名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミックならイナグマ歯科

名古屋市天白区の歯医者【イナグマ歯科】は、審美歯科治療、セラミックで評判、おすすめの歯医者です。
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セラミック冠を長持ちさせる方法:歯ぎしり対策と定期メンテナンスの重要性

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名古屋市天白区にある歯医者・歯科・審美歯科・セラミック治療のイナグマ歯科です。
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今回は、セラミック冠を装着したあとセラミック冠を長持ちさせるためには、どうすべきはをお話しします。

目次

  1. はじめに:セラミック冠を長持ちさせるためのポイント

    • セラミック冠の特徴とメリット
    • 長持ちさせるための注意点
  2. 歯ぎしりや食いしばりを防止する方法

    • 歯ぎしり・食いしばりがセラミック冠に与える影響
    • マウスピース・ナイトガードの役割
    • ナイトガードの使用方法と効果
    • マウスピースの種類:カスタムメイド vs 市販品
  3. セラミック冠装着後の適切なメンテナンス方法

    • 定期的な歯科医院でのプロフェッショナルクリーニング
    • 自宅でのセルフケア:適切な歯磨きとフロス
    • 歯科医師による定期検診の重要性
    • セラミック冠の寿命を延ばすために必要なケア
  4. セラミック冠を長持ちさせるために必要な予防策

    • セラミック冠の耐久性を保つための予防歯科治療
    • 歯科クリーニングと歯石取り
    • 咬み合わせの調整
  5. まとめ:セラミック冠のケアで美しい歯を維持する

    • セラミック冠の適切なケアの要点
    • 重要な注意点と最適なメンテナンスの頻度

1.歯ぎしりや食いしばりを防止するマウスピース・ナイトガードをはめる

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セラミック冠を装着した場合は、歯ぎしりや食いしばりを控え、マウスピースを装着するなどの対策をするとよいでしょう。
 歯ぎしりや食いしばりでセラミックに強い力が加わると割れたり欠けたりする恐れがあります。 また、歯が削れて噛み合わせが悪くなることも考えられます。 噛み合わせが悪いこともセラミックが割れる、欠ける原因です。 したがって、歯ぎしりや食いしばりを控えなければなりません。 コントロールが難しい場合は、マウスピースを装着するなどの対策が考えられます。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時に装着するマウスピースであるナイトガードを使用すると効果的です。ナイトガードは歯にかかる直接的な負担を軽減し、セラミックの歯の破損を防ぐことができます。
また、セラミックは衝撃に弱いため、咬み合わせが強いと割れてしまうリスクがあります。このために、マウスピースであるナイトガードを使用すると効果的です。
 

セラミック冠装着後につける歯ぎしりを防止するためのマウスピースは必要

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セラミック冠装着後の歯ぎしりを防止するためには、マウスピース(ナイトガード)の使用が推奨される場合があります。以下にマウスピースについて詳しく説明します:
  • マウスピースの目的: マウスピースは、歯ぎしりや噛みしめを抑えることで、歯やセラミック冠を保護する役割を果たします。また、咬み合わせの調整や筋肉の緊張を緩和し、口腔の快適性を向上させることもあります。

  • マウスピースのカスタムメイドと市販品: マウスピースは、カスタムメイドのものと市販品のものがあります。カスタムメイドのマウスピースは、歯科医師や歯科技工士によって患者の歯型に合わせて作られます。一方、市販品のマウスピースは一般的なサイズや形状で提供されます。

  • カスタムメイドマウスピースの作成プロセス: カスタムメイドのマウスピースを作る場合、まず歯科医師が患者の歯型を取得します。この歯型を基に、歯科技工士がマウスピースを製作します。カスタムメイドのマウスピースは、患者の口腔に正確にフィットし、快適な使用感が得られます。

  • マウスピースの使用方法: マウスピースは通常、就寝時に使用します。歯ぎしりや噛みしめの癖がある場合は、毎晩使用することが推奨されます。マウスピースは清潔に保つため、使用後は適切に洗浄し、乾燥させることが重要です。

  • マウスピースの定期的なメンテナンス: マウスピースは定期的に歯科医師の指示に従って点検し、清潔に保つ必要があります。必要に応じて、マウスピースの調整や修理が行われることもあります。


マウスピースの使用に関しては、歯科医師との個別の相談が重要です。歯ぎしりや噛みしめによる問題を解決するために、適切なタイプとサイズのマウスピースを選択し、正しい使用方法を守ることが大切です。

セラミック冠を装着するまでの一般的な手順

  1. 診断と計画: 歯科医師がまず、患者の歯の状態を評価し、セラミック冠の必要性と適切性を判断します。必要に応じて、レントゲンや歯の印象を取るためのアポイントメントを設定することもあります。

  2. 歯の削り込み: 次に、セラミック冠を装着するために、元の歯の一部を削り込む必要があります。この削り込みは、セラミック冠が適切にフィットするために必要です。歯科医師は麻酔を使用して、患者が快適に手順を受けられるようにします。

  3. 印象の取得: 歯の削り込み後、歯科医師は歯の印象を取るためにシリコンなどの特殊な材料を使用します。この印象は、セラミック冠を作る際に参考になります。

  4. 仮冠の装着: セラミック冠の製作が完了するまでの間、歯科技工士は患者の歯に一時的な仮冠を装着します。仮冠は歯を保護し、見た目や咬み合わせの調整を行う役割があります。

  5. 最終的な装着: セラミック冠が製作された後、患者は再度歯科医師のもとを訪れ、最終的な装着が行われます。歯科医師はセラミック冠のフィットや咬み合わせを確認し、必要に応じて微調整を行います。

  6. アフターケア: セラミック冠の装着後、適切なアフターケアが重要です。歯科医師からのケアの指示に従い、定期的な歯科検診や適切な歯磨きなどを行いましょう。


セラミック冠の装着手順は個々のケースによって異なる場合があります。歯科医師は患者の具体的な状況に合わせて手順を調整し、最も適切な治療プランを提案します。

2.オールセラミックの治療後に定期的にメンテナンスを受けると寿命を長くする

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予防歯科治療・歯のクリーニング・歯石取り・やに取り  

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セラミック冠の歯は、セルフケアだけでは落としきれない汚れがあるため、定期的に歯科医院でプロフェッショナルによるクリーニングを受ける必要があります。メンテナンスの頻度は、患者様の口腔内の状態によって異なりますが、2~3か月に一度が理想的です。歯並びの状態などで汚れが溜まりやすい方は、1~2か月に一度メンテナンスを受けたほうが安心です。また、日頃のセルフケアも重要なことになります。毎日の歯磨き、ブラッシングは欠かせません。
セラミックは汚れが付着しにくい」「変色しにくい」という話を聞いて、「セラミックは長年持たせられる」とお考えの方も多いと思います。 確かに、保険診療で使用するレジン(歯科用プラスチック)や銀歯と比べると長持ちしやすいと言えますが、あくまでそれはきちんとメンテナンスしていることが前提です。 完全にすべての場所をご自宅でのセルフケアできれいにするのが難しいので、歯医者へお越しいただき、専門的なクリーニングを受けてお口の中を清潔に保つようにしましょう。 定期メンテナンスを受ける最適なペースは、その患者様のお口の状態によって変わります。
セラミックにも定期検診が必須です セルフケアでは落としきれない汚れは、プロフェッショナルによるクリーニングできれいに取り除きましょう。 歯科衛生士によるブラッシング指導で正しい口腔ケア方法を身に付けることも重要です。 定期検診を受ける頻度は、1~3ヵ月ごとがおすすめです。
 しかし、頻度は、患者さまの口腔内の状態によって変える必要があります。 歯並びの状態などで、口腔内に汚れが溜まりやすい方は、1~2か月に一度メンテナンスを受けたほうが安心です。
また、歯科衛生士によるブラッシング指導で正しい口腔ケア方法を身に付けることも重要です。セラミックは汚れがつきにくい素材ですが、日頃の歯磨きは非常に大切で、歯ブラシはやわらかめ〜ふつうの歯ブラシを使用し、優しく小刻みに動かすのがポイントです。
セラミック冠は、保険診療で使用するレジン(歯科用プラスチック)や銀歯と比べると長持ちしやすいと言えますが、あくまでそれはきちんとメンテナンスしていることが前提です。セラミックの不良補綴物は歯周病になる可能性が高く、口臭もきつくなりがちです。


セラミック冠の自宅でのセルフケア・メンテナンスには以下のようなケアが必要です。

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  1. 適切な歯磨き: セラミック冠の周囲の歯と同様に、セラミック冠も適切な歯磨きが必要です。歯磨きは毎日2回行い、歯ブラシの硬さやブラッシングの方法に注意して行いましょう。歯科医師から指示された適切な歯磨き方法に従ってください。

  2. フロスやインターデンタルブラシの使用: セラミック冠の周囲の歯との間の歯垢や食物の残りを取り除くために、フロスやインターデンタルブラシを使って歯の間を清掃しましょう。これにより、歯周病や虫歯のリスクを軽減することができます。

  3. 定期的な歯科検診とクリーニング: 歯科医師の指示に従って、定期的な歯科検診とクリーニングを受けることが重要です。歯科医師はセラミック冠の状態を評価し、必要に応じて調整や修理を行います。

  4. 咬み合わせの確認: セラミック冠が正しい咬み合わせを保つことが重要です。異常な咬み合わせや違和感を感じた場合は、歯科医師に相談しましょう。必要に応じて咬み合わせの調整が行われます。

  5. 歯ぎしりや噛みしめの習慣に注意: セラミック冠は硬い素材ですが、歯ぎしりや噛みしめの習慣がある場合は、冠に負担をかける可能性があります。必要に応じて、歯ぎしりや噛みしめを抑えるためのマウスガードを使用することを検討しましょう。


これらのメンテナンスケアを遵守することで、セラミック冠の寿命を延ばし、美しい状態を保つことができます。また、セラミック冠の装着後に異常を感じた場合や、何か問題が発生した場合は、すぐに歯医者に相談しましょう。
セラミック冠・マウスピースのご相談は、名古屋市天白区にある歯医者・歯科のイナグマ歯科までご相談ください。
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2024年05月12日 08:26

口腔外科 30代男性 下唇にできもの・しこりがあり手術で粘液腫を切除した症例

唇のできもの
名古屋市天白区にある歯医者・歯科のイナグマ歯科です
「下唇にしこりができて不安…」「もしかしてがんかも?」  
実はその正体、“粘液腫”という良性の病変かもしれません。  
本記事では、名古屋市天白区のイナグマ歯科で治療を受けた30代男性の症例を通じて、粘液腫の症状・治療・経過についてご紹介します。

口腔外科 30代男性 下唇にしこりがあり手術で粘液腫を切除した症例

画像1: 施術前の下唇のしこり(before)

こちらの画像は、患者様が最初に来院された際に撮影した下唇のしこりの状態です。しこりは約6㎜程で、唇の内側に小さな膨らみが確認できます。痛みはなく、色も健康な組織とほぼ同じですが、しこりが気になるということで治療を希望されました。

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画像2: 施術後の下唇(after)

こちらは、手術後1週間程度の経過を経た下唇の状態です。手術によって粘液腫が完全に除去され、傷跡もほとんど残らず、きれいに回復しました。患者様の傷跡が目立たないことが確認でき、術後の回復の良好さが表れています。


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ご相談内容

「下唇ににしこりがあるがいたみはない。がんかもしれない」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見すると、下唇に6㎜程の小さなしこりが1つありました。
しこりはわずかに硬くなっていましたが、痛みなどの自覚症状はありませんでした。周囲の健康な組織との境界ははっきりしていて、表面は滑らかな質感で、しこり部分以外は色味も健常な状態でした。
下唇に6か月前からしこりがあり、治ったり、しこりが出来たり繰り返しているという。きっかけは、とある日、唇を噛んでしまったことから、しこりができ始めたという。痛みはないとのことです。

患者様は「しこりの違和感が気になるので取りたい」と、しこりの除去をご希望でした。

行ったご提案・治療内容

口腔癌との識別・診断が重要な判断となります。総合的な診断の結果、粘液腫と診断しました。がんなどの悪性はないため、このまま経過をみていくか、手術で粘液腫を除去するかを提案しました。
患者様のご希望に沿って、腫瘍部分を手術で摘出しました。
摘出した組織の一部は、確定診断を出すために病気の疑いのある部位を手術で除去し、その主要を顕微鏡で調べる「病理組織検査(びょうりそしきけんさ)」を行いました。その結果、がん等の悪性腫瘍でなく、粘液腫であることを確定診断を行いました。

術後の経過・現在のご様子

舌唇のしこりがなくなり、傷跡も残らずきれいに治癒しました。その後、再発もなく、経過は良好です。

現在は、経過観察やお口全体のメインテナンスのため、定期的にご通院いただいています。

この治療のリスクについて

腫瘍の切除により、下唇の痺れが残ったり、知覚や味覚が鈍くなる可能性があります。
再発の可能性があります。その時には、再手術することがあります。

  • 年齢・性別                          30代男性
  • 診療種別                           保険診療
  • 治療期間の目安                          1週間
  • 治療回数の目安                          2回
  • 治療費総額の目安                         約8,000円
     

    患者体験

    患者様の体験談:下唇のしこりがなくなって、気持ちが軽くなりました!

    「半年ほど前から、下唇に小さなしこりができて、最初はあまり気にしていませんでした。しかし、しばらくするとそのしこりが治ったり再発したりを繰り返していて、やはり何か悪いものかもしれないと不安になり、イナグマ歯科を受診しました。初めての診断では、粘液腫ということで、がんではなく、良性の腫瘍だということがわかり、ほっとしました。

    治療方法としては、手術でしこりを取り除くことになりました。手術自体は局所麻酔を使うので痛みもなく、わずか30分ほどで終わりました。術後は少し腫れましたが、抜糸をしてからは傷跡もほとんど目立たず、気になるしこりもすっかりなくなりました。今では、しこりが再発することもなく、安心して過ごせています。

    イナグマ歯科では、先生が非常に親身に話を聞いてくださり、しっかりと説明してくれたので、心配せずに治療を受けることができました。今後も定期的に通院して、口腔ケアをしっかり行っていこうと思っています。
     

  • 👩 女性の方へ(10〜40代)

     

    実は粘液腫は10代〜30代の女性に多くみられる傾向があります。口唇のしこりは痛みがないことも多く、気付いていても放置しがちです。見た目の違和感がある方は、早めの診断・治療で美しさと健康の両立を目指しましょう。

     

    👵 中高年世代の方へ(50代〜)

     

    加齢とともに感覚が鈍くなり、小さなしこりを見逃してしまうことがあります。見た目に変化はなくても、触ったときの違和感や再発を繰り返す場合は早期発見のためにご相談ください。傷跡の残らない低侵襲治療が可能です。

  • ❓ FAQ

    Q. 下唇のしこりは何科に相談すればいいですか?

    A: 「口腔外科」や「歯科口腔外科」が適切です。特に粘膜や唾液腺に関連する異常の場合、歯科医院の口腔外科で診断・治療を受けることができます。名古屋市天白区であれば、専門性の高いイナグマ歯科での相談がおすすめです。

     

    Q. 粘液腫の術後ケアはどのように行えばいいですか?

    A: 術後は以下のポイントに注意することで、回復をスムーズに進められます。

  • 傷口を触らない・刺激しない
  • 指示された安静期間と食事内容を守る
  • 術後の定期通院で経過を確認する。
  • Q. 粘液腫は再発する可能性がありますか?

    A: 粘液腫は唾液腺の詰まりが原因で再発することがあります。初回手術で原因組織をしっかり除去すること、術後に刺激を与えないことが再発予防につながります。気になる違和感がある場合は、すぐに再相談するようにしましょう。


  • 粘液腫について
    粘液腫のページ →click here

    口の中の粘液腫は、口腔内の粘膜にゼリー状の粘液がつまったふくらみができる病気で、「粘液のう胞」や「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」とも呼ばれます。下唇や頬の内側の粘膜や舌下部にできることが多く、通常では痛みがほとんどなく、色も粘膜とほぼ同じで、周囲には異変が見られません。
    粘液嚢胞は、小児や10代から30代の女性に多く見られ、50代以降の発症は少ない傾向があります。原因ははっきりとはわかっていませんが、口の中を噛んだり歯の鋭利な部分に擦れたり食べ物で傷つけてしまったりすることが関係していると考えられています。
    粘液嚢胞は腫瘍ではないので、悪性化することはありません。大きさがあまり変わらなかったり普段の生活で気にならない場合は、大きさの変化があるまで経過観察でも大丈夫です。ただし、自分で潰したり触ったりするとそこから感染を起こす可能性もあるのでオススメできません。
    粘液嚢胞の治療方法は、切除するという手術があります。手術は、原因となった唾液腺を粘液嚢胞ごと切除する方法です。手術後は、傷口のケアで安静を図ります。
     

    名古屋市天白区のイナグマ歯科で行った粘液腫の手術症例:下唇のしこりを取り除く治療法と経過

    名古屋市天白区のイナグマ歯科では、患者様一人ひとりに合った最適な歯科治療と口腔外科治療を提供しています。今回は、下唇にできたしこりの粘液腫の症例をご紹介します。下唇のしこりは見た目や感覚的に不安を引き起こしやすいものですが、適切な診断と治療を受けることで健康を取り戻すことができます。

    この記事では、粘液腫の詳細や、イナグマ歯科で行った治療の流れ、術後の経過について、解説します。


    1. 下唇のしこり:「痛みはないががんかもしれない」との不安

    患者様がイナグマ歯科に相談された理由は、下唇に6㎜程のしこりができ、痛みはないもののがんなどの悪性の腫瘍ではないかと不安を感じたからです。しこりが気になり、見た目にも異変があったため、口腔癌の可能性を考えて、迅速に診断を希望されました。

    2. 口腔外科の診断と粘液腫の確定診断

    イナグマ歯科では、まず詳細なカウンセリングを実施し、しこりの状態症状の経過を確認しました。患者様によると、下唇のしこりは約6か月前に始まり、唇を噛んだことがきっかけでしこりが現れ、その後、しこりの大きさが変動したり、何度かできたりしていたとのこと。

    診察の結果、しこりは痛み腫れを伴わず、硬さが感じられたものの、健康な組織との境界がはっきりしており、表面は滑らかな質感でした。これらの情報を総合的に考慮し、粘液腫(ねんえきしゅ)と診断されました。

    粘液腫は、口腔内の唾液腺が詰まってできる、ゼリー状の粘液が溜まった膨らみです。この疾患は腫瘍ではなく、悪性の病変がないため、がんの心配はありません。ですが、放置しておくと再発する可能性が高いため、適切な治療が必要です。


    3. しこりの除去手術:粘液腫の切除とその過程

    患者様は「しこりの違和感が気になるので取りたい」という希望を持っており、イナグマ歯科では手術での粘液腫の除去を提案しました。

    3.1 手術前の準備

    粘液腫の除去手術は、まず局所麻酔を施し、麻酔が効いた後に手術が開始されます。局所麻酔は痛みを感じないようにするため、患者様がリラックスして手術に臨むことができるよう配慮されます。

    3.2 手術の流れ

  • 局所麻酔の実施:患者様の下唇周囲に麻酔を施し、手術部位を無痛化します。

  • 粘液腫の切除:しこり部分をメスで切除し、腫瘍部分を取り除きます。このとき、腫瘍の周囲の組織も丁寧に処理し、再発防止を図ります。

  • 病理組織検査:切除した腫瘍の一部は病理組織検査に回し、がんなどの悪性腫瘍が含まれていないことを確認します。結果として、患者様の腫瘍は良性の粘液腫であることが確定しました。

  • 縫合:手術後、切開部を縫合して傷を閉じ、手術は終了します。

  • 手術はおおよそ30分程度で終了し、患者様はその後、数日の休養を経て回復しました。


    4. 術後経過:傷跡なく、再発なし

    術後、患者様は1週間後に抜糸を行い、その後の経過は非常に順調でした。傷跡も残らず、治療部位はきれいに回復し、再発もありません。術後のケアがしっかり行われ、患者様は元気に日常生活に戻りました。

    術後の経過観察や定期的な口腔ケアのため、患者様はイナグマ歯科に引き続き通院され、今後も健康な口腔環境を維持しています。


    5. 手術のリスクと注意点

    粘液腫の除去手術には、一般的な外科的手術に伴うリスクが存在します:

  • 知覚の変化:手術により、下唇の感覚に鈍さや痺れが残る可能性があります。

  • 再発:まれに、完全に腫瘍を除去できなかった場合、再発することがあります。その際は、再手術が必要となることもあります。

  • これらのリスクを避けるためにも、専門医による診断と慎重な手術が重要です。


    6. 粘液腫の予防と注意点

    粘液腫の予防には、以下の点に注意することが大切です:

  • 口腔内を噛まないようにする:口内を噛んだり、歯が鋭利になっている場合、それが原因で唾液腺が傷つき、粘液腫ができることがあります。

  • 適切な口腔ケア:定期的な歯科検診や口腔ケアを行うことで、口内の健康を保ち、異常を早期に発見できます。


  • 7. イナグマ歯科の口腔外科治療:信頼できる専門医による治療

    イナグマ歯科では、口腔外科治療を得意としており、粘液腫をはじめとするさまざまな口腔内の疾患に対応しています。院長の稲熊尚広医師は、岡山大学歯学博士であり、厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医としての実績を持ち、患者様に対して最適な治療を提供しています。

    名古屋市天白区で口腔外科や粘液腫の治療をご希望の方は、ぜひイナグマ歯科にご相談ください。

     

    口腔外科のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・口腔外科・粘液腫手術のイナグマ歯科までご相談ください。
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2024年05月05日 20:34

【前歯の虫歯修復 症例】30代男性の欠けた歯をコンポジットレジンで自然に再建|保険診療の治療ステップ紹介|名古屋市天白区イナグマ歯科

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名古屋市天白区の歯医者・歯科・予防歯科・歯石取り治療のイナグマ歯科です。院長  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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30代男性 虫歯で欠けた歯を「コンポジットレジン充填」で審美的に修復治療した症例
Before(虫歯除去前)

左上の前歯(1番)に茶色く変色した虫歯が進行し、歯の一部が欠けています。歯と歯ぐきの境目にもくぼみが見られ、審美面・機能面ともに問題がある状態でした。


 

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After(虫歯除去後)

🔹 After(虫歯除去後)

コンポジットレジン充填により、欠けた部分が自然な白さで滑らかに修復されています。歯と歯ぐきの境目もなめらかになり、歯列全体の印象も整っています。違和感なく、健康的で清潔感ある口元が再現されています。虫歯治療のページ→詳細はこちら


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ご相談内容

「上の前歯が虫歯で欠けたので治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の前歯(1番)は、歯磨きができていないことからくる虫歯が原因で大きく歯が欠けていました。虫歯は神経にまで達していないため、神経は生きています。

穴があいたままだと虫歯が進み神経が死んでしまったり、さらに歯が欠けたりする恐れがあるため、虫歯治療と欠けた部分を修復してしっかり噛めるようにする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を取り除いたあとの修復方法として、保険治療を希望されていましたので、白い歯科用プラスチックを直接穴に詰めて光で固める「コンポジットレジン充填」の治療を提案しました。

患者様は「歯をあまり削りたくない」との理由から、今回は削る範囲が少ないコンポジットレジン充填を選択されました。

まず、神経が生きている歯を治療するため、まず、針を刺す前に針で刺す痛みを感じにくくするため表面に練薬で麻酔をする「表面麻酔」を行い、そのあと、電動注射器でゆっくり針を刺し痛みが少なくするように少しずつ麻酔液を入れる「浸潤麻酔」を行い、虫歯を取り除きます。虫歯は取り残しがないようにう蝕検知液で虫歯の部分を染め出し、慎重に虫歯を除去していきました。浸潤麻酔は、治療する歯の近くの歯ぐきに注射した麻酔薬が骨にしみこみ、骨の中の神経に薬が作用することで痛みを感じないようにします。

虫歯を除去しコンポジットレジンを詰める際は、本来の歯の形へ修復するよう細心の注意を払いました。
特に歯と歯ぐきが接する面は、間が広すぎると食べ物が挟まりやすくなるため、段差のないように注意しながら、白い詰め物を詰めます。このようにして、コンポジットレジンを詰めて治療を終了しました。

術後の経過・現在のご様子

治療部位の痛みや違和感もなく、しみることなく、噛み合わせも問題ありません。

現在は定期的にご通院いただき、経過を観察しています。

この治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります

  • 年齢・性別                           30代男性
  • 診療種別                            保険診療
  • 治療期間の目安-
  • 治療回数の目安                          1回
     

    🧑‍⚕️ 患者体験補足:前歯が欠けて相談された30代男性の場合

    市の歯科検診で虫歯を指摘された患者様は、「前歯が欠けて笑ったときに気になる」「なるべく削りたくない」といったお悩みを抱えて来院されました。
    診察の結果、神経には達していない虫歯だったため、保険診療で対応できる白いプラスチック素材(コンポジットレジン)を用いた修復治療を行う運びとなりました。

    施術後は「思ったより自然で、どこを削ったかわからないほど馴染んでいて驚きました」「痛みもなく、安心して受けられました」とのご感想をいただきました。

    現在も定期的にメンテナンスに通院されており、「今後は早めに相談したい」「歯ぐきのケアも意識しようと思った」とセルフケアへの意識も高まっています。

名古屋市天白区にある歯医者・歯科のイナグマ歯科より

当院では、患者様の要望に合わせて治療方針を決定します。
虫歯でお悩みの方は、ぜひ、天白区にあるイナグマ歯科にご相談ください。


虫歯治療なら名古屋市天白区にある歯医者・歯科・虫歯治療・虫歯予防のイナグマ歯科までご相談ください。
監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年05月05日 18:17

【前歯の差し歯が突然取れた】50代女性の悩みを精密セラミック治療で自然に改善|再治療を防ぐ機能性+審美性重視の症例解説|名古屋市天白区イナグマ歯科

After 前歯にジルコニアクラウンを入れた

名古屋市天白区の歯医者・歯科・セラミック治療・ジルコニア治療のイナグマ歯科です。院長  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

セラミック歯の症例のページ →詳細はこちら

【前歯の差し歯が突然取れた】50代女性の悩みを精密セラミック治療で自然に改善|再治療を防ぐ機能性+審美性重視の症例解説|名古屋市天白区イナグマ歯科

📷 Before(治療前の前歯)

「左上の前歯(中切歯)の差し歯が外れてしまい、空白部分が目立つ状態。色調の違いや歯列の乱れが気になり、審美的にも機能的にも不安定でした。」

Before 被せが取れている
 

📷 After(ジルコニアセラミック装着後)

「ジルコニアクラウンを装着後の状態は、隣在歯との調和が良好で、白さや艶感も再現され、見た目が非常に自然です。ジルコニアは、非常に強度が高く、見た目も天然歯に近い色を再現できるため、審美性と耐久性が優れています。また、虫歯が再発しにくく、アレルギーの心配もほとんどない素材です。
After 前歯にジルコニアクラウンを入れた
 

  • ジルコニア:
    「ジルコニアとは、強度と審美性を兼ね備えたセラミックの一種で、見た目が天然歯に非常に近く、耐久性にも優れています。特に前歯など、見た目が重要な部位に適しています。」

  • 噛み合わせ:
    「噛み合わせとは、上下の歯がうまく合っているかどうかの状態を指します。噛み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛めなかったり、顎や歯に負担がかかることがあります。」

  • クラウン:
    「クラウンとは、歯の被せ物のことです。歯が欠けたり、削れたりした部分を覆うことで、見た目や機能を回復させます。

【名古屋市天白区】イナグマ歯科の前歯差し歯治療症例紹介

〜50代女性の差し歯が突然取れた悩みを解決〜
 

「左上の前歯の差し歯が取れてしまい、見た目が気になる」とご相談いただきました。
 

セラミック治療のカウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の前歯(中切歯/1番)に装着されていた被せ物が差し歯ごと外れており、見た目が良くないだけでなく、しっかり噛むことができない状態でした。

見た目や噛み合わせを回復するためには、被せ物を入れる必要があります。
患者様の場合、被せ物がはずれていましたので、来院の即日に仮の歯を入れて見た目をまず回復が必要と診断しました。

差し歯の再治療|ジルコニアで自然に回復

〜審美性と機能性を重視した名古屋市天白区の治療〜
 

診断結果を丁寧に説明した上で、見た目を回復するために、仮歯を装着してから、新しいセラミック被せ物で見た目と噛み合わせを回復する治療を提案し、同意いただきました。
患者様のご希望に沿い、新しい被せ物の材質はきれいな色で虫歯も再発しにくい、セラミックであるジルコニアを選択しています。

以前の先生の被せものを入れるための削り方が取れやすい形になっていたためきれいに修正して削り直しを行い、歯にぴったりと合う被せ物を作製するため精密な型取りを行いました。その後、今回新しくセラミック冠を作製しました。見た目も自然な仕上がりで、周囲の歯との調和も良好で、噛み合わせの動きには、上下に物を押し込む動きや左右に歯をすり合わせる動きがあります。これらの動きがスムーズにできるように調整することで、噛み合わせが安定し、痛みや不快感を防ぐことができます。機能的にも問題ありません。
セラミック冠を作製する技工士さんは腕が良いために、ただ白いセラミック冠のみでなく機能的にも審美的にも優れた補綴物を入れることができました。見た目も最高の仕上がりです。見た目が自然で、適合も良好な詰め物は虫歯になりにくく、長期的に安定します。再治療を避けるためにしっかりとした治療をお勧めします。
美しい仕上がりと長期的な安定性を提供する治療法を提供しています

【症例解説】ジルコニアクラウンによる差し歯の再治療とメンテナンス

治療部位の違和感や痛みもなく、経過は良好です。セラミックを装着した歯は、満足のゆくものになりました。

現在は、定期的なメンテナンスでご通院いただいています。
 

 名古屋市天白区で差し歯のジルコニア治療をご検討の方へ

〜費用・リスクのご説明〜

・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別  50代女性
  • 診療種別   自由診療
  • 治療期間の目安    約2週間
  • 治療回数の目安    2回
  • 治療費総額の目安   135000円
  •  

セラミックおよびジルコニアのご相談は、名古屋市天白区にある歯医者・歯科のイナグマ歯科 院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。

審美歯科治療・セラミック治療なら名古屋 天白区にある歯医者・歯科・審美歯科治療・セラミックのイナグマ歯科までご相談ください。

監修 岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

イナグマ歯科の予約  →詳細はこちら

審美歯科のページ→詳細はこちら
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セラミック歯の症例のページ →詳細はこちら

2024年05月02日 20:12

名古屋市天白区の歯科で歯石除去|40代男性の前歯裏を1回の歯科クリーニングで改善した症例|イナグマ歯科  

歯石取り前

歯石が原因で見た目や出血が気になる方も多くいらっしゃいます。

もし、あなたがそんなお悩みを抱えているなら、その原因は「歯石」かもしれません。

名古屋市天白区のイナグマ歯科では、歯学博士である院長 稲熊尚広(厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医)が、患者様一人ひとりに寄り添った丁寧な歯石除去治療を提供しています。

今回は、実際にイナグマ歯科にご来院された40代男性の症例をご紹介します。長年気になっていた前歯の裏側の多量の歯石が、たった1回のクリーニングで驚くほどきれいに除去できました。

イナグマ歯科のHPへ

 40代男性 前歯の裏側に付着した多量の歯石を1回のクリーニングで除去した症例

Before(歯石除去前)

下の前歯裏側にびっしりと付着した茶褐色の歯石が、歯間まで覆っています。表面が粗く、不衛生な印象を与えています。

歯石取り前歯石取り前

After(歯石除去後)

歯石が除去され、歯の表面が露出しました。歯間も開き、歯間の隙間が見えるようになりました。治療結果には個人差があります。

歯石取り後歯石取り後

ご相談内容

「前歯の歯石がたくさんあり、見かけが悪いのとブラッシング時に出血がする」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の前歯の裏側に歯石が多量に付着しており、歯と歯の隙間もふさがっている状態でした。

歯石は細菌の塊であるプラークが固く石灰化したもので、放置すると歯周病や虫歯を引き起こす恐れがあります。これらの予防のためにも、しっかり除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯石はご自身の歯磨きでは取り除くことができないため、歯医者にある専用の歯石を除去する器具を用いたクリーニングをご提案し、同意いただきました。

まず、超音波を利用した機械で歯石を落としていきます。痛みなどが生じないよう、機械の強さを調節しながら丁寧に施術しました。
その後、歯の表面をブラシで磨き上げる「ポリッシング・PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」を実施して、細かな傷やざらつきを滑らかに整えました。これは、歯科専門の器具を使って、歯磨きでは落としきれない汚れや着色を除去し、歯をツルツルに磨き上げる処置のことです。
また、歯石の付着を予防するためには日々の歯磨きでプラークを残さないことが重要です。クリーニングと並行して効果的な歯磨きの方法も指導し、患者様ご自身で綺麗な歯を保つ練習をしていただきました。

術後の経過・現在のご様子

歯の表面に艶が出て汚れが付きにくくなり、健康的で清潔なお口になりました。

現在も定期的に通院いただいています。

この治療のリスクについて

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

  • 年齢・性別        40代男性
  • 診療種別         保険診療
  • 治療期間の目安       1日
  • 治療回数の目安       1回
  • 治療費総額の目安      保険診療内   保険診療3割負担の場合、初診料を含め約3,000円〜5,000円程度です。(※お口の状態により変動します) 
     

    前歯裏側に多量の歯石が付着していた症例に対して、保険診療の範囲内で歯石除去・PMTC等を実施した結果、歯の表面の状態が改善し、歯間の清掃性も向上しました。
    本症例は1回のクリーニングで対応可能でしたが、患者様の状態によっては複数回にわたる施術が必要となることがあります。

歯石取り・やに取りのご相談は、名古屋市天白区にある歯医者・歯科 イナグマ歯科までご相談ください。
イナグマ歯科 https://inaguma-sika.com/
歯のクリーニング・歯石取り・やに取り
予約ページへ

 

🦷 歯周病治療に関するFAQ(よくある質問)

Q1. 歯周病とはどんな病気ですか?

A. 歯肉炎や歯周炎を含む慢性疾患で、歯茎の腫れ・出血・歯の揺れなどが進行します。自覚症状が少なく、気づかないうちに進行するのが特徴です。

 

Q2. どんな症状があると歯周病の可能性がありますか?

A. 以下の症状が3〜4つ以上当てはまる場合は要注意です:

  • 歯磨き時やフロス使用時の出血
  • 朝のネバつきや口臭
  • 歯茎の腫れや変色(赤み・茶褐色)
  • 歯が長く見える・揺れる・噛みにくい

 

Q3. 治療にはどんなステップがありますか?

A.

  1. 診断・精密検査:レントゲンや歯周ポケットの測定
  2. 基本治療:歯石除去(スケーリング)、PMTC、ブラッシング指導
  3. 外科的処置:重度の場合は再生治療や薬剤投与
  4. メインテナンス:3〜4ヶ月ごとの定期クリーニングとセルフケアの継続

 

Q4. 治療費はどのくらいかかりますか?

A. 保険適用(3割負担)の場合、初期の基本治療で約3,000〜5,000円が目安です。症状や治療内容によって異なるため、まずはご相談ください。

 

Q5. 治療しないとどうなりますか?

A. 歯周病を放置すると歯槽骨が吸収され、最終的に歯を失うこともあります。近年の研究では、糖尿病・心筋梗塞・認知症などの全身疾患と歯周病の関連性が示唆されています。ただし、これらの因果関係については現在も研究が進められており、個々の病状や生活習慣によって影響が異なると考えられています。

 

Q6. 歯周病予防のポイントは?

A.

  • 小さく柔らかいヘッドの歯ブラシでバス法(45°角)によるブラッシング
  • フロスや歯間ブラシの使用
  • 食生活の見直し(間食制限・乳酸菌・ビタミン摂取)
  • 禁煙・ストレスケア・睡眠の質の向上

 

Q7. 定期的なケアは必要ですか?

A. はい、歯周病は再発しやすいため継続的なプロケアとセルフケアの両立が重要です。3〜4ヶ月に一度の検診・クリーニングを推奨しています。

 


✅ まとめ

イナグマ歯科では、

  • 精密検査に基づく個別の治療計画

  • プロによる徹底した歯周基本治療

  • セルフケアのサポートと継続メンテナンス
    を通じて、歯を残す治療を重視しています。

歯周病や口腔の不調が気になったら、名古屋市天白区「イナグマ歯科」へお気軽にご相談ください。
院長  岡山大学 歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広

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2024年05月01日 21:03

イナグマ歯科で対応する口腔外科治療:親知らずから口腔がんまで

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名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、口腔外科治療に対応した歯医者です。

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。

お口の中にできものはありませんか?


  • 口内炎

  • 舌癌

  • 粘液腫
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  • 舌がん
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口腔外科で扱う病気
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口腔外科は、歯の疾患から口腔がんまで、さまざまな症状に対応する診療科目です。
口腔外科で扱う主な病気には、次のようなものがあります。

1.智歯周囲炎

2.親知らずの抜歯

3.歯性感染症

4.顎関節症

5.顎顔面外傷

6.口腔粘膜疾患

7.口腔腫瘍

8.歯根嚢胞

9.口腔癌

10.舌痛症

11.ドライマウス

12.白板症

13.口内炎

14.ウイルス性粘膜疹

15.カンジダ感染症

口腔カンジダ症

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口腔カンジダ症は、口の中が赤くなる(紅斑性、委縮性カンジダ症)などの症状があります。 口腔カンジダ症は、カンジダという細菌によって引き起こされる感染症です。

口腔カンジダ症は、おもに頬の内側の粘膜や舌、口蓋(喉の手前部分)、歯ぐき、唇などが赤くただれたり、白いプツプツや赤い斑点、白い苔(こけ)状の薄皮のようなものができます。
また、喉の違和感や痛みで食事が十分にとれず、体力が低下し、他の病気になりやすくなります。
口腔カンジダ症の初期症状は、舌の表面や粘膜に白い苔状の斑点が現れることです。その後、舌や粘膜が赤く腫れ、ヒリヒリとした痛みを伴います。
口腔カンジダ症の治療には、抗真菌薬という種類のお薬が用いられます。使用を始めてから1〜2週間程で症状の改善が見られると言われています。
また、軽度であれば口腔ケアを行うことで治る場合もあります。

口腔カンジダ症の特徴的な症状には、次のようなものがあります。

白板症

1.口の中に拭くと取れる白いカスが付く
2.舌が赤くつるんとしている
3.口の端が切れる
4.唇が荒れる
5.入れ歯の下の粘膜が赤い
6.舌がひりひりして痛いが特に熱い物や刺激のある物で強くなる
7.味覚がおかしくなる(特に口の中が苦い)

 

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白板症は、口腔内の粘膜が白く変化する病変です。
舌や歯肉、頬粘膜などによくみられ、白斑状のざらざらした病変として現れます。
白板症は前がん病変ですが、がんとは区別されます。
歯磨きのとき自分で気がついたり、歯の治療のとき歯医者さんに指摘されたりして、受診される方が多いです。
白板症の特徴は次のとおりです。
1.擦っても取れず、また長期にわたって病変が残り続ける
2.白い部分の中に赤い部分が混ざって見えるものやいぼのように盛り上がっている場合もある
3.基本的に痛みはないが、赤い部分はただれ(びらん)や潰瘍のため、そこに食べ物が当たって痛んだりしみたりすることがある
白板症の治療は、一般的には経過観察か外科的に切除するかのどちらかです。
病変を全て切除することが確実な治療法です。
白板症を治す塗り薬や飲み薬はありません。
経過観察を行う場合には、がんになる可能性があるため、定期的な経過観察が重要になります。経過観察を怠ると、いつの間にかがんとなっていることがあるので、気を付けてください。

 

口腔粘液腫
 

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口腔の粘液腫(ねんえきのうほう)は、唾液腺の病気の一つです。粘液腫は腫瘍ではないため、悪性化することはなく、痛みや炎症を伴うことはほとんどありません。小さい嚢胞は自然に消えることもありますが、再発を繰り返す場合もあります。 治療法は、経過観察か摘出術です。薬で治すことはできません。頻繫にさいはつするのであれば、摘出をお勧めいたします。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因の感染症で、唇やその周りに水ぶくれができる病気です。チクチクピリピリという違和感があった後、水ぶくれができ、3〜5日程度でかさぶたになって治ります。
口唇ヘルペスは、キスなどの直接の接触のほか、食器やタオルの共用などでも感染することがあります。
最初の発症は、感染後3~7日前後になることが多くなります。
その後も、風邪、疲れ、ストレスなどによって抵抗力が低下したときに再発のリスクが高まります。
口唇ヘルペスは自然に改善する可能性があります。
多くの場合は、数日から2週間程度で症状が消失すます。。
アトピー性皮膚炎を患っているなどの肌が弱い人は、ヘルペスウイルスがうつりやすいので、症状がある場合は感染を広げないように注意が必要です。

耳下腺腫瘍

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耳下腺腫瘍は、唾液を分泌する耳下腺に発生する腫瘍です。
 
耳下腺腫瘍は、良性腫瘍と悪性腫瘍に分類されます。良性腫瘍の場合は、耳の前や耳の下あたりにピンポン玉のようなしこりが生じるのみで痛みなどの症状は伴わないのが特徴です。また、多くは急激に大きくなることはなく、発症してから数か月~数年の間で気付くようになるとされています。 一方、悪性腫瘍の場合は無症状であっても放置すると進行し転移などを起こし最終的に生命にかかわってしまうので切除が必要です。

口腔外科に関するご相談は、名古屋市天白区にある歯科・歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。 予約ページへ

名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、口内炎治療が可能な歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、患者さん一人ひとりに対して、最適な治療計画を立案します。それを踏まえて、患者さん一人一人にその立案計画をご説明し、ご理解・ご納得いただいた上で治療を進めています。

口内炎は、ものすごく痛い⁈

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    口内炎

  • ヘルペス

    ヘルペス

  • アフタ性口内炎

    アフタ性口内炎

口内炎

アフタ性口内炎
口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症です。口内炎にもいくつか種類があります。もっとも多いのがアフタ性口内炎です。発症の原因はわかっていませんが、体調が悪いときにできやすいことが知られています。、

口内炎の原因は?

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口内炎の原因はいろいろです。
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。他の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあるので、注意が必要です。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎
もっとも多くみられるのが、アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)です。
その原因は、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えらます。
アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。小さなものが2~3個群がって発生することもあります。普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。
なかなか治らないときや範囲が広いとき、また、何度も再発するときは、ベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、くすりが原因の場合もあります。

物理的刺激によって起こるカタル性口内炎

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カタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。また、味覚がわかりにくくなることもあります。

ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」

ヘルペス
ウイルスが原因で起こる口内炎があります。単純ヘルペスウイルスの感染が原因のヘルペス性口内炎(口唇へルペス)は、主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による口内炎が知られています。またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌は、もともと口の中に存在する常在菌のひとつですが、免疫力が低下したりすると増殖し、カンジダ性口内炎を発症することがあります。
ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みが伴うことがあります。

口内炎とその原因は?

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口内炎とは 口内炎は、口内の粘膜に起こる炎症の総称です。 頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感から生活の質を低下させます。 小さな白い円形のものから赤く腫れて潰瘍を引き起こすものがあります。
食べ物や飲み物がしみる、歯磨きのとき歯ブラシが当たると痛む、会話しづらくなるなど、不快な症状を体験した人は少なくないでしょう。

口内炎の原因はさまざまです。
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。

口内炎を早く治したいときは、ビタミンを摂取すると良いと言われます。ビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群が口内炎の緩和に特に効果的と言われています。ビタミンB群は口腔内の粘膜の健康の維持に必要で、ビタミンCは免疫系の働きを強くすると言われています。
痛みが強い場合は無理せず、歯科医院に行きましょう。なかなか治らない時や、範囲が広いとき、何度も再発する時は、ベーチェット病など、他の病気の一症状だったり、薬が原因の場合もあるので、早めにイナグマ歯科へ行きましょう。
 

その他の口内炎

特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。ニコチン性口内炎の場合は、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります。

口内炎のことなら、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。予約ページへ

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、歯の外傷、口腔外科に対応した歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、歯の外傷、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。

歯の外傷になったら、どうする?


  • 歯がぐらぐらする

  • 歯が抜けた抜けた

  • 歯がずれた

  • 歯の破折
  • はがぐらぐらする
  • はがぬけた
  • 歯がずれた
  • 歯の破折

歯の外傷

歯の破折
歯の外傷とは、歯や顔面、口唇などを激しくぶつけて傷害を負った歯のことです。交通事故や転倒、スポーツなどが原因で起こることがあります。
歯の外傷は、1~2歳の乳幼児と7~8歳の学童に多発する傾向があります。
歯の外傷の固定期間は、歯だけの動揺の場合は1~2週間、歯根破折や骨折の場合は2か月程度です。歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性があります。

歯が欠けた?歯が破折した?

歯の破折
 転倒や衝突により強い衝撃を受けると、歯が欠けることがあります。歯が欠けた部分が少ないときは、痛みなどの症状は出にくく、神経(歯髄)や歯周組織への影響も少ないことが多いです。
欠けた部分が大きい場合、歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあります。
 重度で歯が欠けて神経(歯髄)まで達する場合は、炎症が起きて強い痛みや歯肉の腫れなどが生じます。そのようなときは、早めに、歯医者を受診してください。早めの処置が必要です。
欠け方に応じて神経の処置を行います。
永久歯でも神経の処置をした後は経過をみていく必要があります。
乳歯の場合は次の永久歯に生え替わるまで定期的にチェックをしていくことが望まれます。

歯がぐらぐらになった。動揺する。歯根の破折?

はがぐらぐらする

歯を打ったことで、歯がグラグラになったり、周りの歯肉から出血することあります。

歯の動揺は、歯を支える骨の部分がダメージを受けた場合に起こります。歯の根が折れた(歯根の破折)場合にもグラグラになります。

歯医者でレントゲン写真を撮って、歯の根のが折れていないか、上顎骨、下顎骨が折れていないかを確認する必要があります。嚙み合わせが、外傷を受ける前と違って、ずれている場合は骨が折れている可能性があります。


動揺が軽度な場合は、経過観察いたしますが、明らかな動揺がみられる場合は、両サイドの歯と固定して安静を図ります。

歯根の破折や歯槽骨骨折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できない場合があります。保存が可能と判断された場合は、固定処置を行って経過をみます。歯だけの動揺の場合は1~2週間の固定ですみますが、歯根破折や骨折の場合は少し長めに(2か月程度)固定をします。

歯ぐきよりのところで根が折れていたり、根が斜めに折れている場合などは、抜歯になる可能性もあります。

歯がずれた?

歯がずれた
乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯の陥入が多くみられます。

治療としては、歯を元の位置に戻し(整復)、両サイドの歯と連結して安静を図り(固定)、歯の周りの組織の回復を待ちます。
 一方、低年齢児の乳歯や生えたての永久歯がめり込んだ場合は、歯根がまだ未完成なため自力で再び生えてくることがありますので、無理に元の位置まで戻さずに様子をみることが多いようです。
 また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあります。永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェック(エックス線検査など)を受けることが望まれます。

歯が抜け落ちた、なくなった?

はがぬけた
歯が抜け落ちた(脱落)場合、再植を試みます。受傷から歯医者さんを受診するまでの時間が短く、歯の周りの組織の損傷が軽度で、脱落した歯の保存状態がよいほど、再植の予後も良好になることが期待されます。かみ合わせを確認しながら、脱落した歯を元の位置に戻して、固定を行います。歯肉からの出血が多い場合は縫合を行い、止血を図ります。固定は通常2~6週間くらい行います。従来、乳歯は原則として再植は行わなかったのですが、最近では再植が試みられています。  
 脱落した歯がなくなってしまったり、再植が困難だったり、歯根の破折で抜歯になったりと、外傷で歯がなくなった場合も対処が必要になります。歯の外傷はおもに上の前歯に起こりやすいので、見た目も悪くなり、また発音や食べることに影響がでます。
一方、乳歯や学齢期に永久歯がなくなった場合は、次の永久歯が生えるまで、または顎の成長が止まるまでは、調節のしやすい入れ歯タイプの装置を使うことがあります。

歯が変色した?

歯の変色

歯をぶつけたあと、歯の色が変わってくることがあります。受傷してすぐに 起こりやすい赤みをおびた変色は、神経(歯髄)の中の血管が損傷して充血や内出血を生じたものと考えられ、充血が治れば歯の色も回復することがあります。

一方、数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。さらに色が悪くなったり、根の周囲に病気ができて歯肉が腫れてくることもあります。エックス線写真などで定期的に観察していれば、根の周囲の病気を早く発見して、根の治療を行うことができます。 根尖病巣が大きくなると、歯を保存することが難しくなる場合があります。

子供の歯の外傷のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。予約ページへ

名古屋市天白区にある歯医者 イナグマ歯科は、親知らずの抜歯、口腔外科の治療に対応した歯医者です。

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、口腔外科に対応した歯医者です。

口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科 院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。予約ページへ

親知らずは抜いたほうがいい?口腔外科


  • 歯科医師

  • 少し見えて横になった親知らず

  • 親知らずのレントゲン

  • 親知らずのレントゲン

  • 親知らずのレントゲン
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親知らずの歯はどこの場所?

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親知らずは、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育する歯で、中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目の最後方歯に位置しています。
18歳前後から生えてくるので、20代前半までに抜歯するのがおすすめです。
親知らずは必ずしも抜かなければいけないものではありませんが、痛みや腫れを繰り返す場合や、他の歯に影響を及ぼしてしまう可能性がある場合は抜歯を行う必要があります。
対処が遅くなればなるほど、ほかの健康な歯にも悪影響となる可能性が高くなります。

親知らずが腫れる理由は?

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親知らずの半分が歯ぐきの中に埋まっていたり、傾いていたりするので、親知らずの周りの歯ぐきの“くぼみ”に歯垢(プラーク、細菌)が溜まりやすく不潔となり、体調を崩し免疫力が落ちると、そこから炎症を起こし、周辺の歯ぐきが腫れてきます。
親知らずを原因とする歯周炎は「智歯周囲炎」と呼ばれ、通常のむし歯による歯周炎に比べ、炎症の程度が強いのが特徴です。このため、痛みがひどく、頬まで腫れた、口が開きにくいといった重い症状を引き起こしやすくなります。
親知らずが腫れたときは、大きく腫れてしまった場合は頬から氷や冷えピタで冷やすと腫れや痛みが軽減します。特に腫れが強い場合には効果的です。
また、親知らずが腫れているときは麻酔が非常に効きづらく抜くときにはとても痛い思いをします。
ですから腫れているときは抗生物質と抗炎症剤で一度患部の痛みと腫れを鎮静させて後日抜くことになります。
 

親知らずを抜くべき人は、どんな人?

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1.親知らず周囲の歯茎が腫れを繰り返している
2.親知らずが虫歯になっている
3.手前の歯が虫歯になっている
4.親知らずにより歯並びに影響が出ている
5.親知らずにより歯茎や頬の粘膜が傷つけられている
6.親知らずや周囲の歯がズキズキ痛む
7.奥歯がしみる
8.噛んだ時に親知らずが歯茎や頬の粘膜を傷つける

親知らずを抜かなくてよい場合は、ある?

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1.痛みや腫れがなくて、親知らずが正常に生えて機能している場合
2.上下の歯が真っ直ぐに生え、しっかり咬みあっている場合
3.親知らずが歯茎に完全に埋入していたり、一部だけ出ているが痛みがなかったりする場合

親知らずを放置すると、さらに痛みが増したり、虫歯・歯周病の原因となることもあるので異変を感じたら診察を受けるようにしましょう。
 

親知らずを抜くメリットは?

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1.口内トラブルのリスクが減る
2.歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなる
3.歯が無くなることで、歯を支えていた骨も痩せ始め、小顔になる可能性がある

親知らずを抜くデメリットは?

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1.正常に生えて機能している場合や、将来的に利用する可能性がある場合は、抜歯せずに残しておいたほうが良いことがある
2.年齢を重ねるにつれて歯は硬くなるため、抜歯に時間がかかる
3.20代と30代以降では回復力が違うため、年をとるほど傷口がふさがるまでに時間がかかる

親知らずの抜歯は、時間がかかる?

親知らずの抜歯は、親知らずの状態によって30分~1時間半程度で終了します。簡単な場合は普通の歯を抜くのと同様にすぐ抜けますが、歯の大部分が骨の中に埋まっていたり、歯と骨が癒着していたり、歯の根の形が複雑だったりすると抜くのにもかなりの時間がかかります。

親知らずは、何歳の時に抜くべきか?

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親知らずは18歳前後から生えてくるので、20代前半までに抜歯するのがおすすめです。年齢を重ねるにつれて歯は硬くなるため、親知らずを抜くタイミングが遅くなるほど抜歯に時間がかかるようになります。

親知らずの抜歯後は、痛い?

抜歯後2、3日後に痛みや腫れのピークがきます。痛み止めをしっかり飲んでいただければ、学校や仕事を休むほどではないという方がほとんどですが、可能であれば抜歯後1週間は大事な用事を入れないほうが良いと思われます。

抜歯後の注意

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1.抜いた部位に指、舌や食べ物、水などで触れないようにする
2.あまり強いうがいをしない
3.口をゆすぎすぎない
4.傷口を触らない
5.抜歯した穴へ舌をいれない
6.麻酔がきれる1~2時間は食事は控える
7.冷やしすぎない(1時間程度まで)
8.お薬を決められた量を飲むこと(副作用がでていない場合)
9.お風呂で長風呂をしない
10.激しい運動はしないこと
11.抜歯当日と次の日は安静に過ごす
12.抜歯後の穴に食べかすが詰まってしまった場合は、その部分に圧をかけないように軽くゆすいで落とす程度にとどめる


抜歯後1週間が経った頃から、徐々に通常の食事に戻していきましょう。消化が良く、栄養価の高い食品を選ぶことがポイントです。
 

抜歯後の歯茎は治る?

親知らずを抜歯した後に腫れが生じることがあります。
腫れは通常、痛みから少し遅れて2日後ぐらいにピークを迎えます。
抜歯後3、4日から1週間ほどで痛みや腫れは治まっていきますが、2週間ほどは若干の鈍痛が残ることもあります。
抜歯後の傷口は、一般的には1ヶ月程度で治り、6ヶ月〜1年程度で完全に穴が塞がります。

親知らずの抜歯のご相談は、名古屋市天白区にある歯科・歯医者(イナグマ歯科)院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。
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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。

名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。
口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。 顎関節症の詳細ページ

顎関節症とは

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごで音がする(関節雑音)」といった症状がでるあごの疾患です。 これらの症状は、あごの関節を構成する骨・筋肉(咬筋:こうきん・側頭筋など)・関節円板・靭帯などの異常によって生じます。顎関節症の詳細ページ

顎関節症の症状

1.顎の関節が痛む
2.大きく口を開けられない
3.顎の関節に音がする
4.ものが噛みにくい
などの症状を引き起こします。

顎関節症の原因

1.転倒して下顎をぶつけて顎関節を傷つける
2.急激なストレス
3.歯ぎしり
4.何かに熱中したり緊張して強く顎をくいしばる。
4.唇や頬の内側をかむ
などが考えられます

顎関節症の治療方法

顎関節症の治療は、

1.セルフケア
2.理学療法
3.内服治療
4.スプリント(マウスピース)治療

が一般的です。
手術や歯並びの矯正をすることはほとんどなくなりました。

顎関節症の検査の流れは?

顎関節症は、症状がどのように始まり、どのように変化したかをお聞きし、顎関節や筋肉、口の中を診査して診断されます。
必要に応じてエックス線撮影やCTによって骨の異常の有無を調べ、骨以外の関節構造や筋肉の問題についてはMRIによって調べる場合もあります。
顎関節症のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 歯学博士 稲熊尚広 までご相談ください。
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2024年04月30日 00:35

「歯周病の症状と治療法:歯科医が教える予防と対策」

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名古屋市天白区にある歯医者 院長 歯学博士 稲熊尚広です。
歯周病は、歯を支える組織である歯肉、歯槽骨、歯根膜などに炎症が生じる疾患です。細菌の歯垢(プラーク)が歯と歯茎の境目にたまり、炎症を引き起こします。進行すると歯周ポケットが形成され、歯肉が退縮し、歯根が露出することがあります。

 

目次

 

  1. 歯周病とは?

    • 歯周病の概要と影響
    • 歯周病が進行する過程
  2. 歯周病の主な症状

    • 歯茎の腫れや赤み
    • 歯茎からの出血
    • 口臭や口の中の異臭
    • 歯のぐらつきや歯の長さの変化
  3. 歯周病の治療方法

    • 歯周基本治療
    • 歯周外科治療
    • 口腔機能回復治療
    • 抗生物質の使用
  4. 歯周病の原因

    • 歯垢(プラーク)の形成
    • 細菌感染と主な原因菌
    • 歯周病のリスク要因
    • 全身の健康状態との関連
  5. 歯周病の予防方法

    • 適切な歯みがき
    • フロスや間食の除去
    • 定期的な歯科検診
    • バランスの取れた食事
    • 禁煙とストレス管理
  6. 歯周病予防における食事のポイント

    • バランスの取れた食事
    • 食物繊維の摂取
    • ビタミンC・D、カルシウムの摂取
    • 砂糖や甘い飲み物の制限
    • 水分摂取の重要性
  7. 歯周病と全身疾患の関連性

    • 心臓疾患との関連性
    • 糖尿病との関連性
    • 妊娠合併症との関連性
    • 呼吸器疾患との関連性

歯周病とは


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1.歯茎の腫れや赤み:歯茎が腫れたり、赤くなったりすることがあります。

2.歯茎からの出血:歯磨きや食事時に歯茎から出血することがあります。

3.口臭や口の中の異臭:歯周病による細菌の増殖が原因で口臭や異臭が生じることがあります。

4.歯のぐらつきや歯の長さの変化:歯周病が進行すると、歯がぐらついたり、長さが変化したりすることがあります。

歯周病は放置すると、歯の失われや口腔健康の悪化につながる可能性があります。予防や早期の治療が重要です。定期的な歯科検診や適切な口腔ケア(歯磨き、フロスの使用など)が歯周病の予防に役立ちます。歯科医師と相談しながら、適切な治療プランを立てることが大切です。

歯周病の治療方法

1.歯周基本治療:歯周病の進行の度合いに関係なく、最初に行われるべき治療です。歯垢の除去や歯石の除去、歯の根面の滑らかにする治療などが含まれます。これにより、炎症の原因である歯垢が取り除かれます。

 

2.歯周外科治療:歯周基本治療を行った後、深い歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)が残っている場合に行われる治療です。歯周ポケットの清掃や縫合が行われ、歯周組織の回復を促します。

3.口腔機能回復治療:歯周病によって歯や歯茎が損傷した場合、その機能を回復させるための治療です。例えば、歯周再生療法やインプラント治療などが含まれます。
 

4.抗生物質の使用:炎症をコントロールするために、局所的または経口の抗生物質の使用が行われることがあります。局所的な抗生物質としては、抗生物質の含まれたうがい薬や歯周ポケットにゲルを塗る方法があります。場合によっては経口の抗生物質が必要な場合もあります。
 

これらの治療方法は、歯周病の進行度合いや症状に応じて適用されます。歯科医師との相談や診断を受けることで、最適な治療プランが立てられます。また、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの継続も重要です。個々の症状や健康状態に応じて、歯科医師と相談しながら治療を進めることをおすすめします。

歯周病の原因


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1.歯垢(プラーク)の形成:歯垢は、日常の食事や口腔内の細菌との相互作用によって形成されます。特に糖分やデンプンを多く含む食品を摂取すると、歯垢の形成が促されます。

2.細菌感染:歯垢には多くの細菌が含まれており、これらの細菌が炎症を引き起こす毒素を産生します。これにより、歯肉が炎症を起こし、歯周病が進行します。主な原因菌にはアクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス(A.a菌)、プロフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P.i菌)などがあります。

3.リスク要因:歯周病の発症リスクは、個人の生活習慣や遺伝要因、免疫系の問題などにも関連しています。喫煙、ストレス、不適切な口腔衛生、栄養不良などがリスク要因として挙げられます。

4.全身の健康状態:全身の健康状態も歯周病に影響を与えることがあります。特に糖尿病、心血管疾患、免疫不全状態などは歯周病の発症や進行に関与する可能性があります。

 

これらの要素が複合的に作用し、歯周病の発症や進行を引き起こす可能性があります。予防と早期治療の重要性を強調するために、適切な口腔衛生の維持、定期的な歯科検診、リスク要因の管理が必要です。また、歯科医師との相談やアドバイスを受けることも重要です。

歯周病の予防方法

1.適切な歯みがき:毎日2回の歯みがきを行いましょう。歯磨きにはフッ素入りの歯磨き粉を使用し、歯と歯茎の境目や歯の裏側も丁寧に磨きます。

2.フロスや間食の除去:フロスを使用して歯と歯の間の歯垢を取り除きます。また、食事後には口をすすいで食べ物の残りを取り除くことも大切です。

3.定期的な歯科検診:定期的に歯科医院を受診し、歯周状態のチェックやプロフェッショナルなクリーニングを受けましょう。歯科医師は早期の歯周病の兆候を検出し、適切な治療を提案できます。

4.バランスの取れた食事:健康な食事を心がけましょう。野菜、果物、穀物、健康的な脂肪、タンパク質をバランスよく摂取することが重要です。

5.禁煙:喫煙は歯周病のリスクを高める要因の1つです。禁煙を心がけることで、歯周病の予防につながります。

6.ストレスの管理:ストレスは免疫系に影響を与え、歯周病のリスクを高めることがあります。適切なストレス管理方法を見つけて実践しましょう。


これらの予防方法を実践することで、歯周病のリスクを低減できます。定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの習慣化が重要です。また、歯科医師のアドバイスに従い、個別のケースに合わせた予防策を立てることも大切です。

歯周病の予防においる食事の内容を考える際のポイント

1.バランスの取れた食事:栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。野菜、果物、穀物、健康的な脂肪、タンパク質をバランスよく摂取することが重要です。

2.食物繊維の摂取:食物繊維を多く含む食品(野菜、果物、穀物、豆類など)を積極的に摂取しましょう。食物繊維は噛むことによって唾液の分泌を促し、口内の清掃効果を高めます。

3.栄養素の摂取:特にビタミンCやビタミンD、カルシウムなどの栄養素をバランスよく摂取することが重要です。ビタミンCは歯茎の健康をサポートし、ビタミンDとカルシウムは歯と骨の健康を維持するのに役立ちます。

4.砂糖や甘い飲み物の制限:砂糖を多く含むお菓子や飲み物の摂取を控えましょう。砂糖は歯垢の形成を促し、歯周病の原因となる細菌の増殖を助ける可能性があります。

5.適切な水分摂取:十分な水分摂取を心がけましょう。水分は唾液の分泌を促し、口内の清掃効果を高める役割があります。

6.定期的な食事:食事の時間を規則正しくとりましょう。定期的な食事により、口内の酸性環境を抑え、歯の健康を維持することができます。

 

これらのポイントを考慮しながら、バランスの取れた食事を心がけることで、歯周病の予防に役立ちます。また、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの習慣も重要です。歯科医師のアドバイスに従い、個々の状況に合わせた食事計画を立てることもおすすめします。
 

歯周病と全身疾患の関連性について

1.心臓疾患との関連性:

歯周病による慢性的な炎症は、心臓疾患との関連が示されています。歯周病の炎症性物質が血液中に放出されることで、血管内膜に炎症反応が起こり、動脈硬化や冠動脈疾患のリスクが増加する可能性があります。さらに、口腔内の細菌や炎症物質が血液中に侵入し、心臓に感染や炎症を引き起こすこともあります。

2.糖尿病との関連性:

糖尿病患者は歯周病を発症しやすく、逆に歯周病の進行が糖尿病の管理を困難にすることが示されています。歯周病による炎症は、血糖値のコントロールを妨げることがあります。また、糖尿病患者は感染に弱くなる傾向があり、歯周病による感染が全身の炎症反応を引き起こす可能性があります。

3.妊娠合併症との関連性:

妊娠中の女性の歯周病は、早産や低出生体重児のリスクを増加させる可能性があります。歯周病の炎症性物質が子宮内に入り込み、子宮内の炎症や感染を引き起こすことがあります。これにより、胎児の正常な成長が妨げられる可能性があります。

4.呼吸器疾患との関連性:

歯周病によって口腔内の細菌が呼吸器に侵入することで、肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症のリスクが増加することがあります。特に高齢者や免疫が弱い人は、歯周病による口腔内細菌の影響を受けやすくなる可能性があります。
 

これらの関連性は、炎症反応や口腔内の細菌が全身に及ぼす影響によるものです。ただし、歯周病と全身疾患の関連性はまだ完全に解明されていないため、より多くの研究が必要です。しかし、定期的な歯科検診と適切な口腔ケアは、歯周病と関連する全身疾患のリスクを軽減するために重要です。

歯周病・歯周病治療のことなら、名古屋市天白区の歯医者・歯科・歯周病のイナグマ歯科までご相談ください。

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2024年04月29日 22:42

「セラミック治療後のケア完全ガイド:名古屋市天白区の歯学博士が教える美しさと機能の維持法」

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名古屋市天白区にある歯医者 院長 歯学博士 稲熊尚広です。
セラミック治療を受けたあと、セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには、食事や日頃のお手入れに注意が必要です。セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べたり、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。食事の際には特に注意しましょう。

また、日頃のお手入れも、セラミックの状態を保つ上で重要です。
 

目次

1. セラミック治療後の食事に関する注意点

  • 治療後3時間は食事を控える
  • 24時間は硬い食べ物を避ける
  • 硬い食べ物の摂取に注意
  • 刺激の強い食べ物を避ける

2. セラミック治療後の日常的なお手入れ

  • 適切な歯磨きで清潔を保つ
  • 歯周病治療と歯茎のケア
  • 痛みやしみる症状のケア

3. セラミック治療後のトラブルと対策

  • 歯ぎしりや食いしばりの防止方法
  • ナイトガードの使用
  • 神経を除去する必要がある場合

4. セラミックの歯を割れないようにする方法

  • マウスピース(ナイトガード)の使用
  • 硬い食べ物を避ける
  • かみ合わせのチェック

5. セラミック歯が割れる原因とその対策

  • かみ合わせの悪さによるリスク
  • 強い衝撃によるセラミックの割れ
  • 長期間の使用による劣化と対策

6. セラミック歯が欠けてしまった場合の対処法

  • 欠けた部分の保管と早期受診
  • セラミックの定期メンテナンスとケア

 

セラミック治療後の食事に関する注意点

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治療から3時間経過してから食事する

セラミック治療後、3時間ほど経過してから食事したほうがよいとされています。時間は治療内容と麻酔の使用に大きく左右されます。

麻酔は、痛みの度合いや患者様の耐性に応じて使用されるため、効果の持続時間には個人差があり、1時間から5時間程度麻酔が効いている場合があります。こどもの場合は使用量が少ないので約1~2時間程度麻酔が効いています。

虫歯治療で麻酔を使用したあとは、2~3時間待ってから食事したほうがよいでしょう。重要なのは、口内のしびれが完全になくなり、感覚が正常に戻ってから食事することです。

麻酔を使用せずに詰め物や被せ物をした場合は、使用されたセメントが固まるまでの約60分は食事を避けましょう。治療した部分を安定させ、持続性を高めるために重要です。

治療後24時間は硬いものを食べない

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セラミックは、歯科専用のレジンセメントというセラミックに特化した接着剤で装着するのが一般的です。紫外線光によってすぐに固まりますが、あくまでも初期固定の段階で完全には硬化してません。

セメントの種類によっては、完全に固まるまでに最大24時間かかることがあります。そのため、セラミックを装着した直後は、硬い食べ物は避けたほうがよいでしょう。

硬い食べ物を完全に避けることは難しいので、治療後24時間は反対側の歯で食事するように心がけてください。セラミックとご自身の歯が完全に一体化したあとは、いつもどおり食事を楽しめます。

また、セラミックを装着した直後は、歯と歯の間にきつさを感じることがあります。セラミックが適切に適合し、正しい位置にある場合でも起こり得ることです。

通常、数日で慣れて気にならなくなるので、治療部位を触ることは避けてください。

24時間が経過しても極端に硬いものは避ける

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セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べると、セラミック部分が破損するリスクがあります。例えば、アーモンドや氷のような食べ物は、強く噛むことでセラミックにダメージを与える可能性があります。硬いせんべいなども同様に、歯が欠けやすいため注意が必要です。

セラミックは日常的な使用による負荷には耐えられますが、瞬間的に大きな力がかかると欠けることがあります。治療後は極端に硬い食べ物を避け、セラミックに過度な負担をかけないようにしましょう。
 

刺激を与えない

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刺激の強い食べ物や飲み物は避けましょう。具体的には、硬い食べ物や辛い食べ物、熱いもの、冷たいものの摂取を控えることをお勧めいたします。

歯がしみる場合、歯磨きを避けようとするかもしれません。

しかし、口内を清潔に保つことは、細菌の増殖を防ぐうえで非常に重要です。歯磨きは優しく、かつ丁寧に行いましょう。

痛みやしみる症状があっても、適切なオーラルケアを続けることで症状が改善されることがあります。

歯周病治療を受ける

定期検診

セラミック治療後に歯が痛む・しみるなどの症状が現れた場合、歯茎の退縮によって神経が露出している可能性があります

歯周病治療によってセラミック周辺の歯茎の状態が改善されれば、症状も軽減することが可能です。

虫歯治療を受ける

子供むし歯

 

セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れた場合、二次虫歯の可能性があります。特に、噛み合わせに問題がなく、治療からしばらく時間が経過してから症状が現れた場合は、二次虫歯の可能性が高いです。

 

ナイトガードを装着する

スポーツマウスを作りたい

歯ぎしりや食いしばりがある方は、セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れる可能性があります。ナイトガードを装着して、歯にかかる負荷を軽減しましょう。

ナイトガードは、就寝中に使用するマウスピースのことで、歯や顎にかかる力を和らげるクッションの役割を果たします。

歯ぎしりや食いしばりは、セラミック治療を受けた歯だけでなく、歯茎や顎関節にも悪影響を及ぼす可能性があります。放置するとさまざまな問題を引き起こすため、ナイトガードの装着を検討しましょう。

神経を除去する

根の先から膿が出る

痛む・しみる症状が改善されないときは、神経を除去することも検討する必要があります。神経を取り除くと痛みなどの感覚がなくなるので、虫歯の進行に気づきにくくなります。また、神経がなくなった歯は栄養を受け取ることができず、脆くなり欠けやすくなります。歯の寿命を縮める要因となるため、可能であれば神経は残すことが望ましいのですが、耐え難い痛みやしみる症状が続き、ほかの治療で改善されない場合、神経を除去することが最良の選択肢となります。

セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】までご相談ください。

セラミックの歯を割れないようにする方法

セラミックの歯を割れないようにするには、次のような方法があります。

1.歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着する

2.硬い食べ物を頻繁に食べる場合は、セラミックを入れていない側で噛むなど注意する

3.堅焼のおせんべいやアメを噛み砕いたりするのは控える

4.かみ合わせが悪い場合は、定期的に歯科を受診してかみ合わせに問題がないかこまめにチェックを行う

セラミックは硬い素材ですが、衝撃には強くありません。かみ合わせが悪いと、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているため、セラミックの歯が割れてしまう可能性が高くなります。また、セラミックの製造過程での精密加工の不備や欠陥がある場合、歯の強度が低下して割れたり欠けたりすることがあります。
セラミック歯の寿命は長く、10年以上持つのが一般的ですが、ケアの状況や取り扱いが悪かったりすると、比較的早くに寿命を迎えることもあります。セラミック歯が割れたり欠けたりした場合は、早めに歯科医師に相談し、適切な治療を行うことが必要です。

セラミックの歯が割れる原因

セラミックの歯が割れる原因として多いのは、かみ合わせが悪いことです。セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃がかかった際に十分に吸収できず、欠けたり割れたりすることがあります。かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。
セラミックはお茶碗や湯のみと同じで硬度は高いものの、落としたり強い衝撃が外部から与えられると割れてしまうことがあります。 そのため、かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。

セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。 セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
また、セラミックは保険診療の補綴物の素材と比べると、非常に頑丈で劣化しにくいですが、それでも長期間使用し続けると徐々に劣化が進みます。劣化したセラミックに噛み合わせの力が加わることで、割れる、欠ける、といったトラブルが起こります。
セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 
 歯学博士 稲熊尚広 までご相談くださ
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セラミック治療は、名古屋市天白区で美しい笑顔を手に入れるために最適な治療法の一つです。その自然な仕上がり、高い耐久性、生体適合性など、さまざまな利点があります。治療を受ける前に、十分な情報を得て、最適な治療法を選択することが大切です。イナグマ歯科では、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を提供し、納得のいく治療を実現します。

名古屋市天白区のイナグマ歯科にご相談ください。
予約はこちらからどうぞ。

監修:歯学博士 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医 稲熊尚広
セラミック治療について、さらに詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

2024年04月29日 20:20

R6.3.4 (月)PM休診のお知らせ

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R6.3.4(月) PM休診となります。なお、AMは11:00までとなります。
2024年03月03日 07:36

セラミック治療後の食事に関する注意点とは?

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名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では、患者さん一人ひとりに対して精密なレントゲン撮影と検査を行い、セラミック歯科治療に最適な治療計画を立案します。それを踏まえて、患者さん一人一人にそのセラミック歯科治療の立案計画をご説明し、ご理解・ご納得いただいた上で治療を進めています。

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セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには?

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セラミック治療を受けたあと、セラミック歯科治療直後の美しさと機能を長く維持するためには、食事や日頃のお手入れに注意が必要です。セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べたり、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。食事の際には特に注意しましょう。

また、日頃のお手入れも、セラミックの状態を保つ上で重要です。

セラミックは耐久性に優れていますが、瞬間的に強い衝撃が加わると破損するリスクがあります。

 

セラミック治療後の食事に関する注意点

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治療から3時間経過してから食事する

セラミック治療後、3時間ほど経過してから食事したほうがよいとされています。時間は治療内容と麻酔の使用に大きく左右されます。

麻酔は、痛みの度合いや患者様の耐性に応じて使用されるため、効果の持続時間には個人差があり、1時間から5時間程度麻酔が効いている場合があります。こどもの場合は使用量が少ないので約1~2時間程度麻酔が効いています。

虫歯治療で麻酔を使用したあとは、2~3時間待ってから食事したほうがよいでしょう。重要なのは、口内のしびれが完全になくなり、感覚が正常に戻ってから食事することです。

麻酔を使用せずに詰め物や被せ物をした場合は、使用されたセメントが固まるまでの約60分は食事を避けましょう。治療した部分を安定させ、持続性を高めるために重要です。

治療後24時間は硬いものを食べない

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セラミックは、歯科専用のレジンセメントというセラミックに特化した接着剤で装着するのが一般的です。紫外線光によってすぐに固まりますが、あくまでも初期固定の段階で完全には硬化してません。

セメントの種類によっては、完全に固まるまでに最大24時間かかることがあります。そのため、セラミックを装着した直後は、硬い食べ物は避けたほうがよいでしょう。

硬い食べ物を完全に避けることは難しいので、治療後24時間は反対側の歯で食事するように心がけてください。セラミックとご自身の歯が完全に一体化したあとは、いつもどおり食事を楽しめます。

また、セラミックを装着した直後は、歯と歯の間にきつさを感じることがあります。セラミックが適切に適合し、正しい位置にある場合でも起こり得ることです。

通常、数日で慣れて気にならなくなるので、治療部位を触ることは避けてください。

24時間が経過しても極端に硬いものは避ける

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セラミックは非常に強度が高い素材ですが、硬い食べ物を頻繁に食べると、セラミック部分が破損するリスクがあります。例えば、アーモンドや氷のような食べ物は、強く噛むことでセラミックにダメージを与える可能性があります。硬いせんべいなども同様に、歯が欠けやすいため注意が必要です。

セラミックは日常的な使用による負荷には耐えられますが、瞬間的に大きな力がかかると欠けることがあります。治療後は極端に硬い食べ物を避け、セラミックに過度な負担をかけないようにしましょう。

 

刺激を与えない

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刺激の強い食べ物や飲み物は避けましょう。具体的には、硬い食べ物や辛い食べ物、熱いもの、冷たいものの摂取を控えることをお勧めいたします。

歯がしみる場合、歯磨きを避けようとするかもしれません。

しかし、口内を清潔に保つことは、細菌の増殖を防ぐうえで非常に重要です。歯磨きは優しく、かつ丁寧に行いましょう。

痛みやしみる症状があっても、適切なオーラルケアを続けることで症状が改善されることがあります。

歯周病治療を受ける

定期検診

セラミック治療後に歯が痛む・しみるなどの症状が現れた場合、歯茎の退縮によって神経が露出している可能性があります

歯周病治療によってセラミック周辺の歯茎の状態が改善されれば、症状も軽減することが可能です。

虫歯治療を受ける

子供むし歯

 

セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れた場合、二次虫歯の可能性があります。特に、噛み合わせに問題がなく、治療からしばらく時間が経過してから症状が現れた場合は、二次虫歯の可能性が高いです。

 

ナイトガードを装着する

スポーツマウスを作りたい

歯ぎしりや食いしばりがある方は、セラミック治療後に痛みやしみる症状が現れる可能性があります。ナイトガードを装着して、歯にかかる負荷を軽減しましょう。

ナイトガードは、就寝中に使用するマウスピースのことで、歯や顎にかかる力を和らげるクッションの役割を果たします。

歯ぎしりや食いしばりは、セラミック治療を受けた歯だけでなく、歯茎や顎関節にも悪影響を及ぼす可能性があります。放置するとさまざまな問題を引き起こすため、ナイトガードの装着を検討しましょう。

神経を除去する

根の先から膿が出る

痛む・しみる症状が改善されないときは、神経を除去することも検討する必要があります。神経を取り除くと痛みなどの感覚がなくなるので、虫歯の進行に気づきにくくなります。また、神経がなくなった歯は栄養を受け取ることができず、脆くなり欠けやすくなります。歯の寿命を縮める要因となるため、可能であれば神経は残すことが望ましいのですが、耐え難い痛みやしみる症状が続き、ほかの治療で改善されない場合、神経を除去することが最良の選択肢となります。

セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】までご相談ください。

セラミックの歯を割れないようにする方法

セラミックの歯を割れないようにするには、次のような方法があります。

1.歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着する

2.硬い食べ物を頻繁に食べる場合は、セラミックを入れていない側で噛むなど注意する

3.堅焼のおせんべいやアメを噛み砕いたりするのは控える

4.かみ合わせが悪い場合は、定期的に歯科を受診してかみ合わせに問題がないかこまめにチェックを行う

セラミックは硬い素材ですが、衝撃には強くありません。かみ合わせが悪いと、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているため、セラミックの歯が割れてしまう可能性が高くなります。また、セラミックの製造過程での精密加工の不備や欠陥がある場合、歯の強度が低下して割れたり欠けたりすることがあります。
セラミック歯の寿命は長く、10年以上持つのが一般的ですが、ケアの状況や取り扱いが悪かったりすると、比較的早くに寿命を迎えることもあります。セラミック歯が割れたり欠けたりした場合は、早めに歯科医師に相談し、適切な治療を行うことが必要です。

セラミックの歯が割れる原因

セラミックの歯が割れる原因として多いのは、かみ合わせが悪いことです。セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃がかかった際に十分に吸収できず、欠けたり割れたりすることがあります。かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。
。セラミックはお茶碗や湯のみと同じで硬度は高いものの、落としたり強い衝撃が外部から与えられると割れてしまうことがあります。 そのため、かみ合わせが悪く、常に歯に誤った方向から力が加わり続けているとセラミックの歯が割れてしまうでしょう。

セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。 セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
また、セラミックは保険診療の補綴物の素材と比べると、非常に頑丈で劣化しにくいですが、それでも長期間使用し続けると徐々に劣化が進みます。劣化したセラミックに噛み合わせの力が加わることで、割れる、欠ける、といったトラブルが起こります。
セラミックの歯が欠けてしまったら、欠けた部分を保管して早めに歯科医院を受診してください。セラミックを長持ちさせるために、日頃のケアも怠らず、定期的にメンテナンスしましょう。
セラミック歯科治療をお考えの方は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯科】院長 
 歯学博士 稲熊尚広 までご相談くださ
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2024年02月01日 21:08
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院長 稲熊 尚広( 歯学博士)
所在地 〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114 番地
電話番号 052-806-1181
診療時間 月曜日~金曜日 9:00 ~ 12:00 15:15 ~ 18:15
土曜日 9:00 ~ 12:00
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