天白区の歯医者・歯科|セラミック・入れ歯・口腔外科ならイナグマ歯科

天白区で歯の痛み・顎の不調・歯ぐきの腫れでお困りの方へ。
イナグマ歯科は、口腔外科・顎関節症・親知らず・虫歯・歯周病など、
地域の皆さまの「症状」に寄り添った診療を行う歯科医院です。
岡山大学 歯学博士による専門的な診断と治療で、
急な痛みから長年続く不調まで、幅広く対応しています。
名古屋市天白区島田の歯医者【イナグマ歯科】は、岡山大学歯学博士・厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医の院長が、歯科・審美歯科・口腔外科・予防歯科まで幅広く診療しています。セラミック治療、コンポジットレジン修復、入れ歯、親知らずの抜歯、顎関節症、口腔がん検診、虫歯・歯周病治療、妊産婦歯科検診、スポーツマウスガードにも対応。市バス「島田」停徒歩1分、駐車場完備で通いやすい歯科医院です。

HOMEブログページ ≫ セラミックの歯科コラム ≫

全セラミッククラウンガイド:審美歯科・ジルコニア治療のメリット・デメリット完全解説

歯を鏡で見る女性

名古屋 天白区の歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  • 全セラミッククラウンとは?

    • セラミックの材料とその特性
    • リチウムジシリケート、ジルコニア、ファントムセラミックの特徴
  • 全セラミッククラウンの特徴

    • 2.1. 優れた審美性
    • 2.2. 高い生体親和性
    • 2.3. 高い耐久性
    • 2.4. 変色しにくい
    • 2.5. 自然な触感と咬み心地
  • 全セラミッククラウンのメリット

    • 3.1. 高い審美性
    • 3.2. 生体親和性の高さ
    • 3.3. 優れた耐久性
    • 3.4. 変色しにくい
    • 3.5. 自然な触感と咬み心地
  • 全セラミッククラウンのデメリット

    • 4.1. 高いコスト
    • 4.2. 製作に時間がかかる
    • 4.3. 適用部位の制限
    • 4.4. 一部の治療には不向き
  • 全セラミッククラウンの治療プロセス

    • 5.1. 初期診察と相談
    • 5.2. 型取り
    • 5.3. 仮歯の装着
    • 5.4. クラウンの製作
    • 5.5. 最終調整と装着
  • 全セラミッククラウンのメンテナンス

    • 6.1. 毎日の歯磨き
    • 6.2. 定期的な歯科検診
    • 6.3. 適切な食生活
  • まとめ

    • 全セラミッククラウンの選択と相談の重要性

全セラミッククラウンの特徴

全セラミッククラウンは、審美歯科治療の中で非常に人気の高い選択肢です。金属を一切使用せず、完全にセラミックで作られているため、自然な歯に近い見た目と優れた機能性を提供します。この記事では、全セラミッククラウンの特徴、メリット、デメリット、およびその治療プロセスについて詳しく解説します。

1. 全セラミッククラウンとは?

セラミック歯

全セラミッククラウンとは、金属を一切使用せずに、すべてセラミック材料で作られた歯の被せ物のことです。セラミックは、自然な歯のような透明感と光沢があり、審美的に非常に優れています。具体的には以下のようなセラミック材料が使用されます:

  • リチウムジシリケート: 高い強度と優れた審美性を兼ね備えており、前歯から奥歯まで幅広く使用されています。
  • ジルコニア: 非常に高い強度を持ち、奥歯などの高い圧力がかかる部位に適しています。
  • ファントムセラミック: 自然な歯に非常に近い透明感があり、審美的な要求が高い場合に選ばれます。

これらの材料は、見た目の美しさだけでなく、耐久性や生体親和性も優れており、多くの患者さんに支持されています。

2. 全セラミッククラウンの特徴

全セラミッククラウンは、以下のような特徴を持っています。

2.1. 優れた審美性

全セラミッククラウンは、自然な歯のような透明感と色合いを持ちます。セラミックの光の透過性により、自然な歯とほとんど区別がつかないほど美しい仕上がりが得られます。特に前歯の治療においては、その見た目の自然さが非常に重要です。歯の色合いや形状を細かく調整できるため、自然な笑顔を演出できます。

2.2. 高い生体親和性

セラミックは体内での相性が良く、アレルギー反応を起こすことが少ない材料です。金属を含まないため、金属アレルギーのリスクがなく、口腔内の他の組織とも調和しやすいです。この特性により、長期間にわたって快適に使用できるのが特徴です。生体親和性が高いため、敏感な口腔内でも安心して使用できます。

2.3. 高い耐久性

セラミック歯

全セラミッククラウンは、最新のセラミック技術によって非常に強度が高く、日常的な使用に耐えることができます。特にジルコニアセラミックは、高い硬度と強度を持ち、奥歯やブリッジに使用されることが多いです。適切なメンテナンスを行うことで、長期間の使用が可能です。耐久性が高いため、耐摩耗性や耐圧性も優れています。

2.4. 変色しにくい

全セラミッククラウンは、時間が経っても色が安定しています。飲食物や喫煙によって変色することが少ないため、長期間にわたって美しい歯の色を維持できます。特にコーヒーや紅茶、タバコなどが歯の変色の原因になることがありますが、全セラミッククラウンはこれらの影響を受けにくいです。

2.5. 自然な触感と咬み心地

セラミックは、その硬さと形状が自然な歯に近いため、咬み心地が非常に良好です。食事をする際に違和感が少なく、自然な感覚で使用できます。また、適切に調整された全セラミッククラウンは、噛み合わせの問題も最小限に抑えることができます。

3. 全セラミッククラウンのメリット

セラミック歯

全セラミッククラウンには、以下のようなメリットがあります。

3.1. 高い審美性

全セラミッククラウンは、その自然な光沢と色合いで、天然の歯とほとんど区別がつかないほど美しい仕上がりを提供します。特に前歯の治療においては、その見た目の自然さが非常に重要です。笑顔や会話に自信を持たせ、外見の美しさを保つことができます。

3.2. 生体親和性の高さ

セラミックは金属を含まないため、アレルギーや感作反応を引き起こすリスクが低いです。また、歯肉との適合性が良く、口腔内の健康を守りやすいです。金属アレルギーや金属感が気になる方にとっては、非常に安心できる選択肢となります。

3.3. 優れた耐久性

最新のセラミック技術により、セラミッククラウンは非常に強度が高く、日常的な使用に耐えることができます。ジルコニアセラミックやリチウムジシリケートなどの素材は、硬さと耐久性を兼ね備えており、長期間の使用が可能です。

3.4. 変色しにくい

全セラミッククラウンは、色が安定しており、飲食物や喫煙による変色が少ないです。これにより、長期間にわたって美しい外観を維持することができます。定期的なケアを行うことで、より長く美しい状態を保つことができます。

3.5. 自然な触感と咬み心地

セラミッククラウンは、その硬さと形状が自然な歯に近く、咬み心地も良好です。食事をする際に違和感が少なく、自然な感覚で使用できます。また、適切に調整されたセラミッククラウンは、噛み合わせの問題も最小限に抑えることができます。

4. 全セラミッククラウンのデメリット

全セラミッククラウンには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。

4.1. 高いコスト

全セラミッククラウンは、材料費や製作過程の精度が高いため、他の材料に比べてコストが高くなることがあります。特に全セラミッククラウンやジルコニアセラミックは、製造コストが高いため、治療費も高くなる傾向があります。予算に応じた治療法の選択が必要です。

4.2. 製作に時間がかかる

demerit

セラミッククラウンの製作には、型取りや焼き付け、調整などが含まれるため、治療に時間がかかることがあります。特に全セラミッククラウンの製作には数日から数週間を要することがあります。治療計画に余裕を持って取り組む必要があります。

4.3. 適用部位の制限

全セラミッククラウンは非常に高い強度を持っていますが、特に大きな力がかかる部位では適用に制限があることがあります。例えば、奥歯においては、ジルコニアなどのより強固なセラミックが選ばれることが多いです。治療部位や噛み合わせの状態によっては、他の素材との組み合わせが推奨されることがあります。

4.4. 一部の治療には不向き

セラミッククラウンは優れた審美性を持つ一方で、硬すぎて他の歯を傷つける可能性があるため、一部の治療には不向きな場合もあります。また、歯の削りすぎや不適切な調整が行われると、隙間から虫歯が発生するリスクがあるため、専門の歯科医師による適切な施術が重要です。

5. 全セラミッククラウンの治療プロセス

全セラミッククラウンの治療プロセスは、以下のステップで進行します。

5.1. 初期診察と相談

最初に歯科医師とカウンセリングを行い、治療の目的や希望を伝えます。口腔内の状態を確認し、適切な治療計画を立てます。この段階で、全セラミッククラウンのメリットやデメリットについても詳しく説明を受けることができます。

5.2. 型取り

治療に必要な精密な型取りを行います。これにはデジタル技術を用いた方法もあり、より正確な型取りが可能です。型取りの結果を基に、全セラミッククラウンの製作が開始されます。

5.3. 仮歯の装着

型取りの後、仮歯を装着します。仮歯は治療が完了するまでの間、機能的な歯を提供します。仮歯の状態で噛み合わせや見た目を確認し、最終的なクラウンの調整を行います。

5.4. クラウンの製作

全セラミックのクラウンを製作します。これには数日から数週間がかかることがあります。製作過程では、セラミック材の選定や色合いの調整が行われます。

5.5. 最終調整と装着

完成した全セラミッククラウンを口内に装着し、噛み合わせや見た目の最終調整を行います。適切なフィット感と美しい仕上がりを確認し、治療が完了します。

6. 全セラミッククラウンのメンテナンス

全セラミッククラウンの寿命を延ばすためには、適切なメンテナンスが必要です。以下の点に注意して、全セラミッククラウンを長持ちさせましょう。

6.1. 毎日の歯磨き

歯並び気になる女性

全セラミッククラウンの表面は滑らかで汚れが付きにくいですが、周囲の歯や歯茎の健康を保つために、毎日の歯磨きとフロスの使用が推奨されます。特にクラウンと歯との境目の部分は注意してケアすることが重要です。

6.2. 定期的な歯科検診

定期的な歯科医師によるチェックアップを受けることで、クラウンの状態を確認し、問題があれば早期に対応します。定期検診により、クラウンの維持管理や口腔内の健康状態を把握することができます。

6.3. 適切な食生活

硬い食べ物や酸性の飲み物は、全セラミッククラウンに影響を与える可能性があるため、食生活の見直しも大切です。例えば、硬い食べ物を避けることで、クラウンの破損や磨耗を防ぐことができます。

7. まとめ

全セラミッククラウンは、その優れた審美性と高い耐久性から、多くの患者さんに支持されています。金属を使用しないため、生体親和性も高く、口内の健康を保ちやすいのが特徴です。しかし、治療にかかるコストや製作時間、適用部位に制限があることも考慮する必要があります。

全セラミッククラウンを選ぶ際は、専門の歯科医師としっかり相談し、自分に最適な治療方法を選ぶことが重要です。信頼できる歯科医院で専門のアドバイスを受け、あなたの笑顔と口腔の健康を長く保つために、最適な治療法を見つけましょう。


審美歯科治療・ホワイトニングなら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・ホワイトニングのイナグマ歯科までご相談ください。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

審美歯科のページ→click here
セラミック治療のページ→click here
ホームホワイトニングのページ →click here
嚙み合わせ2のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年09月14日 23:49

歯科治療で使用するジルコニアとは?メリットや値段も解説!

zirconia teeth

目次

1. 歯科治療で使用するジルコニアとは?
2. ジルコニアのメリット
2-1. 強度や耐久性に優れている
2-2. 虫歯の再発予防になる
2-3. 審美性に優れている
2-4. 変色が起こりにくい
2-5. 身体に優しい
2-6. 幅広い治療で利用できる
3. ジルコニアのデメリット
3-1. 自由診療になる
3-2. 噛み合う歯を傷つけるリスクがある
3-3. 他のセラミック素材よりも審美性に劣る
4. ジルコニアとオールセラミックの違い
4-1. 強度と耐久性
4-2. 審美性
5. ジルコニアの値段
6. まとめ


こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」です。
セラミック治療は、詰め物や被せ物を目立たないように作成でき、虫歯の再発予防効果も高いなどメリットの多い歯科治療です。セラミックには複数の種類があり、その中のひとつにジルコニアが存在します。
ジルコニアにはどのような特徴があり、オールセラミックとはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、歯科治療で使用するジルコニアのメリットやデメリット、費用などを解説します。

1. 歯科治療で使用するジルコニアとは?

ジルコニアの歯
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれる素材です。装飾品のイメージがあるかもしれませんが、歯科においてはセラミックやインプラントなどの治療で使用されています。
ジルコニアが人工ダイヤモンドと呼ばれる理由は、ダイヤモンドのような丈夫さと美しさを兼ね備えているからです。セラミックにはさまざまな素材がありますが、ジルコニアは圧倒的に丈夫な素材とされています。
歯には食べ物を噛む際に大きな負荷がかかるため、丈夫なジルコニアは詰め物・被せ物に使用されることが多いです。また、審美性も高いことから保険診療の銀歯よりも目立ちにくいという理由で選ぶ方もいるでしょう。

2. ジルコニアのメリット

ジルコニアのメリット
歯科治療においてジルコニアを選ぶことにはどんなメリットがあるのでしょうか。

2-1. 強度や耐久性に優れている

どの種類のセラミックもある程度の強度や耐久性を備えていますが、ジルコニアはセラミックの中でももっとも強度と耐久性に優れています。強い噛む力に耐えることができるため、奥歯の治療に使用することも可能でしょう。
また、歯ぎしりや食いしばりなど、歯へ強い負担がかかる癖がある場合もジルコニアが選ばれます。

2-2. 虫歯の再発予防になる

詰め物・被せ物の治療では、再発予防が非常に重要です。金属の素材は口腔内で唾液に長年晒されていると、素材が溶け出してしまいます。元の歯との間に隙間が生じ、そこから細菌が侵入して虫歯が再発するリスクがあります。
一方で、ジルコニアは経年劣化による変形が起こりにくい素材です。元の歯にピッタリと密着するため、虫歯が再発するリスクを軽減できます。

2-3. 審美性に優れている

ジルコニアには、天然歯のような白さと透明感があります。オールセラミックなどと比較するとジルコニアは審美性に劣るといわれていましたが、技術の進化によって天然歯に近い色に調整できるようになっています。
そのため、天然歯に近い自然な仕上がりが期待できます。また、汚れが付着しにくいため、長く使用しても綺麗な状態を維持しやすいです。

2-4. 変色が起こりにくい

金属を長く使用していると、素材が溶け出して歯茎が着色されるメタルタトゥーが起こるリスクがあります。歯茎が黒っぽく着色されるため、見た目の印象に影響を与えるでしょう。
メタルタトゥーは歯磨きなどでは落とすことができず、レーザーやピーリングによる治療が必要です。
ジルコニアは金属ではないので、歯茎が着色される心配はありません。

2-5. 身体に優しい

ジルコニアは金属のように長年の使用により素材が溶け出すことはなく、身体に優しい素材です。金属の素材は長年の使用で素材が溶け出し、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。
ジルコニアはメタルフリーなので金属アレルギーの心配は必要ありません。安全に長期間使用することができます。

2-6. 幅広い治療で利用できる

ジルコニアは、詰め物や被せ物、インプラントやブリッジなど、人工歯の素材として使用されています。歯科治療では強度の高さは非常に重要なので、ジルコニアは幅広い治療に使用可能です。
上述しましたが非常に硬度が高いので、どの部位の治療にも使用できるでしょう。

3. ジルコニアのデメリット

ジルコニアのデメリット
歯科治療でジルコニアを使用すると多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。デメリットについても理解し、素材選びを行いましょう。

3-1. 自由診療になる

ジルコニアによる歯科治療には保険が適用されず、自由診療になります。そのため、治療費は患者さまの全額負担です。
銀歯は保険診療で保険が適用されるため、比較すると費用は高くなります。治療費を抑えたいと考える方にとってはデメリットになるでしょう。

3-2. 噛み合う歯を傷つけるリスクがある

ジルコニアは非常に硬度が高い素材です。天然歯よりも硬いため、噛み合う天然歯を傷つけるリスクがあることは理解しておかなければなりません。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方や、奥歯への使用も可能ですが、天然歯の状態も定期的に確認する必要があるでしょう。

3-3. 他のセラミック素材よりも審美性に劣る

ジルコニアは他のセラミック素材に比べると、白さや透明感などの審美性が劣るといわれています。特に、100%セラミックでできたオールセラミックと比較すると、天然歯と自然に調和しないかもしれません。
しかし、じっくり見ないと分からない程度の場合が多いです。人から見えやすい前歯に使用しても問題ないと考える方も少なくありません。

4. ジルコニアとオールセラミックの違い

ジルコニアとオールセラミックを比較する人
ジルコニアもセラミックの一種ですが、オールセラミックとは異なる素材です。オールセラミックは名前の通り、セラミックのみで作られた詰め物・被せ物です。
ジルコニアとオールセラミックでは、次のような違いがあります。

4-1. 強度と耐久性

ジルコニアは、人工ダイヤモンドと呼ばれるほどの強度と耐久性を持っています。複数あるセラミックの種類の中でも、強度の高さは際立っています。
一方で、オールセラミックは同じセラミックでも強度や耐久性がジルコニアに比べると劣ります。そもそもセラミックは陶器の素材なので、オールセラミックの場合は強い衝撃を受けると割れるリスクがあります。
強度と耐久性で考えると、ジルコニアのほうがオールセラミックより優れているといえるでしょう。

4-2. 審美性

セラミックは、天然歯に近い白さや透明感、ツヤを兼ね揃えた素材です。オールセラミックのように全てをセラミックだけで作れば、白さや透明感などを天然歯のように美しく仕上げることが可能です。
一方で、ジルコニアも審美性は決して低くはないものの、オールセラミックに比べると劣ってしまいます。前歯などの目立つ部分の治療の場合、オールセラミックを選択したいと考える方は多いかもしれません。

5. ジルコニアの値段

ジルコニアの値段を計算






セラミック治療の費用相場は、詰め物(インレー)で1本4~8万円、被せ物(クラウン)で1本8~18万円です。
しかし、ジルコニアは強度が非常に高く加工が難しいため、値段が高くなる傾向にあります。自由診療なので実際の費用は歯科医院によって異なりますが、相場は以下のとおりです。

・詰め物:1本5~10万円
・被せ物:1本10~20万円
 
ジルコニアやセラミックを検討している方は、一度歯科医院に相談してみると良いでしょう。いくつかの歯科医院で相談して見積もりをもらい、ご自身の予算や希望を考慮して、治療を受ける歯科医院を決定してください。
また、セラミック治療には保証が設けられていることが多いです。保証内容や期間も歯科医院によって異なるので、ジルコニア自体の費用だけでなく、保証内容なども確認しておくと良いでしょう。

6. まとめ

ジルコニアの歯にした女性



歯科治療で使用するジルコニアは、セラミックの中でも非常に強度が高いという特徴があります。奥歯など、咬合力が強く詰め物・被せ物が割れやすい部位には、ジルコニアを選択すると破損のリスクを抑えられるでしょう。
人工ダイヤモンドと呼ばれるほど硬い素材なので、歯にかかる強い負荷にも耐えられる可能性が高いです。
治療する箇所やご自身の希望・予算も考慮しながら、歯科医師に相談して治療で使用する素材を決めましょう。
ジルコニアによる治療を検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、審美歯科治療、セラミック治療に特に注力しながら、虫歯・歯周病治療、顎関節症治療、口腔がん検診など、さまざまな診療を行っています。
ホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。
岡山大学 歯学博士
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
稲熊尚広
2024年09月12日 12:00

歯医者が教える!セラミック歯の寿命を延ばす口腔ケアのポイント

セラミック歯

名古屋市天白区の歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
セラミック歯はその美しさと耐久性から多くの歯科治療に利用されていますが、セラミック歯の寿命や性能は、単に歯科医の技術や材料の質だけでなく、口腔内の状況にも大きく依存します。この記事では、セラミック歯の寿命に影響を与える口腔内のさまざまな要因について詳しく解説し、長期間にわたってセラミック歯を維持するためのヒントを提供します。

監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

  1. 口腔内の健康状態がセラミック歯に与える影響

    • 1-1. 歯茎の健康
      • 歯茎の炎症(歯周病)の影響
      • 歯茎の退縮による問題
      • 定期的な歯科検診と口腔ケアの重要性
    • 1-2. 歯の位置と咬み合わせ
      • 不正咬合がセラミック歯に与える影響
      • 歯ぎしりや食いしばりの影響
      • 咬み合わせの調整と対策
  2. 日常的な口腔ケア

    • 2-1. ブラッシング
      • セラミック歯とその周囲の適切なブラッシング方法
    • 2-2. フロスの使用
      • デンタルフロスやインターデンタルブラシの効果
  3. 食生活の影響

    • 3-1. 砂糖の摂取を控える
      • 糖分がセラミック歯に及ぼす影響
    • 3-2. 硬い食べ物の摂取に注意
      • 硬い食べ物がセラミック歯に与える負担
  4. 定期的な歯科検診

    • 4-1. 定期的なチェックアップ
      • セラミック歯の状態を確認するためのチェックアップの重要性
    • 4-2. メンテナンスとクリーニング
      • プロフェッショナルによるメンテナンスとクリーニングの役割
    • 4-3. トラブルの早期対応
      • 痛みや違和感、破損や欠損の早期対応
  5. 歯科治療の全体的なアプローチ

    • 5-1. 包括的な治療計画
      • 口腔全体の健康を考慮した治療計画の重要性
    • 5-2. 歯科医とのコミュニケーション
      • 治療方針やケア方法についての理解と相談
  6. まとめ

    • セラミック歯の寿命に影響を与える要因
    • 適切なケアと対策によるセラミック歯の長寿命の実現

 

1. 口腔内の健康状態

女性歯科医師

1-1. 歯茎の健康

歯茎の健康は、セラミック歯の寿命に直接影響を与える重要な要因です。歯茎が健康でない場合、以下のような問題が発生する可能性があります:

  • 歯茎の炎症(歯周病):歯周病が進行すると、歯茎が炎症を起こし、セラミック歯の周囲に感染が広がることがあります。これにより、セラミック歯の適合が悪くなり、寿命が短くなる可能性があります。
  • 歯茎の退縮:歯茎が退縮すると、セラミック歯の周囲に隙間ができ、細菌の侵入を許すことになります。これが進行すると、セラミック歯の接着が不完全になり、問題が生じることがあります。

定期的な歯科検診と口腔ケアを行い、歯茎の健康を維持することが重要です。歯科医による歯周病の予防と治療が、セラミック歯の長寿命を確保するために必要です。

1-2. 歯の位置と咬み合わせ

歯の位置や咬み合わせも、セラミック歯の寿命に影響を与えます。正しい咬み合わせが保たれていないと、以下のような問題が発生する可能性があります:

  • 不正咬合:歯の位置や咬み合わせが不適切であると、セラミック歯に過度な力がかかり、破損や摩耗の原因となります。
  • 歯ぎしりや食いしばり:歯ぎしりや食いしばりがある場合、セラミック歯に過度な負担がかかり、早期に損傷する可能性があります。

咬み合わせの問題や歯ぎしりを防ぐために、定期的に歯科医に相談し、適切な治療や対策を講じることが重要です。

 

2. 日常的な口腔ケア

zirconia teeth woman

日常的な口腔ケアは、セラミック歯の寿命を保つために不可欠です。以下のポイントに注意して、口腔内を清潔に保ちましょう:

  • ブラッシング:セラミック歯とその周囲を適切にブラッシングすることで、プラークや食べ物の残りを取り除き、虫歯や歯周病を予防します。柔らかいブラシを使用し、優しく磨くことが推奨されます。
  • フロスの使用:歯とセラミック歯の間に残った食べ物やプラークを取り除くために、デンタルフロスやインターデンタルブラシを使用します。これにより、歯とセラミック歯の間の健康を維持できます。

3. 食生活の影響

食生活も口腔内の健康に影響を与える重要な要素です。以下のポイントに注意して、健康的な食生活を心がけましょう:

  • 砂糖の摂取を控える:砂糖は虫歯の原因となるため、糖分の多い食べ物や飲み物の摂取を控え、バランスの取れた食事を心がけます。
  • 硬い食べ物の摂取に注意:硬い食べ物やガムなどは、セラミック歯に負担をかけることがあります。食べ物の種類や食べ方に注意し、過度な力をかけないようにしましょう。

 

4. 定期的な歯科検診

歯科検診

定期的な歯科検診は、セラミック歯の寿命を維持するために重要です。以下の点に注意しましょう:

  • 定期的なチェックアップ:セラミック歯の状態を定期的にチェックし、問題がないか確認します。歯科医が早期に問題を発見し、適切な対策を講じることができます。
  • メンテナンスとクリーニング:プロフェッショナルによるクリーニングやメンテナンスを受けることで、セラミック歯の周囲のプラークや歯石を取り除き、口腔内の健康を保ちます。

トラブルの早期対応

トラブルの早期対応も重要です。以下のような症状がある場合は、早めに歯科医に相談しましょう:

  • 痛みや違和感:セラミック歯に痛みや違和感がある場合、問題が発生している可能性があります。早期に対応することで、治療の範囲を限定し、長期間の使用が可能です。
  • 破損や欠損:セラミック歯が破損したり欠けたりした場合は、すぐに歯科医に相談し、修理や交換を行うことが必要です。

 

5. 歯科治療の全体的なアプローチ

セラミック歯を含む歯科治療は、口腔全体の健康を考慮して行う必要があります。以下の点を考慮し、全体的なアプローチを取ることが推奨されます:

  • 包括的な治療計画:セラミック歯の治療だけでなく、口腔内全体の健康状態を考慮した治療計画を立てることが重要です。これにより、長期間にわたって口腔の健康を維持できます。
  • 歯科医とのコミュニケーション:歯科医とのコミュニケーションを密にし、治療方針やケア方法について理解を深めることが重要です。疑問や不安があれば、積極的に相談しましょう。

 

5. まとめ

セラミック歯の寿命には、口腔内のさまざまな状況が大きな影響を与えます。歯茎の健康、咬み合わせ、日常的な口腔ケア、食生活、定期的な歯科検診などが、セラミック歯の性能と寿命を左右します。これらの要因を理解し、適切に対処することで、セラミック歯を長期間にわたって健康に保つことができます。

もしセラミック歯について質問や疑問がある場合は、信頼できる歯科医に相談し、最適な治療とケアを受けることが重要です。口腔内の健康を維持することで、セラミック歯の長寿命を実現し、美しい笑顔を長く保つことができるでしょう。
 

審美歯科治療・ホワイトニングなら名古屋市天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・ホワイトニングのイナグマ歯科までご相談ください。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →click here

審美歯科のページ→click here
セラミック治療のページ→click here
ホームホワイトニングのページ →click here
嚙み合わせ2のページ →click here
歯科定期検診 →click here

2024年08月29日 00:08

歯医者が解説!ジルコニアと天然歯の摩耗問題と対策

セラミック歯

名古屋 天白区の歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

目次

1.ジルコニアの特性と利点
1-1. ジルコニアとは?基本的な知識 1-2. ジルコニアの強度と耐久性 1-3. ジルコニアの審美性とその他の利点

2.天然歯の特性と特徴
2-1. 天然歯の構造と強度 2-2. 天然歯の摩耗と影響要因 2-3. 天然歯のメンテナンスとケア

3.ジルコニアと天然歯の相互作用
3-1. ジルコニアが天然歯に与える影響 3-2. 天然歯がジルコニアに与える影響 3-3. 対合歯としてのジルコニアの使用による問題点
4.ジルコニア使用時の摩耗問題と対策 4-1. ジルコニアによる天然歯の摩耗メカニズム 4-2. 摩耗を防ぐための対策 4-3. 使用する際の推奨事項と注意点

1. ジルコニアの特性と利点

1-1. ジルコニアとは?基本的な知識
ジルコニア

ジルコニアは、歯科治療において最も革新的かつ人気のあるセラミック素材の一つです。正式にはジルコニウム酸化物(ZrO₂)と呼ばれ、その高い強度と耐久性から「人工ダイヤモンド」とも称されます。ジルコニアは、特に耐食性、耐熱性、そして生体適合性が非常に優れており、歯科インプラントやクラウンの素材として広く使用されています。その白く美しい外観は天然歯に非常に近く、審美的な要求を満たすことができます。

1-2. ジルコニアの強度と耐久性

ジルコニアは、他のセラミック材料に比べて圧倒的な強度を誇ります。例えば、モース硬度のスケールでは、ジルコニアは、天然ダイヤモンドに次ぐ硬さです。これにより、噛み合わせが強い奥歯や、耐久性が必要な歯科補綴物に最適です。また、ジルコニアは長期間にわたって使用しても、その形状や色合いが変化しにくいため、患者にとって長期的に安定した結果を提供できます。


1-3. ジルコニアの審美性とその他の利点

ジルコニアの最大の特徴の一つは、その審美性です。ジルコニアは、他のセラミック素材よりも自然な透明感と色調を持ち、天然歯と見分けがつかないほどの美しい仕上がりを提供します。さらに、金属を含まないため、金属アレルギーのリスクがなく、より安全です。また、ジルコニアは非常に滑らかな表面を持ち、プラークや歯垢が付着しにくい特徴があります。このため、ジルコニアを使用した補綴物は、日々のメンテナンスが簡単で、長期的な口腔衛生の維持に役立ちます。【(https://inaguma-sika.com/blog_articles/zirconiaC1.html)】.

  1. まとめ

    ジルコニアは、歯科治療において極めて有用な素材であり、患者の健康と美しさを長期的に保つために不可欠です。強度、耐久性、そして審美性のすべてにおいて優れており、歯科医療の未来を牽引する素材といえるでしょう。定期的なメンテナンスと合わせて使用することで、長期的に健康で美しい歯を維持することが可能です。
     

    2.天然歯の特性と特徴

    2-1. 天然歯の構造と強度
    ホワイトニング

    天然歯は、エナメル質、象牙質、歯髄、そして歯根膜から成り立っています。エナメル質は、人体の中で最も硬い物質であり、歯の表面を覆い、酸や摩擦から保護します。一方、象牙質はエナメル質の内側に位置し、エナメル質よりも柔らかく、歯の色を決定する要素でもあります。歯髄は神経や血管が通っており、歯に栄養を供給し、感覚を司ります。歯根膜は歯根を包み込み、歯を顎骨にしっかりと固定する役割を果たします。これらの構造が連携して、歯は強固でありながらも柔軟性を持つことができ、噛む力をしっかりと受け止めるのです。

    2-2. 天然歯の摩耗と影響要因

    天然歯は日常的な噛む行為や食事、さらには不正な噛み合わせによって徐々に摩耗します。特にエナメル質は酸や摩擦に弱く、酸性飲料の摂取や過度なブラッシングが摩耗を加速させる要因となります。また、歯ぎしりや食いしばりも歯の摩耗を進行させる一因です。これにより、歯が短くなる、感度が高くなる、さらには形状の変化が起こることがあります。摩耗の進行は年齢とともに増加し、早期に適切なケアを行わないと、補綴物が必要になることもあります。

    2-3. 天然歯のメンテナンスとケア

    天然歯を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。まず、適切なブラッシングとフロスによるプラークの除去が基本です。さらに、フッ素を含む歯磨き粉の使用や、歯科医院での定期的なプロフェッショナルクリーニングが推奨されます。また、酸性食品や飲料の摂取を控え、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。さらに、歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、ナイトガードの使用が摩耗防止に有効です。定期的な歯科検診を受けることで、初期段階での問題発見と治療が可能となり、天然歯の健康を長く保つことができます。

    3.ジルコニアと天然歯の相互作用

    3-1. ジルコニアが天然歯に与える影響

    ジルコニアは、その優れた強度と耐摩耗性から、歯科材料として広く使用されています。ジルコニアクラウンやブリッジは、天然歯に比べて非常に硬く、圧縮強度も高いです。このため、ジルコニアが対合する天然歯に接触する際、その硬さゆえに天然歯がすり減るリスクがあります。特に、咬合力が強い場合や、歯ぎしりなどの癖がある患者では、ジルコニアが天然歯のエナメル質にダメージを与え、徐々にすり減らしてしまうことがあります。このすり減りは、エナメル質が薄くなることで、さらなる歯のダメージや過敏症の原因となる可能性があります。

    3-2. 天然歯がジルコニアに与える影響
    はぎしり_

    一方で、天然歯がジルコニアに与える影響についても考慮する必要があります。ジルコニアは非常に硬いため、天然歯がジルコニアクラウンと接触しても、通常の状況ではジルコニアに対して大きな損傷を与えることはほとんどありません。しかし、咬合の不整合や、異常な咬合力がかかる場合、ジルコニアの表面に微小なクラックやチッピングが発生する可能性があります。特に、ジルコニアのクラウンやブリッジが薄い場合、このリスクが高まることがあります。このような損傷は、ジルコニア修復物の寿命を短くする要因となり得ます。

    3-3. 対合歯としてのジルコニアの使用による問題点

    ジルコニアが対合歯として使用される際に問題となるのは、その硬度と摩耗性です。ジルコニアは耐摩耗性に優れる一方で、対合する天然歯や他の修復物に対して過度の摩耗を引き起こす可能性があります。これは特に、全顎的にジルコニアを使用する場合や、複数のジルコニア修復物が対合する場合に顕著です。また、ジルコニアの硬さにより、患者の咬合感が変わり、長期間の使用によって咬合面が変形することも考えられます。

    さらに、ジルコニアと天然歯の間に発生する微小な摩耗や損傷は、見た目に影響を及ぼすだけでなく、噛み合わせの不具合や不快感を引き起こす可能性があります。このため、ジルコニアの修復物を使用する際には、適切な設計と調整が必要であり、歯科医師と患者の間での慎重な計画が求められます。
     

    4.ジルコニア使用時の摩耗問題と対策

    4-1. ジルコニアによる天然歯の摩耗メカニズム

    ジルコニアは、歯科修復物として非常に優れた特性を持つ材料です。特にその高い強度と耐摩耗性により、クラウンやブリッジの材料として広く使用されています。しかし、その強度ゆえに、対合歯となる天然歯がジルコニアによって摩耗する可能性があります。

    摩耗メカニズムを理解するには、まずジルコニアの物理的特性を知る必要があります。ジルコニアは非常に硬く、咬合力が加わるとその硬度が対合する天然歯のエナメル質を削り取ることがあります。特に、歯ぎしりや噛みしめる癖のある患者では、ジルコニアが天然歯に対して摩耗を引き起こすリスクが高くなります。この摩耗は、エナメル質の表面が薄くなり、さらなる摩耗を引き起こす負の連鎖を生む可能性があります。

    さらに、ジルコニアの表面の滑らかさや咬合面の設計も摩耗に影響を与える要因です。ジルコニアの表面が粗い場合、天然歯との接触時に摩擦が増加し、摩耗が加速することがあります。また、咬合面が不適切に設計されている場合、局所的に強い圧力がかかり、特定の部位が過度に摩耗することが考えられます。

    4-2. 摩耗を防ぐための対策
    ジルコニア

    ジルコニアによる天然歯の摩耗を防ぐためには、いくつかの対策が必要です。まず、ジルコニア修復物の設計段階で摩耗リスクを最小限に抑えることが重要です。具体的には、以下のような対策が考えられます。

    1. ジルコニアの表面加工

    ジルコニアの表面を滑らかに加工することで、天然歯との摩擦を減少させることができます。特に、高度な研磨技術を用いることで、ジルコニア表面を鏡面のように滑らかにすることが可能です。これにより、咬合時の摩耗を大幅に軽減することができます。

    2. 咬合面の設計と調整

    ジルコニア修復物の咬合面は、患者の咬合状態に適した設計が求められます。特に、局所的に強い圧力がかからないようにするための調整が必要です。これにより、特定の部位が過度に摩耗することを防ぎ、全体的な咬合バランスを保つことができます。

    3. 歯ぎしり対策

    歯ぎしりや噛みしめの癖がある患者には、ナイトガードの使用を推奨することが効果的です。ナイトガードは、ジルコニアと天然歯の間にクッションを提供し、直接的な摩耗を防ぐ役割を果たします。

    4. 定期的なメンテナンスとフォローアップ

    ジルコニア修復物を使用する患者には、定期的な歯科検診とメンテナンスが重要です。定期的なフォローアップにより、摩耗の進行状況を早期に発見し、必要に応じて対策を講じることができます。

    4-3. 使用する際の推奨事項と注意点

    セラミック歯_

    ジルコニアを対合歯として使用する際には、いくつかの推奨事項と注意点を考慮する必要があります。

    1. 適切な患者選択

    ジルコニア修復物はすべての患者に適しているわけではありません。特に、歯ぎしりがひどい患者や、咬合力が異常に強い患者には、慎重な対応が必要です。このような場合には、ジルコニア以外の材料を検討することも選択肢の一つです。

    2. 摩耗のリスクを理解する

    ジルコニアを使用する際には、患者に対して摩耗のリスクを十分に説明し、理解してもらうことが重要です。患者が摩耗のリスクを理解し、日常生活で注意することで、摩耗の進行を抑えることが可能です。

    3. 定期的なフォローアップの推奨

    ジルコニア修復物を長期間使用する場合、定期的なフォローアップを欠かさないようにすることが重要です。定期的な検診により、摩耗の進行状況をモニタリングし、必要に応じて修正や再調整を行うことで、ジルコニア修復物の寿命を延ばすことができます。

    4. 代替材料の検討

    ジルコニアが対合歯に与える影響が懸念される場合、代替材料の検討も必要です。例えば、エナメル質に対してより優しいセラミックやレジンなどの材料を使用することで、摩耗のリスクを低減することができます。材料の選択は、患者の個別の状況に応じて行うべきです。

    嚙み合わせ治療なら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・嚙み合わせ治療・審美歯科治療のイナグマ歯科までご相談ください。
    監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

    イナグマ歯科の予約  →click here

    審美歯科のページ→click here
    セラミック治療のページ→click here
    嚙み合わせのページ →click here
    嚙み合わせ2のページ →click here
    歯科定期検診 →click here

2024年08月08日 02:23

ジルコニアと天然歯の摩耗リスクとは?

女性

名古屋市天白区の歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。
監修  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

「ジルコニアの対合歯である天然歯は、ジルコニアですり減る、削れてしまう?」というテーマに皆様にご説明いたします。そのPart1です。

目次
  1. ジルコニアと天然歯の概要
    1‐1. ジルコニアの特性と利点
    1-2. 天然歯の特性
  2. 対合歯とは?
    2‐1. 対合歯の定義と役割
    2‐2. ジルコニアと対合歯の関係
  3. ジルコニアの特性と利点
    3‐1. ジルコニアとは?基本的な知識
    3‐2. ジルコニアの強度と耐久性
    3‐3. ジルコニアの審美性とその他の利点

1. ジルコニアと天然歯の概要
はぎしり_

1-1. ジルコニアの特性と利点

ジルコニア(ジルコニウム酸化物、ZrO₂)は、歯科治療において革新的な材料として注目されています。ジルコニアはその高い強度、優れた耐久性、そして審美性により、インプラントやクラウン、ブリッジなどの補綴物に広く使用されています。この材料はセラミックの一種であり、その結晶構造は非常に密であるため、力学的特性が高いことが特徴です。

高い強度と耐久性

ジルコニアの最大の特徴の一つはその高い強度です。ジルコニアは非常に高い圧縮強度を持ち、約1200 MPa(メガパスカル)に達することがあります。この強度は、従来のセラミック材料の約2倍の強度であり、強い咬合力に耐える能力があります。ジルコニアの強度は、特に咬合力が強い部位での使用に適しています。また、ジルコニアは摩耗や変形に対して非常に耐性が高く、長期間使用しても形状や機能を維持することができます。

優れた審美性

ジルコニアは、自然な歯の色に非常に近い色調を持っており、審美的な補綴物として非常に人気があります。ジルコニアの色調調整により、患者の自然な歯の色にマッチする補綴物を作成することができます。さらに、ジルコニアは一定の光透過性を持っており、自然な歯の質感を再現することが可能です。

生体適合性

ジルコニアは生体適合性が高く、体内での反応が少ないため、アレルギーや炎症のリスクが低いです。これは、ジルコニアが体内での安全性が高い材料であることを示しており、長期的に安定して使用できる材料であることを意味します。

1-2. 天然歯の特性

天然歯は、その構造と機能において独自の特性を持っています。天然歯は以下の三層から構成されており、それぞれが異なる役割を果たしています:

エナメル質

エナメル質は、歯の外側にある非常に硬い層で、主にカルシウムとリン酸から成り立っています。エナメル質は咀嚼時の圧力を支える役割を果たし、高い硬度で歯を保護します。しかし、エナメル質は再生しないため、摩耗や損傷が生じると自然に回復することはありません。

象牙質

象牙質はエナメル質の内側にあり、歯の強度と感覚機能を提供します。象牙質は比較的弾力性があり、エナメル質と共に咀嚼力を分散させる役割を果たします。また、象牙質は神経繊維を含んでおり、痛みや温度の変化に対する感覚を提供します。

歯髄

歯髄は歯の中心部にあり、神経や血管を含んでいます。歯髄は歯の栄養供給と感覚機能を担っており、歯の健康維持に重要です。歯髄が感染や損傷を受けると、歯の痛みや機能不全を引き起こすことがあります。

天然歯はその構造上、咀嚼力に耐えるように設計されており、磨耗にもある程度耐性を持っています。しかし、年齢や食生活、口腔ケアによっては、摩耗や破損が生じることもあります。

2. 対合歯とは?
対合歯

2-1. 対合歯の定義と役割

対合歯とは、上下の歯の中で互いに接触する歯を指します。上顎の歯と下顎の歯が噛み合う部分で、咬合において重要な役割を果たします。対合歯の役割は以下の通りです:

咀嚼機能の維持

対合歯は食物を効果的に咀嚼するための力を分散させ、均等に力を加えます。これにより、食物が適切に砕かれ、消化が助けられます。咀嚼機能が正常に働くことで、消化器系の健康も保たれます。

歯の位置保持

上下の対合歯は、歯の位置を安定させ、歯列の正常な配列を維持します。対合歯が正常に接触していることで、歯列が正しい位置に保たれ、歯の移動や歯列の乱れを防ぐことができます。

顎関節の保護

正しい咬合は顎関節への過剰な負担を防ぎ、顎の健康を保つのに重要です。対合歯の適切な接触によって、顎関節のストレスが分散され、顎関節症や顎の痛みを防ぐことができます。

2-2. ジルコニアと対合歯の関係

ジルコニア補綴物を使用する場合、その対合歯となる天然歯との相互作用が問題になります。ジルコニアは非常に硬いため、天然歯のエナメル質よりも高い硬度を持ちます。これにより、以下のような懸念が生じることがあります:

ジルコニアの硬度

ジルコニアの硬度は非常に高く、これは天然歯のエナメル質に対しても圧倒的です。このため、ジルコニアと対合する天然歯に対して摩耗を引き起こす可能性があります。ジルコニアの硬度が高いため、長期間使用することで天然歯のエナメル質が摩耗する可能性があるため、補綴物の選定や設計には慎重さが求められます。

天然歯の摩耗

ジルコニアと対合する天然歯が長期間にわたり摩耗することがあります。特に、強い咬合力を受ける部位での使用が続くと、天然歯のエナメル質が削れることがあります。これにより、歯の強度が低下し、将来的に追加の治療が必要になることがあります。

3. ジルコニアの特性と利点

ジルコニア(ジルコニウム酸化物、ZrO₂)は、近年の歯科補綴物において非常に重要な役割を果たしている材料です。ジルコニアは、その特性と利点によって、歯科治療における選択肢として広く受け入れられています。以下では、ジルコニアの基本的な知識から始まり、その強度、耐久性、審美性、そしてその他の利点について詳しく解説します。

3-1. ジルコニアとは?基本的な知識
セラミック歯_

ジルコニアの基本概念

ジルコニアは、ジルコニウムという元素の酸化物であり、化学式はZrO₂です。これはセラミック材料の一種で、歯科補綴物において非常に高い強度と耐久性を持つことで知られています。ジルコニアは、天然の鉱物であるジルコニウムを高温で酸化することによって生成されます。このプロセスによって、ジルコニアは非常に硬い結晶構造を持ちます。

ジルコニアの種類と製造方法

ジルコニアにはいくつかの異なる形式があります。歯科領域で使用される主な形式は以下の通りです:

  • ホワイトジルコニア:非常に高い強度を持ち、比較的高い審美性を備えています。主にクラウンやブリッジの補綴物として使用されます。
  • カラージルコニア:より自然な見た目を実現するために、色調が調整されたジルコニアです。特に前歯などの審美的な部位に使用されます。

ジルコニアは、一般的にセラミック焼結技術を用いて製造されます。これは、ジルコニア粉末を高温で焼成し、固体のブロックやシートに変えるプロセスです。このプロセスにより、ジルコニアの強度と耐久性が高まります。

ジルコニアの適用範囲

ジルコニアは歯科補綴物の中で非常に多用途です。主な適用範囲には以下が含まれます:

  • クラウン:歯の上に被せるカバーとして使用され、歯の保護と機能回復を目的とします。
  • ブリッジ:失われた歯を補うために、隣接する歯に接続された補綴物です。
  • インプラント:人工の歯根として顎骨に埋め込み、その上にクラウンを取り付けます。

3-2. ジルコニアの強度と耐久性
ジルコニア

ジルコニアの力学的特性

ジルコニアは、その高い強度で特に注目されています。以下はジルコニアの主要な力学的特性です:

  • 圧縮強度:ジルコニアは圧縮強度が非常に高く、約1200 MPa(メガパスカル)に達することがあります。これは、従来のセラミック材料の約2倍の強度であり、強い咬合力に耐えることができます。
  • 引張強度:引張強度も高く、歯科補綴物としての安全性と長寿命を提供します。
ジルコニアの耐久性

ジルコニアは耐久性に優れており、長期間にわたって安定した性能を発揮します。以下はその耐久性に関連する特性です:

  • 摩耗耐性:ジルコニアは非常に硬いため、摩耗や変形に対して耐性があります。これにより、長期間使用しても形状や機能が保持されます。
  • 化学的安定性:ジルコニアは酸やアルカリに対して非常に安定しており、口腔内の様々な環境に対して耐性を持ちます。
ジルコニアの疲労強度

ジルコニアは繰り返しの咬合力や圧力に対しても高い疲労強度を持っています。これにより、日常的な咀嚼や食物摂取によっても、破損や劣化が起こりにくいです。

3-3. ジルコニアの審美性とその他の利点

ジルコニアの審美性

ジルコニアはその審美性が高く、自然な歯に近い外観を持っています。以下の特性が審美性を高めています:

  • 色調の調整:ジルコニアは色調を調整することで、自然な歯の色に非常に近い補綴物を作成できます。これにより、補綴物が目立たず、見た目が非常に自然になります。
  • 光透過性:ジルコニアはある程度の光透過性を持っており、歯の色や質感をより自然に再現できます。
ジルコニアの他の利点

ジルコニアの使用には以下のような追加的な利点もあります:

  • 生体適合性:ジルコニアは生体適合性が高く、アレルギー反応や炎症を引き起こすリスクが低いです。
  • 修復が容易:ジルコニアの補綴物は、必要に応じて修復や再製作が比較的容易であり、患者にとって負担が少なくなります。
  • 維持管理が簡単:ジルコニアの表面は滑らかであるため、プラークやバイオフィルムの付着が少なく、口腔衛生を保ちやすいです。

    嚙み合わせ治療なら名古屋市天白区にある歯医者・歯科・嚙み合わせ治療・審美歯科治療のイナグマ歯科までご相談ください。
    監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

    イナグマ歯科の予約  →click here

    審美歯科のページ→click here
    セラミック治療のページ→click here
    嚙み合わせのページ →click here
    嚙み合わせ2のページ →click here
    歯科定期検診 →click here

2024年08月07日 22:40
イナグマ歯科外観
イナグマ歯科駐車場

イナグマ歯科にお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら >> 052-806-1181
イナグマ歯科
院長 稲熊 尚広(岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 )
所在地 〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114番地
電話番号 052-806-1181
診療時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 12:00 15:15 ~ 18:15
土曜日 9:00 ~ 12:00
休診日 土曜日午後・日曜日・祝日
  日・祝
9:00〜12:00
15:15〜18:15

サイドメニュー

ブログカテゴリ

モバイルサイト

イナグマ歯科スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら