ホームホワイトニングとは?手順とやり方、費用、メリット・デメリット

1. ホームホワイトニングとは
1-1. 他のホワイトニング方法
2. ホームホワイトニングの手順とやり方
2-1. 歯科医院での準備
2-2. 薬剤の受け取りと説明
2-3. 自宅でのホワイトニング
2-4. ホワイトニング後のケア
2-5. 定期的なフォローアップ
3. ホームホワイトニングの費用
4. ホームホワイトニングのメリット・デメリット
4-1. メリット
4-1-1. 自然な仕上がり
4-1-2. 効果が持続しやすい
4-1-3. 自宅で自分のペースで行える
4-1-4. コストパフォーマンスが高い
4-2. デメリット
4-2-1. 即効性がない
4-2-2. 使用方法を守る必要がある
4-2-3. 食事制限が必要
4-2-4. 歯や歯茎に一時的な刺激がある
5. まとめ
こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」です。
白く美しい歯は、多くの人にとって魅力的な笑顔の象徴です。近年、歯の黄ばみやくすみを改善するホワイトニングが一般的になり、特に自宅で手軽に取り組めるホームホワイトニングが注目を集めています。
この記事では、ホームホワイトニングの基本的な手順や費用、さらにはメリットとデメリットについて詳しく解説します。
1. ホームホワイトニングとは

ホームホワイトニングは、歯科医院で作成した専用のマウスピースとホワイトニング剤を使用し、自宅で歯を漂白する方法です。忙しい生活の中でも自分のペースで取り組めるため、時間を有効に活用しながら歯を白くすることが可能です。
徐々に歯を白くしていくため、オフィスホワイトニングに比べて透明感のある自然な仕上がりが期待できます。
一方で、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。また、毎日継続して行うことが重要です。
どの方法でも同様ですが、ホワイトニング直後は歯が一時的に着色しやすくなるため、飲食物には注意が必要です。コーヒーや赤ワイン、カレーなどの着色しやすい飲食物を控えることで、白さを長く維持できるでしょう。
1-1. 他のホワイトニング方法
ホームホワイトニング以外にも、オフィスホワイトニングとデュアルホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングは、歯科医院で行われる施術です。ホームホワイトニングで使用する薬剤よりも漂白効果が高いものを使用できるので、即効性が高いことが特徴です。持続性はホームホワイトニングに劣ることが多いです。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。即効性と持続性を兼ね備えた方法ですが、2つを併用するため費用が高くなる傾向があります。
2. ホームホワイトニングの手順とやり方

ホームホワイトニングは、歯科医師の指導を受けた上で、自宅で自分のペースで進められる歯の漂白方法です。以下に、基本的な手順とやり方を詳しく説明します。
2-1. 歯科医院での準備
ホームホワイトニングを始める際には、まず歯科医院を訪れて準備を整えます。歯科医師が歯の状態を診断し、虫歯や歯周病などの問題がないかを確認します。トラブルがある場合は、ホワイトニングを行う前に治療します。その後、歯型を取って専用のマウスピースを作製します。
2-2. 薬剤の受け取りと説明
マウスピースの完成後、歯科医院でホワイトニング用の専用の薬剤を受け取ります。歯科医師から薬剤の使用方法や適切な量、装着時間について詳しい説明を受けます。2-3. 自宅でのホワイトニング
薬剤とマウスピースを受け取ったら、ご自宅でホワイトニングを実施します。まず、マウスピースの内側に薬剤を適量注入し、マウスピースを装着します。この際、薬剤が歯茎に触れないよう注意しましょう。装着時間は薬剤の濃度や個人の感受性によりますが、通常は1〜2時間程度です。
2-4. ホワイトニング後のケア
ホワイトニングが終わった後は、マウスピースを取り外して口をしっかりすすぎ、残った薬剤を洗い流します。また、マウスピースを流水で丁寧に洗浄し、乾燥させて清潔に保管します。ホワイトニング期間中は、コーヒーや赤ワイン、カレーなど、着色しやすい飲食物を控えることで効果を長持ちさせられます。
2-5. 定期的なフォローアップ
ホームホワイトニングを成功させるには、歯科医師の指導を受けながら進めることが欠かせません。定期的に歯科医院で歯の状態をチェックし、必要に応じて調整やアドバイスを受けることで、理想的な白さを実現できます。フォローアップを怠らず、健康的な白い歯を維持しましょう。
3. ホームホワイトニングの費用

費用は歯科医院や使用する薬剤の種類によって異なります。一般的に2万5,000円から5万円程度が相場とされています。
ただし、効果を十分に得るためには、継続的な使用と適切な管理が欠かせません。ホームホワイトニングを成功させるには、歯科医師の指導を守りながら取り組むことが重要です。
4. ホームホワイトニングのメリット・デメリット

ホームホワイトニングは、自宅で手軽に歯を白くできる方法として、多くの人に利用されています。
しかし、効果的に活用するためには、そのメリットとデメリットを正しく理解することが大切です。ここでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。
4-1. メリット
ホームホワイトニングのメリットは、以下のとおりです。4-1-1. 自然な仕上がり
ホームホワイトニングの特徴は、歯をゆっくりと白くすることで、透明感のある自然な仕上がりを実現できる点です。短期間で劇的な変化をもたらすオフィスホワイトニングと異なり、徐々に歯を白くできるため、ご自身の希望の色に調整しやすいでしょう。極端に白すぎる印象を避けたい人や、周囲に気づかれずに歯を美しくしたい人に選ばれています。また、自分のペースで進められるのも魅力です。
4-1-2. 効果が持続しやすい
ホームホワイトニングは、歯の内部に薬剤が浸透するため白さが長期間維持されるとされています。さらに、オフィスホワイトニングと組み合わせれば、より長く効果を持続させることが可能です。定期的にマウスピースを使用したメンテナンスを行うことで、理想的な白さを保てます。
4-1-3. 自宅で自分のペースで行える
歯科医院に頻繁に通う必要がないため、忙しい方でも取り組みやすい方法といえるでしょう。使用時間を自分のスケジュールに合わせられるため、日常生活に支障をきたすことなく進められます。4-1-4. コストパフォーマンスが高い
初期費用として専用のマウスピース作製に費用がかかりますが、このマウスピースは繰り返し使用できます。そのため、長期的に見るとオフィスホワイトニングより経済的な場合があります。また、通院回数が少ないため、交通費などのコストも抑えられます。4-2. デメリット
ホームホワイトニングのデメリットは、以下のとおりです。4-2-1. 即効性がない
ホームホワイトニングは、数週間から数か月かけて徐々に効果を発揮する方法です。短期間での劇的な変化を求める方には向いていません。特別なイベントに向けて早急に歯を白くしたい場合には、オフィスホワイトニングなど他の選択肢を検討する必要があります。
4-2-2. 使用方法を守る必要がある
効果を最大限に得るには、歯科医師から指導された手順を正確に守る必要があります。例えば、薬剤の使用量や装着時間を誤ると、効果が得られないだけでなく、歯や歯茎に負担がかかる可能性があります。使用後のマウスピースの洗浄や保管にも注意が必要です。
4-2-3. 食事制限が必要
ホワイトニング期間中は、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの色の濃い飲食物を控える必要があります。食事の自由度が一時的に制限される点がデメリットといえます。4-2-4. 歯や歯茎に一時的な刺激がある
ホワイトニング薬剤の濃度や個人差により、歯がしみたり歯茎に軽い刺激を感じる場合があります。これらの症状は一時的なことが多いですが、不快感が強い場合には歯科医師に相談し、適切な対応を取りましょう。5. まとめ

ホームホワイトニングは、歯科医院で作成した専用のマウスピースとホワイトニング剤を使用して、自宅で歯を漂白する方法です。自分のペースで取り組めるため、忙しい方にも選ばれています。
費用は歯科医院や使用する薬剤の種類によって異なります。一般的には、2万5,000円~5万円程度とされています。
透明感のある自然な仕上がりと、持続的な白さがホームホワイトニングのメリットとして挙げられます。即効性がないため、効果を実感するまでに数週間から数か月の継続が必要なことはデメリットでしょう。
ホームホワイトニングを検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「イナグマ歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、審美歯科治療、セラミック治療に特に注力しながら、虫歯・歯周病治療、顎関節症治療、口腔がん検診など、さまざまな診療を行っています。
ホームページはこちら、ネット予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。
岡山大学 歯学博士
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
稲熊尚広
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
稲熊尚広
2025年02月13日 23:55