親知らずが痛い、歯ぐきが腫れている、横向きに生えていると言われた、抜歯が怖いなど、親知らずについて不安や疑問をお持ちではありませんか?
親知らずは、必ずしもすべて抜かなければならないわけではありません。しかし、生え方や周囲の歯・歯ぐきの状態によっては、むし歯や炎症、隣の歯への悪影響などを防ぐために抜歯が検討されます。
また、親知らずの抜歯では、歯の位置や根の形、神経との距離などによって、処置の難しさや術後の症状が異なります。
このページでは、名古屋市天白区で親知らずの抜歯を検討している方に向けて、抜歯が必要になるケース、痛みや腫れ、費用、治療時間、抜歯後の過ごし方など、よくある20の質問に詳しくお答えします。
監修者
稲熊 尚広
岡山大学 歯学博士
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
親知らずの状態や抜歯に伴うリスクを理解し、ご自身に合った治療を検討するための情報をご紹介します。
所在地
〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114番地
親知らずの抜歯に関するよくある質問一覧
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Q1. 親知らずは必ず抜かなければいけませんか?
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Q2. 親知らずを抜いたほうがよいのはどんな場合ですか?
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Q3. 親知らずを抜かなくてもよい場合はありますか?
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Q4. 親知らずは何歳くらいで抜くのがよいですか?
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Q5. 親知らずの抜歯は痛いですか?
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Q6. 親知らずを抜くとどのくらい腫れますか?
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Q7. 横向きや埋まっている親知らずも抜歯できますか?
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Q8. 親知らずの抜歯にはどのくらい時間がかかりますか?
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Q9. 親知らずの抜歯費用はいくらですか?
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Q10. 親知らずの抜歯は保険適用になりますか?
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Q11. 親知らずは4本まとめて抜歯できますか?
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Q12. 親知らずを抜く前にレントゲンやCT検査は必要ですか?
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Q13. 親知らずを抜くと小顔になりますか?
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Q14. 親知らずを抜いた後、食事はいつからできますか?
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Q15. 親知らずの抜歯後、仕事や学校は休む必要がありますか?
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Q16. 親知らずの抜歯後、歯磨きやうがいはどうすればよいですか?
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Q17. 親知らずの抜歯後、お酒や運動、入浴はいつから可能ですか?
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Q18. 親知らずの抜歯後、血が止まらないときはどうすればよいですか?
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Q19. 親知らずの抜歯後、ドライソケットとは何ですか?
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Q20. 親知らずの抜歯後、どんな症状があれば受診すべきですか?
親知らずの抜歯が必要かどうかについて
Q1. 親知らずは必ず抜かなければいけませんか?
いいえ、親知らずは必ずしも抜かなければならない歯ではありません。
親知らずは、前から数えて8番目に位置する、一番奥の歯です。一般的には10代後半から20代にかけて生えてくることが多いですが、生えてくる時期や本数には個人差があります。
親知らずがまっすぐ生えていて、上下の歯が適切に噛み合い、歯磨きも十分にできている場合は、抜歯せずに経過を観察できることがあります。
一方、次のような場合には抜歯が検討されます。
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親知らずがむし歯になっている
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親知らずの周囲の歯ぐきが繰り返し腫れる
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横向きに生えていて、手前の歯に悪影響を及ぼしている
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歯磨きが難しく、汚れがたまりやすい
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歯ぐきの炎症や痛みを繰り返している
大切なのは、親知らずがあるという理由だけで判断するのではなく、生え方や周囲の組織への影響を確認することです。
歯科医院で診察や必要な画像検査を受け、抜歯するメリットとリスクを比較しながら判断しましょう。
Q2. 親知らずを抜いたほうがよいのはどんな場合ですか?
親知らずが原因で痛みや炎症が生じている場合や、周囲の歯に悪影響を及ぼしている場合には、抜歯が検討されます。
代表的なケースは次のとおりです。
1. 親知らずの周囲が腫れている
親知らずが一部だけ生えていると、歯と歯ぐきの隙間に細菌や食べかすがたまり、智歯周囲炎と呼ばれる炎症を起こすことがあります。痛みや腫れを繰り返す場合は、抜歯が検討されます。
2. 親知らずや手前の歯がむし歯になっている
一番奥にある親知らずは歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすい歯です。親知らずだけでなく、手前の歯までむし歯になることがあります。
3. 横向きに生えている
横向きの親知らずが手前の歯を押すような状態では、手前の歯のむし歯や歯周組織への悪影響が問題になることがあります。
4. 嚢胞などの病変が疑われる
親知らずの周囲に嚢胞などの病変が見つかった場合には、状態に応じて治療が必要になります。
ただし、これらに該当する場合でも、すべてのケースで直ちに抜歯するわけではありません。炎症の程度や全身状態、歯の位置などを確認して治療方針を決定します。
Q3. 親知らずを抜かなくてもよい場合はありますか?
はい、親知らずを抜かずに残せる場合もあります。
例えば、親知らずがまっすぐ生えており、上下の歯で適切に噛めていて、むし歯や歯周病などの問題がなく、十分に清掃できている場合です。
また、骨の中に完全に埋まっていて、周囲の歯や組織に悪影響を及ぼしていない親知らずは、抜歯によるリスクも考慮しながら経過観察することがあります。
ただし、症状がないからといって、必ずしも問題がないとは限りません。親知らずの位置によっては、手前の歯の根や周囲の骨に変化が生じていても、自覚症状が乏しいことがあります。
抜歯をしない場合も、定期的に歯科医院で状態を確認し、必要に応じて画像検査などを受けることが大切です。
Q4. 親知らずは何歳くらいで抜くのがよいですか?
親知らずの抜歯に適した年齢は、歯の生え方や根の完成度、周囲の神経との位置関係などによって異なります。
親知らずは10代後半から20代にかけて生えてくることが多く、この時期に抜歯の必要性を確認することがあります。
一般的に、年齢が若い方では、歯の根が完成する前後の段階で抜歯を検討することもあります。ただし、若ければ必ず抜歯したほうがよいというわけではありません。
年齢を重ねると、歯の根の形や骨との関係、全身の健康状態などによって処置が複雑になる場合もありますが、成人後や高齢になってからでも、必要に応じて抜歯を行うことは可能です。
抜歯のタイミングは年齢だけで決めるのではなく、親知らずの状態と将来的なリスクを踏まえて判断することが大切です。
親知らずの抜歯の痛み・腫れ・治療時間について
Q5. 親知らずの抜歯は痛いですか?
親知らずの抜歯では、通常、局所麻酔を使用して処置中の痛みを抑えます。
麻酔が十分に効いていれば、処置中は押される感じや引っ張られる感じがあっても、強い痛みは抑えられることが一般的です。ただし、炎症が強い場合などは麻酔が効きにくいことがあります。
抜歯後は、麻酔が切れてから痛みが出ることがあります。痛みの程度や続く期間は、歯の位置、処置の難しさ、炎症の程度などによって異なります。
痛みを軽減するためには、次の点が大切です。
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処方された痛み止めを指示どおりに使用する
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抜歯当日は激しい運動などを避ける
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傷口を舌や指で触らない
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強いうがいを繰り返さない
抜歯への不安が強い方は、事前に歯科医師へ相談しましょう。痛みや不安を軽減するために選択できる方法があるか、全身状態なども含めて確認できます。
Q6. 親知らずを抜くとどのくらい腫れますか?
親知らずの抜歯後の腫れは、歯の位置や処置の難しさによって異なります。
まっすぐ生えている親知らずでは腫れが比較的少ないことがありますが、歯ぐきを切開したり、骨を削ったりする必要がある埋伏歯では、頬やあごの周囲が腫れることがあります。
一般的には、抜歯後1〜3日ごろに腫れが強くなり、その後、数日から1週間程度かけて徐々に落ち着いていくことがあります。難しい抜歯では、さらに時間がかかる場合もあります。
腫れを抑えるためには、処置後の指示を守り、十分な休息を取ることが大切です。患部を強く押したり、自己判断で温めたりすることは避けましょう。
なお、腫れが急速に悪化する、発熱が続く、飲み込みにくい、息苦しいといった症状がある場合は、通常の経過と考えず、速やかに医療機関へ相談してください。
Q7. 横向きや埋まっている親知らずも抜歯できますか?
はい、横向きに生えている親知らずや、歯ぐき・骨の中に埋まっている親知らずも、状態に応じて抜歯を検討できます。
このような親知らずは「埋伏歯」と呼ばれます。歯の一部だけが見えている場合もあれば、歯ぐきの中に完全に埋まっている場合もあります。
横向きや埋伏した親知らずの抜歯では、歯ぐきを切開したり、必要に応じて歯を分割したり、周囲の骨を削ったりすることがあります。
また、下あごの親知らずでは、下歯槽神経と呼ばれる神経との位置関係が重要です。神経に近い場合には、抜歯後に下唇やあごの皮膚の感覚に影響が生じるリスクがあります。
すべての埋伏歯を同じ方法で抜歯できるわけではないため、診察や画像検査によって難易度を評価し、必要に応じて口腔外科などの専門医療機関への紹介を検討します。
Q8. 親知らずの抜歯にはどのくらい時間がかかりますか?
親知らずの抜歯にかかる時間は、生え方や根の形、周囲の組織との位置関係によって異なります。
まっすぐ生えていて、歯をつかみやすい場合は比較的短時間で終わることがあります。一方、横向きや骨の中に埋まっている親知らずでは、切開や歯の分割などが必要になり、時間が長くなることがあります。
また、実際の抜歯時間だけでなく、麻酔、検査、止血、術後の説明なども含めて予定を考える必要があります。
初診時には、歯の状態を確認したうえで、処置の難易度や必要な時間の目安を説明してもらうと安心です。
Q9. 親知らずの抜歯費用はいくらですか?
親知らずの抜歯費用は、保険適用の有無、歯の生え方、処置の難易度、必要な検査などによって異なります。
保険診療の場合、一般的な抜歯と、骨の中に埋まっている親知らずの抜歯では、処置にかかる費用が異なることがあります。
また、初診料や再診料、レントゲン検査、CT検査、薬剤費などが別途必要になる場合があります。
費用を確認する際には、次の点を歯科医院に相談するとよいでしょう。
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抜歯そのものにかかる費用
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レントゲンやCT検査の費用
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抜歯後の薬剤費
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術後の消毒や経過観察にかかる費用
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紹介先の医療機関で処置を受ける場合の費用
具体的な金額は、親知らずの状態と診療内容を確認したうえで案内を受けましょう。
Q10. 親知らずの抜歯は保険適用になりますか?
親知らずの抜歯は、一般的に、治療上必要と判断される場合には健康保険が適用されます。
例えば、親知らずのむし歯や炎症への対応、周囲の歯への悪影響などを理由に抜歯する場合は、保険診療の対象となることがあります。
ただし、実際の保険適用や費用は、処置内容や診療上の条件によって異なります。
また、親知らずの位置や神経との関係によっては、より詳しい検査や専門的な医療機関での処置が必要になる場合があります。
診察時に、保険適用の範囲や費用の見通しについて確認しておくと安心です。
親知らずの抜歯方法・検査について
Q11. 親知らずは4本まとめて抜歯できますか?
親知らずを4本まとめて抜歯できるかどうかは、歯の生え方や抜歯の難易度、全身の健康状態、術後の生活への影響などを考慮して判断します。
複数の親知らずを同じ日に抜歯することが可能な場合もありますが、すべての方に適しているわけではありません。
4本を同時に抜歯すると、術後に複数の部位が痛んだり腫れたりする可能性があります。また、食事がしにくくなることも考えられます。
一方、複数回に分けて抜歯すれば、片側で食事をしやすいなどの利点がある場合もあります。
抜歯方法を決める際は、処置の難易度だけでなく、仕事や学校の予定、通院の負担なども含めて相談しましょう。
Q12. 親知らずを抜く前にレントゲンやCT検査は必要ですか?
親知らずを安全に抜歯するためには、歯の位置や根の形、周囲の骨、神経との位置関係などを確認することが重要です。
そのため、診察に加えて、必要に応じてレントゲン検査を行います。
レントゲン検査では、親知らずの向きや根の形、手前の歯との関係などを確認します。さらに詳しい立体的な情報が必要な場合には、歯科用CT検査を検討することがあります。
特に下あごの親知らずが神経に近いと疑われる場合や、通常のレントゲンだけでは位置関係の判断が難しい場合には、CT検査が役立つことがあります。
ただし、すべての親知らずの抜歯でCT検査が必要なわけではありません。診察やレントゲンの結果を踏まえ、必要性を判断します。
Q13. 親知らずを抜くと小顔になりますか?
親知らずを抜歯しても、一般的には顔の骨格そのものが大きく変わるわけではありません。
抜歯後に頬の腫れが引いたことで、顔の輪郭が変わったように感じる場合はあります。しかし、これは主に術後の腫れが落ち着くことによる変化であり、必ず小顔になるというものではありません。
親知らずの抜歯は、むし歯や炎症への対応、周囲の歯への悪影響を防ぐことなど、医学的な必要性を踏まえて判断することが大切です。
見た目の変化だけを目的に抜歯を検討している場合は、抜歯によるメリットとリスクについて、歯科医師に相談しましょう。
親知らずの抜歯後の食事・生活について
Q14. 親知らずの抜歯後、食事はいつからできますか?
親知らずの抜歯後は、麻酔が十分に切れてから、無理のない範囲で食事を再開することが一般的です。
麻酔が効いている間は、唇や頬、舌を誤って噛んだり、熱い食べ物でやけどをしたりするおそれがあるため、注意が必要です。
抜歯当日は、次のような食べ物が比較的食べやすいでしょう。
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おかゆややわらかいご飯
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冷まし たスープ
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ヨーグルトやプリン
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やわらかく調理した豆腐や卵料理
食事の際は、抜歯した部分を避け、反対側でゆっくり噛むようにしましょう。
硬い食べ物、香辛料の強い食べ物、熱すぎる食べ物などは、傷口への刺激になる場合があるため、痛みや腫れが落ち着くまでは控えるのが無難です。
食事を再開する時期や内容は、抜歯の難易度や傷の状態によって異なるため、担当医の指示に従ってください。
Q15. 親知らずの抜歯後、仕事や学校は休む必要がありますか?
仕事や学校を休む必要があるかどうかは、抜歯の難易度や術後の症状、仕事内容などによって異なります。
比較的簡単な抜歯であれば、翌日から通常の生活に戻れる場合もあります。一方、横向きや埋伏した親知らずの抜歯では、腫れや痛みが数日続くことがあります。
特に、力仕事や激しい運動を伴う仕事、長時間の会話が必要な仕事などでは、術後の状態を考慮して予定を調整するとよいでしょう。
大切な会議や試験、旅行などがある場合は、抜歯後の回復期間を考慮し、余裕をもった日程で治療を計画することをおすすめします。
仕事や学校への復帰時期について不安がある場合は、抜歯前に歯科医師へ相談してください。
Q16. 親知らずの抜歯後、歯磨きやうがいはどうすればよいですか?
抜歯後は、お口の中を清潔に保つことが大切ですが、傷口を強く刺激しないように注意する必要があります。
歯磨きは、抜歯した部分を避けながら、ほかの歯を丁寧に磨きましょう。傷口に歯ブラシを強く当てたり、傷を指や舌で触ったりすることは避けてください。
また、抜歯直後に強くうがいをすると、傷口にできた血のかたまりが取れてしまい、出血が続いたり、ドライソケットの原因になったりすることがあります。
そのため、抜歯当日は強いうがいを繰り返さず、必要以上に口をすすがないようにしましょう。
翌日以降の歯磨きやうがいの方法については、傷の状態や処置内容に応じた指示を守ってください。
Q17. 親知らずの抜歯後、お酒や運動、入浴はいつから可能ですか?
親知らずの抜歯当日は、出血や腫れが悪化するのを防ぐため、飲酒、激しい運動、長時間の入浴など、血行が大きく促進される行動は避けることが一般的です。
それぞれの注意点は次のとおりです。
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飲酒: 出血や腫れ、痛みが強くなる可能性があるため、控えましょう。処方薬との相互作用にも注意が必要です。
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運動: ランニングや筋力トレーニングなど、激しい運動は避け、術後の状態に応じて段階的に再開しましょう。
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入浴: 抜歯当日は長風呂や熱い湯を避け、短時間のシャワーなどにとどめることが一般的です。
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喫煙: 傷の治りを妨げる可能性があるため、できるだけ避けましょう。
再開できる時期は、抜歯の難易度や術後の経過によって異なります。担当医から個別の指示があった場合は、その指示を優先してください。
親知らずの抜歯後のトラブル・注意点について
Q18. 親知らずの抜歯後、血が止まらないときはどうすればよいですか?
親知らずの抜歯後は、傷口から少量の血がにじむことがあります。唾液に血が混ざることで、実際の出血量より多く見える場合もあります。
出血が続く場合は、清潔なガーゼを傷口に当て、歯科医院から指示された方法でしっかり噛んで圧迫止血を行いましょう。頻繁にガーゼを外して確認したり、強いうがいを繰り返したりすると、血が止まりにくくなることがあります。
ただし、口の中に血がたまるほど出血する場合や、しっかり圧迫しても出血が続く場合は、処置を受けた歯科医院へ速やかに連絡してください。
血液をサラサラにする薬などを服用している方は、出血のリスクが異なる場合があります。自己判断で薬を中止せず、抜歯前に必ず歯科医師へ伝えてください。
Q19. 親知らずの抜歯後、ドライソケットとは何ですか?
ドライソケットとは、抜歯した部分を保護する血のかたまりが失われるなどして、傷口の治癒が妨げられ、骨が露出した状態になることです。
通常、抜歯した部分には血のかたまりができ、傷口を保護しながら治癒が進みます。しかし、血のかたまりが取れたり、十分に形成されなかったりすると、強い痛みが生じることがあります。
ドライソケットでは、次のような症状がみられることがあります。
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抜歯直後よりも数日後に痛みが強くなる
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痛みが耳やこめかみなどに広がる
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痛み止めを使用しても十分に改善しない
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傷口がなかなか治らない
予防のためには、抜歯当日に強いうがいを繰り返さないこと、傷口を触らないこと、喫煙を避けることなどが大切です。
強い痛みが続く場合は、我慢せず歯科医院を受診しましょう。傷口の洗浄や処置など、症状に応じた対応が必要になることがあります。
Q20. 親知らずの抜歯後、どんな症状があれば受診すべきですか?
親知らずの抜歯後には、ある程度の痛みや腫れが生じることがあります。しかし、症状が急激に悪化した場合や、通常の回復経過から外れている場合には注意が必要です。
次のような症状がある場合は、抜歯を受けた歯科医院へ早めに相談してください。
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痛みが日ごとに強くなっている
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腫れが急速に悪化している
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発熱が続いている
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膿が出る、嫌な味やにおいが強くなっている
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口が開きにくい状態が悪化している
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下唇やあご、舌などのしびれが続いている
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出血が止まらない
特に、息苦しさ、飲み込みにくさ、首や口の底の急激な腫れなどがある場合は、重い感染症などの可能性もあるため、直ちに救急医療機関へ相談してください。
抜歯後の症状には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、歯科医師の診察を受けることが大切です。
名古屋市天白区で親知らずの抜歯を検討している方へ
親知らずは、生え方や周囲の歯・神経との位置関係によって、抜歯の必要性や処置の難易度が異なります。
痛みがある場合はもちろん、症状がなくても、親知らずの位置によっては定期的な確認が必要になることがあります。
「親知らずが横向きに生えていると言われた」「抜歯が怖い」「抜いた後の腫れが心配」「費用や治療期間を知りたい」など、不安や疑問がある方は、まずお口の状態を確認することが大切です。
当院では、患者さんのお悩みやご希望を伺い、親知らずの状態に応じた治療方法を検討することが重要だと考えています。抜歯が必要かどうか、どのようなリスクがあるか、専門的な医療機関での処置が適切かなど、診察を通じて判断します。
監修者情報・所在地
稲熊 尚広
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岡山大学 歯学博士
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厚生労働省認定 歯科医師臨床研修医指導医
所在地
〒468-0056
愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114番地