内容や唾液の成分、歯磨きの頻度などが影響します。また、歯石が歯茎に近い部分にできると、歯茎の炎症や腫れを引き起こすことがあります。これが歯周病の原因となることが多いです。

      歯石が引き起こす歯周病と虫歯のリスク

      歯石が原因で発生する最も重大なリスクは歯周病です。歯石の中に存在する細菌が歯茎に炎症を引き起こし、進行すると歯周病に至ることがあります。歯周病は、最初は痛みを伴わないため自覚症状がなく、気づかないうちに進行してしまいます。しかし、進行すると歯茎が腫れ、出血し、最終的には歯を支える骨が溶けてしまいます。

      また、歯石ができることで虫歯も引き起こしやすくなります。歯石が付着している部分は、歯ブラシが届きにくく、歯垢が取り除かれにくくなるため、虫歯のリスクも高くなります。さらに、歯石の上に溜まったプラークが酸を生成し、歯のエナメル質を溶かして虫歯が進行することがあります。

      口臭や歯茎の腫れなど、歯石の症状

      歯石がつくと、以下のような症状が現れることがあります:

    • 口臭:歯石や歯垢に溜まった細菌が原因で、口臭が強くなることがあります。
    • 歯茎の腫れ:歯石が歯茎に刺激を与え、歯茎が腫れることがあります。歯茎が赤く腫れて痛みを伴う場合、歯周病が進行している可能性があります。
    • 歯茎の出血:歯石が歯茎に当たり、歯磨き時に出血を引き起こすことがあります。
    • 歯の動揺:歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け、歯が揺れるようになることがあります。
    • これらの症状は、歯石が原因となっている可能性が高いため、早期の対処が重要です。

      歯石取りをしてから1か月後に再度歯石取りは必要か?

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      1ヶ月後でも歯石は再発するのか?

      歯石取りをしてから1か月後でも、歯石が再発することがあります。歯石取り後の状態が完全に維持されるわけではないため、食事内容や生活習慣によっては、再度歯石が形成されることがあります。特に、歯垢が残っている部分や磨き残しが多い場所では、歯石が再発するリスクが高いです。

      再発の速度には個人差があり、歯磨きの徹底度や食生活、唾液の質などが影響します。もし、1か月以内に歯石が気になるようであれば、歯科医院で再度チェックを受けることが推奨されます。

      歯石取りの効果はどれくらい続く?

      歯石取りの効果は、個人差がありますが、一般的に3ヶ月から6ヶ月程度持続します。歯石取り後に再発しやすい人や、歯磨きが不完全な場合は、効果が長持ちしないこともあります。歯石取り後のケアとしては、毎日の丁寧な歯磨きに加えて、定期的な歯科医院でのチェックやクリーニングを受けることが大切です。

      歯石取りを1ヶ月後に再度受けるべき理由

      歯石取りを1ヶ月後に再度受けるべき理由は、以下の通りです:

    • 歯石の再発防止:歯石が早期に再発すると、歯周病や虫歯のリスクが増します。早めの対応が効果的です。
    • 口腔内の健康維持:定期的な歯石取りを受けることで、口腔内の健康を維持し、歯を長持ちさせることができます。
    • プロフェッショナルケア:歯科医院で行う歯石取りは、歯ブラシでは届かない部分の歯石を除去できるため、効果的です。
    • 再度歯石取りを受けることで、口腔内を清潔に保ち、歯の健康を守ることができます。

      歯石取りの頻度はどれくらいが理想?

      歯科治療の効果

      歯石取りは、歯を健康に保つために欠かせない重要なケアの一つです。しかし、歯石取りの頻度については、どのくらいが理想なのかを知らない人も多いのが現実です。今回は、定期的な歯石取りの重要性や、歯石を予防する方法、歯石取り後の再発防止策について詳しく解説します。

      定期的な歯石取りの重要性

      歯石取りは、歯科医師や歯科衛生士によって行われるプロフェッショナルなクリーニングです。歯石は、歯垢が硬化したものですが、放置しておくと歯周病や虫歯の原因となります。歯石を放置することで、歯茎の腫れや出血、さらには歯を失う原因になりかねません。

      歯石がつくと、自宅での歯磨きでは除去できません。歯石取りを定期的に行うことは、歯や歯茎の健康を保つために非常に重要です。歯石取りは、歯周病や虫歯を予防し、口臭の改善にもつながります。特に歯周病は進行すると治療が難しくなるため、早期の対処が求められます。

      歯石取りのタイミングとその間隔

      歯石取りの理想的な間隔は、個人の口腔内の状態や生活習慣により異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月に一度が目安とされています。歯石がつく速度や歯磨きの徹底度に個人差があるため、歯科医師に相談し、自分に適した頻度で行うことが重要です。

      特に歯茎の炎症や出血が気になる場合や、歯石が早くつく傾向にある人は、短い間隔での歯石取りが推奨されます。逆に、歯石があまりつかない人や、日々のケアがしっかりできている人は、やや長めの間隔でも問題ない場合があります。

      また、歯石がつきやすい部位や、歯並びが悪い場合、歯科医師が特に気を付けて歯石取りを行います。そのため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。

      自宅でできる歯石予防とケア方法

      歯石取りをすることはもちろん大切ですが、それと同じくらい自宅での歯石予防が重要です。毎日の適切なケアが歯石の予防に大きな役割を果たします。ここでは、日常的にできる歯石予防方法をご紹介します。

      歯石ができる前にできる予防法と歯磨きのコツ

      フロス

    • 正しい歯磨きの方法: 歯磨きは、歯石を予防する最も基本的な方法です。歯ブラシの使い方が重要で、歯と歯茎の境目をしっかりと磨くことが大切です。歯ブラシは軽く、優しく動かし、歯と歯茎に対して45度の角度で磨きます。また、歯磨き粉を使う場合は、フッ素入りのものを選ぶとより効果的です。

    • 歯間ブラシやフロスの使用: 歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間に残った食べかすや歯垢を取り除くことが重要です。特に歯と歯の間は、歯ブラシだけでは磨ききれない部分ですので、毎日の使用を習慣にしましょう。

    • 舌の掃除: 舌の表面にも細菌が溜まりやすいので、舌ブラシや舌専用のクリーナーを使って舌を掃除することが予防につながります。これにより、口内全体が清潔に保たれ、歯石ができにくくなります。

    • 歯石予防に効く効果的な歯磨き方法

      歯石を予防するための歯磨き方法は、正しい技術と適切な道具を使うことが重要です。以下は、歯石予防に効く効果的な歯磨き方法です。

      1. 歯磨き粉を選ぶ

      歯石予防に効果的な歯磨き粉は、フッ素や微細な研磨剤が含まれているものです。フッ素は歯を強化し、虫歯や歯石の形成を防ぐ役割があります。微細な研磨剤は歯垢を効率的に取り除くのに役立ちます。

      2. 適切な歯ブラシの選定

      歯ブラシは、毛先が柔らかいものを選びましょう。硬すぎる毛先は歯茎を傷つける可能性があるため、柔らかいものを選んで優しく磨きましょう。また、毛先が細かく分かれているものが歯と歯茎に密着しやすく、効率よく歯垢を取り除けます。

      3. 歯磨きの順序

      歯磨きの順序は、歯の外側→内側→咀嚼面の順で磨くと効率的です。特に、歯の内側は磨きにくい場所ですが、しっかりと磨くことで歯石の予防につながります。

      4. 時間をかけて磨く

      歯を磨く時間は最低でも2分以上が理想です。短時間で終わらせてしまうと、歯垢を完全に取り切れず、歯石ができやすくなります。時間をかけて丁寧に磨きましょう。

      歯間ブラシとフロスを使ったケア法

      歯間ブラシとデンタルフロスは、歯と歯の間に残った歯垢を除去するために欠かせないアイテムです。これらを使用することで、歯石の予防に非常に効果的です。

      歯間ブラシの使い方

      歯間ブラシは、歯と歯の間に挿入して歯垢を取り除くためのブラシです。歯と歯の間に隙間がある場合に特に有効です。使用方法としては、歯間ブラシを歯と歯の間に優しく挿入し、前後に動かして歯垢を取り除きます。

      フロスの使い方

      フロスは、歯間ブラシでは届かない細かな隙間にも使用できるアイテムです。フロスを歯と歯の間に挿入し、上下に動かすことで歯垢を取り除きます。歯間ブラシやフロスは、毎日の歯磨きに追加して行うことを習慣にしましょう。

      歯石を防ぐための食生活と習慣

      食生活は、歯石の予防に大きな影響を与えます。甘い食べ物や酸性の飲料は、歯垢や歯石を促進するため、控えめにしましょう。特に、食後はすぐに口をすすぐことを心がけましょう。また、歯に良い食べ物を摂取することで、歯の健康を維持することができます。

      歯石予防に役立つ食べ物

    • カルシウムを多く含む食べ物(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)は、歯の強化に効果的です。
    • ビタミンCを豊富に含む食べ物(果物や野菜)は、歯茎を健康に保つために重要です。
    • 歯石取りをしても再発する理由とその対策

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      歯石取りを行っても、再発することがあります。歯石が再発する主な理由として、以下が考えられます。

      歯石が再発する原因とは?

    • 歯垢が残っている:歯石は歯垢が硬化したものですので、歯垢が完全に取り除かれていないと、再び歯石が形成されます。
    • 磨き残しがある:特に歯と歯の間や歯の裏側は磨き残しが多く、歯石ができやすい部分です。
    • 歯石取り後のケア方法と予防策

      歯石取り後は、引き続き歯のケアを徹底することが重要です。定期的な歯磨きや、歯間ブラシ、フロスを使ったケアを続け、定期的な歯科チェックを受けましょう。

      再発防止のための歯科医院でのアドバイス

      歯科医師は、個々の口腔状態に応じたアドバイスを提供してくれます。定期的に歯科医院でのチェックアップを受け、必要に応じて歯石取りを行いましょう。

    • 生活習慣:甘い食べ物や飲み物を頻繁に摂取することが歯垢を増加させ、歯石の形成を助長します。

      歯石取りの効果が得られる歯科治療法とは?

      歯石は、毎日の歯磨きでは取りきれない歯垢が硬化してできるもので、放置すると歯周病や虫歯などの口腔内の健康に大きな影響を与える原因となります。歯石が溜まる前にしっかりと取り除くことが、口腔衛生を保つために重要です。この記事では、歯石取りの効果が得られる歯科治療法について詳しく解説し、歯石除去のプロセスや治療法を理解していただきます。

      歯科医院で行うプロフェッショナルな歯石除去

      歯石取りは、歯科医院で行うプロフェッショナルなケアが不可欠です。自宅での歯磨きでは除去できない硬くなった歯石を専門的な器具を使って除去します。このプロセスには、歯科医師または歯科衛生士による精密なクリーニングが含まれており、以下のような方法で歯石を取り除きます。

      1. スケーリング(スケーラーによる歯石除去)

      スケーリングは、歯石取りにおいて最も一般的な方法で、歯科医院でよく使用されます。スケーラーは、手動または超音波による器具で、歯に付着した歯石を慎重に削り取ります。手動スケーラーを使って歯石を丁寧に除去する方法と、超音波スケーラーを使って振動を加え、歯石を効果的に分解する方法があります。

      超音波スケーラーは、歯石を振動によって崩し、同時に水流を使って除去するため、痛みも少なくスピーディーに歯石を取り除くことができます。この方法は、歯周病の予防にも効果的です。

      2. ルートプレーニング(歯根面のクリーニング)

      ルートプレーニングは、スケーリングで歯石を取り除いた後に行う治療法です。歯根面に付着した歯垢や歯石を取り除き、歯の表面を滑らかにすることで、歯茎の炎症を軽減し、歯周病の進行を防ぎます。ルートプレーニングは、特に歯周病の進行が見られる患者さんに適用されることが多いです。

      この治療法は、歯茎の腫れや出血を減少させ、歯周病の改善に役立ちます。また、歯根面が滑らかになることで、再び歯石がつきにくくなり、予防効果が高まります。

      スケーリングとルートプレーニングの違い

      スケーリングとルートプレーニングは、どちらも歯石取りに関連する治療法ですが、目的や方法に違いがあります。

      • スケーリング: 歯の表面に付着した歯石やプラークを物理的に取り除くことが主な目的です。主に歯の表面や歯と歯茎の境目に付いた歯石を除去します。
      • ルートプレーニング: スケーリング後に行われ、歯根面に付いた歯垢や歯石を除去し、歯面を滑らかにします。これにより、歯周病の進行を防ぎ、歯茎の健康を保ちます。

      最新技術を使った歯石取りの方法

      近年、歯科医院では最新技術を駆使して、より効果的かつ痛みの少ない歯石取りが可能となっています。以下はその一部です。

      1. レーザー治療

      レーザー治療は、歯石取りにおいても使用されることが増えています。レーザーは、歯石を温めて破壊し、歯茎の炎症を和らげる効果があります。レーザー治療は痛みを感じにくく、治癒も早いため、敏感な方や歯周病の進行が見られる患者さんにおすすめです。

      2. エアフロー(エアフローティング)

      エアフローは、微細なパウダーと水流を使用して歯垢や歯石を取り除く方法です。痛みが少なく、歯の表面に優しいため、歯のエナメル質を傷つけることなく歯石を取り除くことができます。また、エアフローは歯の色素沈着を除去する効果もあり、口腔ケアが一度で完了します。

      3. 超音波スケーラー

      従来のスケーラーは手動で歯石を削り取る方法が主流でしたが、現在では超音波スケーラーが広く使われています。超音波スケーラーは、超音波の振動を利用して、硬くなった歯石を効率的に取り除くことができるため、より精度の高い歯石除去が可能です。

      よくある質問(FAQ)

      歯医者でよくあるご質問

      Q1: 歯磨きをしているのに歯石がつくのはなぜ?

      歯磨きだけでは完全に歯石を防ぐことは難しいです。歯垢は、口内に残った食べかすや細菌によって形成され、時間が経つと硬化して歯石になります。歯石を防ぐためには、歯間ブラシやフロスを使って歯と歯の間を清掃し、定期的な歯科受診が必要です。

      Q2: 歯石取りをすれば必ず歯石はなくなるのか?

      歯科医院で行う歯石取りは、歯の表面に付着した歯石を取り除きますが、歯石が再発する可能性はあります。日々の歯磨きや生活習慣の改善、定期的な歯科検診が歯石の再発防止には効果的です。

      Q3: 歯石取り後、すぐに歯石は再発することがある?

      歯石取り後、すぐに歯石が再発することは少ないですが、口腔内のケアを怠ると再び歯石が形成されます。歯石取り後は、正しい歯磨きと定期的な歯科受診を心掛けることが重要です。

      Q4: 歯石がつかないために毎日の歯磨き以外で気をつけることは?

      食生活の見直しも大切です。特に甘いものや酸性の食べ物・飲み物は歯垢を増加させる原因となります。また、喫煙も歯垢の原因となるため、禁煙が推奨されます。

      Q5: 歯石取りをしないとどうなるのか?

      歯石を放置すると、歯周病や虫歯の原因となり、最終的に歯を失うことにつながる場合もあります。歯石が溜まる前に定期的な歯科医院での歯石取りを行い、口腔衛生を保つことが大切です。

      Q6: どれくらいの頻度で歯石取りをすれば良い?

      一般的には3ヶ月から6ヶ月に一度の歯石取りが推奨されます。ただし、歯石が溜まりやすい方は、より頻繁に歯石取りを行うことが必要です。歯科医師のアドバイスを受けて、適切な頻度で歯石取りを行いましょう。

      歯石予防のために必要な歯科受診と定期的なクリーニング

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      定期的な歯科検診の重要性

      歯科医院での定期検診は、歯石の早期発見と予防に重要です。歯科医師は歯や歯茎の健康状態をチェックし、問題があれば早期に対応することができます。定期的な検診を受けることで、歯石がたまる前に対処できるため、健康な歯を維持しやすくなります。

      歯科衛生士によるプロフェッショナルケア

      歯科衛生士によるプロフェッショナルなケアは、歯垢や歯石を効果的に取り除くだけでなく、歯磨き方法のアドバイスや口腔衛生指導も受けることができます。これにより、歯石を予防するための適切な方法を学ぶことができ、長期的に口腔健康を保つことができます。

      クリーニングと歯石取りの違いとは?

      クリーニングは、歯の表面を清潔に保つために行われるもので、歯石取りは、硬化した歯石を物理的に除去する治療法です。クリーニングは歯の表面に残った歯垢や軽い汚れを取り除き、歯石取りは硬化した歯石を除去します。定期的なクリーニングと歯石取りの組み合わせが、口腔衛生を保つ鍵です。

      まとめ:歯石予防と健康な歯を保つための総合的アプローチ

      まとめ

      歯石取りは、歯科医院でのプロフェッショナルなケアが欠かせませんが、自宅での歯磨きや生活習慣も重要です。定期的な歯科検診を受け、歯石予防に努めることで、健康な歯を維持し、口腔内のトラブルを防ぐことができます。歯科医院でのクリーニングや歯石取りを適切な頻度で受けることが、長期的な口腔健康の維持に繋がります。

       

      歯のクリーニング・予防歯科・歯石取りなら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療のイナグマ歯科までご相談ください。
      監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2025年03月01日 06:30
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イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
所在地 〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114 番地
電話番号 052-806-1181
診療時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 12:00 15:15 ~ 18:15
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